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やすみ日記
梅子
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2008年04月28日(月)
図書館戦争

アニメ「図書館戦争」1回目を見ました。
有川浩さんの小説が原作ですが、未読です。どんな話なのかな?と思ってたら…良いツンデレでした!(笑)
堂上教官が、笠原を庇って、犯人に殴られてたところに大注目! いつも厳しい上司が、とっさに主人公を庇うって、王道ですけど、きゅんときました。その後、相変わらずケンカしてる二人が良いです。絵も、スッキリしてて、見やすいですね。

今の職場は、朝礼スピーチが当番制でまわってきます。明日2巡目ですが、ネタがありません。困った。



2008年04月27日(日)
「大正・昭和のブックデザイン」

「大正・昭和のブックデザイン」という画集を見ました。
この時代の装丁って、モダンでおしゃれですね。色数も少ないし、デザインもシンプルなのに、人目を引く。 川端龍子や岸田劉生など、有名画家の手がけた装丁もあって、素敵。
ドイツ・ポスター展でも見かけた、杉浦非水の表紙が、とてもおしゃれでした。かわいー。

大阪市立中央図書館で、「非水図案集」(大正2年発行)を見たのですが、こちらのデザイン画も素敵でした。絵はがきがあったら、買うのに。杉浦非水だけの展覧会、やって欲しいですね。
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今日の「新日曜美術館」は、河鍋暁斎でした。再放送、夜8時〜。
博覧会で一等を取った時、「これだけの技量があるのだから、ふざけた絵を描くのはやめなさい」と、審査員に批評されてたのが、可笑しかったです。



2008年04月23日(水)
「マンガノゲンバ」ひうらさとる

昨日の「マンガノゲンバ」、ホタルノヒカリが取り上げられてました。
ひうらさとるさん、美人! おしゃれ! ほわんとした方を想像してましたが、シャープな感じでした。小学校の頃に描いてた漫画、コマ割りがめちゃ上手。
子どもの頃に「レピッシュ」を読んでいたので、長いこと活躍してはるなぁという印象。

ドラマ「おせん」、一回目をチラッと見たのですが、蒼井優ちゃんの着物姿が可愛い。HPにも着こなしが載ってます。居内商店さん等が、衣装提供されてるそうです。

奥津クリーニング店さんに出してた、羽織と襦袢が戻ってきました。
クリーニング代、1キロ2000円+送料です。
古着の羽織で、買ったときから埃っぽかったので、さっぱりしたー。最近付けたシミもあったのですが、きれいになりました。
襦袢は、総絞りのもので、自分でドライクリーニングしてもいいものかどうか、分からなかったので、今回は洗いに出しました。コインランドリーとかでも洗えるのかな?



2008年04月22日(火)
「夢色十夜」

「夢色十夜」全3巻(かわいゆみこ)を読みました。
昭和初期のレトロで優雅な雰囲気が、とても素敵でした。この時代のことをよく調べてはるんやろうな。今市子さんのイラストが、美しくてぴったり。
特にオチのない、不思議な怪談話の連作集です。男二人の関係は匂わす程度。鷹司は、倉さんが好きなんだろうなとは思ったんですが、ハッキリしないまま、終わってしまいました…。
3巻の「横櫛」、玲子さんが幸せになってくれて、本当に良かったです。こういう秘めた恋って、現代では表現できないような奥ゆかしさがあって、良いですね。




2008年04月19日(土)
河鍋暁斎展

絵画の冒険者 暁斎 Kyosai―近代へ架ける橋(京都国立博物館)に行ってきました。

今まで全然知らなかったんですが、なんてユニークで大胆な絵を描く人なんだ。現代に生まれてたら、絶対、漫画家になってるな(笑)歌川国芳+北斎漫画って感じでした。
幕末から明治時代に活躍した画家で、建築家のコンドルも弟子入りしてたそうです。
下絵が沢山残ってて、完成品と見比べるのも、面白い。
屁こき合戦とか、墨つけ合戦とか、アホらしい絵が実にいきいき描かれていて、笑えました。蛙などを擬人化した絵も可笑し〜。
妖怪&動物は愛らしいのに、幽霊の絵は、ゾッとするような怖さでした。羽織の裏の残酷絵も、惨たらしい。
発想の大胆さや、小さな絵から大きな絵に至るまで、変幻自在な筆遣いが素晴らしいです。いやー、凄く面白かった。
27日に、新日曜美術館で特集があります。

行きは、京都駅八条口から、プリンセスラインバスに乗って行きました。空いてて、良かったです。
お昼は、博物館内のカフェでランチを食べました。そんなに混んでないし、安かったです。
着物で見に行ったのですが、他にも着物のお客さんが、結構居はりました。外国人のお客さんもちらほら。
混み具合はまぁまぁ。狩野永徳ほど混雑はしてなかったです。

>これから行かれる方
京阪七条駅の近くの本屋さんで、前売り券売ってました(200円引き)。
ロッカーは外にあるので、ご注意下さい。
館内、クーラーきいてて、ちょっと寒いです。羽織るものがあると良いかも。

帰りは、四条河原町をぶらぶらしました。寿ビルディングに行ってみたのですが、素敵な建物でした。元は、昭和初期の銀行で、今はギャラリーや、児童書専門の本屋さんなどが入ってます。
「ジャパノロジー」を見て、わっぱのお弁当箱が欲しくなったのですが、百貨店で見たら、7千円くらいしました。ぎゃっ。



2008年04月18日(金)
「眩暈」

「眩暈」(五百香ノエル)を読みました。
今まで読んだ五百香さんの中で、一番面白かった。切なく、暗い情感の漂う話で、最後まで目が離せませんでした。
幼なじみの二人が、互いに強く惹かれ合いながらも、すれ違い、別れては出会い…を繰り返す話です。受が、子どもの頃は尊大で性格が悪く、攻を下僕扱いするのですが、大人になるにつれて、関係が変化していく様が見ものです。今市子さんの、しっとりした雰囲気の絵が、よく合ってました。



2008年04月17日(木)
「躯-からだ-」

今日は、「躯-からだ-」(五百香ノエル)を読みました。軽い話かと思わせる出だしでしたが、ラスト近く、凄く重かったです。読み応えがあって、面白かった。力のある作家さんですね。
子どもの頃の傷を引きずる話で、イラストが鳥人ヒロミさんなので、「成層圏の灯」を思い出しました。



2008年04月13日(日)
「なよびかな恋」

「なよびかな恋」(五百香ノエル)を読みました。
面白かったです。 ネットでBL感想日記を書いてる方がいらして、いつも参考にしているのですが、そこで「木原さんぽい」と言われてた作品です。うん、確かに。
妻子持ち(別居中)の男が、自由奔放な年下の同僚に振り回される話。女性が存在感のある役で出てきたり、激情に引きずられて人生が狂う描写とか、「白皙」を思い出します。やまがたさとみさんの、淡い色の表紙がとてもきれい。
『こんなに自分を愛してくれる人は、もう現れない。それは金でも地位でも手に入れることが出来ない。子どもの頃に見た、童話の中にしか存在しないはずだった』
という一文が、じんときました。

「とめはねっ!」3巻(河合克敏)も読みました。
ますます面白くなってきました。
ライバル高の、さわやかで腹黒い勅使河原君が良いですね! のんびりな縁との対比が面白い。
望月さんは相変わらず、縁の気持ちに気づかず、書道のライバルとしか思ってないのも、笑えます。
篆刻や書の甲子園と、色々ネタが出てきたところで、続くになってます。楽しみ。



2008年04月12日(土)
ジャパノロジー

金曜深夜にNHKで放送してる「Begin Japanology」、録画してたのをまとめて見たんですが、「囲碁」の回が面白かったです。やっとルールが分かった(笑)ヒカルの碁も読んでたんですが、ルール知らないままだったんですよ。
ジャパノロジーは、英語で日本文化を紹介する番組で、副音声で日本語が聞けます。
「和菓子」の回、録画し損なって、がっくり。「着物」の回も見たかったなぁ。



2008年04月10日(木)
「番線」久世番子

本に関する仕事を取材した、コミックエッセイです。
本の貸し借り、私も袋にこだわりますよ(笑)国会図書館で本を修復する人や、写植屋さんなど、珍しい仕事の現場が見れて、面白かったです。
校正さんのこだわりっぷりは凄いなー。辞書を作る人は大変そう。教科書、懐かしい! 一箱古本市、楽しそう。
本を愛する気持ちがあふれまくった本でした。