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風紋 もくじ / この前 / この後
今日は随分寒かった。明日も引き続き随分寒いそうです。大丈夫ですか? 昔の人も…今から100年前、200年前、300年前…もっと昔に生きていた人も、悲しいと感じることはあったのだろうか。言葉にならないような切ない思いを抱くことはあったのだろうか。 多分あっただろうと思う。その思いを抱くきっかけは、現在とは違ったものであるとしても。 昔の人にも、悲しいと感じたり、切ない思いを抱くことがあったのだとしたら、そういう時、音楽を聴いて、心が慰められるようなことはあったのだろうか。あるいは、言葉にならず行き場を失った感情を、音楽を通しておもてに出すというようなことは、昔の人にもあったのだろうか。 …ということを、「テレプシコーレ」(Terpsichore)(Praetorius/Margolis)を合奏している時にずっと考えていた。楽団の練習で。 いや、この曲が作られた当時にこの曲を聴いた人は、この曲を聴いてどう感じたのかな、私が感じているのと似たような感じを抱いたのかな、ということが、ふと気になったので。 ちなみにこの曲、随分難しいと思う。しみじみとしたいい曲なのだけれど。個人的にも、指が回らないとか音が出ないとかいう箇所がたくさんあるし、全体で合わせるのも随分難しい。今の私にとっては、練習しようという動機づけが、思いっきり下がるきっかけになるか、思いっきり上がるきっかけになるか、どちらかになりそうな曲だ。できれば思いっきり上がるきっかけになってほしいのだけれど。 この家で迎える初めての冬だ。例年より寒く寂しく感じるのは、引っ越した時に暖房器具を替えたからに過ぎないのだと自分に言い聞かせる。 石油ストーブの匂いが好きだった。石油ストーブの上にやかんをのせてお湯を沸かしたり、するめを焼いたりするのが好きだった。ちなみに、石油ストーブで誤ってリカちゃん人形の髪を焼いてしまったこともあり、それはとてもとても悲しかった。 今日の日記は、地に足がついていない話題というか、地面から3cmほど浮いているような話題ばかりだなと自分で思った(「3cm」に明確な根拠は無い)。地に足のついた話も少しだけすると、今日は学会の申し込みを済ませた。明日は来年度の週に一度のお仕事先に書類を送る。その他。
今日は、とても寒かった。明日は、さらに寒くなるそうだ。雪が降るところもあるかもしれないという知らせを聞いた。空を見上げて、明日は晴れですか曇りですか?雪が降っているところはあるのですか?と問い掛けてみるものの、返事があるわけもなく。 「イパネマの娘」を聴いて、思わず力が抜けて笑顔になったという話は昨年9月22日の日記に書いたのだが、泣き出しそうな気分の時に聴くと、すごくほっとして力があまりにも抜けすぎて、嬉しいのか悲しいのか情けないのかよくわからなくなって、ますます泣き出しそうになるということが今日わかった。と言っても、それは決して否定的な意味を持つ涙ではなくて…でも肯定的な気分とも言えず。 最初の「ソ ミミーレソミ ミ ミレ」(実音で「G E E D G E E E D」)で始まるメロディーは明るく楽しげなのだけれど、その直後の「ファーーソファミファミレーミー」(半音が混じっているので偽りあり。実音で「F Ges F Es F Es Des Es」)のメロディーで、少し、影というか憂いが窺える(それは、「娘」の憂いなのか娘を見ている側の憂いなのかよくわからないが)のが、この曲のメロディーの魅力かなと思う。ほんの少しの影を見た故に心を虜にされたというか、どうしようもなく惹き付けられてしまったような。しかし、明るい部分と憂いの部分のどちらかに引き摺られることなく、両方が共存しているのが好き。 あまり原曲についての知識がないので、イメージだけで書いているのだけれど。 早めにアルバイトに行った方がいいのはわかっていたのに(そして実際行ってみると「もう少し早く来た方が良かった」という事態ではあったのに)、乗るつもりだった電車を1本遅らせて、ふらふらと歩き回っていると、以前にシャンパンの香りのする紅茶を買ったお店に行き着いた(昨年12月08日の日記)。シャンパンの香りのする紅茶が、1つだけ残っていた。あの後に数回飲んで、甘くて幸せな香りがするのが気に入っていたので、その最後の1つを買った。 紅茶を買った話を頻繁に書いているのに、飲んだ話があまり出てこないのは、感想をうまく記述できないという理由もあるけれど、最大の理由が「飲んでいない」からで、それは何となく勿体無いのと、まともなティーポットを持っていないのと、葉っぱからお茶を入れるゆとりが持てずにいる(そもそもあまり家に居ついていない)のが理由だと思う。ごめんなさい。 こうして毎日毎晩、他でもないこの場所に日記を書くのは、自分のことばかり書いているようで、しかし読んで下さっている方々を思い浮かべながら書いているので、何だか手紙を書いているようだと思う。もっとも、私は、昔に「あなたにこの前もらった手紙は何だか日記のようだった」と言われたことのある人間なので、もともと、日記のような手紙、手紙のような日記を書いてしまうのかもしれない。 こんにちは。 いかがお過ごしですか。 私は元気です。 ではまた明日。ごきげんよう。 あした天気になあれ。
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