singersong professor KMの日記

2011年02月28日(月) “自虐”日本に驚く世界のエリートたち

 26日(土)には経営学部校友会経営学振興事業セミナーで、MKタクシー青木義明氏にお話しいただいた。いずれその詳細は,経営学部校友会HPでアップしたいと思う。大変興味深く、タクシー業界の実情がよくわかった。

閑話休題

今日大変興味深い文章を発見した。
「“自虐”日本に驚く世界のエリートたち」
というのがそれである。

下記サイトにアップされていたのだが、
http://diamond.jp/articles/-/11265

こういうのを読むと,日本中の悲観論があまりに異常だと言うことに気づかされる。ただ、最近の中東情勢などからもわかるように、世界は混迷の時代に入りつつあるように思う。だが、この混迷は,ある意味ではチャンスなのかもしれない。チャンスを発見したい。



2011年02月25日(金) 映画ウォールストリート

 24日は東京出張だった。今回は朝が早かったので、前泊した。23日の会議を終えてから,東京へ向かった。ついたのが比較的早かったので、思い立って,有楽町へ,かねて見たかった映画鑑賞に出かけた。「ウォールストリート」がそれである。前作に続いてマイケル・ダグラスなどの出演しているもので、今回は2008年のバブル崩壊前後の話となっている。どん欲資本主義をどう評価したらよいのか,映画は必ずしも否定ばかりするわけではない。人間の本性をありのままに描き出していた。ハッピーエンド的なのがやや気にかかった。

 終わってから寿司を食べてホテルへ戻った。少し飲んだけれど、どうも近頃ホテルでぐっすり眠れない。目が覚めてしまう。でもま、3時間は寝ているのだから、よしとすべきだろうが。目が覚めて,以前読んだ「入門哲学としての仏教」などを読んだが,改めて読むとまた違った読み方ができる。

 24日は仕事を終えて,帰り着くと,わが家はまた、保育所状態だった。で、孫娘を寝かしつけた。これもまたよし、というところだ。今日25日は,午後の会議で結構時間を食った。

 近頃は便利で、研究についてもメールのやりとりで,済ませることができる。とくに共同研究をしているので,メールはかなり有用である。まさに、時代がそうさせてくれている。エジプトやリビアなどをみていても,そういう時代を感じさせてくれるが。



2011年02月22日(火) 高齢化社会と電車の遅れ

 ここのところ、よく電車が遅れる。先だって大阪へ行ったときも,京都駅を出るとき,帰りの大阪駅を出るときに遅れた。それも5分程度。今朝も花園駅で待っているとき、保津峡駅付近で社内に急病人が発生したので、嵯峨嵐山駅で手配をして遅れているというアナウンスがあった。

 高齢化社会である。電車の中で急に気分の悪くなる人も増えてきているのであろう。嵯峨野線での通勤の途中でも、これまで老人が車内で急に倒れたのに出会ったこともある。あるいは、駅の階段を高齢者が踏み外して倒れたのにぶつかったこともある(この場合は高齢者でかつ酔っ払いだったけれど)。これから高齢化が進めば,こういうのはよく起こることだろう。

 静かにこれを受け止めたいと思う。



2011年02月21日(月)

 さきに熊本へ出張したと書いた。その博多までの新幹線で、岩崎夏海「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(ダイヤモンド社)を読んだ。確かによくできた本だと思った。ベストセラーになっているのはよく知っていたが,その表紙のおちゃらけ加減もあって,読む気がしなかったのだが、先日、ローム創業者佐藤研一郎氏のお話を聞く機会があり、そこで激賞されていたので,読む気になって,ちょうど新幹線に乗る前に新幹線京都駅改札内コンコースにある書店で見つけて買い、ちょうど博多までの3時間の間に読了した。よくできた本だ。

 学生諸君にも、きっと、経営学部の学生だといえば、面接で聞かれることになるでしょうね。読んでおくとよいでしょう。」と伝えた。なお、これはNHKでアニメ化され、3/14から10日連続で毎夜午後10時55分から放送されるという(下記サイト参照)。

http://www9.nhk.or.jp/anime/moshidora/



2011年02月18日(金) 今度は熊本

 広島への視察のあと、14日から16日まで科研の研究会で熊本へ行った。研究は順調に進んだが,と同時に、熊本・九州のおいしい魚を満喫できた。でも、食べ過ぎ。

 翌日の17日に会議や何やらで,疲れたこともあるが、体調不良。今日18日もイマイチだ。



2011年02月13日(日) 老人介護施設

 10日〜12日にかけて、広島へインタビューなどに出かけた。立命館大学医療経営研究センターの仕事である。広島にある,先進的な老人保健介護関係組織「あと会」へのインタビュー並びにそこでの医療経営講座である。またこの企画に組み込まれている施設見学も行なった。この歳になってくると、こういうところに、かなりの切実さで視察することができる。自分の老後を身近に感じる。

 実質トップの常務理事さんのお話は,すとんと胸に落ちる。老人が介護施設で、6人部屋とかで亡くなった。家族に看取られるわけでもなく,いわば無縁仏になられるなど、あまりにも悲しい。そんなところではない,終の棲家を作りたい,そういう思いで、これら施設を作ってこられた。そういう「思い」には共感できる。確かに立派な施設であった。しかもケアのシステムがよくできている。コンタクトマン制度など実によくできている。もっとも、この施設・組織・システムは日本の最先端であって、こんなにがんばらなくても,入所待ち、待機がいくらでもいるという現状が、業界のレベルアップが進まない原因のようだ。当然こんな最先端の施設・組織だから、ここでも300人の待機者がいるとのことだった。いろいろと考えさせられる視察であった。



2011年02月07日(月) ローム創業者佐藤研一郎氏のお話をうかがって

 今日は、ローム創業者佐藤研一郎氏のお話をうかがうことができた。立命館大学出身の企業経営者のお一人であるが、ロームを創業して,今日にまで発展させた人である。やはり、それだけにことをしてきた人のお話しには聞き入ってしまう。最近思うことであるが、経営が屁理屈で語られることが多い。それに対して生の声で語られる経営は,そんな理屈を超えている。こね回した屁理屈でない強みがある。

 佐藤研一郎氏は人と会いたがらないというので有名である。だからこそ、お話を伺えたことはよかった。立命館大学の内輪の会だから聞けたこともある。よい機会を与えられた。それで、私も一つだけ質問をさせていただいた。

 我々経営学を学んでいる人間には、いろんな所に、役に立つお話しであった。経営学教育にも使えるお話しであった。でも、お話しを振り返ってみると、もっと質問しておくべきだったと,今になって思う。



2011年02月04日(金) 2月4日

 もう2月に入って、今日は早や4日。明日、明後日はMBAの入試執行、懇親会、そして教授会と続く。MBAに関わっていると,土日の仕事が多い。研究科長は休めない。それ以外にも、科長としての仕事がある。あっという間に時間が過ぎる。

 だいたい、仕事は乗ってきたときに,一気にしてしまうのがよい。そう思って仕事をしていると、飛び込みがくる。これがいけない。これでペースが大きくダウンする。どうも仕事の仕方が下手である。慚愧、慚愧。


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