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| 2007年07月19日(木) ■ |
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| ホタルノヒカリ、モリのアサガオ |
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「ホタルノヒカリ」、ドラマの2話目から見ました。 面白かったですv 部長と蛍の掛け合いが笑える。観る前は、綾瀬はるかじゃ美しすぎて、干物って感じがしないわと思ってたのですが、似合ってますね! 家での干物姿の方が可愛い。 藤木直人も、部長役にしては、若すぎるよ! と思ってたら、意外とハマリ役でした。それにしても、前にミヅキさんにそれを言ったら「(34歳を若いと思うのは)私たちが歳を取ったからなんですよ…」としみじみと言われました。全くその通りですね(--;
「モリのアサガオ」最終巻も読みました。 泣きすぎて頭が痛いです。分かっていても、結末を受け入れられず、苦しい気持ちを引きずりました。お話としては、大変よくできていて、良かったと思うのですが。これも、そのうち映像化しそうな作品ですね。キャストは、直樹=妻夫木聡、満=松山ケンイチ、とかどうでしょう。 あと、私はやっぱり死刑に反対なので、直樹の考え方は立派すぎて、ちょっとついていけんところがある。
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| 2007年07月12日(木) ■ |
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| 「座布団」剛しいら |
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「座布団」(剛しいら)を読みました。 落語家の世界がいきいきと描かれていて、凄く面白かったです。 脱サラして落語家を目指す若者が主人公。それまで全く縁のなかった世界に飛び込み、下積みの苦労を経て、頭角を現していく様子は、自分のことのようにスカッとしました。 スポンサーとの酒宴で、下品な芸をして、師匠に怒られるシーンはホロリときました。「お前には才能があるんだから、身体を張って笑いを取る必要はないんだ」って。追わず、師匠! 一生ついてきます!という気持ちに。 師匠が、実に魅力的で謎めいてます。40過ぎなのに、モテモテ。次々と男を乗り換えては、芸の肥やしにしていくという。オヤジ受に開眼しそうだ。師匠の話も読みたい!と思ったのですが、続編「花扇」も、絶版の上に、ネット古書店では高値。京都府内の図書館にも入ってないようです。 さりげない着物の描写が素敵でした。師匠は良い着物を沢山持ってそうだなぁ。
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| 2007年07月05日(木) ■ |
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| 「Like a dog,as a dog」田中鈴木 |
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「Like a dog,as a dog」(田中鈴木)を読みました。 田中鈴木って、漫画の表現能力というか、お話作りの能力が凄いなぁ。舌を巻きます。 連作短編集。動物が、神様に頼んで人間に変身し、大切な人間に会いに行く話。人間が信じてくれないと、元の動物の姿には戻れません。 猫のヨシュアの話で泣きそうになりました。シンプルなネームなのに、グッと来ます。最後の動物園の話もいいなー。○○○の人間化ってこうなのかー(笑)「私の正体を思い出すときは、どうか屋外で、屋根のないところで」ってセリフが可笑しい。確かに、日本家屋の中で元に戻ったら大変。
「転校生・神野紫」(田中鈴木)1巻も買いました。これ、少年漫画?というような表紙と話。学園サイキックホラー調です。主人公は、左手で殴ると、どんな不良も真面目君に変えてしまうと言う能力の持主。そこへ、幼なじみと名乗る神野が転校してくるが、神野には左手の能力が効かなくて…という話。ラブは片鱗くらいしかないですね(笑)
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| 2007年07月03日(火) ■ |
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| ラズベリー |
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NHK「おしゃれ工房」、明日は「ふろしき結びで夏のバッグ」です。明後日は、 「母と娘のゆかたコーディネート」楽しみですね。
日曜日にBS2の「迷宮美術館」を見ました。兵庫県立近代美術館がテーマだったので。クイズ形式で面白かった。松尾貴史さんのコメントが良かったです。しかし、円の画家、吉原治良の作品は、私にでも描けそうな気がしました(笑)明治の人にしちゃ、モダンですね。 川西英の版画はカラフルで可愛い。作品に描かれた古道具屋、実在したそうです。へー。神戸百景も良い。 小磯良平、「T嬢の肖像」のモデルは初恋の人だそうです。素敵。「斉唱」は、第二次大戦中、従軍画家として意に染まぬ仕事をしながら、心を支えるために描いたものだとか。絵の背景が分かると面白いですね。「働く人と家族」は、青木繁っぽいなと思いました。 ……………………………… 先日、SSTVで「ゆれロック」を見ました。トライセラトップスの「Raspberry」が懐かしかった! 今聴くと、凄い好きだこの曲。もう、リリースから10年になるんですね。じっくり聴いてみると、情熱的な歌詞だったんだな。ギターも格好いい。ANATAKIKOUは、9/5にシングル「雨がやんだら」がリリースですね。「潮騒のまま」はアルバム収録とかになるのかな。スムルースも否応無しに元気出る感じ。非常にイェイね!
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| 2007年06月29日(金) ■ |
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| 「牛泥棒」木原音瀬 |
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「三好和義 楽園写真展」(えきKYOTO)に行ってきました。 最初のコーナーは、サイバーショットで撮った写真が展示されてたんですが、デジカメであんな美しく鮮明に撮れるものなんですね。 作品は、キャンバスに、顔料を使ってプリントするという方法で展示されてました。絵画っぽい。エプソンのプリンターとかであんなに綺麗に…とこれまた感心。 ハワイって、つくづく自然が豊かで神秘的なところだなーと思いました。風景写真が好きです。アザラシもかわいい。 ……………… 「牛泥棒」木原音瀬を読みました。 面白かったんですが、BLとしては変わってます。妖怪ネタで始まるので、これどうやったらラブに? と首をかしげました。 明治時代の、妖怪の見える使用人と、植物学者の青年の話です。徳馬の着物姿が素敵v 控えめで慎ましやかな人柄に似合ってる。 主従関係や古風な雰囲気、日本昔話が好きな人はおすすめです。 亮一郎にはモデルがいるとのことでしたが、牧野富太郎かな? 「下をつけずに…」のくだりに萌えました。いじらしい。丁寧語も新鮮。「これを銜えてもよろしいでしょうか」って(笑) それにしても、沼神さまとの取引は割に合わなさすぎでは? 20年牛を捧げた見返りがそれかー! どうせならお母さんを返してよ!(そしたら、話が成り立たなくなるけど)。 椿の妖怪の話…退治シーンがかなりえげつないです。人が絶対こないような山奥に捨ててくるとかじゃ駄目なん?(手間がかかるか) 原君と千枝さんの話は切ない。二人が乗り越えて結ばれるまでを書いてくれるんだと思ってたら、幕切れ。ああー(泣)原君に「一度でも子が欲しいと思わないでいられる?」と淡々と聞く千枝さんに、泣きそうになりました。 それにしても、ダブルデートの時まで、植物の分類のことで原君を指導する亮一郎、野暮だー(笑) 帯がちょっと恥ずかしかったです。「俺の番はお前だけだ。生涯お前だけだ」って…。徳馬の「好きでなければ、我が儘で癇癪持ちの男に20年も仕えたりしません」という告白が好きなので、こちらを使って欲しかったです(長いから無理かしら)。
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| 2007年06月27日(水) ■ |
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| 「FLESH&BLOOD」10巻 |
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「FLESH&BLOOD」10巻(松岡なつき)を読みました。 海斗、とんでもない目に合ってましたね。そりゃ椅子投げつけて大暴れもするわ。次巻、ジェフリーが傷見つけたら大騒ぎだろうなぁ。ビセンテがやったと思うかも(^^; それにしても道具の発祥が…昔の迷信って恐ろしい。そんな理由で死者を傷つけるな。 ビセンテが、「エリシャの技」で動揺しまくる様が面白かったです。一生懸命、(あれは人命救助だから!)って心の中で言い訳してるけど。それは恋だよ〜。いつになったら自覚するんだろう。ここの部分のイラスト見たかったなぁ。堅物な彼が、海斗に関して煩悶する様が、可笑しくてしゃーないです。 ジェフリー達に協力してる「蛇」って、ラウルですよね? スペインで「イングランド側につくことはない」って言ってたけど、最終的にどっちに協力する気なんだろう。 和哉が、頻繁にホーの丘に来てるって描写がありましたが、今後、彼もタイムスリップしたりするんだろうか? エスコバル神父はほんまに嫌な奴やった。最低やな。でも確かに、海斗はどこ行っても、上手く人に気に入られるよね。 宮廷内の人間関係がいよいよややこしくなってきて、ガイドブックが欲しいくらいです。次巻も1年後とかだったら、確実に話を忘れている…。
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| 2007年06月22日(金) ■ |
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| 更新 |
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裏に「結婚なんてしたくない・1」を更新しました。瑞垣達が大人になってからの話です。続きが書けるかどうか分かりませんので、それでも良いという方のみ、お読み下さい。勝手言って申し訳ありません。
…………………………… 木原さんの「牛泥棒」、発売が30日に延期になったんですね。 知らんと、昨日から本屋を覗いてました(気ぃ早すぎ)。これだけを楽しみに毎日過ごしてきたのに、何てこと!
100万部売れたという、ケータイ小説「恋空」を読みました(ネットでも公開してるので)。色々言いたいことがあって、たまらない。もし読まれた方がいらっしゃいましたら、私と喋ってください。
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| 2007年06月19日(火) ■ |
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| ケータイ小説 |
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「ダ・ヴィンチ」の今月号で、「ケータイ小説」の記事を読みました。 ケータイ小説の読者と、本の読者は、全くかぶらないそうです。ケータイ小説読者は、(1)横書き、(2)会話+簡単な状況説明のみの文章、(3)身近な登場人物&題材、を好むそう。縦書きは、字が詰まってるように感じて読みにくいらしい。じゃあ、京極なんかとんでもないですね(^^; 私からしたら、ケータイ小説って、小説というより脚本みたいです。心理描写や情景描写が無いと物足りないし。横書きも読みづらい。平凡な女子高生の友情・恋・裏切りとかより、むしろ自分と違う世界を知りたいです。確かに、本の読者の好みとは真逆ですね。 女子高生がインタビューで「(本の)小説家は、今のリアルな世界を描けてないよねー」と言っていて、ビックリ。 http://web-davinci.jp/contents/sp2/index.php
……………… 結局、退職時期は7月末になりました。
>多紀さん 「座布団」、図書館に取り寄せを頼みました。京都府内の他の図書館には入ってるようなので。色々情報ありがとうございました。
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| 2007年06月14日(木) ■ |
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| 「兄弟カタログ」「めまい」 |
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「兄弟カタログ」を読みました。BLアンソロジーです。 たうみまゆ「赤と青」。兄ちゃん、アホの子でかわい〜。10年ぶりぐらいに弟のベッドで寝て、「狭い」と呆然としてるのが可笑しかったです。幼なじみの女の子も可愛いな。兄が、ジャイアンみたいな絵に描いたようなオンチなのが笑える。是非、平川地一丁目みたいな、立派な兄弟デュオになってくれ。 TATSUKI「砂の城」。優しくて儚げな弟と、ワイルドで影のある異母兄。雰囲気のある作風で好みーv ほんのりテイストで終わってるのが良いです。お地蔵さんに、葉っぱの傘をかけてあげるシーンが、ほのぼのしてかわいい。 ヤマシタトモコ「イッツマイチョコレート!」、大家族の兄弟もの。家族愛を描いた話ですね。真面目で色っぽいシーン皆無。でも面白かった! 友達に9人兄弟の子がいたな…と思い出しました。→実が兄弟にカミングアウトしたあと、兄弟みんなで母親に「実君、ホモで彼氏が居るんだって!」と報告されるシーンが笑えました。←
「めまい」(田中鈴木)を読みました。 6年くらい前に1回読んだだけなのに、すごく印象に残っていて、もう一回読みたいなと思ってたのです。短編集なのですが、やっぱり凄く面白い。そして重い。 表題作の、両親を殺した男子高校生の逃避行話と、人を食わなければ生きていけない、人喰い人種の話が面白かったです。田中さんの作品は、奇抜な設定でBLなのにラブ少なめ。そこが面白いです。
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| 2007年06月12日(火) ■ |
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8月末で派遣元との契約を切られることになりました。 前のオタク会社では「事務に向いてない」と言われ、今回は「接客に向いてない」と言われてクビに。「会社勤め自体向いてないってことか? 私は一体何をしたらいいんだ」と友達に電話で話したら、「山奥にこもって陶芸でもすれば?」という答え。確かに、私に何か才能でもあれば、それを活かしたいものですが…そんなものはありませんので、また仕事を探します。
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