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やすみ日記
梅子
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2012年11月01日(木)
アンティーク着物店「TOKYO135°」

月曜日、「TOKYO135°」天王寺mio店に行ってきました。
アンティーク着物店です。

店員さんがおしゃれで、コーディネートが可愛かった。接客もとても丁寧でした。
お客さんが自分ひとりだったから、ちょっと緊張したけど(^^;
和三盆の帯留めを買いました。

今回は閉店間際だったので、ゆっくり見られなかったのですが。
今度また、ゆっくり見に来たいなぁ。



2012年10月31日(水)
落語「ハナシをノベル!」vol.36

昨日、大阪中央公会堂で落語を聞いてきました。
「ハナシをノベル!」という、小説家が原作を書く、落語シリーズの36回目です。
友達の友達、藤野恵美さんが原作を書かれてます。

藤野さんにお会いするのは、初めてでした。
理知的な文章を書かれる方なので、するどい印象かしらとドキドキしてたら、とても可愛い声の、柔らかい感じの方でした。

落語を聞くのは初めてですが、あんなスピードで、的確に人物を演じ分けていくのは凄いなぁ。
手ぬぐいや扇子を、いろんな道具に見立てて演じるのも、おもしろいですね。

間の講談もおもしろかったー。
去年、ドラマ「忠臣蔵」のエキストラに行ったので、余計に興味深かった。47士、全部言えるなんて!

藤野さん原作の「猫落語」、最後のオチが可愛かったです。ネズミ、最強すぎる(笑)
すぐに忘れてしまう、ねこ吉とご隠居の会話は、「博士の愛した数式」か「明日の記憶」みたい・・・と一瞬、シュールに感じました。
最初、演者の月亭八天さんが、2種類の猫のかぶりものをされてたので、最後までそれで行くのかと、ビビりました(が、最初だけでした)

林譲治さん原作の「ロボット医者」もおもしろかったです。
現代っぽいものと、古典芸能である落語が、うまく合わさってますね。

会社帰りのダリMさんも見に来られてました。
なので、終了後は、ダリMさんと一緒に、淀屋橋オドナへ。
玄米食のお店に行きたかったんですが、すでに閉店時間でした(^^; 代わりにカレー屋さんへ。

「「レディジョーカー」がドラマ化されますね」という話をしてたら、ダリMさんはご存じなかったそうで、悲鳴を上げられてました(笑)
エキストラ登録をしたのですが、今のところ、撮影は関東ばかりですね。

****
帰ってきてから、「猫落語」の原作台本を読んでみたら、ねずみがもっとツンデレだった(笑)かわいい。

最後に作家&落語家のフリートークがありましたが、「今日配った次回公演のチラシ、昨日慌てて作ったので、会場が書いてません! これでお客さんが来たら奇跡です」というオチが(笑)。会場は文学バー? だそう。

あと、月亭八天さん曰く「猫落語の台本、『ここで猫耳をつける』と書いてありましたが、人間もネズミも猫も演じるので、訳がわからないことになるんじゃないかと思い…断念しました(^^;」とのこと。猫耳だったら、可愛いかったでしょうね(笑)



2012年10月28日(日)
エル・グレコ展/「人人」着物セール

「エル・グレコ展」(国立国際美術館)に行ってきました。

しかし、何度行っても、入口がどこか迷いそうになる(笑/地下三階です)

神秘的で、陰鬱な絵でしたね(こんなアホな感想ですみません…宗教画はよく分からない)。
青と黄色が印象的。
12時頃行きましたが、そんなに混んでませんでした。

近くに「フィルター」というカフェがあって、おしゃれで、美味しそうでした。今度、入ってみたいな〜。
http://tabelog.com/osaka/A2701/A270102/27066241/、

その後、谷町四丁目の「きもの在り処 人人」さんへ。
http://www.to-to.jp/
改装前のセールで、27日は80%引きなんです。
(28日は最終日で、90%引き)

オープン10分前に行ったら、もうすでに5人くらい並んでました。
1時開店。
畳スペースで、自由に広げて羽織って良いとのことで、4枚くらい羽織らせていただいて、
赤黄の着物(2千円)、緑の帯(2千円)、芥子色の着物(1万円)を買いました。
芥子色の着物は、裏が紅絹なんですよ。大正浪漫!って感じで、お店のブログで見て、ずっと気になってたんです。

他の方は、20枚くらい帯をキープしてたり、友達が後から来るのか、携帯で道順案内してたり、すごい熱気でした(^^;

明日行かれる方、駅から結構遠いので(徒歩10分くらい)、地図はしっかりチェックしておく方が、良いです。

その後、谷町六丁目をブラブラ。
「練」 という町家の複合ショップを覗いたり(素敵な建物だった)、
NHKや大阪府庁といった巨大ビルばっかりの谷町四丁目の隣り駅なのに、昭和の香り漂う町並みで素敵でした。

電車に乗って、中崎町へ。
「きだおれや」さんを見たかったんですけど、お店閉まってました。お休みかな?
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2012年10月27日(土)
「ワイルド・ピッチ」蓮見恭子

高校野球のミステリーです。
エースの主人公に憧れて、東京から高知の野球強豪校に入学した後輩くん。
二人の友情が美しかった。
自分の将来を棒に振るかもしれないのに、先輩の肘を守ろうとするあたり。

貧困家庭に育ったさおりと夫は、不平ばっかり言って、人にたかったり犯罪を繰り返してましたが、自分たちだって、国から金をせしめて、働かずに暮らしてるんだから、もうチャラにしてやれよと思いました。



2012年10月21日(日)
ポメラ

今日、ポメラを買ってきました。

ポメラは、テキスト入力専門の機械で、ネットに接続したりはできません。
売り場がどこか分からなくてウロウロしてたら、電子辞書売り場にありました(^^;

2009年7月にくみさんの日記を読んで、気になってたのですが、
今、型落ちの製品が安くなってるので(私の買った、DM10シリーズが6000円くらい)、買ってみることに。

使ってみました。
画面はちっちゃいんですけど、キーボードは打ちやすいです。
電源入るのが早くていいですね〜。

単4乾電池とマイクロSDカードは別売りなんで、一緒に買ってきました。
結構、大きくて(携帯やデジカメに比べると)意外と重いので、ケースどうしようかなぁ。
和風の可愛いのとか、自分で作れたらいいんですけどね。



2012年10月16日(火)
関西コミティア

10/14は、「関西コミティア」に行ってきました。
天満橋のOMMビル(駅直結)で行われていて、アクセスがとっても便利!

関西コミティアに来るの初めてですが、会場小さめで見やすかったです。
見本誌コーナーがあって、色んなサークルさんの本が試し読みできるのが、良いですね。
てつ子さんの「日和」っていう本が可愛いなーと思って、スペース行ったら、売り切れでしたよ! ご本人、着物姿で可愛かった。

あと、母の友人の娘さんが、漫画家予備軍(担当さんがついてる)だっていう話を以前に聞いてたのですが、その方のスペースを発見したので、本1冊購入。

そうそう、会場には着物姿の方が何人か、いらっしゃいました。
関東のイベントでは、着物の方って居ないそうなので、関西ならでは?

「たいのおかしら」さんというスペースで、「着物ハウツー本」を買いました。
色んな作家さんが「着物生活のススメ」を描いてる無料配布本もあって、いいなあと思いました。

お昼ご飯は、OMMビルの中の洋食屋さんで、ハッシュドビーフオムライスを。美味しかったです。
イベント後は、梅田に出て、コミックランド→まんだらけへ。阪急三番街のキッチンガーデンへ。
あまりに、会場の皆さんが楽しそうだったので、私も無料配布のコピー本でいいから、なんか作りたくなりました(笑)着物手抜き技集とか。
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2012年10月15日(月)
「野いばら」梶村啓二

たまたま、ロンドンで手に入れた150年前の手記。
それは、幕末の日本に滞在したイギリス人が、日本語教師への叶わぬ恋をつづったものだった…という話。

文章が美しくて。
昔の日本を、「貧しくても満ち足りて、清潔で、礼儀正しい国だった」と書いてる文章に、胸を打たれました。

二人のあいだを、植物への愛情が取り持つ、静かな描写が良かったです。

最後に老婦人が、手記を読んだ感想を「男って勝手ね」と言ってるのが、スパイス聞いてますな(^^;
許されない恋をした場合、大きな代償を払うのは、立場が弱い女の人なんだな…。ちょっと、欝になりました。



2012年10月14日(日)
「海賊とよばれた男」百田尚樹

出光興産の創業者・出光佐三がモデル。
第二次大戦後・一人の従業員も首にしなかったというすごい人。

出光興産は、「馘首なし・出勤簿なし・定年なし」という常識破りの会社なのだ。

とにかく、出光佐三(作中では国岡鐡造)の正義感の強さ・下の者への優しさに、周りの人間が惚れぬいて、命懸けでついてくる!

鐡造が独立して三年。
資金が底をつき、恩人に「お金を返すことができなくなった」と土下座した時、
日田さんが「家を売って、そのお金をあげる。それでも失敗したら、二人で乞食をしよう」と言ったシーンで、涙が止まりませんでした。

下巻。
イギリスからの搾取に反旗を翻したイランが、経済封鎖を受ける中、出光興産(作中では国岡商店)がタンカーを送って、石油を積んで戻ってくるシーンは、胸がすく思いでした。

ただ、イランは独立した1年半後に、アメリカの陰謀で、政権倒されるので、落ち込みました。イギリス・アメリカは、なんちゅうえげつない国や。

タンカーが無事日本に戻ってきて、ヤッター! というところで終わってたら、凄くいい気分だったなぁ。



2012年10月13日(土)
長岡京 竹あそび

「長岡京 竹あそび」に行ってきました。凄く綺麗。 7:30に通りかかったら、「好きな竹をあげる」ということだったので、蝶蝶の竹をもらってきました。 CA3E0530



2012年10月11日(木)
「偉大なる、しゅららぼん」万城目学

<ネタバレ>
どうして速瀬を連れてきたのか? の問いに、源爺が「ぼっちゃんが、速瀬さんを美しいと言ったから。私は、好きな子のことを忘れさせられたことが一番悲しかった」
というシーンに、涙が止まりませんでした。

雑誌で飛び飛びで読んだ時も泣いたので、映像化されたら、同じシーンで泣くと思う(^^;

「鳩のマークのスーパーがいたるところにある」
「赤こんにゃくみたいな制服」など、滋賀の地元ネタにも笑いました。
マキノも出てくるしね。

淡十郎は、力を持つことを嫌がってましたが、私だったら、単純にすごい便利! と思って何もこだわらずに使っちゃうだろう(笑)