最後のメインキャラ、ダーホンも真エンドを見た。

別ルートでラーメンについて語りながら「ケミストリー！」って叫んでいて、ぶっ飛んだ奇才として三原色みたいなルートになるのかと思ったのだけれど、やっていくとそこまで変人ではなかった。
初めの頃は、デートの選択肢がちょっとブレてるような気がして、天才で周りが見えなくなるタイプなのか利口で周りに気が利くタイプなのかどっちなのかわからなかった。
たぶん彼は、好奇心がすべての子供なんだと思う。周りの目とか相手の気持ちとか、いったん取っ払っちゃった悪気のない子供だった。と思う。
進めていくと、だんだんどっかの子供と喋ってるような気分になった…。笑　だから、今までで一番「あーーおもしろ」ってなった。なんか他と一線を画していたそういう意味で。

色サマを感じたので、もしかして仲良くなるまでに時間がかかるキャラかな？と予感がして、用心しながらセーブデータを刻んで進めていた。
けれど、そんなことはなかった。みんなと同じ速度だったと思う。こういう点も、鈍感なのではなくてただ発想が子供なんだなぁと。
ダーホンは服の組み合わせが、なんだかわかりやすかった。バレンタインチョコも、3年とも一発で狙ったジャンル（ポップでよかったよね）を作れたし。あ、やっぱりどこか単純なのか…？

遅刻してきた言い訳として「途中で気になる裏道を見つけてさ」って猫かお前は。
たびたび、なんとなく猫が好きみたいな話をしていたけれど、なんかダーホンと猫が結びつくようなメタってあるのかな？
クリスマスプレゼントにアリの巣観察セットを入れてきたのは本当にダメだと思った…。
友好初詣も、振袖に何も配慮せずすっ飛んできた。かわいいから許した。好き状態だと、今度は露骨に着物に期待していた。
バイト中に「これが恋…！？」ってなるのも、おもしろかった。やっぱり子供なんだ。
「店長、俺どうかしちゃったのかもしれない！」に対して、あれを上手に叱って使い続ける店長が賢いなって結構マジで感心した。しかもADVになってるの。

今回はデートスチル2枚引けた。
運動苦手キャラではないけれどアウトドアに消極的だからさじ加減が難しいというかそういうキャラほどアウトドアスポットにスチルがあるってわかってるから、いろいろ誘った。
まさかの海の家だった。ラーメンの長さにテンションが上がっていた。あのスチルで「はいはい！わかったからお箸で麺持ち上げるのやめなさい！」ってみんな思ったよね…。

今作は、多くのキャラがお母さんの話題を持ってる。これって、プレイヤー層が母親になってる年代でそういう目で高校生を見つつあるからと狙ってるよね確実に。
でもダーホンは妹の方が強キャラだった。次回作に出てきそう。
ミチヒカのファンでお手紙書いてる子だったのが、中学生になったらお兄ちゃんに冷たくなって喋りがウザいと真顔で5秒黙って圧かけてくるの。怖すぎるけど想像できる。
部屋に入ってこないでよ！じゃなくて、入ってくるな！って言われてるあたり、もう本当に妹と仲が良いのか確認しておいた方がいいレベル。
初めは、妹もダーホンと同じ系統でお兄ちゃんのことを尊敬してるのかなと想像していたのだけれど、だいぶ違った。おもしろ。

ダーホンルートで学年1位を取ろうとして、結構苦戦した。
本屋バイトだけだと、バランスが悪い。最後の期末テストまで休日潰してパラ上げしてたから、買い物と休養があんまりできなかった…。その割に1位取ったイベントはなかった…！！
しかも、どうやっても魅力だけは捨てることになるので、やの君からは苦手扱いされていて悲しかった…。笑　そもそも全然会えんかったしね。全キャラ出したせいもあって。

クイズ王のスチルが、他ルートだと普通にやってて取れるのになぜか今回は難しかった。
あれって2年目限定だっけ？他ルートの時は意識していなくても現れるのに、今回は1年目に出なくて焦っちゃった。
あとから気付いた。2年生の〜っていうフレーズがあるから、2年目限定というか必修かな？
その後、ちょこちょこクイズ王ネタがあった。あれってスチル取ってないと起こらないのかなぁ。とき修もか？

ダーホンは、海のナンパ師に心を開かせたり、勧誘みたいな人に「お前どう見ても迷ってないだろ！」って捨て台詞で言われたり、細部までおもしろかった。
エンディング後のCパート（と私は呼んでいる）は、なんだか意味深だった。考察したい。
でも私がダーホンルートで一番気になったのは今のところ「天才ピアニスト 設楽聖司語録」だわ…。絶対ろくなこと書いてないやろ…。あの人はきれいなのは顔とピアノだけなんよ…。