鉄は熱い内に・・・ たまには早めに更新してみます。(^^)
さてさて、リーガも大詰め。第33節。 アウェイのマラガ戦です。 マラガは残留を決めているので、気分的にはリラックスして臨めるので 怖いです。
本当は、終盤は優勝争いしているチーム同士は同じ時間に キックオフするっていうのが当然らしいのですが、なぜか今節は レアルの試合は前日に終わってたのですよ。 リケルメがPKを決め、ビジャレアルが優位に試合を進めてたので、 このまま行けるかなぁとか思ってたら、ここ一番でのジダンのプレイが 流れを変えました。 鋭い切り返しと取れそうで取れないドリブルからの柔らかいクロスを ロナウドが合わせて同点。 さらには、ビジャレアルDF陣がちょっと油断した隙にサルガドが逆転 ゴールをゲット。 フォルランやホセ・マリにも決定的なチャンスがあり、試合内容的には 間違いないくビジャレアルのものでしたが、決めるときに決めないと 負けるっていう典型的なパターンです。 サムエル、そしてジダンが相次いで退場になり、終盤は攻められっぱなし でしたがなんとか逃げ切りました。 これでポイント上は3P差。
バルサ負けられ〜〜〜ん!! エトーが負傷明けでスタメン復帰。Drは「もう少し様子を見た方が・・・」 と言ったそうですが、それを押しての出場となりました。 マルケスが累積警告で出場停止のためまたもシャビが中盤の底に。 マルケスほどの強さはありませんが、的確なポジショニングで前節も いい感じでプレイしていたので大丈夫でしょう。
エトー ロニー ジュリ
イニエスタ デコ
シャビ
ジオ ベレッチ オレゲール プジョル バルデス
こんなスタメン。 <前半> ホームのマラガとてもいい立ち上がり。 前に出るスピードが早く、ボールに対する寄せも厳しく来ています。 前線に入ったバイアーノがいい感じでボールキープして二列目からの 飛び出しも鋭いです。
珍しくバルサがポゼッションで負けている展開。
しかし、マラガも寄せは早いものの決定的なチャンスは作れないまま 時間は過ぎていきます。でもマラガはいいです。正直不安になるくらい。
17分 マラガのFKのチャンス。いいボールがエリア内に。 バイアーノがヘッドで合わせるが、オレゲールが一瞬早くクリア。
20分 カウンターからエトーのドリブル。エリア内に切れ込みましたが、 DF、コーナーに逃れました。
21分 直後のCK。デコの蹴ったボールはオレゲールへ。 ヘッドでの競り合いには負けたものの、そのこぼれ球が もう一度オレゲールへ。 オレゲールは躊躇なくダイレクトでシュート! これが決まってバルサ先制!(0−1) 今日最初のチャンスをきっちり決めました。いい時間帯の先制点。
徐々にバルサのポゼッションが上がっていきます。
28分 ジオのクロスに中央でロナウジーニョが合わせますが、惜しくも クロスバー直撃。
30分 ジオのクリアミスがエリア内のバイアーノの前に。 ワントラップからシュートにいこうとしますが、慎重に ボールを触りすぎてクリアされます。
31分 衝撃の映像が!エトーの右膝に、DFの足が・・・ 倒れ込むエトー。しかし立ち上がってそのままプレイしました。 ホント冷や汗モンです。
33分 左サイドからのFK。ロナウジーニョの蹴ったボールは、 GKとDFの間の素晴らしいところへ。 そこにドンピシャのタイミングで飛び込んできたのはジュリでした。 DFがエトーに引っ張られていたというのもありますが、 完璧なタイミングで頭に合わせました。GKは触るのが精一杯でした。 (0−2)
マラガペースの苦しい試合展開だったはずなんですが、あれよあれよという 間にいつの間にかの2得点。
40分 またしてもヒヤリとする場面。 センターサークルから少しバルサ陣内に入った辺りからのマラガのFK。 PA内めがけて蹴ったボールは思いの外風に乗って流れました。目測を 謝ったバルデスは下がりながらボールをキャッチしようとしましたが、 ポストに激突!!!! かなり激しい当たり方でした。 しかし、なんとか立ち上がってそのままプレイしました。
そのまま前半終了。 マラガの出来が良かっただけに、この2点リードは大きい。
<後半> 開始直後にアモローゾを投入。マラガが攻撃的にくるようです。 しかし、前半とは違ってポゼッションはバルサに。
6分 ロナウジーニョが一瞬の隙をついてのミドル。しかし枠外。
8分 右サイドに開いていたエトーが内に切れ込みながら左足で狙いますが、 ジャストミートせず。
10分 ファン・ロドリゲスが左サイドを上がって中央のアモローゾにパス。 アモローゾは一度キープした後、落ち着いて右から上がってきた バイアーノへ。流れるようなパス回しだったので、やられたと 思いましたが、ジオがなんとかもどってクリア。
11分 直後のCK。ニアサイドの選手がバックヘッドですらしたボールは 中央のアモローゾへ。アモローゾはフリーでしたが、惜しくも バーの上へ。くやしがるアモローゾ。
13分 ライカールトが動きます。 2点リードということもあり、エトーにムリをさせたくなかったのでしょう。 モッタを投入です。 こないだ書き忘れましたが、モッタは前節の最後の5分で復活しました。 カンプ・ノウはモッタコールでした。うれしそうでしたよ。
モッタはボランチへ。シャビがいつもの位置へ。イニエスタが 左のトップに入った感じ。
19分 イニエスタが一瞬の隙をついてこぼれ球をミドル。しかし枠にとびません。
22分 バルサお得意のボール回しから。シャビがジュリに素晴らしいパス。 シャビはギリギリまでDFを引きつけてスルー。 ジュリの常に裏をとる動きが実を結んだ瞬間でした。 (もちろんシャビのパスも素晴らしかったですが) 角度はあまりなかったものの、GKの股間を抜く憎らしいシュート。 (0−3)
ここでイニエスタに代えてシウビーニョ投入。 そのまま左の高い位置で使う模様。
26分 FKの時に距離をとらなかったということで、 シャビがイエローをもらってしまいます。これで累積のため 次節出場停止。しかしまあここでもらっといて良かったかなとも 思います。次節はホームのアルバセテ戦ですし。 というか、もらいにいったのかもしれません。 そうとも取れる雰囲気でした。これもうまさ、駆け引きなのかな??
28分 シャビに代えてジェラール投入。
29分 プジョルに対する、危険なプレイ(足の裏を見せてレイトタックル) でアモローゾ一発退場。マラガますます苦しく。
更には交代枠を使い切った後、怪我人も出て2人いない 人数が少なくなったマラガは意気消沈。バルサはますます余裕で ボールキープです。 こうなるとどうしようもないですね。
44分 FKのトリックプレイからまたしてもジュリが抜け出し、 あわやハットトリックかというシュート!しかしここはGKが意地の セーブ。
45分 直後のCKはショートコーナー。短いパス交換で左サイドを 簡単に破ってジオがクロス。 これをファーサイドでまっていたジェラールが豪快なヘッド。 とどめの4点目。(0−4)
このまま試合終了。
開始早々にはどうなることかと思ったものの終わってみれば4−0の 圧勝。次節へ、そして優勝へ向けて勢いのつく勝利だったのでは ないでしょうかね。
次節はホームのアルバセテ戦。シャビはいませんが、きっちりと勝ち点3を ゲットして優勝へ突き進んで欲しい。 ちなみにレアルはアウェイのソシエダ戦。 アウェイの上に、ここにきて存在感を見せていたジダンが不在。 更にはサムエルもサルガドもいないのでレアルは苦しい試合になりそうです。
目が離せない終盤です。 戯言No.573
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