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やすみ日記
梅子
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2008年12月23日(火)
「タルト・タタンの夢」近藤史恵

フレンチのシェフが探偵役の、日常ミステリ。

「ガレット・デ・ロワの秘密」
奥さんとのなれそめを暴露されて、真っ赤になる志村さん、可愛いすぎる(笑)ぞっこんなんだなぁ。
「オッソ・イラティをめぐる不和」
この謎解きが一番好きでした。こういう、奥さんの話を聞いてない旦那さん、多そうですよね…。
「ぬけがらのカスレ」
エッセイストの彼氏が可哀相だよ! 読後感がしょっぱかったです。
「割り切れないチョコレート」
オチには、じんわりと胸が温かくなりました。素数の詰め合わせって、そういう意味だったのか!



2008年12月22日(月)
「有頂天家族」森見登美彦

原作読みました! 
ラジオドラマを先に聞いていたので、ストーリーは知っていたのですが、細かいところが分かって納得。
京都・下鴨神社に暮らす狸の四兄弟が、宿敵・夷川家と化かし合ったり、父の死の真相を探る…というような話。

海星のツンデレっぷりは、ラジオの方が強調されてましたね。可愛い。
弁天様は、原作の方が影がある感じ。
ラジオはだいぶ端折ってあったので、小説だと情景が細かく浮かんで素敵ですね。
矢二郎が父最期の日を語るシーン、ラジオは何度聞いても泣ける。

小説のラストで、父が矢一郎に「狸界の頂点に立ったら、敵も多くできるだろうが、お前には3人の味方(兄弟)がいる。それは何よりの切り札だ」と語るシーン、ジンときました。



2008年12月21日(日)
「錦」宮尾登美子

帯で有名な龍村の創業者、龍村平蔵をモデルにした物語です。

平蔵(作中では吉蔵)、確かに織物への情熱には圧倒されますが、それ以外の姿が好きになれん。
主人が留守がちな家をしっかり守ってくれる奥さんを裏切って、妾を作り、その妾・ふくが不治の病になっても長いこと見舞いにも行かず(また、ふくが謙虚な良い子なんです)。
10代の頃から献身的に仕えてくれた使用人・仙も、足蹴にして罵倒するし、何様なんだお前は!?
女性陣が皆、人間が出来ていて健気なので、吉蔵の魅力が今ひとつ分からなかった…。

ただ、10代で働かない父親に代わって一家を支えるとか、30代で専売特許6件実用新案30件を取るとか、仕事の面では本当に凄い人ですね。
元大名の茶道具復元の仕事をきっかけに、古代の布に魅せられて、寝食忘れて没頭する様は、職人魂を感じられて良かったです。
8年がかりで製作し、宮家へ納めたタピストリーが、戦争で消失してしまったのは、本当に惜しい。



2008年12月20日(土)
「風が強く吹いている」映画化

「風が強く吹いている」映画化するんですね。楽しみ。
関東や北九州でエキストラを募集しています。
http://www.wind-blow.net/

「花咲ける青少年」もアニメ化されます。懐かしい。
多紀さん・ミヅキさんに話したら「美しい絵じゃないと許さん!」と言ってはりました(笑)確かに、美しくないユージィンや立人はいや…。私は、夫候補の中では一番地味な、カールが好きでした。
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20081205mog00m200055000c.html



2008年12月19日(金)
文楽へのいざない(中央区役所)

「第2回 文楽へのいざない」 (大阪市中央区役所)に行ってきました。
入場無料、申し込み不要の講演会です。
12:15頃に着くと、ほぼ満席。始まってからも次々人が入ってきました。

人形遣いの吉田幸助さんが、冗談を交えながら、流れるようなトークで楽しませて下さいました。
「文楽というと、おじいさんが人形が遣われているというイメージで」、「私も今流行のアラフォーで」とか(笑)
文楽の修行は、足遣い15年、手を15年、30年経ってようやく頭を遣える(だったかな?)とにかく1人前になるのに時間がかかるとのことでした。
後継者不足とのことで、「今不況ですので、是非とも若い方は文楽へ就職を!」
と勧めてはりましたが、会場に来ていたのは中高年の方々ばかりでした。昼間のオフィス街ですものね。
人形を遣って、動きの実演もして下さって、面白かったです。
お姫様の人形が出てくる辺りで、帰らなければならない時間になり、残念。

次は、1/21(金)12:15〜13:00「第2回 能楽への誘い」(中央区役所 1階ロビー)があるそうです。



2008年12月18日(木)
ヴァン・ショー

「ヴァン・ショー」を飲みました。
ホットワインに、オレンジ・蜂蜜・クローブなどを入れたものです。フランスでは風邪の時に飲むそう。
近藤史恵さんの小説に出てきて、美味しそうだなぁと思ったんです。
普通にワインだけ飲むより飲みやすいし、よく眠れます。つくって二日目の方が、果物の味がしみて美味しいですね。



2008年12月14日(日)
山口晃ソロトーク

山口晃さんのソロトーク(大山崎ふるさとセンター)に行ってきました。
大山崎山荘美術館の展覧会に併せた講演会です。

山口さんは、「風が強く吹いている」の表紙を描かれた画家です。
私は、テレビの若沖特集で初めて知りました。その後、ブルータスで若沖を描いたマンガを見て、面白い人だなーと興味がわきました。

講演会は申込者多数で、定員を130から170名に増やしたそう。東京や札幌からお越しの方もいらっしゃったそうです。
山口さんはひょうきんな方で、会場中、笑いが絶えませんでした。
ホワイトボードに絵を描きながら話して下さったんですが、分かりやすくて良い方法ですね。
すぐ話が脱線して、スケキヨ(犬神家の一族)とか描き出さはるのが可笑しい。寅さんの声マネも上手すぎ(笑)

最初は三面記事ネタ、次に大山崎で出会った人々、最後が美術館について。

大山崎について。
山口さんは、取材に来るたび、町長さん、宮司さん、金閣寺の鳳凰を修復した人等、色んな人に紹介されたそうです。会う前の町長さん想像図(ロマンスグレー)の絵が、上手すぎて可笑しかった。

計画について。
展覧会は1年前から準備していてて、最初は「大山崎山荘砦化計画」というのがあったそうです。
周囲に土塁を積み、町民は武装して、仮想敵は枚方市辺りで…とのことでしたが、もちろん実現せず。計画は縮小され、秘密基地の模型展示に落ち着いたそうです。
「計画ってのは小さくなるので、最初に大きく広げておくべきなんです!」とのこと(笑)

美術館について。
新館は、安藤忠雄のコンクリート打ちっ放し建築なのですが、山口さんは「灰色の宝石箱」と呼んでました(笑/本来は「地中の宝石箱」という愛称です)
「建築家って円形好きですよねー。ものすごく、絵が掛けにくいんですけど(苦笑)」と展示の苦労を語ってはりました。確かに。

最後に質問コーナー。
「サントリー美術館から、個展の依頼があったらどうしますか?」との問いに(大山崎山荘の母体はアサヒビール)、「塩まいて追い返してやります!」と勇ましい答え。その後、急に気弱になって「関係者の方いらっしゃいませんよね? 今のはトーク上の建前ですからね!」と弁明。画家も色々大変ですね(笑)
次の質問者に「先生」と呼ばれ、動揺する山口さん。
ホワイトボードに、蝶ネクタイの厳めしい顔をした「せんせい」の絵を描き出しました(笑)「先生と呼ばれると、どうしていいか分からない」と大層お困りの様子。

面白いトークショーでした。面白い絵を描く人は、話も面白いんだなぁ。偉そうなところが全然なくて、親しみを感じます。
今日は、そのまま真っ直ぐ帰宅。
展覧会は3月までやっているので、また今度、じっくり見に行こうと思います。

1/18(日)キャンパスプラザ京都でもトークイベントがあるそうです。



2008年12月13日(土)
声優、ダ・ヴィンチ、見えない栞

読売新聞夕刊にて、「歌う声優ブーム」という記事が載ってました。
知らない方が多かったですが、本当に、最近の声優さんは容姿端麗ですね。
小野大輔さん、歌でも人気あるんですね。へー。

ダ・ヴィンチの来月の特集は「世界はBLに満ちている」です。
萌える一般書を取り上げるらしい。三浦しをん&松岡なつきの対談もあるそう。
どこへ行くんだダ・ヴィンチ…。

Blind Bookmark (ブラインドブックマーク)という商品が気になります。
本人にしか、ページが見えないようにする栞。
電車の中で挿絵付きの本を読むときに、便利そうですよね。

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<自分用メモ>
12月18日(木)BS hi「アトムの世紀〜夢のロボット開発に挑む科学者たち〜」を見ること。

次にカラオケで歌いたい歌。
コレクターズ「世界を止めて」、くるり「東京」、ラブ・サイケデリコ「Last smile」、カスケード「YELLOW YELLOW FIRE」



2008年12月11日(木)
「武士道セブンティーン」誉田哲也

剣道部の話です。
女の子同士のライバル物って、珍しいので面白かった!
森絵都さんを好きな人は、好きそうな作風。帯は、万城目学氏が書いてます。

宮本武蔵の書を愛読し、武士のような言葉遣いの香織は、めっちゃ男らしい(笑)
「間違って、棺桶に入らないように気をつけな」という、チンピラへの決めゼリフが格好良すぎです。
親友兼ライバルの早苗は、女の子らしくおっとりしていて、対照的。
二人の視点で、交互に話が進んでいく構成がユニークです。

部活が凄く楽しそうで、私も何かに打ち込んでいれば良かった! と二人が羨ましい。
情けない男子同級生を助けたら、「護身用に彼女のフリをしてくれ!」とすがりつかれ、困惑する香織が可愛かったです(笑)

ちなみに、私は知らずに読んでしまったのですが、シリーズ2作目です。



2008年12月09日(火)
タイツ兄弟

「美の巨人たち」、今週は旧松本健次郎邸でした。
全身黒タイツの兄弟にビックリ。なんじゃこりゃ!?
ル・ コルビュジエが用いた人型がモチーフの、「モデュロール兄弟」というらしい。
行きしなに喧嘩した二人は、バラバラに行動するのですが、松本邸で再会して大喜び。抱き合ってぐるぐる回ってました(笑)
ちょっと頼りない弟が可愛い。
顔まで黒タイツなのに、器用にラーメンを食べていて驚き。
これから、建築の回は要チェックですね!(笑)