妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
目次|前のページ|次のページ
| 2005年01月22日(土) |
『ネバーランド』(映) |
【監督:マーク・フォスター イギリス・アメリカ】
泣いた。涙腺、壊れたかというほど泣いた。 泣いた泣かないは、直接作品の良し悪しには結びつきませんけれど、いい映画だったと思います。地味ですが。 私は、『ピーターパン』やバリについては全く詳しくなく、むしろ『ピーターバン』というのは子どものころに絵本で読んだ時に、全くよくわからない、不条理な話だと思って以来、あまり良い印象がありません。 読んでみないとなぁ。
パンフレットで、バリと子どもたちのその後を知ると、映画のエンディングほどに幸福なものではなかったようです。 それを知っていたら、また、これほど素直に感動しなかったかもしれません。 もっとスキャンダラスなストーリーにすることもできたでしょうけれど、そうせずよくもこれだけ、抑えて美しい物語に仕上げたものです。 また、監督が意外にも若くて驚きです。 今回ばかりは、バリのこと時代背景など何も詳しく知らなくて良かったなと思います。
ジョニーはよかったです。好きなのでいつでも、いいと言っている様な気がしますが。 入場の時に、なぜかジョニーの生写真もらいました。嬉しいです。男の人ももらうんでしょうか。それも気になります。
子ども達も可愛かった。 犬も可愛かった。
ちょっとだけ出ていた、バリの友人がコナン・ドイルだと知って、妙に嬉しかったです。 そうかぁ。この時代か。
|