妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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| 2004年04月11日(日) |
『DETHNOTE1』『冷たい密室と博士たち』『スロップマンションにお帰り』(漫) |
【漫画:小畑健 原作:大場つぐみ 集英社ジャンプコミックス】
小畑先生の新連載は、なんだかまた主人公に変なの付いて(憑いて?)ます。 名前も、ヒカルの次はライト。 原作者違うから、別に関係ないんでしょうけれど。
これは久々に続きの気になる漫画です。 殺したい相手の名前を書いたら相手が殺せるノート、って聞いてありきたりだなぁと思ってたんですが、全然違いますね。 だいたい身近の憎い相手を殺して終わるんですけれど、さすがジャンプ。大規模。 犯罪者を消していくというから、そのうちライトは悪の定義に葛藤するような展開になるのかな、と思えば、Lという“敵”が現れて対決の様相を呈してくる。
これからライトとLのどちらの正義に肩入れしたものか、悩む所です。 リュークがだんだん、可愛いような気がしてきました。4コマのおかげでしょうか。 2冊目のノートがどういう使われ方をするのかとても楽しみ。
+++++++++ 【漫画:浅田寅ヲ 原作:森博嗣 BIRZコミックス】
漫画化第二弾。 こうして漫画になると、随分あっさりシンプルな話だったんだなぁと思います。 漫画だけ読んだ人はあっさり過ぎに感じるんじゃないでしょうか。 ブラック犀川のこともいまいち分らないと思いますし。 まあ、犀川先生の内面は原作読んでてもようわかりませんが。 ところで、犀川先生は素肌にVネックですか。そして、襟ぐり開きすぎじゃないですか。 私はそこが気になってやみません。 で、浅田さんは、喜多×犀川派のような気がしてならないんですけど。Fの時から思ってました。 喜多先生の睫毛がバシバシ過ぎるのが怖いです・・・
++++++++++ 【高尾滋 白泉社花とゆめコミックス】
切ない系の短編集。 いまや絶滅に瀕している正しい少女漫画作家。そんな感じです。 こういう作家が一人でも多く残るといいですねぇ。 表題作の「スロップマンションにお帰り」が好きです。 鶴ちゃんはこれから先、よい人と出会って欲しいですね。
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