手術前待機、何をしたらいいのか、というところ。病院内だから、落ち着かない。
入院,一時帰宅で,メール・チェック。その他,ついつい仕事をこなす。どうやら,休めない性格のようだ。仕事中毒かもしれないけれど,われわれは,仕事を仕事とも思えない面もある。どんな小さな事でも,新しいことを一つでも発見できたら,それで満足感も得られる。そういう意味では,有り難い仕事だと思う。ただ,行政の仕事では,新しい発見が少ないので,ややフラストレーションがたまる。「転んでもただ起きない」気持ちでやっていると,こういう行政の中でも,これを人間のビヘイビアの特性を学ぶ機会にできないわけでもない。
ムロディナウによれば,人間は愚かしい判断をしがちだという。人間は何かをコントロールしていると感じたい,そうでないと落ち着かないようである。ところが人間の能力はそんなに良くできていない。そこに不調和が発生する(レナード・ムロディナウ著,田中三彦訳『たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する』ダイヤモンド社,2009年)。まさに,それを実感させる人間行動に出会う。自分の中にもそういう弊はある。人間の業(ごう)に思いを致さなければならないと思う。これも一つの発見かと思う。
久しぶりの日記となった。とにかく,ここのところ忙しかった。京都朱雀キャンパスでの会議,論文指導,BKCでの講義ゼミ,大阪・淀屋橋での論文指導,大阪駅前でのセミナー講義,もちろんそれらのための準備と追われていて,ゆとりが持てなかった。
そのほかにもいろいろ事件があって,ゆとりがなかった。今日から入院(ま,良性の声帯ポリープ切除というものだけれど)ということで,1週間ほど休養できる。入院がわかっていたので,片づけるべき仕事をかたづけていたので,忙しかったと言うこともある。
しばらく休養したい。良い休養の機会だと思う。そんなこんなで,しばらくパソコンも使えない。退院したらメール・チェックが大変だと思う。これには今から憂鬱。
何か忙しいと思って、今スケジュール帳を振り返ってみたら、10月11日(日)に空白の1日があってから、毎日スケジュール帳に何かが入っていて、これからもそれが続いて、11月11日に空白がある。ということはここ1ヶ月の間、休日がないということになる。なんということだろう。幸か不幸かその後13日に入院(ちょっとした手術で1週間の入院予定)で、その1週間は完全にオフ。入院しないと休めないなんて、売れっ子芸能人みたいだ(「そんないいものか」の声がかかりそう)。とにかく、1週間は休養ができる。天恵だと思わざるを得ない。
無理をしているつもりはないけれど(実際、睡眠は良くとるようにしている)、あまり研究者としてはふさわしくない過ごし方には違いない。何でもかんでも仕事を引き受けたらいかん、そう言われる。その通りだと思う。少しセーブしていきたいと思う。
閑話休題
11月7日,奈良でセミナーをし,話します。すなわち,
こんな企画を紹介します。 11月7日奈良でお話しします。 本当は中小企業を応援しよう。 起業家を応援しようというところから話が進んだのですが,今回はぼちぼち 小規模でテストランをしようというわけです。
下記を参照して下さい。
http://heiseiishindenshin.blog93.fc2.com/blog-entry-6.html
閑話休題の閑話休題。
明日4日は大阪淀屋橋で,大阪オフィス講座で,話します。 詳細は下記です。
http://133.163.140.87/life-09/pdf/ichiran.pdf
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