singersong professor KMの日記

2009年12月24日(木) 1月15日最終講義

 いよいよ秒読み段階に入った。1月15日(金)5時間目の「資金調達論」の講義を退職記念最終講義とすることになっている。話の準備には少しも入れない。すべき事が,いろいろある。一つずつ片づけていかなければならない。第一年賀状も書けていない。するべき仕事を用紙にリストアップして,一つずつ消去していくという原始的な手法でスケジュール管理をしているが,なかなか進まない。ましてや,研究室の片づけなど,全く何も手がついていない。これなど,よほどぎりぎりにならないとできないのではないかと思う。

閑話休題。

 そういうと,一昨日火曜日も今日木曜日もJRが遅れていた。ここでも書いたように先だっての日曜日など人身事故で大阪から帰るのに,阪急に切り替えたくらいだ。ずっと以前に書いたけれど,年間3万人の自殺者が98年以来続いている。しかも,相対的貧困率が日本は15%とOECD諸国の中でも第4位と高い。さらに国債・借入金残高は800兆円を超えている。そのうえ,GDPは500兆円を割り込んでいる。財政は破綻状態で,失業率も高止まりして,5%を超えている。特に若年失業率はその2倍くらいになっているという。失業していなくても,近年は非正規の割合がかつての2倍くらい,つまり35%近くに達している。

 日本は1億総中流だといっていたのは,もう昔の話だ。世界的にも激動期に入っている。景気の2番底が懸念されている。先だっても2番底ではない。鍋底だと誰かが言っていた。そうだろう。でも,底割れまではいかないだろうという「安心感」もある。複雑だ。アイデアがあれば,チャンスでもある,というのも事実だろう。底値買いのチャンスでもある。新しいアイデアでビジネスを拡大している筋もある。



2009年12月23日(水) 自宅で

 今日は久しぶりに一日自宅にこもっての仕事となった。でも,どうしても自宅での仕事となると,だれる傾向がある。ま,これもありか,というところ。



2009年12月20日(日) 土曜日・日曜日

 昨日土曜日は、経営大学院主催のセミナーを大阪梅田で行った。それでご挨拶をした。講演していただいたのは、三菱UFJ証券チーフエコノミスト水野和夫先生、客員教授・野村総研此本臣吾先生、教授森利博先生のお三方であった。大変興味深いお話であった。とくに水野先生の世界史的な視野にたったお話は刺激的だった。

 で、帰りに少し買い物をして帰ろうと思ったら、JR茨木-摂津富田間で人身事故があって止まっていた。やむを得ず、阪急電車で帰ったが、我が家の場合、桂駅で特急から準急に乗り換え、西院駅で降り、タクシーで帰宅となった。だいぶ大阪梅田を歩き回った感じだ。少々疲れた。

 今朝、テレビでサンデープロジェクトを見ていたら、昨日お話いただいた水野先生がご出演されていた。東奔西走ご活躍だ。でも最後まで見ていられない。当方今日は、やはり、大阪・淀屋橋でお仕事。土日もなにやかやある。水野先生ほどでもないかとは思う。



2009年12月14日(月) 病み上がり(?)なのに

 声帯ポリープ切除手術を受けてから2週間が経った。先週1週間は「ささやき声」週間であった。でも,講義はしなければならない。金曜日は東京出張で,できるだけ声を出さずに済ませた。とくに一昨日の土曜日の補講はつらかった。この間の休講を取り戻すために集中的に講義しなければならなかった。

 できるだけ,学生諸君にも協力して貰おうとして,読み上げ原稿を作成しておいて,該当箇所はそれを読み上げてもらった。それに,日頃は使わないパワーポイントも使って講義をすすめた。その準備も大変だった。東京出張の新幹線車中,往復の間その作業に追われた。

 さすがに疲れて,昨日の日曜日はのどの痛みを感じた。少し無理をしすぎたと思う。今日月曜日になって,ようやく痛みがひきつつある。今週は徐々に声も出せるようになると思う。こんな中でも,着々と仕事をこなしつつある。

 この歳になって,色々頼まれることも多いが,論文のレフェリーだとか審査だとかの仕事も多い。学内外でそんな仕事がある。今日も某審査の書類が届いて,目がくらむ思いだ。でも,放っておいたら少しも前進しないわけだから,少しずつでも進めなければならない。まさに,病み上がりなのに(結果的には大した病気でもなかったけれど)仕事は待ってくれない。ま,仕事ができるだけマシだともいえるわけだけれど。



2009年12月10日(木) 声を出さずに

 ほとんど,声を出さずに,月曜日のゼミ,火曜日夜の関西社会人大学院連合のセミナーをこなした。問題は土曜日の大教室での補講である。これをあまり声を張り上げずにこなすために,いつもは用意しないパワーポイント画面を作成し,学生諸君に読み上げてもらう文章を作成している。これにたいそう手間がかかる。まだ完了しない。書き出してみると,10件の仕事がたまっていたが,2件は終えたので,現在8件がし残している仕事と言うことになる。師走というけれど,ホントに忙しい。病み上がりなどと言っていられない。



2009年12月07日(月) 始動

 今日月曜日から始動というところだ。まだ,発声を制限されているけれど,仕事をこれ以上休むわけにはいかない。注意しながら,慣らし運転を始めようと思う。1週間あまり休んでいたら,仕事がたまっている。それをこなさなければならない。メモに書き出したら6件ばかりの仕事がある。ほかにもきっと出てくるはずだ。もちろん,1日では無理。ま,無理をせず進めていきたい。



2009年12月05日(土) 退院

 今日,退院。でも,2日くらい発声禁止期間が続く。さらにそれから1週間は,ささやき声で話しなさいと言う。でも,仕事がある。講義も小声でしゃべらないといけない。声以外は何ともないだけに,バランスが悪い。



2009年12月04日(金) 術後発入浴

 昨日夕方、待望の風呂に入った。術後初めての風呂で、気持ち良かった。こんなに風呂が待ち遠しかったのは初めてだ。ま、順調だ。

 でも声帯ポリープ手術だったので、、発声禁止期間が続いている。声を出していてこれはいかんと、あわてる夢をみる。



2009年12月03日(木) 入院中

 入院中といっても、経過も順調。で、事務の方から、メールもくる。承認を求められたり、判断を求められたりする。一つ一つの案件に答える。でも、忙しいというほどのことはない。ま、これまで忙しかった分まとめて休ませてもらっているというところだろうか。
 見舞いに来たいとというメールもくるが、それにはお断りをしている。というのも、来られても話せないので、かえって気疲れすると思うからだ。



2009年12月02日(水) 順調

術後、順調というべきだろう。3食完食。まずいかと言えば、ま、食べられる。我々、貧困に育った人間としては、これでもかまわない。
幸い、個室もとれたので、3食、看護師つきのビジネスホテルに、泊まっていると思えばいい。快適というほどのことはないが、不満はない。



2009年12月01日(火) 初めての経験

 昨日は全身麻酔の初体験だった。眠くなる薬を点滴に入れますと聞いて、次に気がついたら、もう手術が終わっていた。不思議な気分だった。手術時間1時間程度で簡単に終わったようだ。
 昨日今日と無声を続けなければいけない。つい声を出してしまうことも2度ほどあった。いけない。


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