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やすみ日記
梅子
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2010年07月04日(日)
せんとくんカプチーノ

今日は、妹から電話があり、母・妹と京都駅のバーゲンに行ってきました。

写真:
京都駅のカフェ「チャオプレッソ」にて、せんとくんカプチーノを飲んできました。
美味しかった。

伊勢丹11階にて、長崎の観光PRを兼ねて、龍馬伝の衣装・小道具(刀・鳥かごなど)の展示がありました。
長崎龍馬くんの着ぐるみと、写真を撮ってきました(^^)
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2010年07月02日(金)
NHKドラマ「鉄の骨」第一話。

NHKドラマ「鉄の骨」第一話。
ハイビジョンで、一足お先に見ました(地上波では、明日の夜9時〜)。

おっさん尽くしでした!(笑)面白かったー。

原作との違い。
・平太に仕事を教えるのが、遠藤課長(原作では西田先輩)
・怪文書(原作には無し)
・萌の出番が少ない。
・平太が関わる最初の入札で、落札する会社が違う(原作では新興企業で、合わせて「談合が何故必要か?」ということも説明)

平太は、原作と違って、上に平気で楯突いてますね(^^; 原作では、悩みながらも、営業の重要性を理解して頑張ってたはずだが…)

現場で、平太と衝突してた作業員が、後にツンデレになってて笑った。
平太を心配して「タバコ吸う?」って(笑)

課長が、大雨の中、夜中に平太の部屋を訪ねてきて、「風の噂だ。気にするな」ってとこも笑う。
その行動自体が、めちゃめちゃ疑ってるじゃないですか!(笑)
お約束で、泊まっていくしな(笑)

会社のために清濁併せ呑む、遠藤課長が格好良かったです。



2010年06月30日(水)
「純情な人のように、さようなら」西江彩夏

※ごめんなさい! 色々文句言ってます※

デビュー作の「ナルシストの憂鬱」はとても面白かったのですが、これは全く好みに合わなくて、あれれ? と思いました。

柚木の気持ちが全く分からない。
(なぜそこまで人を拒絶するの? 過去に手ひどい失恋したって訳でもないのに)

二人の仕事の描写に、リアリティが感じられない。
(地方病院に行って暇になったっていう描写があるけど、地方は人手不足で逆に忙しいはずじゃないか?)

なぜ、前岡のマネージャーに言われて、別れるのか?
(前岡が昔から俳優になりたくて努力してたっていうなら、それを邪魔したくなくて身を引くっていうのは分かるけど。もともと前岡は俳優になりたかったわけじゃないし)

…細かいことを色々言ってすみません。
一番分からないのは、自分に暴力をふるった人間をあっさり受け入れて、仲良くしてることですね。

話はつまらなくないんです。私の好みではないだけで。
一途な年下攻め&繊細で悩みがちな受が好きな人には、良いかと思います。




2010年06月29日(火)
「龍馬伝」について。

「龍馬伝」について。
色々文句言ってますので、苦手な方はスルーして下さい。

武市先生が切腹するまでは、頑張って見ようと思ってるのですが、ここ最近の展開がイマイチ。

龍馬が、池田屋事件で亀弥太に説教してたのが嫌でしたが、更に、次回土佐に戻るって、何やねん。
龍馬、「後ろを振り返るな」って亀弥太に言ってたくせに!
自分が東洋殺しの犯人だと嘘を言うらしいですが、それ何の解決にもならん。

どうせトンチキになるのなら、
こっそり土佐に戻ってきて、牢を壊して脱獄させようとするとかの方がマシだったよ…。

あと、弥太郎が「自白しろ」って武市先生に言うのはおかしい。そんなことしたら、全員打ち首になるだけだよ。
「お前が暗殺なんかさせるから、以蔵が拷問される羽目になるんじゃないか!」って文句言うなら分かるんだけど。

武市先生が自白しないのは、掴まってない勤王党員&つながりのある藩上層部の人たちを守るためだというのが、このドラマでは分かりにくいですし。

そして、弥太郎・佐那さん・陸奥と、ツンデレが多すぎて、お龍さんかすんでる。



2010年06月28日(月)
「にゃんとも猫だらけ展」と「中村佑介の世界展」

「にゃんとも猫だらけ展」と「中村佑介の世界展」に行ってきました。

「にゃんとも猫だらけ展」(えきKYOTO)。
歌川国芳を中心に、猫が描かれた浮世絵の展覧会です。
人いっぱいでした!
猫が主役の絵の他に、猫の柄の着物や、猫の簪、美人と猫、が描かれた絵があって、可愛かった。
国芳は猫が大好きで、自画像は大抵猫を抱いてるそうです(笑)
明治時代の浮世絵もあって、色が鮮やか。

京都駅ビル空中径路でやってる、パネル展「幕末を活きた人物伝」も見てきました。
幕末の志士を紹介する、パネルが沢山。
面白かったのですが、高いところにあるので、見てると首が痛い(^^;
橋本左内や阿部正広、写真で初めて見て、「陽だまりの樹」の絵は、上手くデフォルメして特徴を掴んでたんだなーと思いました。

イオンモールの大垣書店で行われてる「中村佑介の世界展」へ。
もっと小規模かと思ったら、見応えのあるよい展示でした。
イラストは基本、パソコン彩色ですが、ケント紙にペンで描かれた、原画の展示などがありました。
細かーい! 色塗っちゃうと目立たなくなるような部分も、丁寧に描き込まれてます。
今まで表紙を手がけた本やCDもずらり。
グッズもポストカードやTシャツなど色々売られてました。

京都駅の近鉄名店街内のカフェ。
「せんとくん」の顔が描かれたカプチーノがあった(笑)今度、飲んでみたいなー。



2010年06月26日(土)
映画「おもちゃ」

今晩の「美の壺」は、「京の舞妓」でした。
化粧や髪型の詳しい解説、面白かったー。
http://www.nhk.or.jp/tsubo/

映画「おもちゃ」を見ました。
「シネマきもの手帖」という本で知って、気になって。

昭和30年頃の、舞妓見習いさんの話。
絣の着物に前掛けっていう、普段着が可愛い。
女将さん役の富司純子さん、品があって美しい!

もっと文芸っぽい作品かと思ったら、芸妓さん同士が大げんかしてたり、はっちゃけてる(^^;
お茶屋さんの日常が丁寧に描かれてて、面白かったです。



2010年06月24日(木)
「ルポ 貧困大国アメリカ」堤未果

アメリカ社会の諸問題を、分かりやすくまとめてます。

ファーストフード尽くしの学校給食や、予算削減で天災にもかけつけないレスキュー、一度入院しただけで破産する高額な医療費、貧しい高校生は軍に入って前線に送られるしかない現実など。

豊かな国なのに、教育も医療も満足に受けられないし、一度貧乏になったら、身包みはがされて、更に下層に落とされるって言う、悪循環。
ホラー映画より怖い。

「若者が、自分は社会の役に立ってると感じられるような仕事につけないで消費される社会なんて、終わってる」というような一文が心に残った。
気の重くなる内容ですが、作者の前向きな姿勢がよかったです。



2010年06月21日(月)
「船に乗れ!」3 藤谷治

最終巻です。

こんな挫折しまくる青春小説、初めてですよ。
「自分が凡人である」ということを受け入れる苦痛、を描いた話だと思いました。

才能の限界が見えたとき、このまま続けていけば、そこそこいけるのが分かっていても、音楽をやめてしまうのは、サトルが本当に音楽を愛しているからだと思う。
自分が本物でないことを知りながら、ほどほどの技術で、お金を稼いで世の中を渡っていくのが嫌だという、純粋さ。
高校時代の、2ヶ月の留学が全てを壊しちゃったんだなぁ。

金窪先生、サトルを許すなんて、人が良すぎます。
私なら、玄関先で追い返す!

鮎川さんは、サトルが好きなのかと思ってたけど、何もなしでしたね。
サトルに言われて、オーディション曲を変えたエピソードは、何だったんだろう?

ネタバレ腐感想。

フルートの美少年・伊藤君。 
君、やっぱりサトルが好きだったのか!
告白シーンの美しさに切なくなった。ちっとも気づかないサトル、鈍すぎやで!
本番前に、手まで握られてるのによ!
伊藤君の気持ちを知ってからも、20年以上友情が続いているのは、良かったなと思いました。



2010年06月20日(日)
「特別展 龍馬伝」

「特別展 龍馬伝」(京都文化博物館)に行ってきました。

「龍馬伝」は見てるけど、龍馬のファンではないし、どうしようかなと迷っていたのですが、行ってみたら楽しかったです。色んな人の資料がまんべんなくあって。

結構人が多かったです。老若男女問わず。
着物でお越しの方もいて、素敵だった。「京都 ゆかた割」も使えます(200円引き)。

武市先生の、獄中日記の絵。
なんかほのぼのしてますね…? まわりに牢番がいっぱいいて、くつろいでる。
「牢番から差し入れ貰ったけど、嫌いな食べ物なのでありがた迷惑でした。また持って来られたらどうしよう!」って手紙、毒舌やな(笑)
細かい字でいっぱい書いてあって、几帳面そうな性格が窺える。

久坂さんの手紙は、ちょっと字が汚くて熱血っぽい(笑)

収二郎の、爪で書いた辞世の句は、うわぁぁって思いました。

龍馬ファンの方にも、手紙いっぱい展示してあるので、面白いと思います。

別館の方で行われてる、パネル展も見てきました(こっちは無料)。
衣装や小物、パネルの展示やVTRを流してます。撮影禁止でした。
VTRは、役者のインタビューや、二部のメイキングなど。弥太郎が出てくるシーンは、何度見ても笑える(笑)

グッズ売り場は龍馬のグッズだけでした!
武市展もやってくれたら、いいのになー(笑)
(土佐では、お手紙展やってるそうですが)

ついでに「浮世絵 にゃんとも猫だらけ展」(えきKYOTO)のチケットも買ったので、近いうちに行こうと思います。

余談。
象二郎役の人が、「ちりとてちん」の草々さんだと、つい最近まで知りませんでした。
草々さんの時は「格好いい」と思ってたのに、象二郎は「恐ろしい!!」としか思いませんでしたよ。役者さんて、別人になりすぎだ!



2010年06月19日(土)
船に乗れ!(2) 藤谷治

1巻が、キラキラと希望に溢れた青春小説だったのに、2巻の重苦しい終わり方と来たら…。
「俺は誰よりも賢い」と自惚れる俺様高校生が、恋と音楽に挫折する話です。

南さん、意志の強い女子だと思ってたのに、自分で説明せずに去っちゃうなんて、ガッカリだ。
鮎川さんの方が魅力的に思える。サトルは鮎川さんとくっつけば良かったのに。

家が音楽教育に理解のない南さんが、サトルの留学を死ぬほど羨ましがり、サトルがその深刻さを理解できない、という溝の作り方が上手い。

いくら辛いからって、なんの関係もない金窪先生に当たるなよ、サトル〜!!
金窪先生の件は自業自得とはいえ、大事な人を二人も失って、二巻を終わるとは…。最終巻はどうなるのか。