妄言読書日記
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2006年08月03日(木) 『月館の殺人 下』(漫)

【漫画:佐々木倫子 原作:綾辻行人 小学館IKKIコミックス】

ようやく出ました下巻です。
こんな真夏に真冬ですが。

ネタバレしますよ。

到着早々、出てくる出てくる、死体の数々。
おお、綾辻!という感じです。
佐々木倫子にこんなの描かせちゃいますか!と。
皆殺しの勢いで転がっている死体に、これは綾辻色の方に軍配が上がるのかしら…?と危ぶみながら読んでましたが、テツのみなさんのとぼけ具合の絶妙さはやっぱり佐々木倫子色です。
二手に分かれるときの「犯人の組とそうでない組にわかれましょう」とか。
思わず笑う。
本当は推理小説で一番、殺伐とした部分のはずの、この中に犯人が!というシーンでも、なんかもうおかしい。

推理物としても、綾辻ミステリなので理路整然という感じで、すっきり。
ただ、最後、日置を殺したのは空海というのが…もやっとしないこともないが、そこで「いや実は殺していないんだよ」という展開をしないのも、綾辻らしいか。

なかなかに楽しく読みました。
佐々木先生の次なる作品、楽しみにしてます。

ところで、綾辻のあとがきは、なぜ黒い紙に黒い字なんですか・・・。
光に反射させないと読めないよー。



蒼子 |MAILHomePage

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