singersong professor KMの日記

2011年06月27日(月) 証券経済学会、そして原発による関東汚染地図

 例年6月に行われる証券経済学会の前日金曜日の夜にゼミ東京OB会が恒例となっている。今年も24日夜日本橋で懇親会となった。20名くらいが集まった。2次会も盛況だった。さすが私は2次会で帰ったが、若い人たちはさらにまた3次会へと出かけたようだ。

 25,26日の学会は水道橋の日本大学で行われた。2日間朝昼ばっちり、そして25日の夜の懇親会も参加した。懇親会後もちょっと出かけた。報告は、私にとってはやや期待はずれだったが、それは人によって評価が異なることだから、仕方ない。

 27日は朝から朱雀での会議で、お昼まで続き、弁当が出てきたが、当方持参の弁当があったので、遠慮した。というのも、金曜日の昼会議で出た弁当が相当脂っこかった。少し残したのだけれど、当日夜の上記東京でのOB会の途中で、少しおかしくなった(すぐにもどったけれど)ので、やはりマイ愛妻弁当が体に合っているようだ。

 それにしても、原発事故はなかなか収まらない。終息に1年以上はかかりそうだ。1年以上たっても完全終息までにはさらに時間がかかりそうだ。それに、汚染が心配される。これに関連した記事を紹介しておきたい。下記がそれだ。

「実態がわかってきた関東平野の放射能汚染
各地で空間放射線量の測定進む
――福島原発震災 チェルノブイリの教訓(10)」
http://diamond.jp/articles/-/12857

 このシリーズ全部を読んでいるわけはないが、今回関東地方全体の汚染地図がつけられている。下記がそれだが、新聞報道より遙かによくわかる。福島県はもちろん、宮城県の一部、栃木県、茨城県、千葉県、群馬県、などなど汚染地域が広がっているのがわかる。ま、自衛するよりほかないと言うことのようだ。

http://diamond.jp/mwimgs/2/a/-/img_2af8f3a46ffcedd8880dc4c8d3d018af361500.jpg



2011年06月22日(水) 土日

 土日がなかなか休みにならない。まず17日金曜日にはメルコ学術振興財団のお仕事で名古屋へ行った。贈呈式や懇親会、そして2次会とおつきあいし、あっという間に時間が過ぎて、大あわてで会場のローズコートホテル、地下鉄上前津→JR金山→名古屋、そして新幹線で京都へ戻った。

 18日土曜日は経営学部校友会で、朝に役員会を終え、昼過ぎから会員総会で、こちらは会長所要のため副会長である私が議長を務めた。引き続き行われた記念講演会では、経営学部教授平井孝治先生による「原発震災の報道に風穴(Vent)を開ける」と題するお話をうかがった。いま世間の関心を呼んでいるテーマであったので、大勢の参加者が得られた。終了後の懇親会、そしてまた、2次会、3次会まで出かけた。

 19日日曜日は、大阪に於いて、大学院経営管理研究科の校友会である、RIMO校友会総会、懇親会だった。こちらも2次会、3次会とおつきあいして、大阪発0時という新快速で帰った。3日間深酒となった。慚愧、慚愧。

 そこで、20日、21日と休肝日とあいなりました。



2011年06月13日(月) 日本財務管理学会

 日本財務管理学会で東京へ行ってきた。学会そのものは11日(土)一日なのだけれど、会場が東京といっても八王子の創価大学で開かれたので,遠い。おまけに、第1報告の司会に当たっていたので、前日に入らなければならない。

 で、前日10日(金)だけれど、これが忙しかった。というのも、13時からのBKCの講義「ファイナンス入門」私が担当しているわけではないが、事情があって,ゲスト・スピーカーの斡旋を私がした。立命館大学経営学部の先輩に当たる分林保弘日本M&Aセンター会長にお願いした。ということで、ご挨拶をしなければならない。ところが当日午前中に会議が入っていた。いつもは朱雀キャンパスで出席するのだけれど、そういうわけにはいかず、BKCびわこくさつキャンパスで出席し、会議出席後少し話しをしているうちに、13時を少し回ってしまった。そうなるのがわかっていたので、事前に応接は他の先生にお願いしていた。13時少し過ぎてから教室で分林氏のお話を聞いた。有意義だった。学生向けだけれど,われわれが聞いても十分役にたつ話だった。

 終了後応接室で少しお話しをして、お送りするついでに、「南草津」まで一緒にタクシーに乗せて貰った。新快速で京都駅へ向かい、そこから新幹線「のぞみ」で新横浜へ、そこから横浜線で八王子に向かった。着いたのが午後8時頃ではなかったか。

 11日(土)は朝から学会へ向かった。第1報告の司会を担当していたので遅れるわけにはいかない。そして、お昼12時からは会長として役員会の議長進行。午後のセッション、統一論題を聞いたあと、会員総会。これも議長を務めたので、少し疲れた。懇親会でもご挨拶をして、懇親会終了で、お役ご免となって、ほっとして、T君、S君と八王子駅前で懇親し直した。

 12日(日)はせっかく東京に来ているので、私淑している、島田克美先生とお話しさせて貰った。そんなこんなで、日曜日夜に京都に帰り着いた。この3日間は何ともせわしなかった。12日そのものはお話しを聞かせて頂けたので収穫ではあった。場所(八王子)が場所だけに、たった1日の学会のために、2泊3日という行程とならざるを得なかった。

 とにかく、次の金土日もそんな状態だし、さらに次の金土日も同様で、そしてその次の土日も,と言う具合で、どうも土日に仕事が続く。仕事は嫌いではない。で、ついつい引き受けてしまう。でも、収穫もある。何かが得られたという実感があれば、それなりの満足はある。



2011年06月06日(月) ETV特集

 最近のNHK日曜日夜に放送される「ETV特集」がよい。好評で再放送が繰り返されているものもある。とりわけ話題をよんで2度再放送されたのが5月15日に放送された「ネットワークでつくる放射能汚染地図 〜福島原発事故から2か月〜」で、評判が高かったので私も再放送で見た。そして、昨日6月5日には「続報 放射能汚染地図」が30分間放送された。

 避難区域外の「いわき市」の北部30キロ圏内に放射線量の高い、いわゆる「ホットスポット」がある。避難が始まった飯館村に匹敵する高濃度の汚染地域があると紹介されていた。

 昨日、その放送のあとにさらに1時間ETV特集で「暗黒のかなたの光明〜文明学者梅棹忠夫がみた未来〜」というのが放送された。今回の震災、原発事故を受け、「昨年亡くなった「知の巨人」梅棹忠夫の幻の書「人類の未来」の資料を元に作家荒俣宏さんが東日本大震災で様々な価値観がゆらいでいる今、識者と共に文明の行く末を考える。」という内容であった。

 これが実によかった。これも再放送を望みたい。最近の私の研究で、悩んでいた問題が、すでに梅棹忠夫氏が「解決」されていたのを知った。自分の勉強不足を反省した。「理性対英知」という対比で,現代文明の限界・暗黒とその先にある光明を見いだしているのを知った。



2011年06月05日(日) 震災,政治家,官僚

 今回の震災でわかったことは,日本の政治の劣化だ。政治家が決めない。官僚は指示がないからといって,何もしない。これでは被災者は救われない。こんな時,政争をしている場合か。概ねこれが一般の国民の気持ちだろうと思う。


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