singersong professor KMの日記

2010年06月28日(月) フリーフォール

 最近,スティグリッツ「フリーフォール」(徳間書店)というのを読んでいる。つくづく,米国の近年までの「貪欲資本主義」の問題点について,考えさせられる。オバマ大統領の下でも,リーマン・ショックの後でも,米国の金融機関経営者の貪欲さは変わっていないようだ。他方で,米国の中でもスティグリッツのような経済学者がいることは救いである。最近のギリシャ危機,ユーロ下落,PIIGSへの危機の波及などを見ていると,まだまだ,問題が終わっていないことを実感させられる。日本を含め,資本主義各国が問題先送りを続けてきた,そのツケを払う必要に迫られつつある,ということだ。これからどうなっていくのか注目していきたい。



2010年06月21日(月) 3夜連続の懇親会

 前回,こんなことを書いた。「 経営管理研究科いわゆるMBA修了の皆さんと,いろんなことがしてみたいね,ということでこんな事(経営者勉強会)を始めました。

http://heiseiishindenshin.blog93.fc2.com/

 関西の中小企業に元気になって貰いたい。そういう気持ちで始めた次第。」

 で,これが18日,金曜日夜,終了後懇親会を終わって、帰ったら11時を回っていた。で,翌朝19日土曜日は,早朝6時43分花園発という嵯峨野線で京都駅,そして新幹線「のぞみ」で東京での学会参加。今回は財務管理学会が学習院大学で開かれたので、目白へは、品川から山手線で向かった。午前中の自由論題でコメンテーターを引き受けていたので、どうしても間に合うようにと言う気持ちで向かった。ところが,山手線五反田駅あたりで,電車が停止。先行電車が木にぶつかったという。これは「やばい」。もし普通になったら、地下鉄はあるか,とか,遅れそうになったら、学会の会場にいるはずの先生の携帯に電話しなければ,とか調べたりしているうちに,10分くらいの停車のあと,動き出した。やれ、一安心。少し余裕を持って動いていたので十分間に合った。

 学会は収穫だった。統一論題で,元整理回収機構代表取締役の富山和彦先生のお話が刺激的だった。原理主義者に対する辛辣な批判もあり,私の思っていることが間違いではなかったと、確信できた。懇親会にも参加の後,やはり,山手線から品川へ行き,「のぞみ」で帰った。近頃はエクスプレスで予約もできて便利。で,ポイントがたまるとグリーンが利用できる。今回,帰りは疲れているはずだと思い,グリーン特典を利用して帰った。この日も帰り着いたら12時近かった。

 20日日曜日は,午後1時から,アカデメイア@大阪,で「課題研究」の指導,そして16時30分からは大学院経営管理研究科修了生で組織する校友会(RIMO校友会と称している)総会,懇親会で,皆さんと交流できた。3日連続の懇親会となった。



2010年06月14日(月) 経営者勉強会

 経営管理研究科いわゆるMBA修了の皆さんと,いろんなことがしてみたいね,ということでこんな事(経営者勉強会)を始めました。

http://heiseiishindenshin.blog93.fc2.com/

 関西の中小企業に元気になって貰いたい。そういう気持ちで始めた次第。できるだけ,いろんな人に聞いて貰いたい。参加して貰いたいと思っている。

 一度アクセスしてみてください。



2010年06月07日(月) 金,土,日

 6月4日,5日,6日の金,土,日は,大変盛りだくさんな日程だった。4日金曜日,午後金融庁の仕事を終えてから,夜,松村ゼミ東京OB会だった。もちろん,名目は「松村先生を囲む会」ということで,ゼミ生以外でも気楽に参加してもらえる企画だった。それで,私を知ってくれている大勢の皆さんが参加してくださった。ありがたいことだ。母校立命館大学を愛する人びとの集まりとなった。

 5日土曜日は,証券経済学会。今年はお茶の水の明治大学。例年土日の2日間行われるのだが,もちろんことしもそうだったのだが,また,初日午後の統一論題など,私にとって興味深いテーマだったけれど,夜京都で中医協S先生が立命に来られるということで,その懇親会に出席するために,昼ご飯を門下の,T中君,T田君,それにU先生と一緒にお寿司を食べて,それから京都に戻った。

 夜の「木乃婦」での懇親会は,いろんなお話ができてよかった。少子高齢化などといわれているけれど,多くの高齢者は元気。この人たちを,何か寝たきり老人と同じように扱うのは全くの損失。そんな日頃の私の考えが間違っていないことを再確認できた。有意義であった。

 6日日曜日。経営学部校友会総会。これは滞りなく終えた。その後の「米朝一門会」今年はホームカミングデーの一環と位置づけて,趣向を変えて,柔らかい催しとなった。でも180名という大勢の参加が得られた。その後ゼミOB会関西版は,少し寂しかったが,まずは第一歩となったと思う。

 有意義で,でも,少し忙しい,金,土,日であった。



2010年06月05日(土) in 東京

 K田君から最近日記のアップが少ないですねといわれた。確かに少ない。5,6月上旬でMBAも一段落したので,これから少しは何かを書こうと思っている。

 東京での懇親会。U川君が最近は頑張ってくれている。前東京幹事のK村君も元気は元気。先日も研究室に尋ねてくれた。とにかく大勢のゼミ生を送り出した。有り難いことだ。こういう応援団が私の力の源である。

 今日?私のゼミの卒業生,それに私へのシンパシーを感じて集まってくれる人たちとともに東京での一夜を過ごした。飲み過ぎ。でも皆さんの喜んでくれる顔をみると,何物にも代え難い。所詮人間。一晩呑むと立命館出身というだけで意志が通ずる。有り難いことだ。大学も最近いろいろとご心配をかけている。でもこれを乗り切って,卒業生の皆さんに,喜んでいただける大学に成らねばならないと,つくづく思う。


 でもこれもみな応援団だと思える。ま,これも歳を経て,多少ゆとりが出てきた正だろうか。でも,最後は宗教に行きつく,そう思う昨今です。


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