大阪サンホールで行われた、小谷美紗子さんのライブに行ってきました。
待ち合わせ場所のソニータワーに行ってみれば、すでにそこは'ソニー'タワーでは無くなっていた…。
ふゆさんが到着されて、一緒にサンホールへ。この辺よね…と三角公園の辺りを過ぎるとでっかいボーリングのピンが。 あれですサンボウル!(の地下)。
もう結構人が並んでました。客層はバラバラな感じ。 もっと女の子多いかと思ったんですけど、男性多し。中は、これぞライブハウス〜って感じの小汚い空間(失礼)。壁にも天上にもペイントが。なのに、パイプ椅子が置いてあって、これがちょっと座りずらかったです。
そして、この間の京都のイベントは寒かったのに、この日は暑かった。立ち見の人もいっぱい。
開場時間10分過ぎくらいに小谷さん登場。黒いキャミソールに肩だけボレロの可愛い衣装。ピアノとベースとドラムの三人編成です。しょっぱなの曲は…すみません、最近のアルバムを聴いてなくて知らないのですが、多分新曲。
で、次が「嘆きの雪」。その次の次が、「生けどりの花」。 うーん。この二曲は弾き語りで聴きたかったかな。ドラム側に居たんで、ドラムの音が大きくって、歌をじっくり聴きずらいんですよ。曲によっては、ドラム・ベース有りいいなって思うんですけど。
「子供のような笑い声」とかは弾き語りで聴けて良かったです。ニューアルバムに合わせてのツアーなので、新しい曲中心なのは分かるんですけど、昔のシングル曲とかあんまりやってくれないんですね…「永遠にねむる」「こんな風に終わるもの」「The stone」とか聴きたかったなぁ。
アンコールで「とりあえず今は泣いてしまおう」が聴けたのは満足。男同士の友情と別れを歌った歌で、大好きです。
終演後、ふゆさんと話してたんですが、「"彼氏の少年時代に遡って、第二ボタンを当時の彼女から奪いたい"って歌詞は怖い」と。小谷さんの今の彼氏は今日のドラマー(100sの玉田さん)らしいんですが、差し向かいであんな情念の固まりみたいな歌の数々…重いですね。
帰りに通りかかったお店に入ってバイキングを食べました。多すぎた(げふ)。自分で取ってくるんじゃなくて、注文してテーブルに運んでもらう形式だったんですよ。 デザート頼もうとしたら、「お皿の半分以上は食べて下さいv」と店員さんに言われて、無理矢理残りを詰め込みました。残してごめんなさい…でも美味しかったです。
ふゆさんのお仕事で、本の分類に迷ってるという話を聞きました。 アンソロジーとか、どうしていいか分からないそうで。 50代の上司にその概念を説明したが、理解されなかったらしい。それはそうですね。「あれは原作の著作権侵害してないのか?」とのことですが、多分してるんじゃないでしょうか…詳しいことは知りませんが。 「エルレとかこう…歌詞が青臭くて、ポッて顔が赤らむ感じですよね」って話をしたら、「ボーカルの子はきっとまっすぐで純粋なんだよ」というお答え。でも30歳越えてはるんですね。今日聞いてびっくりしました。そうは見えない。あんな曲を聴いて成長できる、今の十代の子は幸せだ。
子供の頃、何読んでたかと言う話で、ふゆさんは怪奇ネタ大好きだったそうです。 でも怖いので、恐怖新聞を井戸の中に隠してしまったそうで、その話の方が怖いですよ!! 私はコロボックルとか王様シリーズです。あと、「モチモチの木」は絵が怖いということで意見が一致。あの切り絵風の絵がなんとも…話はとても良いんですけど。
あと美味しそうだった絵本の食べ物。 ふゆさんは、ぐりとぐらのパンケーキ! 私は王様シリーズの卵焼きです。じゅる。 しかし、子供の頃から本好きだと妄想豊かに育つと思う。 三浦しをんさんのエッセイ、すごく気持ちが分かるもの。 さすがにあそこまでかっとんだ妄想はできないのですが、私も余計なところで行間を読むクセがついてます。
知識の仕入れ元、頭の中の引き出しが、現実の経験じゃなくて、漫画や本であることが多い…ヤバイですね。
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