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やすみ日記
梅子
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2011年08月28日(日)
BBCドラマ「シャーロック」

イギリスBBCのドラマ「シャーロック」(全3回)の2〜3話を、NHK-BSで見ました。
(1話は見逃した…)

映像と音楽が格好良くって、面白かったー。
現代風にリメイクされてて、ホームズがスマートフォンやパソコンを持ってるんですよ!

ホームズ役の人は、細くて白くてアンドロイドのようだ。
ワトソンはブログを書いてるので、みんながホームズの日常に詳しくて笑った。

三木笙子さんのブログで紹介されてて、見たかったドラマなのです。
再放送してくれるといいなー。

http://www9.nhk.or.jp/kaigai/sherlock/



2011年08月20日(土)
「TOKYO BLACKOUT」福田和代

鉄塔が爆破され、東京が大停電に襲われるという話。
スケール大きくて、手に汗握りました。
五条瑛を思い出します。

2008年に発売された本ですが、東北で地震が起きて、大きな原発が使えなくなり、猛暑の中、電力をやりくりしてるという設定なので、今年の話のように感じます。

電気が一日以上使えないと、都会はどうなるか、ということが身にしみます。
出版社の特設サイトです。↓
http://www.tsogen.co.jp/tokyoblackout/index.html

ネタバレ
最後の天体観測に泣けた。
安西さん!
そんなに謙一君が大事なら、テロなんか起こさなければ良かったのに!!



2011年08月13日(土)
映画「百万円と苦虫女」

寅さん逆バージョンみたいな感じだなぁ。行く先々で、男に惚れられる。
農家の息子が、鈴子がいない場所で、一人で鈴子を庇って、村民と対立することろが良かった。

中島君は、最初から素直にそう言えよ!! と思ったラスト。

憎たらしい弟が、実は姉のこと慕ってたり。かわいいね。



2011年08月12日(金)
「八月の路上に捨てる」伊藤たかみ

主人公が、離婚する前日に、仕事の先輩に経緯を話す、というストーリー。
結婚も離婚もしたことないのに、胃が痛くなった。

男性視点だけど、奥さんの方に同情した。
狭い人間関係の中で、じわじわ関係が壊れていって、感情が逃げ場を失う感じが、リアル。

最後のデートで、お互いへの不満を話しながら、晴れ晴れとした様子なのが、印象的。
そう思うと、恋愛している間の方が異常で、相手のマイナス点が見えない状態なんだろうな。

津村記久子さんの解説が、良いです。
他人の仕事や、生活に興味がある人間には「知りたいことだらけや」と。
小説家は、書評も面白いんだな。




2011年08月11日(木)
「イッツ・オンリー・トーク」絲山秋子

以前、映画を見て、ストーリーがよく分からないという印象でした。

小説を読んで、バッハってこういう人だったのかとか、痴漢と知り合って仲良くなった経緯とか、腑に落ちました。
いとこが、もっとアホだ(笑)

同時収録の「第七障害」
こっちは普通の恋愛でしたね。

オチが普通にハッピーエンドで、ビックリした(笑)
(「イッツ〜」の方が、EDの議員、鬱病のヤクザとか、変な人てんこ盛りだったので)

ただ、乗馬で馬を失くした悲しみって、一般人にはわかりにくい(ペットと違って競技の相棒ですし)
ストーカーと化した、警官の元カレは、主人公と同じく、うざっと思いました。



2011年08月06日(土)
谷四ランチ「玄米食堂ie」

先日、玄米食堂ieでランチを食べてきました。
梅田にある、実身美(サンミ)の姉妹店です。

谷町四丁目駅から徒歩7分くらい。
12:15くらいに着いたら、ほぼ満席でした。

注文を取りには来なくて、席に着いたら、自動的にランチが運ばれてきます。
白湯もセルフサービス。店内は女性だらけ。

ヘルシーで、とっても美味しかったです。
ゴーヤ苦手なんですが、このおひたしは美味しく食べられました。

営業は平日のみ。土日祝はお休みです。
http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270104/27054449/
CA3E0137



2011年07月27日(水)
私信

>あもさん
お仕事小説、もう一個思い出しました。

「ある日、アヒルバス」山本幸久
鳩バスならぬ、アヒルバスで働くガイドさん達の話です。
「トッカン」がお気に召したら、これも面白いと思います。



2011年07月25日(月)
「指輪をはめたい」伊藤たかみ

角田光代さんの元夫で、芥川賞作家の伊藤たかみさんの小説です。
映画化が決定してます。タイトルがいいですよね。

記憶喪失になった主人公が、自分は、三人の彼女のうち、誰にプロポーズしようと思ってたんだろう? と記憶をたどる話。

三股なんていう、人間としてダメダメな主人公ですが、流され草食系というか、ちょっと憎めない人です。

30歳までには結婚したい! と言ってる割には、三人の彼女に心開いてなかったり。母親や元カノとのトラウマ引きずってたり。実は女嫌いなんじゃないのかと思う。

オチが、もっとすっきりしてたら良かったなー。



2011年07月18日(月)
「吉原花魁日記」森光子

大正時代の、遊郭に売られた女の子の日記です。
文章がいきいきとしていて、読みやすかった。

あまりに労働環境が悪く(40時間労働とか、一日12人とか)、
搾取が酷く(売り上げの75%を楼主が持ってくって!!)
最初の方は、読むのが辛かったです。

2年後、雑誌で知った、歌人の柳原白蓮を頼って、決死の覚悟で遊郭を飛び出すくだりは、ハラハラした。
生きて、ここを出られて良かったよ!!

親友の千代駒さんが、お客さんに恋してそわそわするくだりは、可愛かった。
主人公が、気に入らないお客に「馬鹿野郎」とか言っちゃうくだりはビックリ。

当時の服装や生活のことが事細かに描かれていて、興味深かったです。
と当時に、周旋屋と遊郭の主人は、みんなで袋だたきにしても良いくらいだ。




2011年07月16日(土)
「ロンリー★コンバット」 日向まさみち

ロリコン塾講師(26歳)と教え子(13歳)の恋愛物です。
…って書くと、変態っぽいのですが、切ない純愛小説でした。

主人公はロリコンと言っても、心の中で思ってるだけ。
先生という職業も好きだし、仕事熱心。

アニメや漫画が好きってことを、生徒の前では必死で隠してる様子が、笑える。

舞台は京都です。
下鴨神社でデートとか、風情があっていいですね。

後任の先生が、前の塾で、濡れ衣を着せられた理由は何だったんだろう?