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やすみ日記
梅子
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2006年03月06日(月)
答え応募、ヒロイン傾向占い

安楽椅子、応募しました。結局一回しか見てないので、推理らしい推理はできてません。単純に、一番怪しいと思った人にしました。でも、これって最多回答なんじゃないだろうか…そして引っかけなんでは。

ナツノさんのやってはった、ヒロイン傾向占い(http://u-maker.com/53796.html)をやりました。…女子にモテたことなんて無いですよ(><; 女尊男卑なのは、確かだけど。 
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八澄さんはむしろヒーロー ヒロイン型です!

男尊女卑ならぬ女尊男卑、同性を大切にする貴方の紳士的な振る舞いは正にヒーロー。
そのケがないのなら自らの精神衛生の為にフェミニスト的態度を少し和らげましょう。



2006年03月04日(土)
狂言、ナナムジカ

「狂言お作法」という、ぴあが出してる伝統芸能入門の本を読みました。
イラストや写真がかわいくて、面白い。舞台裏の様子を紹介したページが興味深かったです。終演から撤収まで40分って、マジですか!? どうやってるのか見てみたいよ。年に一度、衣装を修繕する「糊の日」とか、面白いですね。演目紹介も分かりやすい。棒縛りとか二人袴、写真見てるだけで可笑しかったです。
        ◇
ナナムジカ「くるりくるり」を聴いてます。
アレンジと声がいいなぁ。イントロの♪チャーチャラチャラチャラのところが好きです。RUI「月のしずく」や東京エスムジカ「月夜のユカラ」がお好きな方は、好きなんじゃないかと。
http://wmg.jp/artist/nanamusica/
        ◇
安楽椅子探偵、見ました。
登場人物の名字がみんな、京都の地名なんですね(笑)河原町さんとか太秦さんとか。話のテンポも役者さんも良くて、面白かったです。まだ一回見ただけですので、推理はこれから。眠いので、もう一回寝直します(==)
        ◇
来週土曜、友達の結婚式のため、香川県に行きます。
そこで、道中に読む本を探してます。何か面白い本(できれば文庫)はありませんでしょうか? お薦めを教えていただけると助かります(^^)

今日までで、大阪勤務は終了です。来週から京都に戻ります。この一ヶ月、通勤時間が長くなったので、本を読み倒しました。楽しかったー。イラストの部分を紙で隠したり、苦労しましたけどね(笑)



2006年03月02日(木)
「モリのアサガオ」4巻

「モリのアサガオ」4巻読みました。
読み応えがあって、面白かったです。「死刑」に対して様々な角度から光を当てる4巻。その分、帯の「死刑囚と刑務官の禁断の友情物語」というコピーからは遠のいてますね。渡瀬は相変わらず、及川を警戒してるし。けど、トイレでしくしく泣く及川は、渡瀬に思い入れ強すぎだと思うの。渡瀬が、妹のプレゼント選びを、及川に頼むシーンは可愛い。
いじめ自殺した息子の敵を討った、お父さんの話が悲しいですね…。事件を忘れることで、何とか生きていこうとする遺族の話もやりきれない。確かに、死刑を望む人ばかりとは限らないですよね。及川と一緒に、ぐるぐる悩んでしまいます。迫も、星山のようにいつかは改心するのかな。してほしいですね。

烏城あきら「LinS」を読みました。
予想外に面白い。美容師さんの話だから、おしゃれでクールな感じかと思ったら、思いっきり人情あふれる商店街が舞台でした。主人公が性癖について真面目に悩み、相手との距離を測りかねてるあたりが、リアルで良いです。しかし、この商店街はその手の人が多いのね。公認カップルが二組。みんな、心が広い…。
明るく振る舞う石蕗の、寂しがりの本心を、さらりとすくい上げる宗方が男前。「悲しみに一区切りついたって、寂しさが無くなる訳じゃないだろう。無理すんな」って、いい人やなぁ。親友の今日子さんも、気っ風が良くて格好いい。優しい気持ちになった作品でした。ただ、その手のシーンがかなり多いので、苦手な方は要注意です(冒頭からとばしてます)。



2006年02月27日(月)
オ、オーディション…

映画「バッテリー」の出演者、オーディションで選ばれることになったそうですね。
http://www.kadokawa-pictures.com/news/060224_battery/index.html
巧役とか、どうなるんでしょう。映画は2007年公開だそうです。



2006年02月26日(日)
デルヴォーとマグリット展

デルヴォーとマグリット展(姫路市立美術館)に行ってきました。

くみさんと姫路駅で合流して、カフェ ラ ダダへ。英国風の可愛いお店でした。紅茶もケーキもおいしい。 くみさんは、「ウェディング」という紅茶を頼まれてました。甘くて良いにおいでしたが、最後はほろ苦く。「人生と同じですね」と意味深なコメント(笑)

さて、展覧会ですが。マグリットの作品は少なかったけど、他にも同時代のシュールレアリスムの画家の展示があって、面白かったです。
「シュールレアリスムを体験しよう」のコーナーが面白い。写真の切り抜きを自分で紙に貼って、カラーコピーして仕上げるんですよ。飾ってある作品を見てたら、ドアに手を挟まれる石像とか、空飛ぶ姫路城とか、笑えます。
最後おみやげコーナーを見ていて、ふと、くみさんに視線を移すと、すでに大量のハガキを買い占め中。すごい。私は「光の帝国」と「ゴルコンダ」と木と月の絵のハガキを買いました。

その後、姫路城の周りを散歩。大きくって、白壁が綺麗でした。時間がなくて中は見なかったのですが、どっちにしろ、着物だと階段が大変そうですね。今度来るときはスニーカーで来て見よう。

次に、古本屋兼絵本カフェへ。古本は、レトロな本やデザイン系が多くて素敵。二階の絵本カフェは、落ち着ける感じでした。ギャラリーにもなってる。くみさんは、置いてあった文庫本絵本に夢中。山下彩奈さんの「洞窟の二人」という作品でしたが、確かに、絵が可愛くて面白そうでした。

「wakon」にも寄りました。店舗が大きくて、品揃え豊富。店員さんも可愛い。くみさんは、「骨まで愛して」と書かれたチョコを買ってはりました。レトロでかわいー(笑)

次はジュンク堂。プラチナ文庫とプリズム文庫は、背表紙・表紙そっくりで、区別つかないって話をしてました。確かに。「でも、キラキラした表紙だと、売り上げが良いんですよね」とのこと。そうですか…私は目がチカチカします(**)表紙は落ち着いてる方が買いやすいのですが。

最後は、駅ビル内のイタリアンのお店で晩ご飯。海の幸サラダとスップリ(ライスコロッケ)がおいしかったです。
投稿の話をしました。BLのラブシーンについて、くみさんも「投稿時代、そういうシーンをしっかり描いた作品の方が、入賞しましたね」とのこと。あと「レーベル毎の違いが分かりにくい」という話をしたら、「現○○の編集長は、元シャレードの編集長なんですよ」と。なるほど、BL業界ってどこでも繋がってるんですね。
更に「結果が出たやつは、改稿して別のところへ送っちゃえばいいんですよ」(注)と。そんなことして良いんですか! 知らなかったー。
うっかり「今度のユギさんの挿絵、楽しみですね」という話題を振ってしまったら、くみさんは悲しそうな顔に…。「締め切り、明後日なんです」とのこと。すみません、仕事のことを思い出させてしまって(><)

昨日は楽しかったです。くみさん観察日記と化してますね(笑)くみさんファンの皆様、抜け駆けすみませんでしたm(_ _)m

(注:新人賞にもよるそうですので、応募規定をよく読んでください)



2006年02月23日(木)
腑に落ちた

木原音瀬「セカンド・セレナーデ」を読みました。
私ずっと、「眠る兎」がデビュー作だと思ってて、(木原さんも、最初から痛い話を書いてたわけではないのね。どこで路線が変わったのかしら?)と思っていたのですが、「セカンド・セレナーデ」収録の「水のナイフ」が投稿作で、こっちのが古いと知りました。…最初から、木原さんは木原さんだったんですね(--; 主人公、性格悪すぎ。心が冷えるわ。しかも、受がブサイクなんだ…! でも、面白かったです。
木原さんって、どうしていつも救いようのない話を書くんだろうと、ずっと疑問でしたが、作中の脚本家の女の子の台詞「楽しいことより、悲しいことの方が印象に残る」で、少し腑に落ちました。確かに、木原さんの話は忘れようとしても忘れられん。
それにしても、最近、北畠あけ乃さんの綺麗な表紙で復刻されたので、絵につられて買った人はビックリするだろうなぁ。「切ない系の話だと思ったら、何この殺伐とした空気!」って。



2006年02月22日(水)
「COLD SLEEP」

木原音瀬、COLDシリーズ(全三巻)を読みました。
これ、一冊目の「COLD SLEEP」を読んでたらページをめくる手を止められず、今日の帰り「にに二巻…」と探し求め、更に別の店で三巻も買いました。で、一日で読破。
1冊目、すごく甘い、幸せな気持ちで読み終えたのに、2,3巻でたたきのめされました。暴力描写がすさまじくて、後書きの「担当さんに何度も暴力シーンを削れと言われた」という言葉に、目が点に。削ったの!? これでも!? 私は最後まで、記憶が戻ってからの透が怖かった…。またいつキレるんじゃないかと。 
暴力や虐待というものが、いかに人の心を破壊し、後々まで苦しめ、周りの人も巻き込むかということを、これでもかと描いてましたね…。藤島母の虐待っぷりは、女の嫌な部分を凝縮したみたいで、見ていて本当、気分悪かった。藤島の弱さ、優しさも分かる気がする。とても面白かったのですが、読後感が良いとは言いかねる。が、読んで良かったと思います。

「パセリ」2(朝丘みなぎ)も読みました。こっちはすごく良い話。「指輪も祝福もなく『頑張ろう』なんてキレイゴトだ」という台詞にジンと来た。無口な三反園の「好きだ」の一言にも。鼻かんで準備万端な、可愛川もかわいいね。



2006年02月18日(土)
「映画館で逢いましょう」

鳩村衣杏「映画館で逢いましょう」1・2巻を読みました。
映画配給会社の仕事が詳しく描かれて、実に面白い! 一巻は特に、仕事ばっかりになってて、ラブ少なめです。でも、ちゃんと互いに惹かれる説得力がある。
大手印刷会社を退職した主人公が、転職数週間にして、着ぐるみに入って、試写会時間訂正のはがきを夜中に印刷会社に発注し、パーティでてんてこ舞い。いやー楽しいね! エンドロール見ると泣いてしまうってクセも、効果的に活かされてるし、個性的な社員さん達も、いい味出してます。
ただ、主人公が控えめすぎるところが、歯がゆい。一流私大を卒業して大手企業に入って、3000人の倍率くぐり抜けて転職、おまけに顔が良くて仕事もできるのに、これで自分に自信がないって…嫌みなんじゃー!とちゃぶ台ひっくり返しそうになりました。そしたら、キレ者上司が「能力あるのに自信のない奴、嫌い。はた迷惑だから」とバッサリ言ってくれて、スッキリ。全くだよ、島さん。
「邦題を明日までに50考えてこい!」って言われたり、配給に携わる人も大変ですねえ…。確かに、原題と邦題って全然違うものね。このお話を読んで、久々に映画館に行きたくなりました。単館上映系のやつ。なんか面白いの、ないかな〜。



2006年02月17日(金)
朝丘みなぎ「パセリ」

朝丘みなぎ「パセリ」1巻を読みました。
かーわーいー!! 絵も話も。何気ない日常、ふと交わす好意。そうそう、こういうのが読みたかったの!
BL師匠・多紀さんに「対等なカップルが好きなんです!」と話して、教えてもらった漫画です。
可愛川が、「オレは臆病でフニュフニャだ」と、三反園に謝る場面が好きです。いい子だなぁ。パンツパンツと騒いでる場面と、「ちゅどーん」と色仕掛けしてるところも好き。三反園も、クールな美形なのに、嫉妬深かったり人間臭いところが良いねー。
さて、2巻探しに行こ。2巻。(2002年頃発行なので、あんまり本屋に置いてないんですよ)



2006年02月08日(水)
ふゆさんとお食事

ふゆさんとお会いしてきました。

なんと、ふゆさんの職場、お隣のビルだったんですよ。メールで会社の場所を話してて、ビックリしました。「それ隣です!」って(笑)
会社帰りに待ち合わせて、イタリアンのお店に。どのお料理もおいしかったです。
ふゆさんには、ものごっつい本をお薦めしていただきました…「冬の星座」。正直、ふゆさんの説明だけでお腹いっぱいです(><)衝撃の展開なんですよ。
ガラスの仮面最新刊における、桜小路くんの行動を聞いて、大笑いしたり(携帯でマヤちゃんの写真を山ほど撮ったり、いるかのペンダントを贈ったりしたそうな)。学研のもえぎ文庫創刊に驚愕したり(私が「他に、ここがBL出したらビックリするって出版社は、岩波ですね」と言ったら、「それはないでしょう」と言われました)
ふゆさんは、特別BL好きではないが、仕事上扱わざるを得ないので知識はあるって方なので、突っ込みが毎回オモロイです。とび職ものは無いの?とか。あったら、私も読んでみたい。

来週は京都で、再来週はまた大阪に戻ってきます。通勤は大変だけど、お店がいっぱいあるのは楽しいですね。