池ポエム
ハンス



 アホとお知らせ

 「あのさぁ、男との初めてと女との初めてって別々にカウントするのかな」
 「何バカなこと言ってんですか」
 軽いため息とともに吐かれたセリフとともに、頭上にぺらぺらの下敷きが振り下ろされた。縦で。
 「いた!今縦だったでしょ!!」
 「横じゃ威力がないですから」
 「縦はありすぎ」
 「じゃあ斜めで」




 当サイト、弱くなりました。名前、と内容が。
 しばらくもっちり進行です。


2003年09月05日(金)



 ヘリケン

 「千明さん」
 「尋か」
 「ご機嫌だね」
 「そう見える?」
 「原因は、彼女かな」
 「覚えてるか」
 「覚えてるよ。昨日、担いで部室に連れてきた子だ」
 「珍しいな」
 「千明さんの方が珍しいじゃん」
 「何で?」
 「最近新しい子入れるなんてめったになかったのに。もう飽きたんだと思ってたよ」
 「飽きてたよ」
 「つまんない顔してたね」
 「わかるのか」
 「僕はなんでもわかるから」
 「そうだったっけ。じゃあ尋、もう一つ聞くけど」
 「はいはい」
 「彼女のことをどう思う」
 「それは、僕が、ってことかな」
 「イエス」
 「顔も覚えてないからなぁ」
 「さっき覚えてるって言ったじゃないか」
 「覚えてるのは、その存在。顔や髪型や服装……は制服だった。とにかく、個別の人として覚えてるわけじゃないって」
 「なぁんだ。やっぱり珍しくもなんともないな。いつもの尋だよ」
 「今から会わせてくれたら、感想言うけど」
 「おお、そうか」
 「え?今いるの」
 「呼んどいた」
 そしてアルミのドアが開く。
 “自由な服の”遥田尋は、本日2月10日、ヘリケン部室こと二号棟三階多目的教室にて、“一年の”坂巻鶴弥に出会う。


2003年08月26日(火)
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