秘密 トップシークレット
※後半はBLの話です!


仕事とゲームばかりしていると目がしぬので、本を読もう。
吉川英治もいいけど、せっかくまとまった時間があるしということで手持ちの漫画を読んでる。

秘密トップシークレットの、シーズンゼロ。
シーズンゼロじゃない方は、重たすぎるから今ちょっと無理…。
青木のお姉さんが殺されるあたりからラストまでの一連マジ無理…。

たぶん読んでいて誰もが「最後には薪さんの脳が見たい」と思ってしまうはず。
薪さんたちは常に人の秘密を暴くことについての葛藤と戦い、精神をすり減らしながら、第九の仕事を世間に対して正当化する為に強い信念と正義を貫いているのに、読んでる方は絶対薪さんの秘密が知りたいと思ってしまうこの…何この現象わたしの語彙に無い。
それが、シーズンゼロでは冒頭から薪さんの出生自体が大きな秘密であったというね…完璧過ぎかよ…。

話は薪さんの祖父の代まで遡るし。
実の父親であった澤村さんが父(薪俊)を妬んで殺したのだけれど、もしかしたら薪俊は澤村さんにとっての鈴木的存在になれたかもしれないみたいな描き方がちょっとあるの。
完璧過ぎかよこれな…これ…何?

実父である澤村さんは名乗り出られなかったから愛してるなんて伝えられなかったし、鈴木にとって薪さんは親友だから愛してるなんて言うことはなかった。
薪さんが今までで愛した、そして薪さんを愛した人たちなのに。
だから青木…!!青木……!!!青木は…!!青木が………っっ!!!

清水玲子の描く、大男×華奢だけど強い美形という絵最高だよね。
大男は大型犬風の攻めだったり、怪物みたいな描写の敵キャラだったり。どっちもいい。
まぁまともにハッピーな人なんて存在しないんですけどね。
薪さんについても、輝夜姫も、ジャックとエレナも…。

今気づいたけど、由×晶ってこの中でなんか異物感ありますね。
やっぱり愛し合う男女というよりは、月の使者と下界に落とされた月のお姫様ってことなのかな。
そういう2人が地球で愛し合ったお話だからね。
まぁ誰も幸せにはなってないけど…。何人死んだ…。


今更なのですが、昨年末に咲百合さんから貰ったBL漫画をちゃんと最後まで読んだ!

薫りの継承 上下巻、中村明日美子。

ガチヘビーの兄弟近親相姦。
久しぶりに兄弟ものの重みを感じた。
継承というだけあって、時系列が長いのと息子にまで話が及ぶところが好き。

めっちゃ個人的な視点なのですが、ちょっと風と木の詩っぽいの。
受けの見た目やキャラクターがオーギュストに似ている。
息子もジルベールぽい。もちろん話自体はまったく似てないし別物なのですが。
後半はそんなことも忘れつつあったのに、ラストは2人が全て捨てて外国で住み始めて幸せを感じたところで受けが一人でフラッと街に出て車に撥ねられてしぬという、まんま風と木の詩で、ちょっと持って行かれたー!!
いや、ちゃんと締めてた!締めてあったよ!

風と木の詩は、やはり金字塔なのだなぁ。

以前に咲百合さんに借りた、カストラートというBL漫画も、中世ヨーロッパ風の寄宿制学校で努力型の天才と美形高飛車スターというまったく異なるタイプの男子同士が惹かれあってしまうの、風と木の詩だった。

金字塔だし、あれ読んだら忘れられないからねぇ…。


最後に。

GAPS シリーズ 里つばめ。

最高の壁になれるBL漫画シリーズ。
壁として生きるなら絶対オススメです!!!!


あと何読もうかなぁ…楽しく読みたいのに、わたし重たい漫画しか持ってないんだよなぁ…。

そろそろ身体動かさないとメンタルが↓↓↓

2020年04月25日(土)

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