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やすみ日記
梅子
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2012年08月05日(日)
「京の七夕」鴨川会場

8/5(日)、「京の七夕」の鴨川会場に行ってきました。

この日は、「鴨川納涼」というお祭りもやってたので、
一緒に行ったスプーンちゃんは、「無料浴衣レンタル」を利用して、着付けしてもらいました。
珍しい緑色の浴衣で、可愛い。
私は、自前の浴衣です。

「浴衣の方は無料でヘアメイク」というコーナーがありましたので、
編み込みして、サイドでカーラーを巻いて、フワフワにしてピンで止める、という髪型にしてもらいました。可愛いvv
ヘアセットは、京都理容美容専門学校の生徒さん達がやってくれはったんです。逆転裁判のエキストラとか、去年10月の「きもの文化祭」でもセットしてくれはった学校ですね。

せっかく髪型がキレイなので、隣のブースで、「プロのカメラマンが撮った写真をその場でカレンダーにしてくれる」というコーナーで撮影。
団扇を持たされ、「身体を斜めに足をそろえて、首をかしげて!」と事細かに指図されて、可笑しくて笑ってしました。不自然な体勢なんですよ!(笑)

撮影は楽しかったのですが、出来上がった写真を飾るのは、ちょっと恥ずかしいかもです(笑)

最近買ったデジカメの使い方が、スプーンちゃんに教えてもらって、ようやくわかってきました。
(説明書をろくに読んでなかった ^^;)
夜景もキレイに撮れたので、写真をUPします。

スプーンちゃんはニコンのデジカメを持ってたのですが、カフェの店内とか、光の少ないところでも明るく映るし、良いですね、ニコン!
私は、丈夫さだけでカシオを選びました。

ライトアップを見ながら、三条〜四条間を歩き、最後はリプトンでディナーセットを食べました。
美味しかった。
しかし、段々クーラーで冷えてきたので、飲み物はホットを頼めばよかったかも(^^;
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2012年07月22日(日)
「ユニクロ帝国の光と影」横田増生

従業員の中で、正社員は10%しか居ない。

その正社員である店長も、1日14時間くらい働き、月の休みが4日くらいで、サービス残業してる。時給にすると、900円くらい。
…恐ろしいワーキングプアっぷり。

対して、スペインのZARAは、正社員率80%、100%国内縫製。
価格は高めだけど、企画から服が店頭に並ぶまで、2週間という驚異のスピード。

ユニクロの臨機応変なところ、在庫など無駄を省くところのアイデアはいいなと思います。
若者はブランド志向が無くなっていってるし、これからのアパレル業界はどうなるんだろうか。

柳井さんは、これだけ一人で何でもかんでも決めて、口出ししてたら、柳井さんが去ったあとのユニクロは大丈夫なのか。



2012年07月21日(土)
「さらば雑司ヶ谷」樋口毅宏

科学技術で、天気を操るってアイデアは面白いです。

でも、なんで毎回、男同士の閨房描写が入るのか。
(樋口作品を読むのは、まだ二作目ですが)
おかげで、その後の男女の純愛エピソードが霞む。

音楽の趣味が似てそう。
「世界一偉大な音楽家は?」と商店街の若者たちが議論してるシーンで、オザケンの名前が出て、ニヤッとした。




2012年07月20日(金)
「トッカン the 3rd: おばけなんてないさ」高殿円

霊感商法やら、生活保護の不正受給やら、タイムリーな話題が多くて、興味深かったです。
ぐー子、机の上を走ってるし!(笑)

ぐー子は、チワワ弁護士が、実家に接触してることを知って、「そんなに私を恨んでるの?!」と怖がってるけど、それアプローチだよ!!(笑)
お父さんからのメールが浮かれてて笑った。

ぐー子は、よく「出会いがない」ってボヤいてるけど、鏡にチワワにヨナさんに、独身エリートよりどりみどりじゃないですか(笑)



2012年07月19日(木)
「算法少女」遠藤寛子

町人の娘・あきが、武家の娘と、算法対決するという話。
実在の算法書を題材にした、物語です。

「天地明察」で江戸時代の算術に興味があったので、読んでみました。

親しい少年の実は…とか、手紙のすり替えとか、ミステリーっぽい要素もあって、ハラハラドキドキして、面白い。

算術って、派閥で争って情報交換しなかったりとか、色々あったんですね。
江戸の雰囲気がわかって、面白い。



2012年07月18日(水)
「小説新人賞はこうお獲り遊ばせ―下読み嬢の告白」奈河静香

新人賞に送られてくる、奇想天外な原稿を紹介するエッセイのような本。

丁寧な口調に、ちょっと毒が混ざっていて、笑いました。

チューリップ型に文章を配置した小説とか(世の中には奇抜な人が居る!笑)

会話のみで進行する、二時間ドラマ小説とか。
「ツンとした」という表現を愛する、70歳のお爺さまとか。
イメージソングのカセットテープつきとか。

60歳以上のお爺さまの投稿作は多いのに、お婆様の投稿は全然ないとか。
(趣味に忙しいのでしょうね)

その原稿読んでみたいよ! と思わせる内容でした(笑)
下読みって楽しそう(実際は大変なんだろうけど ^^;)



2012年07月17日(火)
「恋愛なんてやめておけ」松田道雄

「私は赤ちゃん」が面白かったので、こちらも読んでみました。
中高生向けの本です。タイトルからして面白い。

江戸〜明治、女性の地位が低かった時代を経て、大正時代に自由恋愛をしようとした、詩人や知識人の話が面白い。
婦人解放運動家の伊藤野枝、カッコイイな。

自分に欠落がある、と思い込んでる人ほど、人から求愛されると「こんなチャンスは二度とない。応えなきゃ」と、恋愛にのめり込むという話。

恋愛は、乗り込んだら自動的に走り出す、新幹線みたいなものだけど、
結婚は自分たちで修理しつつ、漕がなきゃいけない自転車みたいなものだという話。

中高生は恋愛するな。親に反対されたら一旦別れろ。
大人は恋愛を長々してないで、とっとと結婚しろ。
と、実践が難しそうなことを書いてます(^^;

子供たちのことを、大事に考えてるんだなというのは、よくわかる。

恋愛なんて、他にすることのない暇な人間のすることだ。そんなことにかまけてる暇があったら、自分を磨け! 将来を考えろ! って、恋愛をけちょんけちょんです(笑)

町山智浩さんの「映画欠席裁判」で、
「女性が恋愛に熱心なのは、40代以上の女性が自活するのが難しいからなんだよ。男に養ってもらわないといけないからだ」
「恋愛が全てみたいな映画(「世界の中心で愛をさけぶ」とか)が、女性向けに量産されてるのって、女性差別。男は恋愛しなくたって生きていけるから、恋愛映画を見ないもん」
みたいなことが書いてあったのを思い出しました。

少女漫画も、恋愛中心ですものね。

女性向けドラマとか、専門的な仕事の描写が多いものって少なめですが、
実際、仕事が面白かったら、恋愛って二の次になりそうだからなぁ。



2012年07月16日(月)
「太陽は動かない」吉田修一

五條瑛!? と思うような、スパイ小説でした。

日本と中国で、エネルギーの新技術を巡って、諜報合戦が繰り広げられるという話。
産業スパイなので、五條瑛作品と違って、国を背負わずに、金だけで動いてますけどね。

いつもの吉田修一と比べると、人物描写が薄い気がしました。 
物語に動きがあるので、映像映えしそうな話です。

鷹野と田岡は、お互い、相手が拉致されると、命がけで助けに行くので、特別な絆があるのか?(実は兄弟とか)と思ったのですが、何も無かったですね。

五十嵐議員の不倫も、後で大騒動になるかと思ったけど、何も無し。

MET会長夫妻が、鷹野に思い入れがったのも、謎だし(単に、行方井不明の息子と同い年というだけ? てっきり血のつがなりがあるのかと思った)。

五十嵐議員の友人がたまたま日本にいたり、たまたまCNOX反対派だったりというのは、とんとん拍子過ぎるかも。

丹田秘書が、五十嵐議員を裏切ったけど、自分も追われる身になって、五十嵐議員の部屋の物置に隠れてベソかいてる様子は、可愛かったです(笑)

最後、鷹野と田岡と優の3人で話してる様子は、ルパン三世のようだった(笑)

あと、結局、優の面倒を見ているあたり、鷹野は別に女性を憎んでないのでは?

凄く面白かったけど、「ん? これって伏線じゃなかったの?」って思うところが多くて、気になる作品でした。



2012年07月15日(日)
ツィッター

ツィッター始めました。
アカウントは「umeko_yasumi」です。

今日始めたので、使い方全く分かってません。あまり呟かないとは思いますが、良かったらフォローしてください。



2012年07月09日(月)
「冲方式『アニメ&マンガ』ストーリー創作塾」冲方丁

前に、姉妹編の「冲方丁のライトノベルの書き方講座」を読んで面白かったので、こちらも手に取りました。

冲方さんは、本職・小説家ですが、マンガ原作やアニメ脚本の仕事もされてるので、それぞれの現場が全然違うんだなーとか、一から作ってく感じが、興味深いです。

マンガ編集者さんの「学校行って、帰ってきたら好きな漫画読んでゲームするだけの人に、面白い作品がかけるハズないんです! 大事なのは、人には無い経験だ!」という言葉は、その通り! って感じで、胸に刺さりますな。

「現場NGワード集」も笑える。
「何をすればいいんですか?」「私はこれで良いと思ったんですが」「頑張ったけど駄目でした」「分かってくださいよ」とか言う奴は甘えている!! とバッサリ。
これ、普通の仕事でも言えることかも。