妄言読書日記
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2006年03月17日(金) 『銀河英雄伝説外伝 ユリアンのイゼルローン日記上下』(小)

【田中芳樹 徳間デュアル文庫】

これ以降の外伝は未読であります。
なぜ未読かといえば、もったいない!という、もったいないお化けも避けて通るような理由もあるにはあるのですが、本編読んだ後にはなんだか外伝を読む気力が沸いて来なかったんですねぇ・・・。
あと、徳間が、徳間が外伝をちゃんと文庫化しないから悪い!!

そんなわけで、銀英伝(私的)10周年記念として、本編を読み返す傍ら、外伝も読み始めた今日この頃です。

本作はとても、外伝らしい外伝で、ユリアンがイゼルローンに越してきてからの日記という体裁になっています。
ユリアンの世界はヤン提督を中心に回っている、という話しであります。
ユリアンのみならず、イゼルローンの面々は多少の差はあれ、そうなのですが。

ユリアンとヤンのほんわかエピソードがてんこ盛りなのですが、平和で幸せそうであればあるほど、どうにもきゅうと胸締め付けられる思いになるのは、本編を知っているからなんでしょうねぇ。
はぁー。

嘆いていても仕方がないのでもう少し内容の感想を述べますか。
ユリアンとヤンはともかくとして、ユリアンとフレデリカの交流とか、キャゼルヌ家との付き合いとかもとても、温かくて可愛くて好きです。
ユリアンとヤンを引き合わせたキャゼルヌ先輩はつくづく慧眼だよなぁと思う。

あとはね、やっぱり捕虜交換の時の、キルヒアイスとヤンですか。
なんだかよくわからないのですが、このツーショットはたまらないものがあるんですよねぇ。どういう種類のたまらないなんだか自分でもいまいち把握できていないんですが。
これで、ラインハルトとヤンだったら、それはそれで印象的なんでしょうけれど、キルヒアイスとヤンというのがなんだかとても、心憎い演出だと思うんですが。
それにしても、何時の間にやらハルトさまとキルヒアイスの年齢を超えていたことに愕然するとともに、いかにこの二人が異常に若いかと言うことを実感しますよ。
あーあ、これを読んでいた当時は、若いと言うこと自体がぴんときてなかったのになぁ。あーあ。
30歳を頑なに拒む提督の気持ちがわかる気がする。
まだまだですけどね、まだまだ!

4月4日がヤンの誕生日ということがわかりました。
提督は4月生まれだなぁという感じがするものな。
いや、私が4月生まれだからというわけではないのですが、なんとなく。
私の友人の半数近くが4月生まれと言っても過言ではないくらいに、4月生まれに囲まれているせいなのでしょうが、ヤンのマイペースでひねくれ者で、なんとなく人から浮いてる感じが4月なんですよねぇ。

他にもいろいろあるけど、えーと、「ユリアン、ユリアン」という二度呼びは反則だと思います、提督!
可愛いんだーばかーっ

胸がいっぱいになってきたのでこの辺で終わります。
言わずもがなですが、ヤン大贔屓です。



蒼子 |MAILHomePage

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