「龍馬伝」関連の話。
武市さん関連の本を読んでます。 「土佐勤王党始末―武市半平太と山内容堂」嶋岡晨
獄中での、奥さん宛の手紙が面白い。 同室の人が、髪ゆってくれたり、親切にしてくれたのに、「クソ虫」ってひっどいあだ名で呼んでたり(^^; その人が出て行くときに、「もっと武市さんと一緒に居たかった」と別れを惜しまれたのに、武市さんは「あいつが居なくなって、部屋が広くなってせいせいしたわー!」と憎まれ口叩いてる。ツンデレ?(^^;
富さんが毎日差し入れをくれて「卵とじ、めっちゃ美味しいです」と喜んでたり、「一日中雨で、寂しくて眠れません」とナイーブなこと書いてたり、意外と可愛い面も。
牢番から、花の他にホタル300匹差し入れされたのも凄いな。多すぎだよ!
以蔵のことを、手紙で「あの阿呆が」と何度も貶してるのは、しょんぼりした…。
以蔵の最後も悲惨すぎだし、以蔵たちが行った天誅の詳細も、残酷すぎてウッってなるし…幕末は面白いけど、心理的ダメージも大きい…。
あと、この本は、武市さんも以蔵もかなり貶してるので、ファンの方にはあまりお薦めではないです(^^; 私は獄中書簡が読みたかったので、その点では面白かったけど。
|