一 - 2008年08月31日(日) ずっと一人だった。 一人で時間を過ごしてきた。 そこに何の疑問も寂しさも感じていなかった。 けれどふたりがひとりになってから、 おんなじふたりは互いの大切さを知るのであった。 とりわけ今みたく、もうひとりがいないときに。 ... 違和感 - 2008年08月14日(木) いつからか私たちの間から好きという言葉が消えた。 会うたびに口にしていたそのことば。 なのに久しぶりに言われてみても、不思議と心に響かない。 まるでセリフを読んでいることばのように聞こえてしまって、 私は自分のこころの移り変わりに動揺している。 違和感。 私は全身で彼と彼に対する気持に違和感を感じてしまっているのだ。 嫌いになんてなりたくないのに。 まだもう少し一緒にいたいのに。 けれども追いかけてきてほしい人はずっと自分の足元ばかり見つめている。 もう私は不要になったのね、とその姿を見るたびに思ってしまう。 これは自己卑下なのか?自意識過剰なのか? でも、実際、私の口から好きという言葉はもうずっと出ていないのだ。 ... 『彼女のことば』 - 2008年08月08日(金) 読者のみなさん、こんにちは。 まず初めに言っておかなければならないのは、ぼくはただのストーリーテラーだということです。 ぼくがこれらの言葉を生みだしているのではないのです。 ぼくはただの語り部に過ぎない。 まるで世間ではぼくがこれらの言葉や話をつくったと思い違いをしながらも、とてもよく評価してくださっています。 それは本当にうれしく、有難いことです。 なぜなら本当の創造者はぼくの恋人であり、ぼくは世間の人々にその素晴らしい彼女のことばを伝える媒介者だからです。 かくも素敵な我が恋人が、世間様で絶賛されているとなればうれしくないはずがないのです。 そうでしょう? 人の一生は短く儚いと、彼女はよく言っています。 常にその瞬間瞬間を生きる彼女は、何かに記録するということをしません。 あの美しい唇、もちろんぼくは彼女のルージュがどこのものかも知ってるけれど、そこから紡ぎだされる数々のきらめくことばたち。 時には空を見ながら、時にはぼくを叱りながら、時には僕を眠りながら・・・。 生まれては消えていくそのことばたちを、ぼくはどうしても見過ごせなかった。 だからぼくは彼女という存在のストーリーテラーになろうと思ったのです。 本当の意味での媒介者になろうと。 そしてこの本が生まれたというわけであります。 どうぞ皆さん、お忘れなく。 ことばの主体は常にぼくではなく、わたしであることを。 そしてことばがどんなに役にたち、役に立たないかを、一文字一文字味わいながらご堪能ください。 ... 田舎で暮らそう。田舎に暮らそう。 - 2008年08月06日(水) 先日、岩手県まで行ってきた。 大学のとあるツアーに去年と引き続き参加したわけなのだが、とても楽しかった。 友達と話しててやっぱり田舎に住みたいという結論に至った。 その日食べるものを畑でとって料理する…そんな生活がしたくて。 霧の向こうにぼんやりと朝日が昇っていく中、朝露に濡れたお野菜をもぎ取り、田んぼのあぜ道を散歩する。 てくてくと歩いてその日の空気やすることを考えて家につき、朝餉の支度。 新鮮・とりたての野菜料理は最高においしいだろう。 昼になる前に掃除やらを終えて、昼餉のあとは軽くお昼寝。(仕事はどうしよう) そしておやつ食べたり、畑仕事したり。 あーなんていいんだー。 とにかくこのコンクリートに嫌気がさすのだ。 暑いし狭いし蒸れるし固いし痛いし、いいことは何もないよ。 ラピュタの最後でシータも言ってたよ。 「人は土を離れては生きられない」 ごもっとも。 田舎から東京にくると、都会には土がないことに気付いた。 ところどころ木が生えてるだけで、本当に土ってものがない! 田んぼだってないし、畑だって…。 これって人の住む場所なのかなぁ。 ...
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