| 2007年01月29日(月) |
ヤキ入れんぞゴルァ! 3 |
(つづき)
隣の芝生は青く見える。 ・・・まさにコレだという。 ぱんちゃんもそうだと思う。
端から見れば、ぱんちゃんちは パパが居ないから人が集まりやすい という環境になるうえに、 ママは中卒ながら製薬会社の技術部という 会社の中では極秘の部にいた。 同僚だったY木さんの奥様は注射課におり、 彼女とママの年金の額、そして退職金、 また賞与、給与と、どれをとっても ママの方が上だった。 現在は医者の免許を持つ人が入ってくると 言われている部で、女子で4年生大学を 出ていない人は中々入れない所に ママは中卒ながらに入った。 だからママは年金の額としては少なくないと 思うし、実際多いと思う。 そして、ぱんちゃんは正社員ではないけれど 仕事もしているし、ママは家の税金と 電話の基本料金のみ支払っているが ぱんちゃんは光熱費全般を支払っている。 だから2人で家を維持しており、 ぱんちゃんは給料を全額家に入れ、 おこづかい制にしてやりくりしている。 そして何よりパパが一生懸命貯めた 血と汗の結晶(お金)が半分はママに、 残りを3分の1づつ子ども達に分配された。 つまり遺産というものがある。 (ぱんちゃんにとっては遺産というのは パパとの思い出なんだけどね。) K地さんは公共料金もわざわざ支払いに 行っていて、時折停められているから、 その日暮らしに近い生活をしていると 思われる。 娘はフリーターで給料を家に入れないと言う。 (ぱんちゃんも食いぶちは入れていないが 公共料金を全て払っている上におこづかい制 にしているため、キャッシュカードや 通帳などは全てママに預けてあり、 おこづかい日になるとママから渡されて 自分で銀行に行ってお小遣い分だけ 引き出してくる。 また、クレジットを使った月の場合は 1万円減らして引き出している)
だから、端から見れば優雅に見えるらしい。 実際は優雅でも何でもなくて、キッチリ ボソボソと生活しているに過ぎないんだけど。 金持ちならとっくに外国飛び回って、 豪遊してるだろうよ。。。 ちなみにぱんちゃんちはママとぱんちゃんと お財布は別。 ママから頼まれて本やCDなど買ってくれば ちゃんとママに請求してお金貰うし、 一緒に買い物に行ってもぱんちゃんとママと 会計は一緒でも、家に帰ってくれば自分が 籠に入れた分を計算してお金をやりとり しています。
これはK地さんだけじゃなくY野さんもそうで、 ぱんちゃんママに何かと 「お宅は金持ちだから」とか、 「お宅は別よ」とか、「お宅はいいけど」とか 言うし、挙句の果てには
「デ*さんは人を見る。 私みたいのは歯磨きのコップみたいなので ビールを注ぎ、ぱんちゃんママには 背の高い素敵なグラスで注いだ」
と言う。 でもって、ママに年金でお友達になった 男の人がお昼のお弁当(もちより)で 何かくれようものなら「あなたが好きなのよ」 と、すぐそっちに結びつけようとする。 ママはどちらかというと惚れたの腫れたの という感情はとっくに若い頃に棄ててきた。 ママはぱんちゃんのために旦那と別れた後、 男となって働いた。 毎日残業して帰ってきたから鍵っ子で、 寂しい思いもしたし、ママはおばあちゃんに 孫の面倒を見させて甘えても来た。 でもその分ぱんちゃんは、食べる事には 困らなかった。 ママが大会社の秘密部署に勤務していて 給料が男並だったということもあるだろうが、 夜の女にならずにぱんちゃんは3歳まで ママの働きで育ったし、パパとの再婚も 恋愛感情は抜きだった。
「娘をひもじい思いにさせないでくれ」
というのが第一条件だった。 ただそれだけで結婚した。 ママには独身の年下の男性との縁談もあった。 それを大反対したのがおばあちゃんだった。
「初婚の男と一緒になって子どもが出来たら ぱんちゃんが除け者にとして辛い人生を 送ることになるよ。 あんたはコブ付きなんだから一生、 旦那に頭があがらない人生を送る事に なるんだよ。 ぱんちゃんパパなら、あちらさんにも 子どもがいて、きちっと別れているから あんたと対等になるよ。」
そしてぱんちゃんパパの右手の薬指が 無い事もおばあちゃんは
「9本の指があるんだろ。 9本の指が1本欠けた指を補って いるんだろ? 何がダメなんだい?」
ママはそれでぱんちゃんパパを選んだ。 12歳も年上のパパと結婚した。 だからママは恋愛でパパと一緒に なったのではない。 今の時代では信じられない事だけど。 だからとうの昔に恋愛うんぬんなんてのは 置いてきたのだとぱんちゃんは思う。 ママは今、人として男・女という性別など 関係なく好きな人がいる。 ところがY野さんもK地さんも 飲み屋のおかみだったえっちゃんも とどのつまりはババァになっても女を 捨てていないんだろうと思う。 女を捨てないでいろと良く言うけれど、 子どものままの気持ちで生きろと 言っているのではない。
また恋愛という意味ではなく、誰かが 「ぱんちゃんママはかわいいなぁ」 というと、それにやきもちを焼く K地さんとY野さん。
ハッキリ言って見苦しいぜ。
これがまだ10代、20代前半の女なら 可愛いと周りも思うだろうが、 60歳過ぎててのやきもちは単なる僻み・ 妬み・ヤッカミでしかなく、とても見苦しい。
Y口さんはハッキリ言った。 Y野さんに対してだけど(本人には もちろん言ってないけど)、
「ボクだって、選ぶ権利はある」
と。 年金の会でもY野さんとK地さんと行けば K地さんにはお酒をジャンジャカ注ぎに来たり、 年金の遠足でも持ち寄りのおかずをK地さんや ママにくれるという。 でも、Y野さんにはくれないという。 作り笑いをしていても、ジジィだろうが ババァだろうがこれだけ生きていれば 見ていてその人柄ってわかるもの。 Y野さんにはどんなにニコヤカにしていても、 大人しくしていても、その裏側が何となく 見ていて判るんだよ。 だってぱんちゃんだって判るくらいだもん。 (ぱんちゃんは実は人間ウォッチャーだから ってのもあるんだけど。
人を疑って最初はかかるからママは余り この性格が好きじゃないんだけどね。 ↑ でもね、ぱんちゃんもY口さんも同じ 意見でした。 人を信じて馬鹿にされたり、騙されたりして 後で嫌な思いをしながら別れるよりも、 最初から疑って付き合っていくうちに その人の良さを知り、ある程度でその人と 合わないと思ったら揉め事になる前に 別れられた方がずっと気分的に楽じゃない。
Y口さんは遅刻魔で悪びれたそぶりも 見せないK地さんを「放って置けないタイプ」 として見ていたらしい。 ところが、実はこの電話の前にY口さんの 携帯電話に電話してきてカナリ噛み付いたという。 Y口さんはK地さんが夜は忘年会に出なければ ならないなんて事は一言も聞いていないという。 それなのに自分を正当化して携帯に電話してきて 噛み付くというのはそっちこそ非常識じゃないの?
「なんでY口さんが可哀相なのよ! 私は行ったのに待ってて貰えなかったのよ!」
・・・どうです? K地さんは可哀相なんですか? ぱんちゃんは、Y口さんが可哀相だと 思いますけど。 それでいていデ*さんに「ごめんね」だって。 デ*さんも 「なんなの、アタシは職業柄別にどっちでも いいのよ。 謝る相手間違えてない? アタシじゃなくてぱんちゃんママじゃない」 と言った。 デ*ママ、しごく当然の事を言っております。 Y野さんもK地さんには随分ご馳走を しまわって(人から金借りたくせに)、 ・・・やっぱり同じ穴の狢ってヤツかね、 それとも類は友を呼ぶってヤツかね。。。
Y口さんもこれらの電話のママの 対応だけを聞いて、 「さっきから同じ事ばかりを繰り返している」 と呆れていた。 つまり、「自分は悪くないんだから謝れ」と 言いたいのだろうよ。 だから電話を切った後、
「一種の精神障害者じゃないの?」
だと。 私もそう思う。 だからまっとうな普通の人から相手に されないんじゃないの? とね。
ところがそれから数十分後、 今度は外の公衆電話からK地さんが 電話をかけてきた。
K:あ、K地ですけど。 ぱ:はい。(むっつり声) K:さっき、お母さんにキツイ事 言っちゃって・・・。 ぱ:ええ、聞いてます。(むっつり声) K:お母さんに謝っておいてください。 ぱ:え、私が謝るんですか? あなたがしたことをなんで私が 母に謝らなければならないんですか?(怒) K:あ、お母さんに代わってください。 ぱ:ママ電話だよ。 マ:誰?(ぱんちゃんの受け答えで 既に察しがついている) ぱ:K地さん マ:(一瞬イヤな顔をする)
どうやら勢いに乗って色々言ったけど、 大人げないと思ったのか、 自分が悪かったと判ったのかどうかは 知らんがとりあえず敵に回したら損だとでも 思ったのでしょう。 それらの行為自体は謝ったという。 ただし、自分が悪かったと思ってないから 遅刻したこと、今回自分がキチッと 周りに対応してなかった事に関しては 謝っていないと言う。 多かれ少なかれ、Y野さんにでも電話して 彼女はアドバイスする人ではないが ぱんちゃんが怒れば本当に怖いという事を 聞いたのでしょう。 飲み屋のえっちゃんも、ぱんちゃんを 怖がっていましたからね。 えっちゃんからも「ぱんちゃんは 怒ると怖い」と聞いていたと思うし。 ぱんちゃんは白黒ハッキリつけるタイプでふ。 ただし、お互いに「ごめんね」があれば 女のいやらしい部分は忘れることが出来ます。 いつまでも他人に言いふらしたりはしない。 そこは子どもの喧嘩と同じで、自分で言うのも 変ですが、長所でもあると思っている。 謝ったらそれで終わり。 と出来るのだな。 いつまでもグチュグチュ周りを巻き込んで いうのは嫌いだ。 ・・・ママはそういう考えは男みたいだ という。(^^;)
それでもY口さんは呆れてしまっていて。
「喧嘩する必要も無いし、わざわざ色々と 言う事もない。 ただ、言えるのは疎遠になった方がいい。 彼女も結局は恵まれていないから、 隣の芝生が青く見えて仕方が無いんだよ。 羨ましくてねたましいんだよ。」
ちなみにY口さんには謝っていません。 一番謝らなくてはならないのに。
要注意だね、こういうのは。 人を羨んで、妬ましくてママを傷つけるように なるかもしれないから。 ま、やられたらアタチが黙ってないけどね。 やったら100倍にして返すから。(¯^¯)v
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