singersong professor KMの日記

2011年04月25日(月) 先送り

 ついつい忙しくて、先送りにしていた仕事がたまってきている。「たまらん」いや「たまっている」。どうしても、先送りできない講義の準備などをさきに手をつけなければならない。そうすると、礼状作成などが先送りになる。それがたまる。そういう意味では,今度の連休中に,そういった先送りしておいた仕事を片付ける必要がある。家族との約束も,この連休中に片付けなければならない。

 そうやって改めて予定表を振り返ってみると、土日を含め、3月28日から昨日4月24日まで毎日なんらかの仕事が入っていたことに気づいた。先送りになるはずだ。今日25日は久しぶりに,講義や会議・打ち合わせなどの仕事が入っていない。でも、講義準備などはこういうときにやっておかなければならないわけだ。連休中にも自分のことをしようと思うが、講義準備などもそこで一気にしておかなければならなくなりそうだ。でないと、苦しくなると思うからだ。ま、忙しいのが好きなんでしょう,と言われそうだ。嫌じゃないけれど,先送りしていたことは早く片付けたいと思う。



2011年04月21日(木) 潤滑油

 ここのところ毎日毎日、すぐに時間がたつ。先週金曜日東京から帰ってから,土曜日大阪での面接、日曜日やはり大阪での講義と面接と続き、月曜日午前、午後と打ち合わせなどを行い、その合間に講義準備を行った。火曜日19日は午前中講義、午後大学基準協会からの来賓を迎えて話し合い。それを終えてから翌日のゼミナールの準備を行った。

 水曜日は午前中から会議があり、そこで弁当が出たので,それを食べてから,ゼミ資料準備をして、その間にも科学研究費のための文書作成を,グループメンバーに依頼して,自分はゼミナールを行った。ゼミナールを終えてから作成依頼した科学研究費申請書を大学の部局に送り、一部それと並行して学生との相談に乗りながら,大阪へ移動して、夜の大学院講義。終了後、やっぱり懇親会となり、今週も大阪発京都行き最終新快速となった。

 今日木曜日は,午前中某先生との相談に乗り、午後は執行部会議。そしてその後は講義準備。明日は午前中二つ会議があって,そのあと昼は会食の予定。その後また打ち合わせ。土曜日は社会的活動の一環として行っている大阪でのセミナー、そして夜は懇親会の予定。日曜日はまた講義とその後の打ち合わせ、打ち合わせを終えたら京都へ戻り大学院の指導、そしてまた、懇親会の予定。

 ということは、今週は3回の懇親会を行うことになる。だから、我が女房殿には「好きだから飲んでるんでしょ」といわれる始末。嫌いではないけれど、潤滑油も必要だと思う。



2011年04月16日(土) 4月に入ると

 四月に入るとやたら忙しくなる。ビジネススクールの3時間ぶっ通しの講義が火曜日1時間目朱雀、水曜日夜大阪、日曜日1時間目大阪、それに、学部の卒業研究が水曜日4時間目BKCである。その他に会議がある。これが最近は多い。今週は月曜日午前の会議、火曜日午後の自己評価委員会勉強会、水曜日午後の会議、今日土曜日午後の社会人院生面談、明日の日曜日は先に書いた1時間目の講義のあと、面談を行う。もちろん、講義準備はこの間に行うことになる。

 で、昨日金曜日は東京・金融庁への出張だった。予定より少し早めに終わったので、リザーブしていた「のぞみ」より1時間近く早めの夕方の電車に変更してのった。東京の先生方と話していると,しょっちゅう地震が来るという。そんな東京から早めに離れたかったと言うべきかも知れない。地震があって新幹線が止まったりしたら嫌だから、とにかく早くのったわけだ。

 それにしても、昨日金曜日の私の選択は杞憂に終わったけれど、今日午前11時には東京でも震度4を記録する地震があった。その意味では,全くの杞憂でもなかったわけだ。東京にあるいは東北にお住まいの方々のことを思うと関西の住人は勝手だと思われることだろう。

 東京でもしょっちゅう地震が起こっていると聞かされて、さしあたり関西に住んでいてよかったと思うと同時に,日本全国どこで何があっても不思議ではないという感じも持つ。今回の地震は日本国民に大変なショックを与えたと思う。こんな中で、再び政治がごたごたするのは、ほんとにやめてほしいと思う。



2011年04月09日(土) 放射能汚染データ

 福島原発による放射能汚染が懸念されている。韓国では雨に濡れると危ないというので小学校が休校になったという。じゃ、日本はどうなのと,言いたい。正確の情報を知りたい。「正確な」情報であっても、東電の発表資料など,専門家でないととてもわからない。下記サイトにおいて、東電が発表している。誰か教えてもらえないだろうかと思う。

http://www.tepco.co.jp/nu/monitoring/index-j.html

 で、このデータにセキュリティがかけられていて利用できないと「抗議」しているサイトがあった(http://getnews.jp/archives/109133)

 いわく「東京電力の公開している福島原発などの放射線量測定データは、扱いづらいPDFフォーマットで、しかもセキュリティ設定がおこなわれているため、通常の方法では利用が困難です。なぜそんなことになっているか、その理由を直接きいてみました。

東京電力からの回答(4月4日回答)
(略)
モニタリングデータの公開につきましては、当社が提供した情報のすべて、あるいは一部をそのまままた改変して転用・複製等されることを防ぐため、PDFファイルにセキュリティ設定を行っております。

何卒、ご理解いただけますようお願いいたします。

……ご理解いただけるわけがないでしょう。

これらの測定データは有効に使われなければ意味がありません。「発表しました」という体裁だけつくれればいい、ということなのでしょうが、この期に及んでなぜこのようなことを続けるのか、理解に苦しみます。」

 もっとも、さきに紹介した東電のサイトからダウンロードしたデータ(pdfファイル)であるが、私がテキスト変換できるソフトを利用して変換したらテキスト・データになった。だからエクセルででも利用できるようになった。さきの「抗議」をしている人のスキルが少し低いようだ。たいしてセキュリティがかかっていないことが確かめられた。

 私なら,東電の言う「転用・複製等」ができるわけである。そんなことしないけれど。すぐに破れるようなセキュリティならセキュリティをかける手間だけ無駄なように思うのだが。



2011年04月06日(水) 放射能汚染

 放射能汚染が続いている。国の基準の1万倍の汚染水が排出されてると報じられていた。ところがコウナゴでこれだけの汚染が見つかり、大変だと報じられた。学者先生は,よくわからないと,おっしゃっていた。

 瞬間、私はきっともっと高濃度の汚染水が流出していると考えるのが普通でないかと思い、家内にもそう話していた。果たして今朝のニュースで放射性ヨウ素1億3500万倍の汚染水が流出していると報じられた。信じがたい数値だ。

 某ブログのサイトでは次のように述べていた。
「東電が発表しました数値を聞いた記者は固まっていました。

1億3500万倍

放水口から検出された放射性ヨウ素の濃度が国の基準の1億3500万倍にもなると発表されたのです。

ではここまで高濃度の汚染水は一体どこから出てきたのでしょうか?
格納容器しかありません。
と、いうことは格納容器が破損していると見るのが自然であり、今後もこの濃度が高まっていき、更に「再臨界」の際に出ると言われています他の放射性物質が検出されれば、事態は悲劇的な方向に向かいます。

放射性ヨウ素は一番簡単に検出されると言われており、他のコバルト等の検出には時間がかかると言われていますが、今日、明日中にも検査結果が出る筈であり、その際、どのような検査結果が発表されるのか、世界中が注目していると言えます。

また、その汚染水はアメリカ等も入手しているとも言われており、日本が「虚偽」の発表をすれば、そこで信用を世界的に失墜することになります。

この1億3500万倍という数値の意味をもっと認識する必要があり、これだけの濃度の放射性物質を海に垂れ流して、松本外務大臣は『今のところ影響はない』と言っていますが、世界的に通用するはずがありません。

魚は福島沖合だけにいるものではなく、海流に乗って動いているからです。」(http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/3664692.html)

 今朝のテレビで1億3500万倍と報じられていたので,ネットで確認しようとしたら、googleニュースで"1億3500万倍"というタームで検索したら、1件も引っかかってこない。「汚染水流出止まる」という記事がトップ記事であった。

 そこで、google一般で検索したら,上記ブログなどが引っかかった次第。メディア各社が報じたくないという気持ちを持っているのだろうか。きっとデスクは、"1億3500万倍"が信じられないので、もっと確認してから記事にしなさい、などといっているのだと思う。

 確かに、信じられない。でも****。

 さらに調べてわかったことだが、下記サイトの数値がそれらしい。

http://www.tepco.co.jp/cc/press/11040504-j.html
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110405w.pdf

たしかに、これだけ見れば,素人にはわからない。わからないようにそっと出していて、隠してはいませんでしたと,言い逃れようとしているのだろうか。

 あちこち探してみたら、確かにニュースでも言われていたのは間違いない。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00196721.html

 どうやら,かなり危機的状況のようだ。とにかく、正確な情報が欲しい。
 



2011年04月03日(日) 蛭田氏のお話

 昨日4月2日、経営管理研究科の新入生を前に、旭化成最高顧問蛭田史郎氏にご講演をして頂きました。

 蛭田氏は,旭化成を立て直した人で、2003年社長就任から2010年の退任までで、営業利益を700億円から1300億円にした立役者で、話を聞いても立派でした。そこで、やはり「価値観」「使命感」を強調されていたのが、印象に残ります。

 やはり一流経営者は,哲学を持っておられる。しかも、情報も沢山もっておられる。ネットワークをお持ちであると思いました。そうでないと、正しい経営判断ができないのだろうと思いました。


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