新人弁護士の話。 田舎の両親は、高給取りのエリートだと思い込んでて「殺人の弁護だけはするな」って言ってくる。 けど、新人は手取り10万くらいの時もあり、仕事を選んでいる場合じゃなく、殺人の弁護を引き受けることに。 善良な町工場の経営者が金貸しを殺した事件で、金貸しの非人道的な噂を集めてたら、金貸しの娘から罵られる、という話です。
「世間ではエリートだけど、下っ端は全然食っていけない」という点が「マル合の下僕」と同じだ。 予想外の結末なので、面白い。けど後味が悪い。あれだけ苦労して調査して、誰も幸せになってない。 敵である被害者の娘に肩入れする気持ちもよく分からない。 痴漢の冤罪に陥れようとするような女よ? 美人なら何でも許されるのか?
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