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やすみ日記
梅子
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2010年03月12日(金)
「田舎暮らしに殺されない法」丸山健二

毒舌過ぎて笑う。

田舎に美しいイメージばかり抱いて、ろくに考えもしないで移住すると、地獄を見ますという警告本。
「反・田舎暮らし」本、初めて読んだので、目から鱗が。

これを読んで怯むくらいだったら、最初からやるなってことなんだろうなぁ。
一人でなんでも出来て、体力があって、プライバシーがなくても、嫌がらせされても、スルーできる人のみが生き残れる、サバイバル地帯…。

とりあえず、暴飲暴食は止める。会社での仕事以外に、何かできることを見つけようという気になりました。



2010年03月11日(木)
「とくダネ!」BL特集

昨日の「とくダネ!」でBL特集やってました。
思ったより好意的な内容で、ホッとしました。が、キスシーン静止画にしてトークするのやめて〜(><;

・腐女子の母を持つ、娘さんのコメント。
 「母が明るくなっておしゃれするようになったので、いい趣味だと思います」

・男性リポーターさんが「トーマの心臓」の舞台を見て「感動して、涙が出た」

・BLを読む理由「女性が居ると、自分を投影してしまうので、純粋に恋愛だけを楽しみたい」

劇団「スタジオライフ」や、男色を扱った歌舞伎の紹介があったんですが、私は生身の人が演じるBLにはあまり興味が湧かないな…。役者さん達は、美しくて素敵なんですけど。
隙間を想像してこその、腐女子道ですよ!(笑)

小説「対岸の彼女」を読んでます。
女性同士の人間関係の大変さを見てると、「空想の中でくらい、女の居ない世界に行きたい!」と思う気持ちも、少し分かる(^^;



2010年03月08日(月)
ファッションショー

高校の友達・Rちゃんの通う、ウォーキングスクール主催のファッションショーを見に、神戸まで行ってきました。

岡本の「一日(ひとひ)」で、かす汁のランチを食べました。
美味しかった。抹茶ごはん+梅干、色もきれい。

Rちゃんは、黒い綺麗なドレス姿でしたが、遠くて、小さい写真しか撮れなかった。残念。

合間にトーク。
受講生の買い物に一緒についていって、ファッションアドバイスをする、という塾の紹介がありました。
漫画「高校デビュー」みたいだ(笑)
講師の男性が、ピンクのマフラーを巻いてましたけど、それはアリなのか(笑)



2010年03月07日(日)
映画「サマーウォーズ」

めっちゃ面白かった!

あらすじ読んでも、どんな話かピンとこなかったのですが、家族愛&SFって感じでした。
数学の才能で世界の危機に立ち向かう! って設定が面白い。

細田守監督の前作「時をかける少女」は、主人公の少女に好感が持てなかったのですが、この話の主人公は、一生懸命なヘタレ男子高校生で、可愛かった。

オープニングの音楽、仮想空間OZの映像が格好いいね。
OZでの分身が、みんな可愛いな。カズマのウサギ、次男坊の忍者とか。

政府要人に電話ではっぱをかける、90歳のおばあちゃん、格好いいな!



2010年03月06日(土)
ドラマ「対岸の彼女」/日本アカデミー賞受賞式

日本映画専門チャンネルで、ドラマ「対岸の彼女」(角田光代・原作)を観ました。

面白かった!
同い年の、専業主婦&女社長。立場の違う二人に友情は芽生えるか? という話。
高校時代の親友・魚子が、大人びてて強くて魅力的。
川に映る空、夕暮れの線路など、風景が綺麗でした。

原作はたぶん、普通の人の日常を描いた話なんだろうけど、ドラマだと夏川結衣さんが演じてるので、こんな美人が「引っ込み思案で友達が出来ない」と悩んでいても、説得力ねえー! と、ちょっと思った(笑)

夫から「家のことがおろそかになるんだったら、そんなくだらない仕事やめちゃえば?」と言われて、掃除しながらボタボタ涙こぼすシーンが、良かった。

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「日本アカデミー賞受賞式」を観ました。
香川照之、ノミネート作3作に出ている上に、「対岸の彼女」にまで出ていて、仕事しすぎだ!(笑)
「対岸の彼女」では、不器用ながらも優しく娘を見守るお父さん役で、良かったです。

個人的に、去年一番面白かった映画は、「南極料理人」と「重力ピエロ」なんですが、かすりもしてねえ(笑)
岡田将生くんが新人賞取ったくらいか。



2010年03月02日(火)
「王様は島にひとり」池上永一

エッセイ集です。
面白かったのですが・・・「やどかりとペットボトル」と比べると、毒が増してますね(^^;

「作家のご友人は?」と聞かれて、「え? 作家って、作家の友達が居るものなの?」と焦って、勝手に、会ったことのない石田衣良さんを心の兄貴として挙げてるのが、可笑しかった。
私も、作家さんは作家さんの友達がいるものだと思ってましたよ。

故郷の沖縄ネタ・家族ネタが、相変わらず笑えます。
ありえない緩い時間・先祖大事にしすぎ・私的な横断幕など。

漫画家さんと、「小説と漫画、どちらの作業が大変か」言い争う話。
私は漫画かなぁと思ってたのですが、小説家さんも色々細かい作業があるのですね。

関西の印象。
京都で、鴨川べりに座る若者を見て「森見登見彦さんの小説みたいですね」。
神戸は、お菓子のにおい。
大阪は、地底人(地下道が多いので)。

偏ってるよ!(笑)



2010年02月27日(土)
「THE ハプスブルグ」

「THE ハプスブルグ」(京都国立博物館)に行ってきました。

早めに着いたので、南門そばのミュージアムショップで画集を読んでました。
今は、平常展示館が閉鎖されて、ミュージアムショップがこっちに移動してるんです。

11:15頃、中に入ったら、30分待ちでした。
館内は、入り口付近は混雑してましたが、中はそれほどでもないです。肖像画の部屋だけは混んでましたが。

オーストリア皇妃エリザベート、綺麗ですねー。
ふわっとした、ドレスの質感が素敵。
後で、庭に看板があったので、写真を撮りました(笑)

マリア・テレジアの肖像画も、とっても可愛い。
ドレスの青が、綺麗でした。

「受胎告知」(ベルナルド・ストロッツィ)も、穏やかな感じで、美しかったです。
ミヅキさんが、これを観たいっておっしゃってたので、「大原美術館のエルグレコのとは、どう違うんですか?」と色々お聞きしました。

これから行かれる方へ。
京都駅〜博物館まで、プリンセスラインバスに乗られる場合、ハプスブルグの半券見せると半額になるそうです(と、ポスターに書いてあった)。

博物館を後にして、河原町でご飯を。
グリグラカフェに行ったら満席で、更に30分待っても空かなかったので、あきらめて、「ゆばんざい こ豆や」へ。そしたら、タッチの差で、ラストオーダー終わってた(2時まででした)。
結局、「和カフェ ちゃらん」に行きました。茶そばセット、デザートのほうじ茶アイスに至るまで、美味しかったです。

和雑貨&着物屋などをウロウロしつつ、三条通りの石けん屋さんへ。
前にくみさんに教えて頂いた、足湯に入ってきました。気持ちよかったです。
レッドラバーボールに寄ったら、服が凄く安くなってて、思わず買いました。
三条通り、色々店変わりましたね。和雑貨屋さんが増えてる!
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2010年02月25日(木)
「船に乗れ!」1 藤谷治

面白かったー!
音大附属高校が舞台。のだめを専門的にした感じの青春小説です。
音楽を演奏する喜びを知ってる人が、羨ましくなります。

音楽一家に生まれ、プライドだけは異様に高いチェリスト・サトルが、一学年に男子6人しかいない、ほぼ女子校状態の高校に入学。
恋や挫折を味わう…という話。

何かに熱心に取り組んだ経験は無いけど、自分が高校生になったような気持ちになって、ドキドキしました(特にサロンコンサート)。
3人が演奏する、メンデルスゾーンの「ピアノ三重奏曲 第1番」を聞いてみたけど、格好いいなあ!
南さんとサトルの恋も、初々しくってキュンとくる。

金窪先生の哲学の授業、分かりやすくて面白い! 私もこんな授業が受けたかった。

<萌え感想>
フルートの美少年・伊藤君は、サトルを好きなんじゃないかと疑ってる(笑)
文化祭、サトルが自分の演奏を聴きに来ないからって、ガッカリしてたしなぁ。

サトル→金窪先生への思慕も良い。
「先生は、僕のためにオーケストラを聴きに来てくれたんだ。そう思いこむほど、僕は先生を好きになっていた」
というセリフに萌え(笑)



2010年02月23日(火)
「神去なあなあ日常」三浦しをん

都会の若者が、なりゆきで林業を始めることになり、次第に楽しさに目覚める…という話。
神去村は、時間の流れ方がゆっくりで、神様のご機嫌をうかがいながら働く。都会とは別世界。

祭りは豪快!! 
こんな祭り、本当にあるの? と思ったら、似たような「御柱祭」というのがあるんですねえ。うわー怖!

何にも目標がない、と言ってた若者が、働く楽しさに目覚め、村に馴染んでいく様子を見ているのは、楽しかったです。

自信喪失したノコ(犬)のために、皆が一芝居打つシーン。犬の単純さがかわいいなぁ(笑)

しをんさんの小説って、一目惚れが多いな!
仕事メインで、恋愛はオマケだからか。
毎回、相手の女性の魅力が、描写が少なくて、いまいち分からんですー。



2010年02月22日(月)
映画「ゴールデンスランバー」

映画「ゴールデンスランバー」を観てきました。
新京極シネラリーベ、10:30〜の回でしたが、ガラガラでした。

サスペンスっていうより、ちょっといい話的ヒューマンドラマで、私は面白かったです。
が、ミステリ的な謎解きを期待される方には、不向きかも。

無実の男が、首相暗殺犯に仕立て上げられ、逃げ続ける。
出会う人出会う人、彼の無実を信じて助けてくれる…青柳くんのいい人ぶりがハンパない(笑)

ジャンジャン、ギター音が何度も。ちょっと邪魔だったかも。
ビートルズに思い入れがないので、「ゴールデンスランバー」のエピも、何度もいらんと思った(すみません)

車のエンジンがかかって、泣くところ。セリフ無い方が良かったなぁ。
全体的に、笑えるところもあって、テンポは悪くなかったのですが、「信じることが最大の武器だ」っていうセリフとか、セリフで説明しなくても、エピソードで説明すれば良いのにと思うところが、何カ所か。

以下、ネタバレ含みます。

面白ポイント。
・仙台運送のマーク、伊達政宗でしたね。可愛い(笑)
・段ボール、底が空いてて、足が出てるの笑った。
・青柳の父親が、マスコミのインタビューに答えるところが良かった。
「信じてるんじゃない。あいつが犯人じゃないってことを、知ってるんだ!」って。

疑問ポイント。
・青柳くん、それまで鈍くさい逃げ方だったのに、最後マンホールに飛び込むのは早かったな!
・監視ついてるのに、いつの間に花火仕込んだの?
・凛花さん、どうやって青柳君に連絡取ったの?
・真犯人は誰ですか?

余談。
すこし前に「出星前夜」で、善良な宣教師が、報奨金目当ての村人の通報で掴まり、火あぶりになる…っていう背筋凍るようなシーンを読んだので、余計に、この映画がいい話に感じた。
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帰りは、ムモクテキカフェでランチしようとしたら、20人くらい並んでた。
次に、グリグラカフェに行ったら、ランチ売り切れでした。
親子丼セットを食べたんですが、ご飯にお焦げがついてて美味しかったー。ウッディな店内も可愛い。