妄言読書日記
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2005年04月28日(木) 『コンスタンティン』(映)

【監督:フランシス・ローレンス アメリカ】

久しぶりに映画館に行ったなーという気がします。
映画を見る前の用事が長引いて、少々遅れて入場。
入るとすでに始まっていて、女の子が天上に張り付いているシーンだったんですが、その前に何か重要なシーンとかあったんですかね?
コンスタンティン君(なんとなく君付けだ)が、自殺したところとか。助手君との出会いとか。
一回目の自殺の方法がわからずじまいだったのですが、私が観てない所で出てたのかなーと気になります。
教えてプリーズ!
最初、『エクソシスト』かと思ったよ。意図的なんだろうけど。
コンスタンティンの悪魔祓いじゃ、祓えるような気がしなかった。
冒頭のではなく、バルサザールのところ。私が悪魔だったら、絶対に鼻で笑ってるよ。

とりあえず、看板に偽りありまくりの映画だったような・・・。
アクションは無い。断言する。
物足りないとかではなく、無い。
どこかのキャッチフレーズに「エージェント」とかいう言葉があった気がしますが、マトリクスファンを呼びこむための詭弁ですので、だまされないように。
キアヌはエージェントではないです。さらにいえば、ヒーローですらない
あいつ、ヒロインだったぜ?私はそう宣伝してくれた方が、観にいくがなぁ。

ヒロインというのは冗談ですが、悪魔倒したかなぁ??
まあ、でもそういうアクション的な部分は全くどうでもいい映画でした。
メリケンサックで悪魔殴るレベルです。ある意味、昨今の映画では斬新な武器だったかも。
懐から何出すんだろうなーと思ったら、それですからね。申し訳程度に十字マーク入ってましたけど、そういう問題!?それでいいの?

なかなか本題に行き着けない。ツッコミどころは満載です。
あ、面白かったですよ。ところどころ、笑いツボに入りました(そういう意味か?)
聖書がどうの悪魔がどうのと言ってる割に、あっさりさっぱりとしたわかりやすいシナリオ。どこにもひねりもなく、オチもとくになく、どんでん返しも無く。安心して、キアヌを鑑賞し楽しむ映画と言えます。

そう、この映画の真髄はラスト一時間、もしくは30分(時計見てないから正確にはわからないが)にあり。
コンスタンティン君、愛されまくりじゃないかよー。ルシファーが自ら、お迎え来るんだぜー。そのままいってこいよ。大人の遊びして来いよー。
ルシファーが白スーツで決めてくるなんて、誰が想像し得ただろう。ナイスオヤジキャラ。
だけど、私はガブリエルたんが好きでしたー。初登場はCLAMPキャラか?という出で立ちだったけど。『Wish』ね。
まー、正直、キアヌに絡むキャラはみんな美味しかったです。
ヒロインも好きでしたよ。なんで、お守り置いて行っちゃうのかなーと思ったけど。
がしがし戦って欲しかったけど。キアヌより戦力になりそうな雰囲気あったのにな。

ラストのガブリエルに足蹴→ルシファーにあれこれ、という流れしか覚えていない自分がいます。
ルシファーがコンスタンティンの身体に手突っ込んで何を取り出したのか、しばらくわからなかった間抜けです・・・。癌細胞ですか。まさか、肺じゃないでしょ。

アル中神父はもう少し粘って、コンスタンティンと絡んで欲しかったなー。本当になんで呼ばないの!

続編希望
ルシファー!ルシファー!ミッドナイト!!
天国側のキャラももう少し欲しいところ。
もちろん、次もキアヌでよろしく。タバコをやめちゃったけど。

全く一般受けしない、オタク映画だと思いますが、私は楽しかったです。
エンドロールの後も観ましょう。



蒼子 |MAILHomePage

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