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やすみ日記
梅子
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2006年05月10日(水)
「暴れん坊本屋さん」1・2巻 久世番子

漫画家兼書店員の方が描いたマンガです。面白かったー。
本屋さんの実態がよく分かりますね。前に、花川戸菖蒲さんの「尤書堂シリーズ」を読んだときは、書店員って楽しそうと思ったのですが、この本を読んだ感想は「大変そう」でした(万引きとかシュリンクとか取次との関係とか)でも笑える。
岩波書店が返品を受け付けてくれないっていうことを、トレードマークの種まく人で表現してるのが、可笑しい…。
BL本を買うとき、口絵を表紙に挟んでおけばいいって言うの、なるほどなーと思いました。



2006年05月09日(火)
小説B−boy

「小説B−boy」7月号、6月14日に発行予定だそうです(木原音瀬さん公式サイトより)。「薔薇色の人生」の後編、楽しみですねー。その前に「檻の外」ですが。

緑川ゆき「蛍火の杜へ」を読んで、泣きました。短編の傑作ですね。決して触れることのできない妖怪の男の子と、人間の女の子の恋。
最後の、兄妹の話も、切なくて良かったです。両方とも、悲恋ものですが、後味は悪くない。



2006年05月05日(金)
デパオクミュージック vol.3

近鉄百貨店の屋上にて行われた「デパオクミュージック vol.3」に行ってきました。
20分くらい前に到着して、太陽にジリジリ焼かれながら待ちました。地面が熱かったです。結構人が居ましたね。
最初にANATAKIKOU登場。相変わらず、松浦さんは弾けたMCをしていました。
曲目は、
1.リリー
2.ヌルイ雨
3.最後の夕景色
4.いけないところで
5.WOMAN RECORD
6.シンデレラ
でした。
「ヌルイ雨」、ライブで聞くの、初めてかも。格好良かったです。新曲二曲、やっぱり良い歌ですね。「最後の夕景色」、イントロ入るところから、胸がキュンキュンします。「シンデレラ」、じっくり歌詞を聴いてみたら…これって遠距離恋愛の歌? 切なくてロマンチックで良いですね。
MCは、松浦さん「今日は、京都タワーとマンツーマンでライブを…っていうと、お客さんを無視してるみたいですが、違うんですよ〜☆」(屋上の目の前が京都タワー)。北條さん(松浦さんに「面白いこと言え!」と言われ)「明日、僕ら大阪なんで、京都タワーの横に、通天閣持ってきます」とのことでした。楽しみだ(笑)
終わった後、北條さんが、自ら物販の売り子をしてはりました。サインいれたりも。松浦さんは、横を通って、さっさと降りてかはりましたね。

次がタテタカコさん。白くて細い方でした。声が、澄んだきれいな声で。しゃべり方も淡々とした感じ。「京都タワーにきれいなお姉さんが見えたので、手を振ってみたんですが…駄目でした」と悲しそうにおっしゃってました。そ、それは単に気づかれなかったのでは…。映画「誰も知らない」挿入歌の「宝石」を聞いてて、涙が出ました。


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TV話。

今日の「誰でもピカソ」はバイオリニストの五嶋龍君でした。
前に「母と神童」という本を読んで、ちびっこのイメージがあったので、でっかくなったなぁと。
お姉さんのみどりさんのことは、一瞬しか紹介されませんでした。お母さんのレッスンが厳しくて、お父さんが龍君を連れて何度も家出したってエピソードが、凄い(^^; 五嶋一家の話をもっと詳しく聞きたかったな。しかし、大人っぽい演奏ですね。ハーバードに入学が決まってるそうなんですが、一日を紹介するVTRを見ていて、「いつ勉強してるん?」と思いました。空手とバイオリンの練習と…って大忙し。



2006年05月02日(火)
ビブロス、新社名

ビブロス、リブレ出版という名前になって、6月から雑誌も発行再開するそうです。わーい。木原さんの後編、楽しみ。
http://www.st.rim.or.jp/~nmisaki/

ということで、上記の記事を読んでたら…羽海野チカさん、次回作の題材、将棋なんですね。青年マンガで。どんなんだろう。



2006年04月30日(日)
「グリーン・デイズ」

「グリーン・デイズ」(不破飛鳥)読みました。
そこまで、気持ち悪いということは無かったです。確かにショックな終わり方だけど、わずかに救いがあるし。
時間のループを止め、先へ進めることで、人類は核に焼かれる。生き残った人々で、大地を耕し、何年後かにようやく緑が芽生える、というラストでした。
確かに、BLっていうより、SFでしたねー。
ずっと、みんな気持ちがすれ違ったままかと思ったので、最後にちょっと報われて、良かった。「憧矢、この手?」って、切ないなー。最後に黙って、大地を浄化し続けて、死んじゃうのとかね。凪も、最後に夏彦と一緒に居れて、良かったよ。
水城さんの絵は、今と全然違いましたね。ちなみに、表紙はちょっとアヤシかったです(^^;



2006年04月29日(土)
退職しました

昨日、退職しました。派遣元から、次の契約更新無いよって聞いたのが、2週間前なので、次のことはまだ何も決まってないです。
昨日、送別会だったんですけど、前に着物が好きだという話をしたので、花束の他に、かんざしと巾着をいただきました。嬉しい。



2006年04月26日(水)
「夏目友人帳」(1)緑川ゆき

祖母から「友人帳」を受け継いだ少年が、妖怪達に名前を返す内、心通わす話。妖怪達がユーモラスで愛らしいです。
名前を返すシーンの絵が印象的。地味だけど、味わい深い絵です。
祠に住む妖怪・ツユカミさまの話で、泣きました。
人の信仰心によって、形を保っていたツユカミさまは、最後の一人が亡くなることによって、消えようとしている。でも、「彼女と一緒に行けるのなら、それも良い」と言って、微笑むのです。
←全編通して、ささやかで優しい情に包まれた話で、読んでいて心が柔らかくなりました。



2006年04月25日(火)
LaLaDX

今月のLaLaDX。
街田シカク「トゥインクル」。かわいかったー! 胸キュン。
女生徒と先生の話なんですが、この先生が、かっこよく且つちょっとヘタレで、ツボでした。キスされた後に、へたり込んでる姿がかわいい〜。女の子も向こう見ずで、純情な割にズバッと言うところがすてきです。キスシーンが、とても印象的な構図で、おお!と思いました。余韻を残す終わり方で、こういうのもいいな。街田さんの長編を読んでみたいです。
緑川ゆき「夏目友人帳」。さっぱりした独特のセンスある絵と話で面白かった。雑誌が可愛い恋愛物一色なので、こういう話はホッとする。
柳原望「時間列車で旅をする」も良かったです。チケットの時間がぐるっと戻るのとか、車掌がネズミとか、細かいとこまで、世界観がきっちりあって楽しい。
唐沢千晶「家族ごっこ」。主人公が前向きで良い。
草川為「十二秘色のパレット」。絵がめっちゃ可愛い! 「谷間無い」に笑った。
辻田りり子「月は東に日は西に」面白かったー! 無表情な女の子に、泣き虫の男の子(大阪弁)という組み合わせが、可笑しかったです。 
それにしても、LaLaDX、広辞苑並みの分厚さです。重い。



2006年04月23日(日)
倉橋ヨエコ「東京ピアノ」

倉橋ヨエコさんのアルバム「東京ピアノ」
「♪不安の山でぺっちゃんこ〜」なんと心にぴったりくる歌詞でしょう。「みんな嘘つき 楽しくないくせに 群れる群れる」暗い暗い。ヨエコさん、若くて可愛いのに、なんでそんな怨念の固まりみたいな歌を…と、いつも、不思議です。そこが良いのですが。「赤い靴」が好き。
木原さんの小説で、「メロディが秀逸なら歌詞なんか要らない」という台詞があったけど、私は歌詞は大事!と思います。ヨエコさんみたいに怖い詞を書く人は、そういない。ヨエコさん、一体どんな人生歩んできたんですか。



2006年04月22日(土)
小谷美紗子ライブ

小谷美紗子さんのインストアライブ(NU茶屋町タワレコ)に行ってきました。
開始10分前くらいに着いたら、人だかりが。背の高い男性の山脈ができてて、前が全く見えません。
小谷さん登場。ですが、ご本人はおろかスクリーンもほとんど見えない。かろうじて、小谷さんの頭のてっぺんが見えたくらい。キャミソール+ボレロにジーパンという服装だったような。
曲目は、
1.まだ赤い
2.Who
3.新曲
4.嘆きの雪
5.生けどりの花
6.still have us
7.新曲
でした。
Who、良かったですよ! 身体中を気持ちの良い声が染み渡る感じ。事前に視聴した感じだと、音が軽い印象だったんですが、生で聴いてみると、力強くて切ない感じ。「いかないで いかないでよ 記憶の向こうへ」のあたりが特に、グッときます。
MCはちょっとだけ。「今度の新曲を、皆さん気に入ってくださったようで、嬉しいです」「こうやって一方的に話すのは苦手なんですよね…皆さんとも、お話しできたらいいな」というようなことを。

小谷美紗子「Who」のプロモはこちらで見れます。
http://youtube.com/watch?v=u7jdDglK0_w
             ◇
「ピアノの森」12巻(一色まこと)が出ましたね!
ついに、修平と海、対決へ…なのですが、いまいち話が駆け足で、感情移入しにくい。修平が、海のピンチをさりげなく助けたのには、ときめきましたが。修平が、どうやってスランプを抜けたのか、知りたかったなー。修平が、大人びて格好良くなってたのは、嬉しいです。それにしても、加賀先生はあんなに近くで顔を見て、演奏を聴いても、マリア=海って気づかないものなんですね。阿字野&海のおっかけをしてる姿がおかしかったです。