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やすみ日記
梅子
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2006年09月21日(木)
本を探して

今日は木原音瀬「リベット」の発売日。
職場最寄り駅には大きめの書店があるのですが、BLのノベルズは一冊もありません。オタクに優しくない本屋だ。そこで、一駅先まで足を伸ばしました。
オタク本屋で、恥を忍んで尋ねたところ、「10月の入荷になります」とのこと。売り切れたのかしら? 他のオタク書店にもなくて、その他は八時で閉まってました。早いよ…。というわけで、まだ手に入れてません。ネットで頼んでおくんだった(;;)
「檻の外」の小冊子も、関東圏では届いてるみたいですね。いいな、都会。



2006年09月17日(日)
デパオクミュージック 倉橋ヨエコ

「デパオクミュージック vol.4」行ってきました。
開始40分くらい前に着いたら、ぽつぽつ雨が。出入り口付近で雨宿りしていたら、ヨエコさんがすぐ前を出入りされてました。黒キャミソールにジーパン姿で、可愛かったです。
本番になり、雨は収まっていたので、予定通り屋上でライブ決行。ヨエコさん、赤い着物風の衣装に着替えてはりました。
一曲目は「夏」でした。やっぱり、胸がいっぱいになって泣いてしまった。セットリストは以下の通り。

屋上にて
部屋と幻
流星
東京

全部弾き語りでしたので、ピアノの演奏がじっくり聴けて、堪能しました。ニ列目で見てたんですが、本当に表情が凄い迫力。流星のピアノとか素敵。楯は「裂けてもいいの」の繰り返しがゾクッとしました。金魚のヨエコさんTシャツを着ていったのですが、他にも同じシャツの方が2人ほど居はりました。
ヨエコさん、プラッツ近鉄で歌うの二度目で、一度目は三年前だそうです。また着てくれると良いな。



2006年09月16日(土)
ボローニャ国際絵本原画展

今日は、「ボローニャ国際絵本原画展」に行ってきました。
混み具合もほどほどで、絵も良かったです。ブリキの木こり、ポスターになってた日本人の絵、「お母さん大好き」って題の象の絵、ドイツの作家の大きな駅に熊が座ってる絵等が良かったです。お国柄が出てますね。ドイツは重厚で、ロシアはリアルで暗く、台湾は渋め。日本はメルヘンな感じ。

ついでに、難波に行って、「ZOFF」でメガネを新調。店員さんも丁寧にメガネを調整してくれはって、フレームもおしゃれだし、いい感じ。家に帰って早速かけてたら、母に「香山リカみたい」と言われました。私としては、アンジェラ・アキ風を狙っていたんですが(^^;



2006年09月15日(金)
「化粧師」

今晩2:15から毎日放送で、映画「化粧師」が放映されます。
銘仙とか、大正時代の可愛い着物がいっぱい出てきますので、興味がおありの方は是非。

ところで、以前、着物のページのアクセス解析を見ていたら、検索ワード「化粧師 光夫×小三馬」でたどり着かれた方がいらっしゃいました。なんつうマニアックな! 小三馬というのは椎名桔平さん演じる無口な化粧師で、光夫というのは、脇役の子どもです。残念ながら、その方の期待に添えるコンテンツは、うちのサイトにはありません(笑)



2006年09月09日(土)
決まりました

信州2泊3日の旅から帰ってきました。母・妹と一緒。
あと、仕事が決まりました。勤務地は京都で、来週火曜から出社です。健康診断受けるとこ探さないと。



2006年09月06日(水)
倉橋ヨエコさんライブ

倉橋ヨエコさんのライブに行ってきました。
梅田のバナナホールに初めて行ったのですが、会場ちょうどに行くと人だかり。屋根のある部分が少しだけで、雨の中待ってるのは結構大変。しばらくして入場し、早速ドリンクを交換しました。フルーツワイン、美味しかったです。天井が広く、ステージが高くて、見やすかったです。イスに座って見てたんですが、皆微動だにせず歌を聴いてましたね。
ヨエコさん登場。着物風の衣装です。かわいい。一曲目は「夏」。あまりの声量と感情の放出に圧倒され、ぶわっと泣いてしまいました。曲が終わるまで鼻を噛むのを我慢してました…。曲順を覚えてないのですが、やった曲はこんな感じ。

ラジオ
損と嘘(新曲)
あの子のあなた(新曲)
部屋と幻
聴こえたから
白い旗
夜な夜な夜な
屋上にて
白の世界(新曲)
東京
石鹸ガール
恋の大捜査
ままごと
卵とじ
春の歌

梅雨色小唄
花いちもんめ

新曲「白の世界」が良かったです。「みじめでない日はありません」の連呼がグサッときました。私も同じタイトルを使ったことがあるので、偶然だなぁと思いました。
梅雨色小唄! 聴けると思わなくて、嬉しかったです。終演後、ふゆさんに話したら「ああ。消しゴムの歌でしょ」と言われました。人の覚え方はそれぞれだ(出だしが「昨日までを消せる、消しゴムが欲しい」なんです)。
最初の方は弾き語りだったのですが、途中からベース・ドラムが参加。「東京ピアノ」で、ベースの方が絶唱されててビックリしました。…いや、私はヨエコさんの歌を聴きに来たのであって。
いつにもまして、「楯」と「花いちもんめ」が怖かったですね…。最前列の男性が、一瞬ビクッとしてたらしい。
ワンマン初めてなので、沢山曲が聴けて嬉しかったです。まだ聴けてない曲も、もっと聴きたい。アンケートのリクエストには、「椿荘」と「沈める街」を書いておきました。
終演後、入り口の所に、ANATAKIKOUの松浦さんが居はりました。誰かに話しかけられることもなく、普通に。細くなってはりましたねー。こうしてみると、結構かっこいいんやなと思ったり。

この日は着物だったんですが、ふゆさんに「帯の後ろがない!」(カルタ結びにしてました)「下駄が雨用だ!」とビックリされました。さすがに、雨の日に着物を着ている無謀な人は、会場中で私だけだったみたいです。その後、とぅさんもご一緒して、ラーメンを食べて帰りました。



2006年09月05日(火)
山田ユギ「夢を見るヒマもない」

ミヅキさんの日記を見て、イタリア・ボローニャ国際絵本原画展が気になってます。西宮で開かれる、公募の絵本の展覧会です。この大谷美術館、日本庭園がすごく綺麗です。…去年の日記見たら、同じ事書いてました(^^; ミヅキさんの日記見て行こうかな〜って。結局、去年は行ってないんですが。今年は良さそうですね。

山田ユギさんの「夢を見るヒマもない」読みました。
すごく面白かったー! 航空関係の仕事って、パイロットが真っ先に思い浮かぶけど、搭載やロードコントロールって仕事もあったんですね。飛行機に荷物を積むための計算をする仕事なのですが、内容が興味深かったです。おすもうさんの団体に慌てたり、犬が逃げたり(これはカバー裏ですが。犬かわいい)。
ジャンボ機を背景にキスするシーンや、最後の最後に、自分の仕事に対する気持ちに気づくシーンが好きです。それにしても、パイロットになるのって凄い倍率なんですねえ…。何でもかんでも「夢は叶う」っていうんじゃなくて、地に足の着いた話で、良かったです。



2006年09月03日(日)
トラウマ児童文学

「地球最後の日」という、児童文学のアンソロジーを読みました。
この中の「電話がなってる」(川島誠)って話が、トラウマになりそうな内容です。
15歳の時に受けるテストで、ランクが振り分けられる世界。上級者はエリートに、下級者は他の者の食料になる。主人公の好きな女の子が、事故にあって障害者になり、肉屋に売られるっていう…。ギャー!! これ子どもに読ませてどうしようって言うんじゃ! 多分、学歴や、役に立つ立たないだけで、人を差別するなんてよくない、とか言うメッセージをこめたかったのでしょうが、うなされます。
他にも、命が延びる宝くじの話とか、核戦争後、シェルターで一人生き延びた男の子が、同じく生き残りの女の子に会いに行く話が収録されています。赤川次郎の「悪夢の果て」はとても良かった。終戦間際の世界にタイムスリップする話。「子どもは親のものじゃない」という台詞に胸を打たれた。
児童書って、トラウマになりそうな話多いですね。子どもに現実の厳しさを教えようと言うのか。
「片足ダチョウのエルフ」は幼心に恐怖だった。仲間を庇って片足になったダチョウが、ただ死にゆくのを待つばかりって話。「赤いろうそくと人魚」も救いようがない。人魚が、強欲な老夫婦にこき使われて死んで、人魚の呪いで町が海に沈むんだったかな…。
どちらも「人の心は変わる」ってテーマですね。人間、可愛いのは自分だけ、っていう(鬱)。

ところで、着物の話ばかりで、感心のない方には申し訳ないのですが、
明日9:30〜のNHK「おしゃれ工房」は、「石田節子のキモノ遊び」です。再放送は明後日の2:30〜。
秋らしい着物のコーディネートを、紹介してくれはるそうです。楽しみですね。
http://www.nhk.or.jp/partner/oshare/



2006年09月02日(土)
日本語教師

母の所に、母の恩師から電話がかかってきました。蘇州に二年間、日本語を教えに行ってくれる人を、探しているそうです。今、中国では日本語教師が不足しているのだとか。へえ。一日5コマのハードスケジュールで、月給7万。その代わり、家賃・光熱費は無料。旅費も出してくれるけど、年一回。妹がそれを聞いて「まるで拉致やな」…違う! でも忙しすぎて、自分の勉強をしたり、度々帰国してるようなヒマはなさそうですね。

妹の婚約者の家族は、すでに結納のことだけでも大揉めだそうです。釣書の書き方を巡って親子げんかしたり、お母さんが部屋に閉じこもったり、大わらわ。こちらの親は「子どもの好きにしたらいい」と、放任主義なのですが。母は、冗談で「あとは任せて、蘇州に行っちゃおうかしら、ほほ」と言っていました。父は他人事みたいな態度だし、そうなったら、向こうのお家がパニックですよ…。

木原音瀬さんの11月の新刊。タイトルが「吸血鬼と愉快な仲間たち(仮)」です。一体、どうしたんだ!?  アホアホ系なのでしょうか…。仮タイトルのまま発売されたら恐ろしいな。



2006年08月27日(日)
バトン

草川為さんの「めぐる架空亭」を読みました。小説家の残した原稿に触れると、物語の中の「架空亭」にひっぱり込まれるという話。
絵が可愛い。着物とか和風建築とか素敵〜。設定も面白いです。ただ、最後が駆け足なので、二人がいつの間に恋に落ちたのか分かりづらかったのが残念。甘喃は雪村のことが好きなのかと思ったけど、それも触れずじまいだし。もうちょっと長かったら良かったなー。世界観がとても好き。読み切り作品も、とても良かったです。

ところで、誰からも回ってきてないのですが、ネットで見かけた木原バトンに解答します。

Q1.木原先生を知ったきっかけ&時期は?
3年くらい前かな。Largoの侑さんとか、よく書評サイトで高評価を見かけたので。

Q2.マイベスト3作品は?
「箱の中」&「檻の外」、「恋愛時間」、「COLDシリーズ」かな。決めるの難しいです。「嫌な奴」、「片思い」、「眠る兎」、「脱がない男」、「黄色いダイヤモンド」も好きです。
   
Q3.萌えたキャラは?
木原作品で萌えることはあまりないです。痛さに悶えることはあるが。

Q4.続編を望む作品は?
「黄色いダイヤモンド」収録の「歯が痛い」。でも、続いたら痛そうなので、あれで止めておいてくれても良いような気はします。

Q5.これはちょっと…な作品は?
「甘い生活」と「HOME」が駄目…「さようならと君は手を振った」の書き下ろしも辛い。基本的に、子どもが痛い目に会う話は受け入れがたい。「WEED」三部作はギリギリです。パラネイションを読んで、「なんで谷脇が幸せになるんじゃー!」と本を投げそうになりました。話は面白いんですけどね…。フラワー読んでる間、谷脇を刺し殺したくなりましたし。

Q6.好きな台詞 or 文は?
恋愛時間の「話をしたいと思ったことは?」〜「俺も同じです、だから」というあたりが好きです。広瀬の必死さが伝わるし、今までの真摯な態度が報われる瞬間でもあるので。

Q7.木原作品登場キャラ内で夢のカップリングを作るとしたら?
うーん。思い浮かばないです。

Q8.木原先生とタッグを組んで欲しいイラストレーターは?
今市子さん。

Q9.この先どんな内容の(ストーリー・設定の)話を書いて欲しい?
対立してる国同士の話とか。歴史物とか(牛泥棒がそうかしら?)。極限状態の、思いもよらないような話が読みたいです。

Q10.木原先生に愛の一言。
最近発行ペースが早くて、嬉しいです。多分ずっと読み続けると思うので、末永く活躍してくださると嬉しいです。

Q11.木原作品について熱く語ってください(´ー`)
好きすぎて一言で語れないです。なんじゃこりゃー!って思う話もあるのですが、良くも悪しくも、心臓えぐられて平常心で読めません。

Q12.今回のバトンもアンカーかしら。
よろしかったら、すいさんにお渡しします。