先週の「新日曜美術館」は加山又造でした。 横山操とのライバル関係が好きです(最近こんな話ばかりですみません ^^;)
出会いは、横山が加山の個展に来て「なんだこんなもの」と言い、にらみ合ったのが始まり。 その後、同じ大学で教職に就き、指導をめぐって口げんか。でもプライベートでは仲良し。 互いの絵については、一切、評価を口にしなかったが、横山は死の間際に、加山に「日本画の将来はどうなるんだ。後は任せる」と言葉を残したという。 没後何年も経ってから、加山が、横山のことを「今でも笑い声とか思い出すんですよ…良い親友、兄貴みたいなものでした」って話す様子が良かったです。本当に凄く好きだったんだろうなぁ。
解説も「魂の結びつき」「運命の二人」云々、熱い表現で語られてました。 いやぁ、芸術家同士って、本当に良いですね(微笑)
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