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2005年11月29日(火)
【サッカー】祝!バロンドール!!

<今日の更新> ○戯言No.669 

いいとこめっけました。→WorldCup's World

毎年恒例の、フランスフットボール誌選主催の欧州年間最優秀選手(←過去受賞選手一覧)に
我がバルサのロナウジーニョが選ばれました。
もう既に、公然の秘密のようになっていたようで、WOWOWのリーガ中継の最中にも、
「これで気持ちよくバロンドールを貰えますね。」
とか
「自らのバロンドールを祝うゴール!」
とか言っちゃってましたから、驚きはしませんでしたけど、
やっぱり↓こういう写真見ると感激もひとしおですね。
 
バルサ在籍中にバロンドールを獲得したのは3人目だそうで、
ヨハン・クライフ、フリスト・ストイチコフに続くものです。
ロナウドは受賞の要因となったのはバルサでの活躍でしょうけど、
一シーズンしかいなかったので、受賞時はインテルの選手でした。
フィーゴも受賞しましたが、どちらも別のチームの時のようです。

納得の受賞です。
ちなみに今回ノミネートされた他の選手の順位は
一昨日の戯言の話題になった、ランパードが2位。(148P)
チェルシーの攻守の要ですから、納得。
3位は昨期のCLを制したリバポーのキャプテン、ジェラード。(142P)
CLの活躍を見れば当然のポイントでしょう。

ロナウジーニョは225Pだそうで、大差をつけての受賞となりました。
ちなみに受賞のコメントは→受賞コメント(SportsNAVI記事)
「僕はピッチの上で、自分の持てる力を出しているし、それで十分。言葉よりもずっと分かりやすい。」
ロニーらしいなぁ(*^。^*)
「僕はいつもサッカーのことを考えています。ボールと一緒に時間を過ごすのが大好き。
僕と一緒に生活している人は、ボールに触らずにはいられない。いつもどこかにひとつはある。
まさに僕の人生そのもの。なでたり、一緒に寝たり、これが無かったら僕は死んじゃいますよ。」
これまたロニーらしい。(*^。^*)

これからもサッカーを愛し続け、我々を楽しませてください。<(_ _)>
がんばれロニー!!



2005年11月28日(月)
【サッカー】リーガ。

<今日の更新> ○戯言No.668 ○バルセロナのページ

さてさて、クラシコの快勝。
CLでも怪我帰りの選手を試しつつも、快勝。
まったくもって死角なしの状態でのカンプ・ノウでのラシン戦。
今のバルサに負ける要因は見あたりません。

第13節 「揃い踏み」
vsラシン・サンタンデール @カンプ・ノウ

スタメンは左からロニー、エトー、メッシの3トップに
デコ、シャビの2トップ下にボランチにエジミウソン。
最終ラインは左にシウビーニョ、右には久々にベレッチ。CBはプジョルとマルケスのコンビ。
守護神はV.バルデス
控えにラーション、ジュリ、エスケーロ、ガブリ、
イニエスタ、オレゲールにジョルケラといった布陣。

対するラシンですが、攻撃力はないものの失点が少ないのが特徴のチーム。
カウンター一閃で失点してそのまま鳥籠されたら、
「お前ら鳥籠好きか」(By若林源三)って感じになっちゃいそうで
そこだけが怖いチームです。



<前半>
やっぱり、ラシンを全く問題にしない立ち上がり。まあラシンが
引いて守っているというのもありますが、ボールキープは8割方バルサ。
ラシンのゲームプランとしては、なんとか凌ぎきってカウンターを狙う。
引き分けでも御の字そんな感じでした。

開始早々バルサにチャンス。2分でした。
ショートコーナーからつないでクロス。そのクロスをロニーが胸でパス。
トラップじゃないんですよ。パスなんです。
それがPA内のマルケスに・・・マルケスがシュート体勢に入ろうと
切り返そうとしたとき、たまらずDFが足を出し、PKゲット。

キッカーはもちろんロナウジーニョ。
これはもらったと思いました。
が・・・

ゴール下左隅を狙って蹴ったボールにGKアワテが素晴らしい反応。
読み切ってきっちりストップ。アワテなのに慌てませんでした・・・なんつって(寒)

その後もバルサのボールキープは続きます。

今日もメッシは絶好調。キレがある。
決して大きくはないし(というか小さい)当たりに強そうには見えないんですけど、
簡単には倒れないボディバランスの良さがありますねぇ。
そこがロビーニョとは違うかなって見るたび思います。強さがある。

右から内に切れ込みながらゴールに迫るメッシ。
左に流れてパスを狙うメッシ。
デコやシャビ、エトーなんかとパス交換をしてゴールを伺うメッシ。
本当に動きがいい。「元気はつらつぅ?」(By上戸)「オフコース!!」
って感じです。

バルサが完璧にボールをキープしつつも最後の最後でねばり強く守る
ラシン。巧妙なパスワークからなんとか崩そうとするバルサ。
そんな状況が続きます
ラシンボールになったときの囲い込みが本当に速いんです。
あっという間に2〜3人で囲んでしまうんですから。たまったもんじゃない。

そこで牙を剥くのは、エトー。速い、巧い。(これで安ければ吉○屋だな)
31分でした。
その厳しい囲い込みから、センターサークル付近でエトーがボールを奪います。
さあドリブル開始。その時点で左にロニー、後ろからはデコが走り出してました。
ラシンはDFに人数をかけてるので前には4人。さらにエトーのすぐ後ろからもDFが。

しかしズルズル下がるばかりで、いっこうにチェックに来ないんです。
エトーはあっという間にPA前に。
前には4人揃ってたんですが、スピードの緩急と左右のフットワークのみで
ボールを渡さず、PA内侵入。一歩DFの前に出た瞬間。
逆サイドのネットめがけてインサイドで流し込みました。
なんとまあ素晴らしい個人技。
チェックが甘いとはいえ、もうこりゃどうしようもない。見事な先制点。
これが決まっちゃうの??って思いましたよ。

喜ぶバルサイレブン。

その後もバルサがボールを回しつつ、前半終了。
結局、ラシンはシュート0のまま前半終了でした。
でも好調バルサ相手によく守ったと思いますよ。


<後半>
前半と展開は全く変わらず、いいようにボールを回すバルサ。
急所を探しているかのようなボール回し。

6分
デコが中央でパスカット。これを側にいたエトーが右サイドのメッシに
展開。メッシはドリブル開始。この時点で3対3でした。
(やっぱ高い位置でボールを奪うとこうなりますよね。)
メッシは中央に切れ込むようにドリブルしながら入っていきます。
中央のエトー、左のロニーへのパスという選択肢もあったはずですが、
躊躇せず左足を振り抜きます。(これが振り幅小さいのに強い球)
これにはアワテも慌てましたが(寒)、右手の先をかすめてゴールに
吸い込まれていきました。今期リーガでは初ゴール。

カンプ・ノウも若武者の活躍に大喜び。拍手で讃えます。
チームメイトもほとんどの選手がやってきてもみくちゃにされてました。
可愛がられてるようでとても微笑ましかったです。

メッシに寄せたら寄せたで、エトー、ロニーが完全にフリーになるし、
寄せるに寄せられない状況ではありましたが、メッシのシュートも
見事でした。PA内で焦らないで冷静にプレイできるのがメッシのいいとこ。

その後も果敢にゴールを狙おうとするメッシは本当に意欲的で若さ爆発
してました。

これで3トップのうち2人がゴール。
あとはPKを外したロニーさえ決めればそろい踏みだなぁとか思いながら
見てますと、チャンスがやってきました。

11分
メッシがデコとのワンツーで中央突破を図ろうとしますがラシンDFの前に
混戦になります。その混戦からこぼれたボールがロナウジーニョのところへ。
ロナウジーニョには一人DFが寄せてきました。
しかし、そこで今まで見たことのないようなジャックナイフのようなシザース。
(本当に速かった。ビックリしましたもの。)
全くついてけずにスライディングするしかない状況を作り出したロナウジーニョ。
完全に足に入ってPKゲット。
これもどうしようもないですよ。あのスピードでシザースされたら誰だって
ついてけないっすよ。DFが悪いんじゃないです。ロナウジーニョが凄すぎるんです。

さて、本日2度目のPK。
同じく、左方向に蹴りましたが、さっきとは比べものにならないくらいの
弾丸シュートが左のサイドネットに突き刺さりました。(この表現がピッタリ)
反応してても読んでても止められなかったであろう。シュートでした。
これで3トップ揃い踏みです。

バルサ加入後通算50点目だそうです。

これで終わらないのがバルサ。

こうなるとキャプテンも見せます。
14分には左サイドをドリブルで疾走。華麗とはいきませんが、重戦車のような
突進で左サイドをえぐってクロスまでいきました。ゴールにはつながりませんでしたが、
カンプ・ノウは大喜びでした。この辺がバルサだなぁって思います。

19分 FKからラシン初シュート。枠には飛びません。
今日のバルデスGKグローブいらなくねぇ?って思いました。(^^)

20分更に追加点。
シウビーニョがデコからのパスを受けてPA内にスルスルと侵入。
かれいなステップでDFを交わしていくと、ドリブルが離れたんですけど、
クリアボールが更にシウビーニョの足に当たってゴール!4点目が入りました。

メッシお役ご免。ジュリと交代。
多分ジュリの心中は複雑でしょうね。メッシが結果を出してるだけに。

この辺からラシンは切れたようで、プレイがラフで雑に。

25分
左サイドでクロスを上げようとするラシン。
かなり苦し紛れだったんですけど、寄せてきたマルケスの手に当たり、
PKゲット。これをきっちり決めて1点返しました。

27分チョコチョコ、マルケスと小競り合いを繰り返していたアガンソが
競り合った際、故意(と思われる)に肘をぶつけにいって一発レッド。

エジミウソンに代えてイニエスタ投入。シャビを底に入れるフォーメーションに。

31分
シャビのDFラインの裏側へのロングフィード。これをエトーが綺麗にトラップして
ジュリにダイレクトパス。しかし、撃ちきれず、クリアー。
(多分、エトーがダイレクトで撃った方が確率は高かったと思う。)

ベレッチに代えてガブリ投入。

その後も、ジュリの飛び出し、エトーのミドル。イニエスタの飛び出しなど
見せ場を作りつつそのまま試合終了。
終わってみれば圧勝。点が取りにくい相手をも寄せ付けない強さを見せました。



<最終結果>
バルセロナ 4−1 ラシン・サンタンデール
31分 エトー 【BAR】
51分 メッシ(エトー?)【BAR】
56分 ロナウジーニョ(PK)【BAR】
65分 シウビーニョ(デコ?)【BAR】
70分 カスケロ(PK)【RAC】
ネスタッチ的MIP リオネル・メッシ
リーガ今期初得点ということよりも、動きの良さ、切れにMIP。
スゴイ選手です。大きく育って欲しいです。



<次節展望>
次節はエル・マドリガルでのビジャレアル戦。
昨期は0−3で完敗した場所ですし、カンプ・ノウでも3−3の引き分け。
昨期、バルサがホームでもアウェイでも勝ち点3を得ることができなかったのは
アトレティコとビジャレアルのみ。
今期も、ほぼ同じメンバーが残っているビジャレアルは本当に怖い相手です。
それだけに、弾みをつける大きな勝利になりました。



2005年11月27日(日)
【サッカー】丈夫なことはいいことだ。

<今日の更新> ○戯言No.667

今日は今から家で仕事しなくちゃいけないので、サクッと更新。
チェルシーのランパードが160試合連続出場=イングランド

今、プレミアの首位を独走するチェルシーにあってテリーとともに
屋台骨ともいえる存在にまでなったフランク・ランパード。
とにかく丈夫ですねぇ。怪我しないってのは監督にとってとても有り難い存在。
計算ができますもの。

モウリーニョが監督する前から中心選手ではあったけど、モウリーニョが
来てからはその重要性がますます高まったと思います。

昨期はマケレレという最高の守備者を得て、生き生きと攻撃参加し、
貴重な得点も決めていました。
更に、今期はエッシェンという圧倒的なフィジカルの持ち主のサポートを得、
さらに攻撃性能に磨きがかかった感がありますね。
現在プレミアシップでも得点王を独走中。
得点力もバラック並みになってきました。ますます恐ろしい選手に。

イングランド代表でも、瞬く間に中心になっちゃいましたからね。
精神的に強いのも魅力でしょうか。

無事是名馬って言葉もあるように、怪我に強いってのはかなりの
魅力だなぁって改めて思いました。

小野・・・・怪我大杉・・・



2005年11月26日(土)
【雑文】徒然と・・・18。

<今日の更新>  ○戯言No.666
またまた随分と間が空いてしまいました・・・
申し訳ないと思いつつも、心も体も万全とはいかず・・・
なかなか書く気になれず・・・

気を取り直して、徒然と書きつづってみたいと思います。∠( ̄O ̄)
チューボーですよのハンバーガー美味そう!!!腹減ってきた。

【相撲】
朝青龍史上初づくし

朝青龍が強いのもあるんでしょうけど、それにしても他の力士が不甲斐ない。
7連覇。年6場所完全制覇。年83勝も新記録。
と記録ずくめのフィニッシュでした。(明日千秋楽はあるけどね)
こうなると、どこまでこの記録が続くのか興味があるっちゃあ、ある。
あとは誰が止めるのかとかね。
魁皇とか千代大海とか栃東とか、日本人力士に頑張って欲しいとこだけど、
やっぱり来場所からは大関昇進が確実の琴欧州が一番手になるのかなぁ。

いずれにしろ、もっとがんばらないとどうにも埋めがたいくらいの
強さが今の朝青龍にはある。

朝青龍の強さと琴欧州の大関昇進ばかりが話題の今場所。
ひっそりと山形出身の力士、琴の若が引退しました。
唯一の幕内郷土力士として頑張ってくれましたが、度重なる膝の怪我と
37歳という年齢もあり、引退。師匠の佐渡ヶ岳親方の娘さんと結婚して
いるため、佐渡ヶ岳親方の定年に伴い、部屋を継ぐようです。

尾花沢市という♪スイカの名産地ぃ〜の出身で、
「おーばん」という地元のスーパー(山形県内にはけっこうある)
では琴の若が勝つと花火を打ち上げてその日はセールがあるということも
行われていました。中継を見ていなくても、花火が上がらないと
「ああ負けたんだ」とか思ってました。
長年お疲れさまでした。これからは後進の指導頑張ってください。
是非、朝青龍に太刀打ちできるような力士を。

【J】
神戸はなんとなくそうかなぁとは思ってたけど、まさかヴェルディがねぇ。
凋落もここまでくると可哀想。
去年の天皇杯での強さを見る限りは、こうなるとは全く予想できなかったです。
どっかで狂った歯車を修正できないまま終戦。

来期はモンテとともにJ1目指して頑張ろう。

優勝争いも目が離せないですねぇ。

ガンバの失速。負けないセレッソ。
それにしてもセレッソ、マリノスの試合もすごかったっすねぇ。
最後の松田のゴールなんてスゴイと思いましたよ。
鹿島もなんとか踏みとどまった感があります。深井のシュートも凄かった。
最終節までまったく予断を許さない展開。
このままセレッソに行って欲しいのが個人的見解。

さて、優勝争いとは別のところでの悲しい出来事。

ミスターエスパルス、澤登正朗引退(T_T)
いまはモンテサポとはいえ、Jが始まった当初からチームを牽引し続けた
10番についに引退の日が・・・
ホーム最終戦ということで、胴上げがあったようです。
お疲れさまでした<(_ _)>

【映画】
TheISLAND

見ました。アイランド。主演はユアン・マクレガー、監督はアルマゲドンのマイケル・ベイ。

こっから感想
簡単にいうと、近未来のクローンの話。
クローンが、自分がクローンだと気づいてしまったら。
しかも、依頼者が生き延びるために臓器や皮膚などを提供するためだけに
“栽培”された植物同然の存在だとしたら。
人間の欲望がうまく描かれていたと思いますよ。

一緒に逃亡する、スカーレット・ヨハンソンの美しさも一見の価値アリ。

最後まで息つかせぬ展開も魅力的で、満足しました。
お勧めです。

スターウォーズEp3を借りに行ったんですがなかったのでしかたなく
借りてきたんでしたけど、損はなかったです。



2005年11月20日(日)
【サッカー】リーガ。

<今日の更新> ○戯言No.665(次はオーメンかぁ・・・) ○バルセロナのページ。
さて、運命のクラシコ。
サッカーという競技の形をとってはいますけど、なかば内戦に近い
この両チームの戦い。順位やコンディションうんぬんではなく、
どの選手も目の色を変える。
世界中が注目するこの対戦。今シーズンもこの試合がやってきました。


第12節 「スタンディング・オベーション」
vsレアル・マドリー @サンチャゴ・ベルナベウ

両チームのスタメン
    <レアル>          <バルサ>
   ロナウド             エトー
ラウル   ロビーニョ     ロニー     メッシ

 ジダン  ベッカム        デコ  シャビ

   P.ガルシア          エジミウソン

R.カルロス   サルガド   ジオ       オレゲール
  エルゲラ S.ラモス      プジョル マルケス

    カシジャス          バルデス

控え
   メヒア             イニエスタ
   パヴォン            シウビーニョ
   ディオゴ            ジュリ
   R.ブラボ            ラーション
   グティ             モッタ
   バチスタ            ガブリ
   D.ロペス            ジョルケラ
フォーメーションもなんとなく似た感じ。
でも、控えの層の厚さではバルサが上かと思いました。
ロナウド、ジダンがようやく怪我が回復。まあ強行出場っぽかったですけど。
グティも練習中に怪我をしたとかで、コンディション的にもバルサが
有利なのかな。

しかし、どんなにコンディションがよくても、ベルナベウのピッチで
勝利をあげるのはやっぱり難しい。そんな雰囲気でした。

注目はこの大事な試合でスタメン起用されたメッシ。
この若武者がどんな仕事をしてくれるのか楽しみに見ました。

今日のレポはいつもよりも詳しくお送りしたいと思います。


<前半>
伝統の一戦らしく、激しい立ち上がり。チェックが厳しく、当たりも強い。
特に、ロニーに対するサルガドのマークは厳しかったです。

レアルはホームの圧倒的な声援をバックに、積極的な立ち上がり。
対するバルサ。決して無理はしないもののギアが攻撃に入った瞬間の
スピードアップはさすが。

2分
ロビーニョが右サイドを突破。立ち上がり、久々の出場のジオの裏を
ロビーニョに狙われていましたが、ジオもしっかりもどってカバーしてました。
ロビーニョは当たりに弱いのが難点かなぁ。すぐに倒れるイメージがある。

4分
PA直前。やや中央よりでボールをもらったメッシがボールを浮かせて突破を試みます。
しかし、DFに倒されてFKゲット。→ロニーが狙いますが、壁直撃

9分
バルサのビッグチャンス。
一瞬の隙をついて、ロニーのノールックパスが炸裂。DFラインの裏へ
ロングボールを放り込むと、それに猛然と反応したのがエトー。
軽くワントラップしたのち、なんとかコントロールして詰めてきた
DFと競り合いながら流し込もうとします。しかし、kろえは枠外。

14分
中盤でパスカットしたレアルのチャンス。バルサDF陣が右サイドに
よっていた隙をつかれます。ベッカムが左サイドの広大なスペースに
走り込もうとしていたロビーニョめがけてスルーパス。
しかし、プジョルがスライディングで足を伸ばしてなんとかカット。
事なきを得ました。

直後、バルサの反撃。
15分
センターサークル付近でオレゲールからボールをもらったメッシがドリブル開始。
トップスピードにのるまでが本当に速い。
スルスルとゴール前までボールを運び、エルゲラを交わそうとしたとき、
中央に張っていたエトーとスイッチ。(まあ意図はしていなかったとは思うけど)
エトーのその後がまた速かった。
鋭く反転して、エルゲラを背負いながら、つま先でシュート!
これがカシジャスの左を鋭く抜けて、バルセロナ先制点!!

一瞬の静寂の後、怒号のようなブーイング。
一番取られたくない、エトーにゴールを許してしまった怒りがベルナベウを包みました。

これで、バルサは楽になりました。決して無理をせず、じっくりをボールを回します。
といって攻撃の手を緩めるわけではなく、常に前線にエトー、ロニー、メッシを
残しているところからも追加点を奪う気は満々でした。

19分
こうなると、ロニーをマークばかりしていられないのがサルガド。
前掛かりになって、ジダン、ロビーニョとのパス交換から突破を試みます。
しかし、ジオがパスカット。
すかさずロニーへ。ロニーの前にはサルガドのいた広大なスペースが・・・
猛然とドリブル開始。中央のエトーに預けて、PA内侵入。リターンを
もらおうとします。
しかしこれは惜しくもオフサイド。
攻撃のスイッチが入ったときのバルサのスピードアップは本当に
怖いくらいに速い。

22分
ロナウド、ラウール、ジダン、サルガドが細かいパス回しでバルサDFに
迫ります。しかし、ラインを高く保ち、決して引かないバルサDF陣。
落ち着いた対応でほころびを見せません。結局、後ろに戻してベッカムが
ラインの裏へボールを放り込みますが、追いつけず・・・
レアル苦しい展開。

23分
ロニーからボールをもらったデコがチェックが来ないと見るや、ミドル。
しかし枠外。

25分
右に流れたロビーニョがフリーでパスを受けて、中にクロス。
しかし精度を欠き、DFクリア。

29分
メッシがラインの裏に飛びだして得意の左足で柔らかいシュート。
美しい弧を描いて、ゴールに吸い込まれますが、惜しくもオフサイド。

30分
パブロ・ガルシアのパスミスを見逃さず、シャビがカット。
シャビはダイレクトで前にいたメッシにはたきます。
メッシはためらわず、エルゲラをドリブルで交わしてシュート!!
強烈なシュートでしたが、コースが甘かったのでカシージャスがセーブ。

メッシの果敢な飛び出し、そして初のクラシコにも動じない落ち着き
そして最初のボールコントロールの正確さ、ホント末恐ろしい。

35分
ジダン、ロベカルのコンビで左サイドを突破。クロスを上げますが、惜しくも合わず。

37分
シャビが預けたボールをエトーがワンタッチでPA内に走り込もうとしていた
ロニーへ。
しかし、ファーストタッチでボールが流れてしまったため、カシージャスセーブ。

40分
シャビからの大きな展開。逆サイドのロニーが華麗なトラップ。
寄せてきたS.ラモスを何事もなかったかのように軽く交わして、クロス。
これに飛び込んできたのがメッシ。しかし枠外。

45分
細かいパス回しから最後はメッシがスルーパス。
エトーがダイレクトでシュートを放つも、角度も厳しくカシージャスがセーブ。

先制点を取り、余裕を持ちながら追加点を狙うバルサに防戦一方のレアルの様相。
やっぱりレアルは故障上がりのロナウドとジダンが今ひとつ。
特にジダンは精彩を欠いていたような気がします。
ロビーニョもいい上がりを見せはするんですけど、クロスの精度なんかが
今ひとつ。どうにもチグハグなレアルでした。



<後半>
後半も立ち上がりからバルサのペース。
3分
シャビが隙を見て鋭いミドル。惜しくも枠を捉えませんでしたが、
あとボール一個分でした。

なんか面白いようにバルサのボールが回ります。レアルの守備がどうのこうの
というよりも、バルサのパスが正確で速い。どうしようもないと思います。

7分
個人技でロビーニョが突破。確かにドリブルは上手いと思う。
PA内で倒れてフエ。PKか!!?と騒然となるスタジアム。
しかし、これはシミュレーションを取られて、イエローを頂戴しました。

9分
レアルにアクシデント発生。
ゴール前でボールを奪ったラウルがミドルを狙います。シュートは枠外。
シュートを撃った際、左足を捻ったようで、かなり苦しそうにピッチに
倒れ込みます。気合いでピッチに戻ったものの、気持ちで前線からボール
を追い、キャプテンらしさを見せていたラウルの負傷は暗雲を感じさせました。

11分
シャビのスルーからメッシがフリーでシュート!!!
しかし、カシジャスさすがのポジショニングでなんとかはじき出します。

12分
ラウルに代えてグティ投入。悔しそうなラウルが印象的。
そのグティ。チームを鼓舞するような動きを見せます。
レアルは前掛かりになって攻めます。
右サイドから立て続けにクロスをいれますが、惜しくもクリア。

14分 ロナウジーニョ劇場第1幕
2度目のクロスをクリアー。ここからバルサのカウンター炸裂。
左サイドのロニーにボールを展開すると、そのときには
ロニー、エトー、メッシ対S.ラモス、エルゲラ、R.カルロスの
3対3の局面になっていました。
いち早くロニーに詰め寄ったのはS.ラモス。
しかし、さっきと同じように赤子の手をひねるように交わされてしまいます。
(ここで少しでもディレイできてれば展開もかわったんでしょうけど)
これで3対2。更にロニーはPA内に侵入しエルゲラをこれもかるく交わして
しまいます。魔法にでもかかったように動けなくなるエルゲラを後目に、
躊躇せずシュート!ロベカルのスライディングも間に合わず、追加点!!

追加点を喜ぶ、ロニーとデコ、うなだれるカシジャス。

15分
レアルのビッグチャンス。左サイドでボールを受けたロビーニョが、
個人技でDFを引きつけ、さらに切り返してグラウンダーのクロス!
しかし走り込んできたロナウドに惜しくも合わず、得点を挙げることができません。

19分
ロニーの前線からの追い込みからパスカット。エトーにつなぐと、
エトーがセンターサークル付近から独走。
エルゲラを簡単に交わし(簡単かわされてばかりでした(^^)、
自分でも撃てたでしょうけど、ロニーにパス。しかし戻ってきたS.ラモスがクリア。

20分
ルシェンブルゴが動きます。中盤の潰し屋P.ガルシアに代えてバチスタ投入。
攻撃的な交代です。

22分
メッシが立て続けに2本シュート。枠外でしたが、可能性を感じさせるプレイ。

23分
レアルの逆襲。ここまで消えていたジダンが隙をついてスルーパス!
これに飛びだしたロナウドがボールを流し込みますが、惜しくもオフサイド。
本当に微妙な判定でしたが、ノーゴール。

24分
メッシに代えてイニエスタ投入。ジュリかとも思ったんですけど、イニエスタでしたねぇ。

29分
右サイドのサルガドからのクロスにバチスタが飛び込んでヘッド!
枠は捉えなかったものの頑強な肉体は健在でした。

30分
PA外からロナウドのミドル!しかし力無く、バルデス難なくキャッチ。

31分
PA内に走り込んできたサルガドにすばらしいパスが通りました。
迷わずにシュートを放ちますが、バルデスファインセーブ。

32分 ロナウジーニョ劇場第2幕
中盤でのプレスからボールを奪ったデコが左のロニーに展開。
なんてことない普通のプレイが始まると思ったんです。
ところが、スルスルとトップスピードでドリブルをしていくと
もうすぐそこはPA。
S.ラモスが寄せてきましたが、スピードの緩急だけであっさりと抜き去ってしまいます。まるで子ども扱い。
カシージャスも一歩も動けないあざ笑うようなシュートが逆のサイドネットまで
コロコロと転がっていきました。
もうどうしようもないプレイ。
S.ラモスはDFとして成長途中だとはいえ、かなりの守備者だと思うんです。
それを子ども扱いですから。
これまで何度もチームを救うセーブをしてきたカシージャスも魅入られたように
動けない。
すごい選手です。ただただ感動していると・・・・

なんと!ベルナベウの満員の観衆がスタンディングオベーションですよ!!

レアルに対する痛烈な皮肉とも取れなくはないですけど、それにしても
バルサの選手に拍手するなんて!!!!!!
本当に驚きました。

こんなことされた選手ってほかにいるんでしょうかねぇ。
選手冥利に尽きますよね。宿敵のサポーターから拍手もらうなんて。

これでとどめでした。
その後もバルサは何度もゴールを脅かしそうなプレイをし、レアルは最後まで見せ場を作れず試合終了。

完勝でした。ロナウジーニョ劇場堪能させていただきました。<(_ _)>


<最終結果>
レアル・マドリー 0−3 バルセロナ
15分 エトー(メッシ?) 【BAR】
59分 ロナウジーニョ   【BAR】
77分 ロナウジーニョ   【BAR】
ネスタッチ的MIP ロナウジーニョ
どうしようもないです。スペースを与えたらもうダメです。
今はどんなにDFが寄せようと交わすだけのコンディションです。
正直、今、チェルシーのDF陣以外に止められそうな感じはしません。
まさにアンストッパブルですよ。
ついにオサスナを捉えました。勝ち点で並んだものの得失点差で首位を奪取。


<次節展望>
次節は週半ばのCLのブレーメン戦を挟んで、ホームでのラシン戦。
今の調子を考えれば、取りこぼすとは思えない試合です。
CLもほぼグループリーグ突破は決まっているので、主力を休ませてくるかも
しれませんね。
ジュリとかモッタとかね。ベレッチも試運転するかなぁ。
ガブリもそろそろ使ってみてもいいかもしれません。
とにかく今は一試合でも多くバルサの試合をみたくてたまりません。



2005年11月09日(水)
【サッカー】リーガ。

<今日の更新>  ○戯言No.664

第10節 「盤石」
vsヘタフェ@コリセウム・アルフォンソ・ペレス

さて、CLも含めてのカンプ・ノウ4連戦を全て勝利で飾り、リーガでは首位に肉薄。
CLでもほぼグループリーグ突破を決めた模様。

しかもここ二試合は5−0を2戦続けたという好調ぶり。

久々のアウェイ戦。
相手はここまで好調のヘタフェ。
昨期、現ヴァレンシア監督のキケ・フローレスの下で一部残留を果たしたヘタフェ。
今期は、ベルント・シュスターを迎え、ここまで好調を維持。
エースのリキの好調も要因ではありますが、やっぱり組織だった守備と
攻守の切り替えの速さ、そして展開力は侮れない相手です。

スタメンはFWはいつもの3人。ロニー、エトー、ジュリ。
中盤はファン・ボメル、シャビそして底にモッタが久々のスタメン。
最終ラインは左にシウビーニョ。右にオレゲール。中央のコンビはプジョルとマルケス。
守護神はバルデス。

控えには
ラーション、メッシ、デコ、イニエスタ、エジミウソン、ジオ、ジョルケラ
が入っています。



<前半>
開始早々。試合は動きます。まさに電光石火。開始1分。
些細なミスからでした。クリアしようとしたボールがミスキックに。
それがシウビーニョにカットされてしまい、そこからエトーにパス。
エトーは振り足がホントに速い。見事にコントロールされた低い弾道が
ポストすれすれに飛んでいきました。これで今期10ゴール目。

今のバルサ相手に、PA付近でミスをするとこういうことになります。

しかし、ヘタフェもさすがにここまで好調をキープしているだけあります。
好調のバルサ相手にやってはいけないこととして、恐れるあまり
ラインを下げすぎること。
恐れずに、ラインを押し上げ、中盤と最終ラインの間をコンパクトに保つ。

これが今のヘタフェにはできるんです。傑出したタレントがいるわけでは
ないんですけど、一人一人が個々の使命を全うしている組織力の
チームだなぁって改めて試合を見て思いました。

バルサ相手に最終ライン押し上げるのはかなり勇気がいるとは思うのですが、
プレスもはやく、前後から挟めるのでかなりいい試合ができそうな感じ。
シャビやファン・ボメルが窮屈そうにプレイしていたので、これは
けっこうやるなって思いました。

それだけに、開始早々の失点は痛かったか。

ヘタフェも奪ってからの展開も早く、8分には反撃。
右サイドに展開したボールを丁寧に折り返すと、シュート!
しかしこれは枠外。
その後も丁寧にサイドを突き、何度かチャンスを作っていました。
ヘタフェにもチャンスはありました。それだけでも今のヘタフェの好調さが
伺えます。

バルサはアウェイということもありそれほど無理はしないようです。
開始早々に得点を挙げたことも大きかったです。無理しなくて済みますから。

CKからはマルケスの折り返しにモッタが飛び込むなどチャンスを
作りましたが、追加点は奪えないまま前半終了。



<後半>
後半も、様子をみながらポゼッションで圧倒し、得点の糸口をつかもうとするバルサ。
しっかりとラインを押し上げ、バルサのパス回しを封じ、奪うと素早い展開を狙うヘタフェ。

そんな構図のまま試合は経過。

試合を動かしたのはやっぱりコイツ。後半16分のことでした。

高く、網を張るDFラインをあざ笑うかのような、浮き球のパスを
絶妙のタイミングで放り込むと、そこに動き出していたのが
エトーとジュリ。

エトーは自分で撃つこともできたでしょうけど、ジュリにパスをして
万全を期してゴールゲット!!

アウェイで貴重な追加点。

ここでジュリはお役ご免。(といっても不服そうでしたが・・・)メッシ投入。

投入直後の24分。
ロナウジーニョが2人のDFに囲まれながらも巧みなステップワークで
突破を試みます。たまらず、PA右でFKゲット。

ポイントにはロニーとモッタ。

目つきやボールに触った感じではロニーが蹴る雰囲気ではあったのですが、
実際に蹴ったのはモッタ。

DFの頭ギリギリをかすめ、見事な弧を描いて曲がって落ちました。
しかもポストギリギリのところに吸い込まれました。

自らの復活を祝う、直接FK。(リバウド仕込みだそうで)
スピード、角度、飛んだコース全てが素晴らしいキックでした。

その後、シャビに代えて、イニエスタ。
モッタに代えて、こちらも怪我が治ったばかりのデコを試運転。

終了間際に、豪快なボレーを叩き込まれますが、アウェイの試合ということを
考えると、完勝に近い試合内容。



<最終結果>
ヘタフェ 1−3 バルセロナ
1分  エトー(シウビーニョ) 【BAR】
62分 ジュリ(エトー)  【BAR】
70分 モッタ(FK) 【BAR】
89分 ペルニーニャ  【GET】
ネスタッチ的MIP ティアゴ・モッタ
久々のスタメンで、まずまずの動きを見せました。
FKも見事。攻守のバランスもうまくとっていたと思います。



<次節展望>
いよいよクラシコです!!!
調子の出ないなりに、なんとか勝ち点を積み重ねて3位につけているレアルの本拠地、
ベルナベウに乗り込んでのアウェイ戦。
厳しい試合になることは間違いないでしょう。

並々ならぬ気合いで臨む銀河系を相手にどんなプレイを見せてくれるのか
楽しみでなりません。

好調のヘタフェからアウェイで、3点もぎ取る。
バルサの好調も本物です。

ロニーの復調。モッタの復活。デコの試運転完了。
ここまで公式戦5連勝。最高の状態で11/19のクラシコを迎えることができそうです。

クラシコまであと 10日



2005年11月07日(月)
【テレビ】名脇役。

<今日の更新>  ○戯言No.663

ドラマも序盤を終え、そろそろ見切りをつけはじめました。

見るのをやめてしまったドラマ
「危険なアネキ」
そろそろ切ろうかと思っているドラマ
「鬼嫁日記」
まあいっかって思っているドラマ
「1リットルの涙」「ブラザービート」
見逃せない
「相棒」「あいのうた」「花より男子」

「相棒」は良質のサスペンスが一時間できっちり見られるところが好きです。
「あいのうた」は毎回泣き所があって、このクール一番のお勧めドラマです。
「花より男子」はなんとはなしに見始めたんですけど、続きが気になっています。
展開の速さも魅力。
ここからドラマは中盤戦。いろいろな物事が少しずつ分かっていく頃です。
ここでだれると面白くない。


さてさて、今日の話題は小日向文世さん。
この人です。↓


本当に名脇役です。
気難しい上司、気のいい上司。
頼りない旦那、神経質な男。
なんでも自分のものにしてきっちり演じてくれる安心感抜群の役者さんです。

こういうのはあまりネスタッチは好きではないのですけれど、
先週の「相棒」と「あいのうた」両方に小日向さんが出演していたんです。
「相棒」ではカルトな感じの容疑者。
「あいのうた」では友だち思いでちょっと頼りない刑事さん。

放送日が同じということでかなりの違和感は感じましたが、どちらも
うまく演じわけていたと思います。

「さよなら小津先生」の教務主任の役や「僕の生きる道」の主治医役
なども好きでした。

とにかくドラマをもりあげる脇役として欠かせない存在だと思います。

個人的に阿部サダヲさんとかも名脇役として大好きな役者さんです。
あとは田口浩正さんも好きですねぇ。

こういう名脇役がいるから主役が輝くわけで・・・貴重な存在だと思います。
縁の下の力持ちっていうかそういう存在はどの世界でも必要なわけで。
今後も活躍を期待しています。



最後に・・・びっくりしましたねぇ。
本田美奈子さん急死
早すぎる死でした。歌唱力を生かして、ミュージカルなどでも活躍なさって
いた方でしたね。ご冥福をお祈りします。



2005年11月05日(土)
【テレビ】科学技術が進歩するのはいいけれど・・・

<今日の更新>  ○戯言No.662

まずは、ジェフ千葉。ナビスコカップ優勝おめでとう!!!
マリーンズといい、スポーツ界、今年は千葉の年か!?

ガンバ・・・リーグ戦でもここのところ今ひとつですが、ここでもねぇ・・・
西野監督は優勝タイトルに縁がない人なのか。オールスターでも負けますしねぇ・・・


さて、今日の話題はジェフではなくってNHKスペシャルの話。
たまにしか見ないのですけれど、今日は出先から帰ってきてテレビをつけたら、
たまたまNHKにチャンネルが合ってて、ちょうど始まったところだったので、
見てしまったのです。でも目が離せなくなるくらい興味深い内容でした。

今日のテーマは「立花隆 最前線報告 〜サイボーグ技術が人類を変える〜でした。

事故や怪我で腕を失った人、失明した人が最先端の技術によって
手と同じように自分で考えたように動かせる義手を持つ例や、
脳に直接画像情報を送り込む人口の眼を使う例などが紹介されていました。

胸の筋肉の信号を脳に送って、それが義手に伝わる。んで義手が動く。
「他の人には見えませんが、私にははっきりと動いている自分の手が見える。」
とはその技術を持つ人のコメント。

更に、「脳深部刺激療法」という治療法も紹介。
脳に直接刺激を送ることで、薬などでは治療不可能な病気を治そうっていう治療法。

難病であるパーキンソン病なども劇的に改善させることができる治療法。
決して治ったわけではなく、その刺激を送る装置の電源を切ると元に戻ってしまう。
その様をこの治療法を受けた患者さんが自ら見せてくれたのが衝撃的でした。
スイッチひとつでこんなにも劇的に変化があるのかと思いました。
「It's a Miracle」とは立花隆の弁。

医療面で、難病に苦しむ人のため、不慮の事故で手足を失ってしまった人
そういう人達のためにはこういう技術革新は人生を楽しく過ごすためにも
絶対に有効に活用してもらいたい技術です。

しかし

やっぱり、こういう技術って功罪がありまして・・・
軍事目的にも開発が進められているということでして・・・

どうして、医療分野だけでとどめておけないかなぁって。

一匹のマウスが実験で使われていたのですが、
コンピューターからの遠隔操作で右に左に自在に動きまわるマウスは
スゴイと思う反面。怖さを感じました。

究極的にはこれを人間にも利用するのかと考えると・・・

こういう技術がテロリストたちに渡らないとも限らないわけですよね。

ということはですよ。
マウスに爆弾しこんで、殺したいヤツのとこまでいかせて爆破すればいいんでしょ?
セキュリティなんて関係ないですよね。

ダイナマイトだって、ノーベルが開発したのは工事現場を楽にしようと
思ったからで、軍事目的ではなかったはずです。

人間のエゴでどこまで脳の奥に忍び込んでいいのか?
どこまで脳をいじっていいのか?倫理的な問題は??

そういった裏の側面についても立花隆はきっちり話をして、警鐘をならす感じで
番組は終わりました。

今回の取材に関して、立花隆さんがつくったHPが
こちら↓
SCI(サイ)〜サイエンスの最先端を。
こちらで今回の放送に関する情報が見られます。



2005年11月04日(金)
【音楽】From To

<今日の更新>  ○戯言No.661

最近というか、ここ数年の女性アーティストで「ホント歌うめぇなぁ」って思ったのはこの人。

平原綾香さん。

もちろん、MISIAや吉田美和さんも相変わらず歌上手いんですけどね。
(2人とも大好きなアーティストです。)

まあ今更ネスタッチが話すことではないんですけど、
ホルストの組曲「惑星」の「木星」に歌詞をつけてヒットした(ている)
「Jupiter」を歌った歌い手さんです。

その後も着実にすばらしい歌を聴かせてくれています。
昨年の倉本聰のドラマ「優しい時間」の主題歌としても起用された「明日」。
映画「四日間の奇跡」の主題歌「Eternally」。

などなど、いろいろなところで耳にする機会も多い彼女の歌声。

その彼女のNewAlbumはカバーアルバムでした。
「From To」
1.晩夏(ひとりの季節)(作詞:荒井由実・作曲:荒井由実)
2.言葉にできない(作詞:小田和正・作曲:小田和正)
3.いとしのエリー(作詞:桑田佳祐・作曲:桑田佳祐)
4.いのちの名前(作詞:覚和歌子・作曲:久石譲)
5.Missing(作詞:久保田利伸・作曲:久保田利伸)
6.秋桜(作詞:さだまさし・作曲:さだまさし)
7.TRUE LOVE(作詞:藤井フミヤ・作曲:藤井フミヤ)
8.桜坂(作詞:福山雅治・作曲:福山雅治)
9.なごり雪(作詞:伊勢正三・作曲:伊勢正三)
10.翼をください(作詞:山上路夫・作曲:村井邦彦)
11.あなたに(作詞:松井五郎・作曲:玉置浩二)

新旧の名曲達をしっかりと歌い上げています。
特に、ボサノバ風の「いとしのエリー」は、ものすごく雰囲気があって
よかったです。それ以外の曲も上手いなぁって思いながら聞きました。

この季節にのんびり読書するときのBGMにピッタリだと思います。

Official Siteに先行シングルになっていた「晩夏(ひとりの季節)」「いのちの名前」の試聴ができます。
興味をもったら是非。



2005年11月03日(木)
【サッカー】リーガ。

<今日の更新>  ○戯言No.660 ○バルセロナのページ

第9節「フィエスタ」
vsレアル・ソシエダ @カンプ・ノウ

前節、マラガに苦戦したもののなんとか勝利をもぎ取り
3位まで順位を上げてきた我がバルサ。
今節もカンプ・ノウでの試合。迎えるはソシエダ。
バスクダービーではビルバオに遅れをとったものの持ち直し、
5位につけている侮れない相手。
FWはいつもの3人左からロニー、エトー、ジュリ
中盤は、トップ下にイニエスタとファン・ボメル。底にシャビ
という攻撃的なスタイル。
最終ラインはシウビーニョ、オレゲールの両SB。CBはエジミウソンとプジョル。
守護神はバルデス。
控えにも攻撃的な選手を揃えています。
FWラーション、エスケーロ、メッシ、マキシ
MFモッタ DFジオ GKジョルケラ
といったメンバー。



<前半>
余裕たっぷりの立ち上がり。
じっくりパスを回して、攻め手を探す感じ。
攻撃に入ったときのスピードアップのタイミング、そして
ボールを持っていない選手の動き出しの速さは相変わらず。
ロニーがボールを持つと、エトー、ジュリ、更にはファン・ボメルといった
ところまでが、ゴール前に顔を出そうと試みます。
前半目に付いたのはシャビ。
中盤の底に入りましたが、うまい具合にパスを散らし、チャンスとみるや
ミドルを狙ったりと素晴らしい動き。
“散らし”という面ではペップの域には達していないものの、
中盤の底で攻撃の舵取りをする様はまさにペップの後継者といっても
いい動きでした。
シャビとイニエスタ、ファン・ボメルが絶妙のバランスで中盤を形成
しているところがこの試合は見ていて面白かったです。
デコ欠場もなんのそのでした。

対する、ソシエダ。まずはきっちり守るところから入ったようです。
集中を切らさず、丁寧に対応していたように見えました。
出足も鋭く、なかなかい立ち上がり。
攻撃に入ったときもピッチを大きく使って、早い展開を見せ、
クロスの精度もまずまず。好調ぶりを伺わせる立ち上がりです。
しかし、誤算だったのは前半で2人の選手を負傷のため交代させざるを
得なかったこと。ゲームプランはかなり崩れたでしょう。

ソシエダにも何度かいいプレイがあった時間。先制点はバルサでした。
17分、攻め込まれていた状態で、イニエスタがねばり強い守備から
ボールを奪い返し、すぐさま左のロニーへ。
ロニーは一気にスピードアップ。(もちろんエトー、ジュリも)
左サイドで一人交わしますが、ソシエダの戻りも速くスピードダウン
したかに見えたんです・・・
しかし、そこからワンステップでクロスを上げました。
DFは中央にいたエトーをもちろん、マーク。
しかし、ボールの落ちた先に飛び込んできたのは、エトーでもジュリでも
なく、

ファン・ボメルでした。自陣から駆け上がってきていました。
運動量豊富です。
空手の二段蹴りのように左足を振り上げてから、右足でのボレー。
見事にゴールに吸い込まれました。

ソシエダも、これに落ち込まずに、逆襲。
ニハトが完璧に裏を取って飛びだしました。バルデスと1vs1でしたが、
これはバルデスが読み勝ち。完璧にストップしました。
これが決まっていればまだ分からなかったんでしょうけど・・・

ボールをマイボールにしてからの展開が早い。昨期のいい頃に戻った感じ。

追加点は35分。
ファン・ボメルに預けたボールをもう一回もらったロナウジーニョ。
2タッチくらいボールを触ります。パスという選択もあったはずですが、
抜かれることを恐れてなかなか近づいてこないDFを見るや否や、
右足一閃!インサイドで蹴ったとは思えないくらいのスピードボールが
ゆるくカーブを描いて、すんごいコースに。
リエスゴも反応できず。追加点。
今のロニーはどうしようもないのかもと思わせるプレイ。
つめれば抜かれる、詰めなくてもスゴイミドル。手がつけられない。

その後もエトー、ジュリといったところがゴールを積極的に狙って
バルサペースで前半終了。


<<後半>>
攻守ともにソシエダを圧倒し始めたバルサ。
イニエスタもいきいきとボールをもらい、軽やかなステップでシュートを
撃つなど素晴らしい動き。イニエスタは守備もうまくなっています。
労を惜しまず、戻ってうまいチェックも見せていました。

7分にもロニーがエラシコでDFを交わしてPA内侵入。
走り込んできたエトーに合わせようとしますが、惜しくも合わず。

追加点が生まれたのは、14分でした。
ロニーが自ら得たPAギリギリの位置での左からのFK。
(これはシミュレーションではなかった)
速い、そして低い。高速スライダーのようなFK。ブラインドから
表れたボールにリエスゴも反応しきれませんでした。

3点をとったことで余裕の選手交代。
シャビを下げ、今期初出場のモッタ登場です。大歓声に迎えられるモッタ。

さらに23分には、ガリ・ウランガが二枚目のイエローで退場となると
ロナウジーニョを下げてエスケーロを投入。余裕の展開。
ロナウジーニョはスタンディングオベーションで見送られ、お役ご免。
30分にはうれしいゴールが生まれます。
シウビーニョのCKを走り込んできて魂のゴール!!
カピタノ!カルレス・プジョルのゴールが生まれます。
2002年のテネリフェ戦以来のゴールだそうで、ホントにうれしそうでした。

これで4点目。カンプ・ノウはフィエスタ状態に・・・

更に、35分には少し不満そうではありましたが、エトーに代えてラーション投入。

ラーションはベテランらしく、ホントに相手にとって嫌な動きをします。
無駄な動きが少ない。しかも決定的なチャンスをゴールに冷静に流し込む
テクニックは本当に見事。

40分そのラーション。
中央で手を挙げてシウビーニョにボールを要求。
シウビーニョはラーションの動きに呼応するようにクロスを上げます。
DFとGKの間に落ちる絶妙のクロスはGKとDFの間でワンバウンド。
その難しいボールに走り込みながら合わせたラーションの技術。
素晴らしいゴールでした。
前節のループといい、今節のヘッドといいラーションのゴールは美しい。

シウビーニョはここ数試合ジオからスタメンを奪っていますが、
本当に状態がいいです。クロスの精度、ロニーとのコンビネーションと
いうところでもいいところを見せています。

結局、ソシエダに為す術はなく、このまま試合終了。


<最終結果>
バルセロナ 5−0 レアル・ソシエダ
17分 ファン・ボメル(ロナウジーニョ)【BAR】
35分 ロナウジーニョ(ファン・ボメル)【BAR】
59分 ロナウジーニョ(FK) 【BAR】
75分 プジョル(シウビーニョ)【BAR】
85分 ラーション(シウビーニョ)【BAR】
ネスタッチ的MIP ヘンリク・ラーション
動きの質の高さが見ていて素晴らしい。
ゴールを獲るための動きを熟知しているように見える。もちろんパスの
出し手も見事なんですけど、それにしっかりと合わせる技術の高さ。
経験がものを言っている気がしました。エトーも学んで欲しい。
(まあエトーは今でも凄いんですけどね・・・)
これで2位浮上。(1位はオサスナ、3位にレアル・マドリー)



<次節展望>
CLでもパナシナイコスを5−0で破り圧勝だったようですね。
メッシが大活躍だったとか・・・uefa.com情報しかないんですけどね(^^)

リーガの次節は予想に反して、好調に来ているヘタフェとのアウェイゲーム。
この勢いなら大丈夫だとは思いますが、ここで一気に波にのってその次の節の
クラシコ(11/19)を迎えてもらいたいもんです。

クラシコまであと16日・・・