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やすみ日記
梅子
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2010年02月21日(日)
梅田でランチ&お茶

ふゆさん・多紀さんと、梅田でランチ&お茶してきました。

ランチは、「天味 石和川(テンミ イワカワ)」に。
11時半からオープンなんですけど、多紀さんが11時頃に電話で予約して、個室取って下さいました。
天婦羅セット(1500円)すっごい美味しかったvv
全然脂っこく無くって、からっとさくっとして。
前菜の、ブロッコリーのムースもとても美味しい。

ふゆさんと多紀さんは、「生徒諸君」と「エースをねらえ」の話で、超盛り上がってた(笑)
ふゆさんが「沖田君が!!」と、号泣する仕草をしてはって、読んでもないのに迫力が伝わる(笑)

次は、ノードカフェへ。
大阪駅前第3ビル地下二階にある、北欧風カフェです。
内装がおしゃれ。お値段もかわいい。
ですが、禁煙席が少ない(^^; 
飲み物は美味しかったです。ソフトクリームやプリンが、あまり甘くなくて、美味しい。

県民性やタバコや食について話しました。
ふゆさんが、「上司は、仕事で頭を使うので、オフでは頭を使わない漫画を読んでいる」とのことで。なるほどー。
私は、変化の少ない事務職なので、本は「知らない世界を知りたい、変化に富んだ話が読みたい」と思って選びます。
建築業界を描いたノンフィクションで、面白い本をご存じの方がいらっしゃったら、教えてください。



2010年02月20日(土)
「通訳捜査官―中国人犯罪者との闘い2920日」坂東忠信

内容は真面目なんだけど、ユーモアが効いてて笑った。
中国人犯罪者と向き合う、通訳専門の警察官の体験記。

中国人と日本人の倫理観・常識がいかにかけ離れているか、分かりやすく面白く描かれてます。
ガサ入れの大混乱・中国人犯罪者のとんでもない嘘つきっぷり・密航の過酷さ。
次から次へと強烈なエピソードが出てきて、一気に読みました。



2010年02月14日(日)
映画「ディア・ドクター」

西川美和監督作品。
面白かったです。

けど、これは、先入観なしに見た方が面白いと思いますので、見られる予定の方は、感想は読まない方がよろしいかと。
辺境の村で、名医と慕われるお医者さんが失踪。実は、彼にはヒミツがありまして…という話。
偽医者だったのですが、なぜか、村人からは神様扱い。研修医からは、尊敬の眼差しで見つめられ(笑)
この辺、ほのぼのして笑ったんですが、後半、偽医者だとバレてからの、村人の冷たい反応こえー。
研修医まで「前からアヤシイと思ってた」って。あんた微塵も疑ってなかったじゃん!

製薬会社の営業マンと看護師さんは知ってたようですが、看護師さんはいつから知ってて、何故片棒を担いでたんだろう。
何故、伊野さんが偽医者を始めたのか? ということはハッキリ語られません。
推測させる証言・エピソードはあるんだけど。
相変わらず、西川監督は「人の認識や記憶は曖昧」「回答は観客にゆだねる」式の作品だなー。
でも、「ゆれる」よりはモヤモヤ度は少なめだと思います。


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伊坂幸太郎さんと西川美和監督の対談が面白かったです。
http://www.poplarbeech.com/danwa/001898.html

『男女の友人関係だと、観客からは恋愛を期待される』by西川監督
いえいえ、私は男同士でも恋愛を期待しますよ(笑)

『見た人からは「あれはどういうこと?」って、結末について聞かれるけど、困る』という話。
でも、読者としては、作中で謎が解けないと、飛行機でどっかに連れて行かれて、高い塔に置き去りにされた気持ちですよ! 降ろしてくれ(笑)

『恋愛物が苦手』って話。
今、BL読みたいって気持ちが全然ないので(でもニアホモには萌える)、何でかな? と思ってたので、この対談は興味深かった。



2010年02月13日(土)
映画「ヴァイブレータ」「西の魔女が死んだ」

今日は、家でDVD祭りです。大森南朋さん目当てで2作。

「ヴァイブレータ」
寺島しのぶさんが、もろくて、可愛い。
起承転結は特になく、現実の一部を切り取ったみたいな話です。
深刻な話を聞かされても、淡々と受け止める、岡部の優しさが良い。
濃いラブシーンがあるので、見るの迷ってたんですが、切なくてきれいな、良いシーンだった(でも、照れる)。


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「西の魔女が死んだ」
※あんまり褒めてないので、苦手な方、飛ばしてください。

原作は好きだったんですよ。
映像は凄く綺麗。ジャムづくりとかシーツ洗いとか、あんな田舎生活したい。

が、主役の子が、あまり可愛くなく、演技も上手くない…。
学校に行けないことをあまり悩んでない風に見えるので、共感しづらい(行けなくなった理由を話すところも、説明的すぎる)。

登校拒否に至るまでの、学校での生活、家族とのすれ違い、などをもっと描いてくれても良かったのでは?
お父さん役の南朋さんは、出番は少ないけど、優しい、素敵なお父さんだった。

二作とも「現実から一時逃避して元気になって戻ってくる、小説が原作」の話だったのですが、「ヴァイブレータ」の方が、上手く映像化してるなと思いました。演技力・役者さんの存在感ってつくづく大事。


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サッポロビールのCM、麻生久美子さんの着物がとっても可愛いです
雪篇の、黄色×赤の組み合わせが特に好き。
こういうコーディネート、してみたい。
http://www.sapporobeer.jp/offnozeitaku/cm/cm.html



2010年02月11日(木)
「吉祥寺の朝日奈くん」中田永一

乙一・別名義。恋愛短編集です。
なんて可愛いんだ! 胸がキュンキュンした。
どの話も、ミステリー的な仕掛けがあるのが、面白い。

「交換日記始めました! 」
交換日記のみで構成された話。
年代のずれの理由が全然分からなくて、種明かしされて、ああ! って思いました。
寂しい二人がつながる、最後がジンとくる。

「ラクガキをめぐる冒険」
いじめられっ子のフリをする、美形の秀才って美味しいキャラだなぁ!(笑)
「一人でも味方がいるって事を知らせる」と、夜中に学校に忍び込む、女の子の勇気がいい。

「うるさいおなか」
お腹の音がコンプレックスの女の子と、作曲が趣味の男の子。
この組み合わせの発想がユニーク!



2010年02月10日(水)
「世界記憶コンクール」三木笙子

明治時代。美形絵師&雑誌記者のミステリ。「人魚は空に還る」の続編です。

「世界記憶コンクール」
義理の親子の、すれ違い愛にときめく(笑)

「氷のような女」
高広の父・馴れ初め編。
好きな人の気を引こうと、慣れぬ自慢話をして、一人で照れてるのが可愛い(笑)

「黄金の日々」
恵は、高広と礼の親密さに比べると、自分と幸生は全然親しくないんじゃないか? と悩んでましたが、比べる相手が悪いよ!(笑)あの二人は特殊だから!

「生人形の涙」
兄→アーリントン卿→←弟という話ですよね?(笑)
アーリントン卿を、命をかけて守ろうとする、兄の悲恋がきゅんと来る。

高広と礼の馴れ初めシーン。
高広を強引にナンパする、礼に笑った(笑)



2010年02月09日(火)
モスリン展・のだめ展・相楽園

日曜日に、モスリン展・のだめ展・相楽園に行ってきました。

神戸ファッション美術館へ行く前に、近くの神戸ファッションマートへ。
3Fの骨董屋さん「大石商会」、着物が安かったです!
羽織3000円(写真で着てる物)、名古屋帯2000円でした。
羽織紐もおまけしてくれはったので、そのまま着ていくことにしました。

「モスリンと毛斯綸(もすりん) −変貌する渡来布(とらいふ)の物語−」
和装だと入場料が無料です。
明治〜大正の長襦袢、柄が派手で、可愛い。
ロココ調ドレスもあって、可愛かった。
インドのダッカ木綿は、薄くて、精緻な刺繍が美しい。

元町の「NAP」というお店でランチ。
ハンバーグ、ふわっとした食感に、あっさりした味で、美味しかった。

「のだめカンタービレ♪ワールド」(大丸神戸)
階段まで行列できてました!(驚)
のだめの部屋や、ドレスの再現。イラスト、ネームの展示がありました。
ミヅキさんが「イラストだけ見てると、のだめの性格が分からないから、普通の素敵なカップルに見えるね」とのこと。
確かに! 見た目だけだと、のだめ可愛いですよ(笑)
入り口付近で、マングースと写真を撮りました。

歩いて、相楽園へ。
美しい日本庭園&洋館。
しかし、らいらさんは、クレーンとか扉とか、謎な物を撮ってはりました(笑)
ミヅキさんは、厩舎を見て「事件の起こりそうな塔ね」と(笑)

帰りは、兵庫県公館の横を通って帰りました。
日曜は閉まってるので、また開いてる日に来てみたいです。

この日、足首まであるレギンスを履いていたら(階段登る時に見える)、ミヅキさんが「チラリズムが着物の醍醐味なのに!」と嘆いてはりました(笑)

☆ ☆ ☆
「しらさぎ城で逢いましょう」という小説。
姫路城好きのらいらさん曰く「どの場面がどこの場所かっていうのは、だいたい分かるけど、ナンパした場所だけは分からない」
私とミヅキさん「あれはナンパなんですか!?」
らいらさん断言「ナンパです」
そうかー…(笑)
P2201593



2010年02月04日(木)
「パレード」吉田修一

ラストの意味が分からん!
誰かに感想を聞きたい本です。

途中までは、共同生活を送る若者5人の、何気ない日常の話。
読み終わった今までは、彼らの無関心さが心底怖い。

藤原竜也主演の映画が、今月から公開されます。
この暗い、何も起こらない話をどうやって映像化するんだろう。

☆ ☆ ☆

吉田修一は「悪人」の映画化も決定してます。
今まで、原作とかけ離れた映像作品が多かったので、吉田修一本人が脚本を書く「悪人」は期待大。
主演は妻夫木聡、深津絵里です。
http://www.akunin.jp/



2010年02月02日(火)
「我らクレイジー☆エンジニア主義」リクナビNEXT Tech総研

技術者さんのインタビュー集です(webでも公開中)。
SFアニメ!? っていうような凄い技術にビックリ。
作った人も、良い意味でおかしな人ばっかり(笑)

プラネタリウムの大平さんや、人間そっくりロボットの石黒教授。
アニメ夜話に出てた(電脳コイルの回)稲見教授など、TVで見たことある方も多いです。
 
私はエンジニアの世界とは全く無関係ですが、スランプの抜け方とか、仕事に対する姿勢とか、共感したり、為になる話が多かったです。

空中に立体図形を描く
透明人間になるスーツ
空飛ぶ新幹線
パソコン付きメガネ
一人乗り飛行機(ナウシカのメーヴェ!)

こんなものが現実になるとは!

皆、好きなことに一途で素敵でした。
「タイムドメイン」スピーカー・由井さんの「一生懸命、手を動かさなきゃ、良い物は作れない」という言葉が、ずっしり来た。
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s01300.jsp?rfr_id=report&p=013&__m=1



2010年01月31日(日)
映画 ハッピーフライト、ゆれる

昨日、テレビで「ハッピーフライト」を見ました。
航空会社で働く人々を描いた、お仕事映画。
面白くて楽しかった!

トラブルが発生したコックピット内で、機長に「こういう時は笑え」と言われ、副操縦士が無理矢理作った、泣き笑いの表情が印象的(笑)

ドジって大泣きしてたCAさんが、デザート品切れのピンチに、あり合わせの材料でお菓子作って挽回! のシーンも好きだ。

コントロール室の岸辺一徳は、いいとこ取り男でした!(笑)
普段はパソコンが苦手でやる気ないのに、停電してパソコンが使えなくなると、大活躍!
でも、トラブルを回避したら、元のゆるい上司に戻ってるっていう(笑)

機長&副操縦士、整備士上司&後輩が萌でした(笑)
整備士上司が、スパナなくした後輩のため、一緒にゴミ箱あさって一生懸命探してあげてるシーンが良かった。


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「ゆれる」

…腐感想ですので、苦手な方注意…

解釈にゆとりのある話なので、弟→兄に見えて仕方なかったです(^^;
最初から、弟は兄を庇おうとしてたしなぁ(駆けつけた時に「智恵子はどうした?」って聞かずに知らないフリしてましたよね)。
でも、兄には全く気持ちは通じず、突き放されるばかり。

遠目からしか見てないので、突き落としたのかそうでないのかは分からないけど、その時の心理状態でやったように思えてしまい。
7年後、自分の心が見せた間違いだと気づく。出所後駆けつける。→兄の笑顔(全て分かって許してくれた?)という話なのかな。分からん。

ガソリンスタンドの従業員も、皆、兄のこと大好きなので、兄はそんなに僻まなくてもいいのに。
「俺はモテない」って言うけど、顔も悪くないし人格者だし、何でそんなに卑屈なのか分からない。