singersong professor KMの日記

2008年08月29日(金) 慚愧,慚愧

 これはいけません,という事態発生。26日に祇園MへN氏と飲みに行った。で,気分は最高だったが,だいぶ呑みすぎた。帰宅後もだいぶ酔っぱらっていると家族に指摘を受けた。確かにだいぶ酔っていたと思う。翌日心配で,勘定を払っていましたかと,メールしたくらいだ。

 昨日,研究室へ電話。「Yです。一昨日忘れ物をされて,きっと電話があると待っていましたが,連絡がないので電話しました。傷まないように冷蔵庫に保管しています。取りに来て下さい。」とのこと。

 その店に行った記憶がない。忘れた記憶もない。もちろん懇意の行きつけの店だからウソ偽りはないはずだ。それで,昨日仕事を終えてからタクシーで駆けつけたら,間違いない。頂き物(頂いたMさんには申し訳ない)の忘れ物だ。ま,ビールだけ一本飲んで,ありがとうと言って,帰った。タクシーで行って,タクシーで帰って,タクシー代ばかりが高くついた。

 それにしても,記憶がこんなにとぎれると,怖い感じだ。慚愧,慚愧。



2008年08月28日(木) 有り難いこと

 前回,仕事ができることは有り難いことだと思えるようになったと書いた。昨日,入院中のM先生を見舞ったが,そこでもそういう話をした。まさに,入院してしまえば,仕事どころではない。元気に仕事をできることは有り難いことだ。若いときはそんなことを考えたこともなかった。忙しいばかりで研究が進まない,などと愚痴っていた。しかし,健康でありさえすれば,時間を見つけて研究もできるわけだ。入院して,本を読む体力・気力もなくなったら,いくら時間があっても,研究どころではない。教育や学校行政は仕事の中でも大切なもののはずだ。社会的貢献でもある。研究・教育・行政がバランスよくできれば,それにこしたことはない。確かに行政などあまり好きな方ではない。でも,これも仕事としてこなす必要はある。誰かがやらざるを得ない。

 昨日のお見舞いでは,そういうことを考えさせられた。



2008年08月25日(月) どさどさと

 どさどさと仕事が入ってくる感じ。でも,昨日来訪された娘の嫁入り先の父親殿と話していて,仕事ができることを有り難いと思う。そう話した。仕事をして社会に貢献できることは幸せだと思えるようになった。とにかく最近,大きな仕事がよく入るように思う。

 そういう仕事の一環と言うべきか,東京出張が多い。8月30日経営学部校友会セミナー(立命館大学東京キャンパス),9月8−10日会計研究学会(立教大学),19日東証見学会・日本テレビ見学会引率,27−28日日本経営財務研究学会(東洋大学)と続く。今日25日は盛和塾(大阪)を覗き,8月29日にも大阪北浜での研究会。9月25日からは毎週大阪駅前第2ビルでの7回連続講座が始まるのだから,大阪の仕事も多い。で,その連続講座の準備に励み始めたところだ。



2008年08月21日(木) 広島「遠征」

 19−21日、広島「遠征」に行ってきました。というのは、MBA修了生Gさんの企画で、Gさんがチケット手配してくれた19,20日の広島球場「広島−阪神」戦を見てきました。関西から私、MBA終了生Tさん、現M2のYさんの3名が広島観戦ツアーとなりました。おまけにGさんがツアー・コンダクターまで務めてくれて、オプショナル・ツアーまでものセットとなりました。それに現地阪神ファンの私のゼミ卒業のAさん(某大学所属)も加わり、観戦と「祝勝会」まで楽しんできました。広島ファンのGさんには気の毒なことに、不振を極めていた阪神が連勝するという願ってもない展開となりました。

 「祝勝会」では初日元阪神の八木さんと会えて、サインをもらったり、2日目野球解説者で元阪急の福本さんに会えたりと、満足度は二倍にも三倍にもなりました。オプショナル・ツアーでは、江田島の海軍兵学校の後身の自衛隊の学校を見学したり、戦艦大和記念館を見学したりと、これも盛りだくさんで、おみやげをたっぷり買い込みました。21日、ややお疲れモードで帰ってきました。結局行き帰りの新幹線の中で少し本を読んだくらいで、勉強そっちのけで、すっかり楽しませてもらいました。Gさんに感謝。



2008年08月17日(日) おすもじ

 私の母方の祖父は根っからの京都人だった。その祖父が寿司(とりわけちらし寿司が好きだった。京都ではこれを「ばら寿司」という)のことを「おすもじ」と言っていた。何のことだかよくわからなかったけれど,小学校の副読本(「私たちの京都」などという本だったと思う)で,御所の女房言葉に「お*文字」という迂遠な表現をするのがはやり,それが京都市中でも広まった,と確か書いてあった。だから,寿司の最初の一文字「す」をとって,お「す」文字,と言っていたという。

 なるほど,「おすもじ」の語源がこんなところにあるなんて,などと思ったものだ。今では死語になった,「恥ずかしい」の「お*文字」表現として,「おはもじ」とか,「髪」が「おかもじ」となったり,「お目にかかる」という「目」が「お目もじ」となったりしたわけだ。今でも残っているのは,「杓子」の「お*文字」表現としての,「おしゃもじ」これから「お」がとれた「しゃもじ」くらいなものだろう。

 こういう古い言葉がだんだん廃れていく。ま,時代といえば時代なのだが,記録として残しておく必要があるように思う。私たちの子供時代は,まだまだそういう古い習慣や言葉が残っていたが,高度成長期以後,日本は急速に変化し,習慣や言葉も変化した。これくらいの変化はよいのだが,文化全体が変化し,文化に誇りを持つということがなくなると,日本人は果たしてそのアイデンティティをどこに求めるのだろうと,心配になる。

 今朝,我が家で少し話していて「おすもじ」という言葉を思い出し,そして今また,日本人論にまで下記及んでしまったが,根底にしっかりしたものがないと,グローバル化を乗り切れないのではないかと,最近強く思うようになった。



2008年08月16日(土) いつも書きますが

 いつも書きますが,自分の講義科目の採点というのは嫌なものです。これ自身,自分の勤務評定でもあります。できが悪ければ,出題が悪かった,講義がうまくできなかった,などと反省させられます。とにかく,これもいつも言うのですが,後ろ向きの仕事です。過去の清算です。どうしても気が乗らない。そうすると,ますます嫌になって,先送り。ぎりぎりになって,あわてて採点すると言うことになりがちです。でも,今年は締切間際に外出の予定があるので,今のうちに仕上げておかなければなりません。急ピッチで採点中で,今年もなかなかつらいものがあります。



2008年08月12日(火) ようやく

 今日,嵯峨野線を待っていたら,これまでよく見かけた,あのオレンジとグリーンのいわゆる113系が見かけられず,ほとんどが白色,銀色の221系だとか223系とかいわれるのに変わっていた。一斉に車両を入れ替えたようだ。そういう趣味のサイトを覗くと,以前から噂されていたそうで,今朝もカメラをもった人をあちこちで見かけた。どうやら昨日今日は,そういう「記念すべき」日のようだった。ようやくにして,嵯峨野線も東海道線並みの電車が走るようになったと言うことのようだ。

 問題は二条−京都間,花園−嵯峨嵐山間といった単線区間であろう。これが2年内には複線化されるようで,そうなるとようやくダイヤにゆとりができて,本数が増やせるのだろう。こちらとしては,本数を増やして貰う方が有り難い。何せ今は,最悪34分の間隔となる。花園駅発9時49分の次は10時23分なのだ。ほかの時間帯で,これほど間隔の空く時間はないのだが,ここだけはどういうわけだか,すごく空いている。通常はほぼ20分間隔となっている。

 とにかく早く,単線区間を直してほしいものだ。



2008年08月11日(月) 佐世保も暑かった

 サマーセミナーで8,9,10日と九州・佐世保に行ってきた。佐世保も暑かった。今年の夏はどことも暑い。もっとも、京都、大阪はひときわ暑いように思う。東京に行っている卒業生からのメールによると、東京は、大阪ほどではないと言ってきている。仕事で東京から来られる人の話を聞いても、京都は東京より暑いという。京都、大阪でずっと仕事をしているとわからないが。

 で、サマーセミナーだが、自分の報告もあったので、それなりの緊張で、ひときわ暑く感じたのかもしれない。ただ、九十九島の眺望を眺められる好位置での懇親会はすばらしかった。それに何よりも、お魚がおいしい。京都や滋賀では魚は全くだめだから(もっともお金を出せばよいものも手にはいるが、そうそう毎度食べられるわけではない)、さすが九州だと堪能した。

 10日のセミナー終了後、佐世保バーガーを食べようとお店に入ったら、セミナー参加メンバーの何人かは同じことを考えたようで、セミナー参加の結構な人数が、そのお店にすでに入っていた。で、お店ではパンが残り少なく、結局後からお店に入った私ともう一人はバーガーが食べられず、ハンバーグはあるというので、ハンバーグ・カレーを食べた。私はカレーが好きなので、結構満足した。

 結局京都の帰り着いてからも、一緒に帰ったO氏と「懇親会」をしてしまって、3日間連続の「懇親会」となった。しかし正確には、佐世保前日の7日は大阪でMBAの指導の後、少し懇親をしたし、その前日の6日も経営学部校友会の関係で懇親をし、さらに前日の5日もSCDR学生メンバーのコンパに参加した。さらにいえば、その前々日の3日も4回生ゼミコンパだった。何という飲み会続きか。これがメタボによいわけがない。



2008年08月06日(水) 日経見学会などなど

 8月に入っても,何やかやある。4日(月)には午前中朱雀キャンパスでMBA学生面接。午後BKCキャンパスで「ファイナンス入門」採点。TAをしてくれている大学院生の協力も得ながら,採点。なにせ,名簿管理はTAの院生に任せている。そして,5人の回り持ちの講義を一貫して聴いているのは学生はもちろんであるが,TAだけである。総合点をつけるので,どうしても協力を得なければならない。2人で話ながら採点をしたが,転記を終えるまでに5時間近くかかった。くたくたになった。

 5日(火)は大阪へ,日本経済新聞社大阪本社の見学,セミナー,テレビ大阪見学のために学生引率となった。内容は興味深かったのだが,何せこの暑さ。閉口する。夜は京都でSCDR学生のコンパに参加した。さらに深夜は私用でいろいろあった。

 6日(水)は午前中BKCで,日経メディアマーケティングの方との予算関連打ち合わせ,終了後,クラブの部長・顧問会議で,こちらは弁当を食べながらの会議だった。14時からは再度ファイナンス入門採点の,し残し分をして,夜は京都で会食の予定が入っている。その前に私用もある。今年のこの異常な暑さ。何をするのも嫌になるくらいだ。

 明日もMBAの指導だとか,があり,明後日からは九州でセミナーの予定だ。この暑さだから,何とも大変だ。


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