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2006年03月26日(日)
【サッカー】リーガ。

<今日の更新> ○戯言No.703  ○バルサのページ

29節ヘタフェ戦、30節マラガ戦をお届けします。

29節「試行錯誤」
vsヘタフェ @カンプ・ノウ

マルケス、エジミウソンといった守備者が怪我してセンターラインに
不安をかかえるバルサ。昨年同様に怪我に悩まされるのか・・・
この緊急事態に、バルサBからロドリを緊急招集。ベンチ入りさせました。
しかし、ここでバルサが恵まれているのは、対戦相手。
ライバルの上位陣が直接対決やなんやで苦戦する中、ここで
下位チームとの対戦はかなり余裕を持って戦えます。いろいろ試しながら。
ヘタフェ戦はかなりいろいろな組み合わせを試していました。この試合はそこが見所。
[ラインナップ]
FW:ロニー エトー ジュリ
MF:デコ ファン・ボメル 底にモッタ
DF:左ジオ 右ベレッチ 中央プジョル、オレゲール
GK:バルデス
Sub:ジョルケラ シウビーニョ ロドリ ガブリ イニエスタ
  マキシ エスケーロ

ヘタフェは下位チームだけど、かなり組織的にできあがっているチーム
なので侮れません。オサスナ戦さながらに中盤での運動量もプレスも
豊富で、バルサに自由にプレイさせていませんでした。前半は・・・

5分
先制はヘタフェでした。中盤高い位置でで奪ったボールを右に展開。
ジオの上がっていたスペースにマリオ・コテロが入っていってセンタリング。
これがナノにピタリ。ベレッチでは競り合いきれず、豪快なヘッドが
突き刺さりました。(0−1)
ヘタフェのゲームプラン通りの試合展開になりそうでした。

9分
バルサ反撃。デコがセンターサークル付近で奪ったボールを
ロングフィード。これにきっちり反応して飛びだしていたのがジュリ。
GKと1vs1で、股間を抜くシュート!しかしポスト・・・

その後一進一退の中盤でのつぶし合いが続きます。

22分
ロニーが左サイドでDFに囲まれながらもキープ。
そのボールを上がってきたジオがするすると抜け出してクロス。
これに合わせたのはファーサイドのジュリ。DFに当たってゴールイン。
記録上はオウンゴールらしいですが・・・よく決めました。(1−1)

ロニーのFKなど見せ場はあったものの、前半はこれ以上得点が動くことなく
終了。ヘタフェがかなりいい感じで来ているのが目立った前半でした。

後半開始早々に試行錯誤Vol.1 ベレッチ→イニエスタ
中盤の底にイニエスタを入れて、モッタを最終ラインに。
オレゲールを右SBに回しました。

    イニエスタ
ジオ       オレゲール
   モッタ プジョル

つまりこんな形。イニエスタが底で大丈夫か?とも思いましたが、
意外とスムーズに球出ししているので安心しました。
ある程度のテクニックがないといなせないですけど、なかなかでした。

51分
ヘタフェのFKのチャンス。ペルニーニャの蹴ったボールはいいボールでした。
しかしバルデス横っ飛びセーブ。

直後の52分
デコが中央で浮き球をうまく処理して、ファン・ボメルにつなぎます。
ファン・ボメルはすぐに中央のエトーにパス。ここでもっとプレスに
いけばまた違ったんでしょうけど、エトーがスピードアップしてからでは
遅かった。チラッと左のロニーを確認しつつ右のジュリに預けて走り出すと、
ジュリはきっちりとリターン。これをダイレクトで叩き込みました。
非常に美しい、エトーらしいゴール。(2−1)

このあたりから、ヘタフェの運動量が落ちてきます。
60分
イニエスタがセンターサークル付近からロングフィード。これに
うまく抜け出したのがエトー。完璧な胸トラップで勢いを殺し、
冷静にシュート!しかし惜しくも左ポストをかすめていきました。

61分 試行錯誤Vol.2 ファン・ボメル→シウビーニョ
ジオを底に据え、イニエスタのポジションを上げます。
     ジオ
シウビーニョ  オレゲール
   モッタ プジョル
こんな形。ジオのように複数のポジションをこなせる選手は本当に有り難い。

68分待望の追加点。
ロニーが中央でボールキープ。鋭いスルーパスを左のエトーに。
エトーはワンタッチの後、右のアウトで流し込んで追加点(3−1)

その後も運動量の落ちたヘタフェは見せ場を作ることができません。
バルサも無理をせずに試合を進める余裕の展開。

83分 試行錯誤Vol.3 プジョル→ロドリ
ここで試合慣れさせるためにロドリを投入。モッタとのCBコンビということに
なりました。
交代直前には、わざととも取れるイエローをプジョルがもらって
累積警告をチャラにしました。この辺も余裕を感じます。
クラシコに向けて準備万端といったところでしょうか。

ロドリですが、特に危険な場面もなく無難にこなしたのではないでしょうか。
まあまだまだ試運転でしょうけど。

<最終結果>
バルセロナ 3−1 ヘタフェ
得点
5分 ナノ(マリオ・コテロ)【GET】
22分 OG【BAR】
52分 エトー(ジュリ)【BAR】
68分 エトー(ロナウジーニョ)【BAR】
ネスタッチ的MIP エトー
さすがの得点力。捕まえきれませんね。スゴイの一言。
 


30節「試運転」
vsマラガ @ラ・ロサレダ
アウェイとはいえ最下位に沈み、ここ7試合勝利なしと低迷する
マラガが相手ということで、完全なターンオーバーをしいてきたバルサ。
注目は最終ライン。プジョルがいないCLベンフィカ戦を想定した
オレゲールとロドリのCBコンビ。
バルサBでは数試合組んだことのあるコンビということでトップチームでの
経験がないことを除けば、連携は大丈夫だとオレゲールが言っていたようで。
メッシ、マルケス、エジミウソン、シャビを怪我で欠き、
プジョルが出場停止(前節のイエローは、累積を消してしまおう的な雰囲気でしたが・・・)
ロナウジーニョもベンチ入りさせず。デコもベンチ。
CL、クラシコと日程的に厳しいのでこれはいい休養だと思います。
マラガには気の毒な話ですが・・・

[ラインナップ]
FW:ラーション エトー ジュリ
MF:ガブリ ファン・ボメル 底にモッタ
DF:左シウビーニョ 右ベレッチ 中央オレゲール ロドリ
GK:バルデス
Sub:ジョルケラ ジオ デコ イニエスタ マキシ エスケーロ
ちなみに、プジョル、ロニー、シャビに次ぐ第4キャプテンは
ガブリだったらしくガブリがCマークを巻いてました。

選手が替わっても、チームのスタイルが変わることのないのがバルサの
強み。マラガが相手ということもありますが、いつものように
ボールを回し、ポゼッションでも圧倒。
ただ、デコとロニーがいないとどうも単調になるきらいがありますね。
違いを生み出せるタレントがいないというか、何をしてくるか分からないという怖さがない。
それでもボールがきれいに回ってしまうあたりがバルサの強さなんですけどね。

9分
ベレッチがラーションとのパス交換から右サイドを強引に突破。
中央をよく見てグラウンダーのクロス。待ち受けるジュリでしたが、
深く入りすぎてジャストミートせず。

12分
ベレッチがまたも右サイドを突破。素晴らしいクロスにラーションのヘッド!
しかしアルナウがファインセーブ。
アルナウには前回の対戦でも苦労したのを思い出しました。

30分
ようやくマラガのチャンス。CKをショートでつないでクロス。
これに合わせたのがサルバ。しかしこれはロドリがクリア。
しかし中途半端にまだPA内を漂うボールをさらにセサル・ナバスがヘッド!
これはバルデスの正面。事なきを得ます。

33分
ファン・ボメル→エトー→ラーションときれいにつないで最後はジュリ!
しかしこれはポストギリギリをかすめていきます。
今シーズンのジュリはこれが多いなぁ。

38分
右FKからのチャンス。こぼれ球を混戦からエトーが押し込んで
先制かと思われましたが、マラガDFはラーションのハンドを主張。
副審を読んで協議をする主審。結果は得点認められず。
ラーションのハンドを取ったのか、のしかかったファウルを取ったのかは
分かりませんが、とにかく幻のゴールに・・・


前半のCBコンビ。
マラガの攻撃陣というこもあり、無難にこなしていました。
さすがにプジョルがいるときのように高いラインを保つというのは
難しいようで、いつもよりは下がり気味にポジションを保っていたものの、
(というかプジョルがいるときのラインが高すぎるっていう話も(^。^))
オレゲールとロドリのコンビもなかなかでした。
この日は両サイドがかなり攻撃的だったもののCLでは自重するでしょうし
その辺のカバーリングも問題ないかと。モッタもいつもよりは守備を
気にしていたようですし・・・
CLはこのコンビで行っても大崩れはしそうにない感じがしました。

後半も試合はバルサが攻めっぱなしでした。
5分
ラーションのポストプレイから右サイドのジュリが突破。
シュート!しかしアルナウがストップ。

56分 ジュリに代えてエスケーロ投入

直後にエスケーロがチャンスメイク。
左サイドからクロスを逆サイドのラーションへクロスを上げます。
しかしこれはDFがクリア。
しかしクリアボールに猛然と詰めてきたのがエトーでした。
難しいハーフボレーだったと思いますが、綺麗に合わせるあたり
能力の高さが感じられます。しかしアルナウ正面。威力はあったんですけどねぇ。

63分 ガブリに代えてイニエスタ投入。キャプテンはバルデスへ。

72分ジオに代えてシウビーニョ投入
スローインからのボールでファン・ボメルが右サイドを突破。
中央に折り返すと、そこには走り込んできたエスケーロがフリーでした。
(DFはラーションに引っ張られていました。)
右足を振り抜きますが、狙いすぎたのか威力が今ひとつでアルナウに
止められてしまいます。

エスケーロの動き自体は悪くなかったので、決めて欲しかった。

87分
モッタのロングフィードをDFがクリアにもたつく間にエトーが
奪いゴールに突進。(ユニ引っ張られてましたが関係なくフィニッシュまで)
これもアルナウがストップ。

88分
久々のマラガのチャンス。右サイドをエドガルが突破。
クロスはオレゲールに跳ね返されますが、こぼれ球を拾ったドゥダが
フェイクをいれてからミドル。巻き込んできて、GK前でバウンドする
難しいボールでしたが、落ち着いてバルデスがはじき出します。

ロスタイム
バルサのラストチャンス。
エトーがDFのクリアミスを見逃さずダイレクトでシュート!
強烈でしたが、クロスバー直撃。

このままスコアレスドロー

引き分けはしましたが、結果的にロニーもデコも休ませることができ、
CLを想定してのロドリ、オレゲールのCBコンビを公式戦の中で
試すという貴重な試合になりました。
これも12ポイントという勝ち点差がある余裕でしょう。

プジョルがいないDFラインは確かに不安ではありますが、なんとか
なりそうです。あとは怪我の多いモッタとかに故障が起きないように
願いたいものです。せめてエジミウソンが戻るまでは・・・(-人-)ナームー...

<最終結果>
マラガ 0−0 バルセロナ
ネスタッチ的MIPアルナウ
前回の対戦でもMIPはアルナウでしたが、やっぱ今回も一番目立ってました。
ということはマラガが押し込まれてたということなんですけれども(^_^;
でも、バルサの猛攻を耐え抜く姿は感動的ですらありました。
元守護神というのもありますしね。(^。^)

さて、週半ばにはCLベンフィカ戦。週末にはクラシコです。
ロニーとデコがいい状態で試合に臨めそうなのはとてもいいですね。
デコは昨年の2回目のクラシコは累積で出られなかったはずなので
モチベーションも高いでしょう。
まずはCLもきっちり勝ってきてほしいです。





2006年03月25日(土)
【サッカー】リーガ。

<今日の更新>  ○戯言No.702
ひっそり更新。
スイマセン。26節デポル戦27節オサスナ戦28節ソシエダ戦
簡易版でお伝えします。<(_ _)>


26節 vsデポルティボ・ラ・コルーニャ @カンプ・ノウ
前回の対戦でも苦戦し、結局は引き分けになんとか追いついたデポルが相手。
バレロンもトリスタンもいなかったんですけど、それでも
ムニティスやら危険な選手がいるので気が抜けない相手。
[ラインナップ]
FW:ロニー エトー ラーション
MF:イニエスタ、デコのトップ下にアンカーにエジミウソン
DF:左シウビーニョ、右ベレッチ、中央にマルケスとプジョル
GK:バルデス
Sub:ジョルケラ、オレゲール、ジオ、モッタ、ボメル、エスケロ、ジュリ

この日はセットプレイが鍵を握りました。

3分
先制はバルサ。この日はイニエスタがよかった。
(その分、カバーリングにデコが大忙しでしたが・・・)
その積極性が生んだFKのチャンス。
これをロニーがきっちり決めて先制。(1−0)

デポルの反撃は15分過ぎ。
中盤でようやくボールを運べるようになった時間帯。
これまたセットプレイ。CKからでした。
決めたのは、先ほどイニエスタを倒してFKを与えたフアンマ。
ショートコーナーをセルヒオがセンタリング。
これを豪快に決めました。(1−1)

20分
シウビーニョのクロス(ロニーの美しいスルーからの展開)
をエトーがすらして逆サイドのラーションへ。
ラーションは角度が厳しかったので中央を見てヘッドで優しく
折り返すと、そこに走り込んできたのがイニエスタでした。
しかしダイレクトでのシュートを躊躇した結果、GKに詰められて
しまいました。

大チャンスを外すといいことはありません。
23分
ムニティスのFK。ラインを上げ損なうと、今度はフアンマの
相棒のアンドラーデが走り込んできてヘッド。デポル逆転(1−2)

34分
バルサ反撃。右サイドからロニーのCK。
これがファーサイドのラーションへ・・・
ラーションは豪快に叩きつけて同点。軽く会わせたように見えましたが、
結構な勢いでゴールネットに突き刺さりました。
ラーションのバネを感じさせるヘッドでした。(2−2)

後半も鍵はセットプレイ
51分
バルサまたもFKのチャンス。今度は直接狙わず、
速くて曲がるボールがマルケスの足下に・・・
なんとか合わせたものの枠外。

61分
追加点は左サイドからのCKでした。ロニーの蹴ったボールは
低くて鋭いボールでした。誰も合わせられねぇよって思ったんですけど、
DFや見方の間をスルスルとすり抜けて辿り着いたのはエトーの足下。
軽く合わせてゴール。ついに逆転(3−2)

これが決勝点となりバルサ逆転勝利。
こういう難しい試合でも勝ちを拾うのは優勝のためには大事。
3トップ揃い踏みもいい感じ。

選手交代
46分 イニエスタ→ファン・ボメル
64分 ラーション→ジュリ
76分 ベレッチ→オレゲール

<最終結果>
バルセロナ 3−2 デポルティボ・ラ・コルーニャ
得点
3分 ロナウジーニョ(FK) 【BAR】
15分 フアンマ(セルヒオ)【DEP】
27分 アンドラーデ(ムニティス)【DEP】
33分 ラーション(ロナウジーニョ)【BAR】
61分 エトー(ロナウジーニョ)【BAR】
ネスタッチ的MIP ロナウジーニョ
セットプレイで魅せてくれました。素晴らしい精度。バリエーション。
3つとも違う軌道のボールでした。



27節 vsオサスナ@レイノ・デ・ナバラ

[ラインナップ]
FW:ロニー エトー ジュリ
MF:モッタ デコ 底にエジミウソン
DF:左シウビーニョ 右ベレッチ 中央マルケス、プジョル
GK:バルデス
Sub:ジョルケラ、ジオ、オレゲール、ボメル

いやぁ。オサスナ強い。
ラインをコンパクトに保ち、トップから最終ラインまでが
30〜35mくらいの間に全員がいて、常に数的優位を作りながら
バルサにプレッシャーをかけます。
この試合にかけているといってもいいくらいのモチベーションで
臨んでいると思いました。

この日くらい見せ場の作れないバルサも珍しい。
バルサ相手に恐れてひいてはダメというのは分かっていても
90分プレスをつづけられるのかという問題はつきまとうんですが、
とにかくオサスナのプレスが厳しかった。

高い位置で奪うから当然、攻撃でも優位に立てます。
両サイドを広く使い、トップのミロシェビッチにというのが基本パターン
でしょうか。特に左のデル・ポルトの動きがよかったです。

18分
先制はオサスナ。遠目からのFK。もちろん直接ねらった訳では
ないのですが、ゴールに巻いてくるボールを蹴ったのはデル・ポルト。
特に問題ないと思いながら見ていると、よせばいいのにキャッチしに
いったバルデスが痛恨のキャッチミス(パンチングしとけば問題なかったのに)
落ちたところをバルドに冷静に押し込まれアウェイでやりたくなかった先制点。(1−0)

バルサはまったく見せ場を作れず、前半終了。
(エトーのミドルなどはあったけど・・・・)

後半もまったく運動量の落ちないオサスナ。

バルサは局面を打開しようとベレッチが豪快なミドル。
糸を引くようなシュートでしたがGKファインセーブ。

追加点は58分
バルサが前掛かりになっていたところをセンターサークル付近で
奪ったオサスナのカウンターが炸裂。
必死に戻るエジミウソンとプジョル。(マルケスは上がってました)
エジミウソンが決死のスライディング。
かなりシミュレーションっぽかったですけど、ミロシェビッチが
倒れてPKゲット。さらにエジミウソンは二枚目のイエローで退場。
ますます苦しい展開に。
このPKをプニャルが決めて追加点(2−0)

一人少なくなったバルサ。ジュリに代えてラーションを投入。
するとオサスナの運動量が落ちてきたこともあり少しずつ形を
作り始めました。

68分
ロナウジーニョが3人に囲まれながらもボールをキープして
振り向きざまにループパスをDFラインの裏に出します。
それに走り込んでいたのがラーション。しかし、惜しくも枠外。
アウトにかけたかったらしいのですが、ジャストミートしすぎたようで。

直後の70分
ロニーのノールックパスに反応したのもラーション。
見事なダイアゴナルランでDFラインを切り裂きました。
冷静に左足でけり込んで反撃ののろしをあげます。(2−1)

が、・・・・
反撃もここまで。へろへろになりながらも体をはってプレスにくる
オサスナの意地の前に敗北。

幸い、2位と3位のレアルとバレンシアが直接対決でスコアレスドロー
だったため、差は変わらず。

<最終結果>
オサスナ 2−1 バルセロナ
得点
18分 バルド 【OSA】
58分 プニャル(PK)【OSA】
70分 ラーション(ロナウジーニョ)【BAR】
ネスタッチ的MIP デル・ポルト
左サイドで攻撃の起点となり、FKのチャンスではかなり危険なボールを
エリア内に供給。怖かったです。
でも一番すごいと思ったのは組織的な守備かなぁ。
チームの勝利でしょう。

エジミウソンが退場になっていなければ、もっと最後の最後に
押し込めたんでしょうけどねぇ。まあ仕方ないです。



28節 vsレアル・ソシエダ@アノエタ

この試合では、故障者が多数でてしまいました・・・
出て欲しくなかった守備的な選手に・・・

[ラインナップ]
FW:ロニー エトー ラーション
MF:デコ ボメル 底にエジミウソン(前節の2枚目のイエローが取り消された)
DF:左ジオ、右オレゲール 中央にマルケスとプジョル
GK:バルデス
Sub:ジョルケラ シウビーニョ ベレッチ ガブリ 
  イニエスタ エスケーロ ジュリ

ホームのソシエダが積極的に進めます。
3分
後方からのロングパスをつないだソシエダ。スコウボが競り勝ったボールを
ニハトがヘッドでつなぐと、走り込んだミケル・アロンソのシュート。
フリーでしたが、バルデスが好反応。威力がなかったのにも助けられました。
これ決まってるとかなり苦しかったと思います。

8分
そこまで今ひとつボールが回らなかったバルサの反撃。
トップの3人でゴールに迫ります。
PA直前で細かいパス交換。最後はロニーがラーションの位置をよく見て
ラインの裏に浮き球パス。DFは完全にエトーに気を取られていて
斜めに走り込んだラーションを誰もケアしていませんでした。
これを見事にトラップしてGKの位置をよく見てシュート。完璧でした。
押されていただけにうれしい得点。(0−1)

12分
ソシエダの反撃。スコウボがラインの裏をとって完璧に抜け出します。
しかし前節の汚名返上に燃えるバルデスがまたもファインセーブ!

14分
アクシデント発生。
ソシエダのCKの直後にマルケスが右腿を抑えてピッチに座り込んでしまいます。
結局プレイは無理で、イニエスタと交代。エジミウソンが最終ラインに入り、イニエスタは中盤の底に入りました。

ここから切れだしたのがファン・ボメルでした。
積極的にトップを追い越してPA内に侵入。タイミング、ボールタッチが
素晴らしい。
まあこれだけ上がられるとまた大変なのは相棒のデコなんですけどね。(^。^)

その後、ソシエダはマルク・ゴンサレスのミドル。バルサはエトーの
リスタートからのシュートなどがあったものの得点なく前半終了。

後半開始早々にバルサに追加点
51分
右サイドでスローインされたボールをロニーがパス。
これをラーションがスルーしたところに走り込んできたのが
ファン・ボメル。ファーストタッチでDFを交わすとGKをよく見て
狙い澄ましてシュート!しかし狙いすぎたのかポストを叩きます。
跳ね返りにつめていたのがエトー!ごっつぁんです!!(0−2)

その後ロニーのFK。エトーのミドルなどでバルサが押し込みます。
ソシエダはニハトのスピードを生かしたカウンターなどで反撃を
試みます。

またもバルサにアクシデント。
終了間際の83分でした。カウンターから抜け出したニハトを追いかけて
いたエジミウソンが足を故障。同じように腿のようでした。
ニハトのシュートはバルデスがセーブしたものの暗雲が立ちこめます。
既にカードを3枚きっていたバルサは交代もさせられず・・・

しかしなんとか凌ぎきって試合終了。

<最終結果>
レアル・ソシエダ 0−2 バルセロナ
得点
8分 ラーション(ロナウジーニョ)【BAR】
51分 エトー 【BAR】
ネスタッチ的MIP バルデス
前節の汚名返上とばかりにはりきっていました。
チームを救うセーブも何本も見せました。
こういうときもあるんだよねぇ。彼は。

故障の具合ですが、どちらも右腿の肉離れだそうで、
マルケスは4週間、エジミウソンは2週間程度の離脱だそうです。
二人揃っていないのはかなり厳しい。
エジミウソンがギリギリクラシコに間に合うかっていうところらしいです。

心配なのはCLベンフィカ戦。プジョルが出場停止なんですよ。
どんな最終ラインにするのかもう心配で心配で。

とりあえず、今日はここまで。
明日はヘタフェ戦とマラガ戦を一気に書き上げたいと思います。



2006年03月12日(日)
【雑文】申し訳ございません。

<今日の更新>  ○戯言No.701

皆様大変ごぶさたしております。
しばらくネット上から姿を消していました。
年度末に忙殺されていました・・・

その間に、時効警察は最終回を迎え、バルサもチェルシーを撃破。
といろいろあったんですけど、更新できる状態ではありませんでした。
心も体も・・・
何度も無駄足を運ばせてしまった方、申し訳ございません。

今日は更新できましたが、次の更新はいつになることやら・・・・
ひとまずちょいとだけ時間が取れたのです。

デポルとの一戦はまだ全部見ることができていません。
結果は知っているのですけれど・・・
レポはいましばらくお待ち下さい。

さて、謝ってばかりいてもしかたないので今日のネタ。
【ドラマ】最終回前雑感。
<時効警察>
昨日、予定通りに9話で終了。それほど視聴率も悪くなかったとは
思います。ぜひ続編が見たい。
霧山くんと三日月さんのコンビがまた見たいなぁ。
あの不思議な演出もGoodでした。

<西遊記>
最終回にはゲストとしてマチャアキが・・・
それだけで最終回だけでも見る価値あるでしょう。
ウキ〜〜〜って叫ぶ、慎吾の悟空がどんなエンディングを迎えるのか。

<アンフェア>
もう誰が犯人でも驚かないぞ!!話が進めば進むほど怪しい人が
増えていって、いったい誰が犯人なのか。
穿った見方をすれば、安藤すらも。
ここまできたら、ものすごく意外な終わり方をして欲しい気もする。

<相棒>
いやぁ。毎週毎週楽しませてくれます。
鈴木杏樹が犯人だったバスの回はスリル満点でした。
ドキドキしながら見ました。終わるのが寂しいです。

結局見続けたのはこの4つになりました。
あ、「功名が辻」も一応見ています。そこそこ面白いです。

さて、次回はいつになるか分かりませんが、気長にお待ち下さい。