ほんとにあっという間に時間がたつ。大学行政の仕事，講義とその準備。そして，今週末には横浜で学会発表の予定で，その準備もある。手帳を見ると，毎日何かのスケジュールが入っている。でも，いつも言っているのだが，この歳になると，仕事ができることを有り難いと思えるようになった。私と同年代の皆さんは，そろそろ定年を過ぎ，第２の人生を歩んでいる。私もそういうことになるわけだが，それまで仕事ができることは幸せだと思う。まさに，それで社会に役立っていると実感できる。

　それに，この歳になると，多少のことには驚かなくなっている。ゼミ生など若い諸君に口幅ったいことも言っている。これも，歳の功というやつだろう。若いと言うことは，いくらでもやり直しがきくと言うことだ。ところが，当の本人にはそれになかなか気づけない。自分の若い頃を振り返れば，それはわかる。だからこそ，若い人にアドバイスするのだが，なかなかわかって貰えない。やはり，それぞれが長いスパンで物事を考える必要があるわけだ。長い人生を歩んでくると，長いスパンで見ることができるが，人生経験が短いと，どうしてもそれができない。やむをえないと言えばそうだが，それで空回りをしているのがわかると，ついつい言ってしまう。でも，なかなかわかって貰えない。絶対矛盾かもしれない。

　下痢発熱で大変だったと以前書いた。東京出張前の6月3日のことだった。翌日、診療所で見てもらって、食中毒と診断されたのだが、そのとき、ダイエットだと思ってしばらく辛抱しなさいと言われた。確かに、出張中から、その後にかけて、食養生もした。いまや正常に戻りつつあるが、気をつけている。研究科長としての仕事もまことに忙しい。今月末には学会発表もせねばならない。その準備もある。そんなこんなで、まさにダイエットとなっていて、5キロほど体重が減った。それにしても適切な言葉だ。ダイエット。なるほどと思う。そう思えば苦にならない。

　東京出張前後から，多忙と体調不良が重なり，もう，めちゃめちゃとなりました。５日の東京出張の前々日から下痢発熱（診療所の見立てでは新型インフルエンザでなくて幸いでした。でも細菌性の食中毒）。何とか薬を飲みつつ，５，６日（金・土）東京出張をこなし，７日（日）は大阪での講義その他をこなし，８日（月）こちらも朱雀キャンパスでの最終講義をこなしました。午後はＢＫＣでのゼミナール。

　９日（火）は午前中朱雀でのビデオ撮影。午後はＢＫＣでの教授会。１０日（水）夕方から大阪で課題研究論文指導，引き続き夜はこちらも第１クウォーターの最終講義。その後おきまりの懇親会となりました。最終回ということで，人数も多く，遅くまで飲んでしまいました。１１日（木）朝から夜まで朱雀でお仕事続き。

　１２日（金）午前，朱雀で会議。午後ＢＫＣ研究室で置き忘れていた携帯をとるためにも，ＢＫＣへ行かざるを得ず，３時にはタクシーとＪＲに乗って京都駅４時からの野村プロジェクト，７時から経営学部校友会常任幹事会。で，その後まで飲んでしまいました。１３日（土）科研の研究会と懇親会。１４日（日）は衣笠で大学院説明会。その後移動して朱雀で課題研究論文指導。１５日（月）は朱雀で会議のあと，ＢＫＣでゼミナール。

　ま，そんな具合で，あっという間に１０日あまりが過ぎてしまいました。慚愧，慚愧。