風紋

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2003年04月30日(水) 扉が開く・嬉しいこといくつか / 「ユニボールシグノ・超極細」

今日になって、すいっと身体が浮いた感じがした。扉が開いた感じがしたともいうか。昨日までは、もう嫌だよ全部あきらめるよと思っていたし、それが完全に払拭されたわけではないけれど。それでも今日は、きゃらきゃらとよく笑っていた。いつもこんな安らいだ気持ちでいられればいいのに。今日、気分が安らいだのがずっと続いてくれたらいいのに。

嬉しいことがいくつか。

昨年9月(この日記を書き始めた頃)に書いていた論文が刊行された。査読付きではないので、出来には自信がない。校正が戻ってくるたびに読み返すと読めば読むほどめちゃくちゃなような気がしたので、今日、抜き刷りを受け取ったのだけれど、こっ恥ずかしくて開く気になれなかった。という事実はさておいても、自分にとって初めての公刊論文。もし興味のある方がいらっしゃれば…いらっしゃれば、…連絡を下さい…と書くほどの勇気はまだないのだけれど。

4月12日にお会いした先輩と偶然お会いした。次への扉を開けるきっかけを作ってくださる。うまくいかなくても形にならなくてもいいから、とにかく本当にやりたいことをやってごらん?と。とにかく動こうと。少し、自分の中を掘り下げてみようと思う。

この世界(に限らないのかもしれないけれど)でやっていくにあたって、やられてもやられてもへこまない倒れない…ことも必要なのかもしれないけれど、今は、やられて潰されてへこんで倒れっぱなしで虫の息でも、せめて息をすることだけはあきらめずにいようと、そんな気持ちでいる。

あとは、2〜3ヶ月抱えっぱなしの論文に一度区切りをつける。それから、数ヶ月前にやった研究をまとめにかかる。先は見えないけれど、その分、“今まで”を片付けていこうかとも。


昼下がり、文房具を買いに行って、ボールペンのコーナーでふと惹かれてしまい、ユニボールシグノの超極細(0.28mm)(三菱鉛筆ホームページの商品情報からこちら)を買った。今日買ったのは、ライトブルー・エメラルド・ブルーブラックの三色だったのだけれど、割と書きやすかったので、暖色系が欲しい。オレンジとピンクを今度買おう。


眠いよ。明日も良い日でありますように。


2003年04月29日(火) 見つめ直す考え直す / 心と身体 / 無事でいて / 「そよ風」の不調

いつも、どうもありがとうございます。


大学に行こうかとも思ったが結局外出せず。日がな1日ぼけっとして過ごした。休養したからか、ぐちゃぐちゃに縺れていた糸が少しずつ解けてきたような気がした。どうしてそんなに苦しいのか。自分はどうしたいのか。何を求めているのか。今まできちんと考えずに誤魔化してきたこと。超えられない山。

「徹子の部屋」にソニンさんが出演しているのを少しだけ見た(こちら?)。と言っても、別のことをしながら見ていたので、あまりきっちりと見ていないし、内容も詳しく覚えていないのだけれど。書き残すパワーがないので今日は書き残さないけれど。印象的なことをいくつか話していたように思う。その時、一生懸命ぎりぎりまで頑張って考えていたつもりで、これ以上何を考えればいいのだろうもう嫌だという感じだったけれども、結果的にうまくいっていなかったのは事実だということとか(一字一句を再現はできていない。多分、EE JUMPが解散になった直後あたりの話だと思う)。私も、そうかなと。頑張っているつもりではあるけれど、実際は何一つうまくいっていない。ならば、もっと頑張るか、もっと自分を見つめ直すか、あるいは視点をがらっと転換するかして、とにかく現実をもっと見据えないといけない。受け容れないといけない。そのうえで、どうすれば這い上がれるか。

元気になるためだったら何だって試してやるさ、あらゆる手段を講じてやるさ、と思うときもあるし、そう思う元気がないこともある。


自分自身について、身体を壊すまで頑張ろうと思っていても、その段階に至る前に心の方が悲鳴をあげるような気がする。今は、身体の方は申し訳ないくらい健康なのだけれど、心がどうしてもついていかない。

関係があるようなないようなことだけれど、私はお酒を飲んだ時は、意識が飛ぶまで飲みたいと思っていても、その段階に至る前に身体の方が悲鳴をあげる。心の方は至ってしっかりとしているのに、先に身体の方が潰れる。以前、少し嫌なことがあった時に、飲んで忘れようと思って流し込むようにしてお酒を飲んでいたら、身体がやられてしまって友人に介抱してもらって大変なことになってしまった。それでも意識ははっきりしていたのだけれど。

対比して考えることではないのかもしれない。それに、多分このへんのバランスはひとりひとり違っていて、どれがいいとかどれが悪いとかいう問題でもない。私はこうだというだけ。ただ、私についても、私ではない人についても、心か身体か、ましてや両方が潰れるまで負荷をかけてはいけないと思う。潰れる前に、誰が何を言おうと投げ出して逃げ出して休養を取ってください…と、私ではない人については思えても、自分についてはなかなかその勇気もないけれど。


毎年この季節は、綱渡りをしているような気分、あるいはとても薄い氷の上を歩いているような気分だとも言える。うまく言えないのだけれど。どうか、怖いことが起こりませんようにと願う。無事でいてくださいと。


「そよ風」(メモ程度のものを書くところ)を置いているヤプース!が、サーバーの増強作業中だそうで、「そよ風」が開かなくなっています。風に吹かれて飛んでったわけではないです。今日は確かに風が強かったですが。


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浜梨 |MAIL“そよ風”(メモ程度のものを書くところ)“風向計”(はてなダイアリー。趣味、生活、その他)