3/20、伝統産業の日、公開工房ツアーに行ってきました。 http://www.city.kyoto.jp/sankan/densan/densannohi/event/event051.html http://www.honnoh.net/image/20100321B.pdf
ミヅキさんの着物姿は初めて。 洋服時の色合いと似ていて、おしゃれです。
12時半過ぎに、本能館で受付。 1時スタートの、13人くらいのグループで出発しました。
★一軒目は、金彩の荒木さん。
白地の帯に、金彩の仕事をしている最中だそう。 「帯で白地は珍しいんだけど。花街の注文で、急ぎなんです」とのこと。
見本として、 帯に、金彩を降って、もみじ柄を作ってみせてくださいました。 5分とかからない。早い。 もみじ柄を、フリーハンドで切り抜いた青いシートは、車用の市販のものだとか。
マライア・キャリーのドレスを作ったり、京都迎賓館の仕事をしたり、有名な方だそうです。
展示してある帯も綺麗。刺繍みたいな細かさ。
★二軒目は、糊置きの福本さん。
よくしゃべる、面白い方でした。 「糊置きはねー、工程の最後に、線は消えてしまうから、誰にも評価されないんですわー。失敗した時だけ、怒られるけど(笑)」 「失敗したら、金彩等で隠す」そうです。
案内役のおじさまも「工程の中で、一番エバってるのは、下絵を描いてる先生。でも、それでも日本画家よりは身分が低いんだよね〜」とのこと。
★三軒目は、印染めの土山さん。
風呂敷・暖簾・神社の幕などを染めてらっしゃいます。
二重線で名前を書いてプレゼント、という実演がありました。 早い上手い! 名前を書いてもらったらいらさん、羨ましい〜。
型紙を切り抜く体験。 切りすぎて下の紙まで、剥がれちゃいました。
糊置きの体験。 楽しかった〜でも、線が太すぎた(笑) 頭上には、和菓子屋さんの暖簾が干してありました。
一人ずつ、試し染めの布をお土産にもらいました。 嬉しい。私は、らいらさんと同じ柄です。
水の中で糊を落とす作業を、見せてもらいました。 100均のおたまで、糊を掬って落としているそう。 「(糊が落ちたら)『おお〜』って言ってください」というリクエストがあったので、皆で歓声をあげました(笑)
本能館にもどって、らいらさん・ミヅキさんと記念撮影。
油小路通りの「日本の色スタンプ」を押しながら、歩いて、丸久小山園へ。
3組待ちでした。こんなに混んでるとは! (座席数8つくらいしか無いんです) まだ3時くらいなのに、和菓子売り切れ、ロールケーキ1個のみ。
煎茶(冷)を注文したら、器が上品でとても綺麗。 お茶(濃くてまろやか)も、お菓子も、とても美味しい。
ロールケーキは1個注文して、3分の1ずつ分けることに。 クリーム、めっちゃ美味しい。 次は是非、開店と同時に行きたいです。
着物パスポート特典で、ティーバッグをいただきました。嬉しい。
市バスに乗って(超混み!)、私は烏丸まで、お二人は祇園まで行かれました。 花灯路を見に行かれるとのこと。
着物で誰かとお出かけするのが久々で、とても楽しかったです。
余談。 らいらさんは、傾いた電柱の写真を、喜々として撮られてました。 らいらさんと街を歩くと、いつも不思議な物に目が行かはるなぁと思います(笑)
買ったはいいけど、派手すぎて着てなかった銘仙を、はじめて着ました。 この調子で、着たことない着物とか帯を活躍させたいです。

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