singersong professor KMの日記

2008年07月29日(火) 大雨とダイヤ乱れ

 昨日は,午後北浜で証券経済学会プログラム委員会があったが,その会議の途中から,窓外は真っ暗となり,雷雨となった。近畿地方のあちこちで大雨被害が出たようだが,帰りのJR大阪駅では,電車が止まっているとアナウンスされていた。そこで,ホームに上がるのはやめて,ヨドバシカメラをのぞいて,ついつい,買い物をしてしまった。で,JRは相変わらず,ダイヤが大混乱。雨も激しいので,いったん,BKCまで行って,一仕事してから帰ることにした。滋賀県も雨模様だったが,夜帰る頃には雨が上がっていた。それでも,JRダイヤは乱れていた。東海道線,山陰線ともにダイヤは混乱していた。昼間の大雨,落雷で大混乱だった。

 どうも,最近は雨が一気に降る。温暖化現象の影響だろうか,都市ではヒートアイランド現象も加わって,劇的に降るようだ。



2008年07月27日(日) この暑さの中ぎっくり腰

 この暑さの中、疲れていたのだろう。一昨日朝、久しぶりにぎっくり腰をやってしまった。完全アウトの直前ではあったけれども、アウトには違いなかった。立ち上がれない中、安静の後、何とか立ち上がれるようになってから、医院へ。診察、注射、レントゲン検査のあと、座薬、飲み薬、湿布薬を手に、この暑さの中、ゆっくりゆっくり帰宅して、座薬を入れてから、安静にしていたら、昼寝をしてしまった。睡眠不足が続いていたので、しかも、自宅での仕事に切り替えたこともあって、結構な時間寝てしまった。でも、それがいけなかった。その夜、ほとんど一睡もできなかった。夜中に起き出して、ちょっとした仕事をしてしまった。

 昨日も自宅での仕事となった。夜は野暮用で外出。それにしても、暑い。連日の37度台。今年はなお1ヶ月くらいは暑さが続くと予報されている。今年は(今年も?)異常気象となるのだろうか。昨年は暑さの日本記録が出たことを思い出す。



2008年07月24日(木) 後の祭り

 今日は,祇園祭の本来なら「後の祭り」である。かつて17日と24日に分かれて山鉾も巡行していた。今は17日に一斉に巡行する。しかもコースも昔と違う。

 昔,というか私が子供の頃は,17日の前の祭りは四条烏丸−四条寺町−松原寺町−烏丸松原−四条烏丸というコースで,長刀鉾から船鉾までが巡行し,24日の後の祭りは,三条新町−三条寺町−四条寺町−四条烏丸というコースを北観音山から南観音山までが巡行していた。

 私はよく後の祭りの三条新町での,辻回しを楽しんだ。あの狭い山上新町で大型の北観音山(曳き山といって鉾同様の形状で囃す)が辻回しをするのだが,当然,狭い道のことだから曳き綱は曲がるところだから道路上を曳いたのでは回れない。そこで過度の家の土間にまで入り込んで曳くわけだ。

 祇園祭は本来八坂神社の神事だから,3基の御輿が出る。17日に八坂神社を出て,四条新京極の御旅所まで各町内を経巡りながら渡ってきて,24日までそこに鎮座し,24日に御輿が御旅所を出て,再び,各町内を経巡りながら八坂神社に戻るわけだ。結構勇壮だった記憶がある。

 祇園祭で御輿が出ることを知らない人が多いのではなかろうか。山鉾巡行は,本来の祇園祭の神事ではなく,厄除けから始まったと言われている。しかしこちらの方が有名になってしまっている。



2008年07月21日(月) 猛暑,土用のボタ餅

 昨日の京都は37度を超える猛暑。今朝は熱帯夜。4時に目を覚まして,もう寝られない。

 今朝,わが女房殿と話していて,そういえば,子供の頃,土用といえば「ボタ餅」を食べたのを思い出した。そういう古い習慣はだんだん廃れていくようだ。

 かつて,女房の実家へ行き,「おとがい」という言葉を聞いたとき,ある種の「感動」を覚えたことを思い出す。「おとがい」とは「下あご」のことを言う古い言い方である。私などその言葉を実際に使ったことはなかった。ただ,落語が好きなので,知っていた。

 それが,実際に使われているのを目の当たりにして,「感動」すらしたわけだ。

 習慣や言葉がだんだん廃れていくのは寂しいことだが,やはり,時代の流れだろうか。時に古い習慣などが掘り起こされることもあるのだが,忘れ去られることのほうが多いように思う。

 少し感傷的になりすぎたようだ。



2008年07月18日(金) 梅雨明け猛暑

 梅雨が明けたと思ったら,猛烈に暑くなった。昔から,「梅雨明け10日」という言葉がある。つまり,梅雨明けから10日間は天気も安定し,猛烈に暑くなる,ということのようだ。で,今がそれだろう。夜が寝られない。明け方に暑くて目が覚める。2日程これが続くと,さすがに疲れて,翌日は,何とか熟睡。今朝がそれだった。今朝は,目が覚めたら7時前だった。この時期にしては,よく眠れたと言うべきだ。

 ここのところ,5時前に目を覚まし,それから寝られない,などという日が続いていた。7時前まで眠れたのは,さすが少し睡眠不足だったからだろう。寝る前にビールを飲んだのも利いたようだ。それに,今朝方雨が降ったので,少しは涼しかったのかもしれない。でも調べてみると,京都は熱帯夜だったようだ。やはり多くは睡眠不足のせいだろう。



2008年07月13日(日) 国力論

 名誉教授になられている小野進先生からすすめられて,中野剛志「国力論 経済ナショナリズムの系譜」(以文社)を読んだ。すごく良い本だった。でも今の潮流に完全に棹さす論調なので,出版も難渋されたようだ。同氏は,経済産業省の現役官僚でもある。その人が,真っ向から「構造改革路線」に異を唱えているのだから面白い。しかも重厚である。イギリス民族学会賞受賞作のハイグレードな書物である。こういう本はもっと読まれても良い。

 野村総合研究所のリチャード・クー「日本経済を遅う二つの波」(徳間書店)なども良い本だと思う。サブプライム危機とグローバリゼーションという二つの波が,いま日本をおそっているとするものである。今やサブプライム危機は金融危機から実体経済の危機へと深化していると思う。他方でBRICSが日本を追い上げている。日本経済がどちらへ向かおうとしているのが大問題だ。一番の問題は,その舵取り役である,政官が迷走していることだ。ただ上記のような上質の経産官僚がいることは救いである。しかし同氏が国論をリードしていけるだけの影響力はまだないと思う。それだけに,応援団となりたいと思う。

 ジャグディシュ・N・シース「自滅する企業」(英治出版)という本も良かった。講義なども一応の集結に近づき,これらの本にも目を通せるようになった。



2008年07月10日(木) JRが

 最近よくJRが遅れる。今日など,普通なら1時間あまりで大学へ着くところ1時間45分くらいかかった。午後から大阪の仕事があるが,少し早めに動いた方が安全そうだ。



2008年07月09日(水) あっという間に

 なんやかやで時間が過ぎていく。月曜日は,午後インスティテュート改革についての非公式会議ののち,「専門演習」で,結局8時半頃までゼミ生と話したりしていた。

 火曜日は午前中「卒業研究」で,4回生諸君に現状についての私の所説を話したり,ゼミナール大会打ち合わせなど。午後Oさん来室。教授会。教授会が午後8時まで,延々と続いた。その後Nさんと話しているうちに時間が経った。

 水曜日,今日は午前中,インスティテュート執行部会議,午後は「経営財務」講義,講義終了後ライシュの準備,明日の講演準備,今年の卒業生T君来室,などなど,あっという間に時間が経つ。

 ただ,メーカー勤務のT君とは,ついつい話し込んだが,企業の現場にいるのは強みだと話した。色々な発見をして欲しいと話した。せっかく私のゼミナールで勉強したのだから,企業について,色々発見して欲しいと思う。

 でも,こうやって考えてみると,何でこんなに時間が早く経つのかと思ってしまう。



2008年07月06日(日) 暑い

 ここ数日暑い。一昨日金曜日に福井へ講演に行ったときも暑かった。昨日はMBAの入試、教授会、懇親会と続いたが、ずっと暑かった。今日日曜日もも暑かった。

 暑い中、クーラーの掃除をした。汚れを取るために枠をはずして、中のパイプにスプレーからシャワー状に薬剤をかけるのだが、それを終えてから、枠の取り付けに一苦労。で、大汗をかいた。シャワーを浴びて汗を洗い流したが、とにかく、この暑さ、何をしても暑い。

 で、ついついテレビでのプロ野球観戦となってしまった。阪神−横浜線だったが、最後の「大逆転」の場面はテレビ放送終了後、ラジオにかじりついて聞いた。こういうときに、テレビ放送を続けていたら視聴率を稼げたろうにと思う。どうしてこうも日本のテレビ局は番組編成が硬直的なのだろうと思う。視聴者無視も甚だしい。デジタルの時代を迎え、この業界はいずれ衰退するのだろう。



2008年07月02日(水) エポック合宿

 月曜日,専門演習,そして今秋も「総合基礎経営学」を夜に2コマ講義をして,それを終えてから,エポックでの3回生ゼミ合宿に駆けつけた。4回生ゼミ生がいろいろ協力してくれるので,何とか終えることができた。私一人ではとてもできなかった。ゼミ生に感謝。

 火曜日,卒業研究では,ゲスト・スピーカーのお話。就職を前に悩み多きゼミ生のための企画であった。いわば「人生いろいろ」,自分の生き方をどう歩むか,というのがテーマといえば,テーマ。私の同期のHさんにお話願った。トーク形式ですすめたので,聞きやすかったのではなかろうか。終業後の感想も良かったと思う。


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