singersong professor KMの日記

2010年12月29日(水) 年末

 前回クリスマス・イブに書いた。その翌日25日はクリスマスだったが,朝8時からヒアリングをこなし、午後恒例のゼミの就職対策補講と夜は懇親交流会だった。学生諸君には有用だったのではなかろうか。で、28日10時からも大学院のゼミを行った。午後は某役所関係の仕事で、この年末年始、87件の書類を読まなければならないので、それを読み始めた。6件こなしたが、まだ年賀状も終わってないので、それにも手をつけた。どうやら、この書類読みに年末年始は追われそうだ。明日30日MBA修了生の忘年会にも呼ばれているので、大阪へ行く。外での仕事はそれで打ち止めになるだろう。あとはその、某役所の仕事が残されている。と同時に,プライベートな年賀状をはじめとした雑用も残っている。追われっぱなしの年末になりそうだ。



2010年12月24日(金) クリスマス・イブ

 師走とはよく言ったもので、あっという間にクリスマス・イブとなっている。まさに、「なっている」のであって、気がついたらそうなっていた。

 前回書き込んだのが12月12日(日)だった。13日(月)大学院ゼミ、頼まれ原稿の最終書き上げ。14日(月)朱雀キャンパスでのインタビューというかヒアリングというか(来年度以降の体制についての先生方への)、大阪でのヒアリング、社会人大学院連合会議・懇親会、15日(水)BKCでの会議、ゼミ、終了後朱雀でのゲスト講義へのご挨拶と聴講。16日(木)朱雀での執行部会議とY氏応対と懇親。17日(金)朱雀での会議と夜は懇親慰労会。18日(土)大阪でのヒアリング3氏。19日(日)はやはり大阪でヒアリング。20日(月)は東京での会計大学院協会関連のシンポジウムと懇親忘年会。21日(火)京都へ戻って、ヒアリングと大津での忘年会。22日(火)BKCでの会議とゼミ。23日(水)朝から午後にかけて口頭試問。夕方に懇親会、と続き、今日24日(金)は午後からヒアリングと会議で終わったのが午後7時。で、気づいたら今日はクリスマス・イブであった、というわけだ。

 ヒアリングは少ないときは1人、多いときは3人で、各1時間程度であるが、貴重なご意見をいただけた。いろいろと考えさせられた。で、これから年末にかけてなお残っているヒアリングとゼミ補講、大学院ゼミ、それに懇親会ないし忘年会が3回程度残っている。ところが、大学の事務室は今日が打ち上げ。それでも動き続けるのが、教員の性(さが)か?なかなか年を越せそうにない。

 おまけに、暮れから正月にかけて、某省庁の仕事で読むべきレポートが87件ある。ま、そんなに仕事を引き受けなければよい、とは我が女房殿に言われることだ。ところが、とりあえず、スケジュールが空いていれば,引き受けてしまう。貧乏性である。



2010年12月12日(日) ついつい買い込んで

 師走と言うことで,何となく気ぜわしい。日頃ついつい怠慢から放置していた仕事の始末に追われている。ところが、今日も書店に立ち寄ったのだが、ついつい最近関心を持っている仏教書(といっても易しいものだが)など買い込んでしまった。こういう方面に関心が向かう歳なんだろうか。正月に読もうという算段だ。
 暮れから正月にかけて官庁関係の審査の仕事(これが山と積まれているのだが)をする予定でいるが、そればかりでは飽きる。そこで、この仏教書で気分を入れ替えて仕事をすすめる予定だ。
 まだ、年賀状すら書いていないのに,そんな算段ばかりをしている。で、読み残しの本がたまることになる。

 閑話休題。

 というか、上で書いたことと密接に関連するが、この15日に締め切りの原稿を書いている。もう締め切りも近い。ブラッシュアップ段階とはいえ、ぎりぎりになって気づくこともある。こんな日記を書いている場合か,といわれそうだが、気分転換も必要だ。



2010年12月02日(木) 素人の意見

 どうも最近は素人の意見がもてはやされる。テレビのワイドショーなど,その問題について一知半解の芸能人やスポーツ選手などがコメントしたりしている。どういう資格でそんなことを言うの、と言いたくなる。テレビはそんなのを垂れ流している。何の検証もせずに垂れ流している。

 先だっての日経「私の履歴書」で三菱重工相談役の西岡喬氏が指摘されていたことは傾聴に値する。「世論受けを狙った意見がもてはやされる傾向」に流されやすいことの問題点が指摘されている。「原子力を含むエネルギーや安全保障などでは、どんな政策が必要か長期的観点から議論されなくてはならない。だが、万人が認めやすいものや第三者が短時間で考えた意見が重視される。有識者が出した結論を着実に実行することが望まれる。」困ったことに「実務に携わっていない人たちの批評が幅をきかせている」。「実務の当事者が一番、改善や改良の仕方を知っている。無意味な批判は彼らのやる気を失わせ,スピードも落としている。」

 全くその通りだ。メディアや政治家といったこの国の方向を導くべき立場にある者たちが,一番素人談義に流されやすい。困ったことだ。


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