妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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2004年06月19日(土) 『童話ガイコ』『天気晴朗なれど波高し。 1・2』(小)

【大海赫 ブッキング】

今回は復刊ではなく新刊。
まぎれもなく子ども向けじゃなくなりましたな。
今までも子ども向けにしては怖すぎましたけど、今回は怖いというよりテーマがね・・・わからないよ。子どもには
付録のミリ・タンポリ!もどう読んでいいのやら。怖いよ。

なんとも読み心地の悪い一冊でした。

++++++++++
【須賀しのぶ 集英社コバルト文庫】

海の男万歳!
いやぁ、楽しかったです。
久しぶりに小説読んで、腹抱えて笑いました。
トルハーンとギアスの踊り。最高です。挿絵が。
やっぱりギアスはいいです。最高です。
でも挿絵見るまでここまで背が低いと思いませんでした。
頭二つ分小さいよ。
そりゃあ高い高いされますね。
若かりしトルハーンはなんかアホっぽくて可愛かったです。
この二人がこの後、敵味方に分かれてしまうとはね・・・
しかもギアス、死にそうなんですが。
やっぱり提督という地位は不吉(私のイメージ)
二人で同じ船に乗って戦って欲しいです。本編で。
いっそ海賊になっちゃえよ、ギアス。

本編ではどうなってしまうんでしょうね。
ギアスも死にそうですが、トルハーンも死にそうです。
やだなぁ、死ぬのみたくないな。
とくに二人で戦って死ぬところ。

トルハーン視点での番外編も読んでみたいです。
ギアスの印象がどうなってるのか。
この二人の話をもっと読みたいところですが、無理でしょうねぇ。残念。
本編よりすきなんですけど

陸海空軍を制覇したコバルト作家は今までもそしてこれからも、須賀しのぶ以外現れないでしょうなぁ。
国家間の陰謀政争より、純粋に軍隊ものを書いて欲しいです。



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