○戯言No.968
初のJ1挑戦でのここまでの5試合。 2勝1分1敗という好スタートを切れたモンテディオ山形。
今日の試合は、アウェイの大分戦。 多くの怪我人を抱え、ここまで苦しい戦いが続くとはいえ、 J屈指の守備陣を誇る昨期のナビスコ覇者。
さすがに大分までは行けないので、テレビ観戦 スタートは、モンテペースでした。 サイドを丁寧に突くモンテらしい攻撃でペースをつかみかけます。 しかし、徐々にパスを回せなくなります。 ホベルト、エジミウソンががっちりと中盤の底で跳ね返し、 森島とウェズレイ、清武が攻め込む状況が続きます。
ただ、ここまで3失点と守備陣の安定が光るモンテ。 レオナルドは相変わらず、対人プレーで強さを見せ、相棒の石井も うまいカバーリングを見せ凌いでいきます。
前半は、CKのチャンスからレオナルドがフリーでのヘッドを外したところと 右SBの小林亮のオーバーラップから北村のシュートがあったくらいで 大きな見せ場はなく終了。
試合が動き始めたのは後半。
まず、開始直後にゴール前での接触プレーで大分のDFリーダー森重が 負傷交代。(脳震盪を起こしたようで、直後に救急車で運ばれたようです。心配・・・)
これがきっかけで動揺したのかどうか分かりませんが、 徐々にモンテらしい右に左にのサイドチェンジが機能し始めます。
迎えた63分。 左サイドでボールを受けた北村がDFにマークされながらも縦に突破を仕掛けクロス。 これをニアサイドに飛び込んだ古橋が難しい体勢ながらヘッドでうまく合わせて アウェイでの貴重な先制ゴール!!!
直後にもキム・ビョンスクがドリブル突破をしかけてエリア内で倒されてPKを得るなど (ファウルした上本は一発レッド)押し気味に試合を進めるモンテ。
しかし、このPKを今日のゲームキャプテン石川がこれを大分のGK西川に完璧に 止められてしまう・・・ 獲れるべきが獲れないと、数的優位があるとはいえ流れは傾くもの。
その後終了までの20分は防戦一方でした。 ウェズレイ、東、鈴木慎吾などが決定機を迎えるものの、 最後の最後でふかしたり、清水がファインセーブを見せたりと最後まで守備の 集中がとぎれることなく守りきり、リーグ2連勝。
守りきったものの、PKをきっちり決めてれば楽だっただろうなぁという思いと、 時間の使い方に経験が出てるかなぁと思いました。
アウェイで貴重な勝ち点3をゲットしたのは大きいです。 浮き沈みはあるだろうけど、一歩一歩進んでいって欲しい。
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