singersong professor KMの日記

2009年10月19日(月) 福岡出張

 昨日までの土日,福岡出張でした。17日,土曜日,経営学部校友会経営学振興事業セミナーの第2回目は,福岡市天神の「ソラリア西鉄ホテル」において開き,福岡出張となった。1泊して,翌日はT君と合流して少し話した。ただし,朝の早い内に前日のセミナーを速報にまとめた。文字数にして4千字あまりとなった。「2年ぶりの福岡開催となりました。今回は「プロスポーツ,NFLとドラッカー」というテーマで,立命館大学経営学部教授種子田穣先生にお話し願いました。終了後,同ホテルで行われた福岡県校友大会懇親会と合流しました。」と書いておいた。こういうまとめ・速報は素早く作成することにしている。時間が経つと忘れるし,嫌になるからだ。

 自分の研究となると遅々として進まないが,こういうのだけは早い。だから,仕事が速いですね,と言われてします。期限が限られている方が,拙速でも早く終えることができる。拙速が大事だと心得ている。完成度の高いものを狙っては仕事が遅くなる。これはビジネスのレポートなどでも同じだろう。もちろんセミナー会場で,話を聞きながらパソコンに入力する。そうしておくと,まとめるのも早い。そうでないとこれほど早くできない。以前この仕事を職員の人に任そうかということになったのだが,結局,私がやった方が早いということで自分の仕事にしてしまっている。本当は,人に任せた方がよいのだが,なかなか任せられない。こういうのは仕事のできない管理職の典型だともいわれている。慚愧慚愧。



2009年10月12日(月) 松村通信第71号

 久しぶりに「松村通信」を書きました。第71号です。松村研究室HPのメニューの「松村通信」をクリックしてダウンロードしてお読み頂きたい。これは不定期刊行で,最近は間遠くなっていますが,第1号は1998年1月18日付となっている。もう10年あまり続けていることになる。「ジャパン・アズ・ナンバー・ワン」と言われた時代から,バブル崩壊で没落し始めた日本経済を眺めながら,いたたまれなくなって,書き始めたのだった。10年たっても,改善の兆しが見えない。燭光は今年の政権交代くらいだ。これもまだ成果は出ていない。

 ここの所,日経で「自民党半世紀」という記事が掲載されている。今日のその記事の終わりの方に書いてあったが,「官僚機構が自民党一党優位制に依拠して中央集権的行政システムを温存し,自民党も中央集権的官僚システムに依存して既得権益を維持」してきたが,「このような相互依存のビジネスモデルは経済成長の時代には一定の有効性を持っていたが,すでに時代遅れとなり,非効率な補助金や天下りを温存するマイナス面に国民の厳しい視線が注がれるようになった。2009年総選挙の結果,……本格的な改革は民主党政権の手に託された。」

 あまりにも慣れ親しんでしまうと気づかないことがいっぱいある。政権交代で,ようやく常識だと思われていたことが,非常識だったのに気づかされたことが多いのではないか。そういった常識の怖さを今知らされているが,今回の「松村通信」で紹介した,水村美苗「日本語が亡びるとき−英語の世紀の中で」筑摩書房,2008年,もそういう意味で常識の怖さを思い知らせてくれる。一読を薦めたい。



2009年10月07日(水) 10月17日福岡へ行きます

10月17日,経営学部校友会セミナーを福岡で開きます。
私も出席します。九州在住の人に連絡をお願いします。
詳細は下記HPです。

とき:10月17日(土)
ばしょ: ソラリア西鉄ホテル 8階「彩雲」
講演会  14:00〜16:00 (13:30受付開始)
テーマ「プロスポーツ、NFLとドラッカー」
講師: 種子田 穣(たねだ ゆたか)氏
(立命館大学経営学部教授)

http://ritsba-kouyukai.jp/wp/?cat=7

閑話休題。

今日午後BKCに来ている。夕方衣笠で会議がある。でも,一昨日研究室に携帯電話を置き忘れたことに気がついて,明日は二条で会議の予定もあり,これがないと不便である。やむを得ず,携帯電話を取りに来た次第。最近物忘れをよくするが,ま,研究室への置き忘れだから,取りに来ればよいだけだ。先日JRの車中に傘を忘れたが,これなどもはやどうにもならない。結構良い傘だったのだければ,良い傘に限って忘れる。


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