singersong professor KMの日記

2008年02月27日(水) いろいろ

 今朝もまた,京都はうっすら積雪でした。今年はいつまでも寒い。でも,順調に家を出たのは良かったが,京都駅で少し待たされた。電車が遅れ(下記参照),55分遅れの新快速,今日はこれが各駅停車になってくれて,これで南草津,BKCに着くことができた。その電車は55分遅れだったけれど,自分が待った時間はわずかだったので,別に問題なしだった。電車がやや混んでいたくらいだった。
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山陽線・網干駅付近の踏切で車が立ち往生して一時列車の運転を見合わせていたため、JR神戸線からJR京都線・琵琶湖線上り(京都・米原方面)新快速電車・快速電車に30〜60分の遅れがでています。



2008年02月26日(火) クレド

 24日,25日と天候も大荒れだったが,サ・リッツ・カールトン大阪での泊まり込みの「勉強会・懇親会」に参加した。MBAのMさんにお世話頂き,MBAの教員・院生が結構集まっての会となった。楽しく過ごさせて貰った。そして,サ・リッツ・カールトンのクラブ・リレーションズ・マネージャーのSさんのお話も聞けてよかった。

 ザ・リッツ・カールトンの「クレド」の話が聞け,それが再確認できた。ザ・リッツ・カールトン・ホテル日本支社 支社長 高野登氏の著書を以前読んでいたので,この「クレド」(信条)には関心があったのだが,その「現物」も見せて貰い,話を聞き,改めて納得した。とくに12項目の「サービス・バリュー」が時に入れ替えられている,などの話を聞いて,得心した。これによって変化対応が可能になっているのだろう。

 企業理念については,ずっと最近関心を持っているが,この理念が末端の行動指針になるところが「クレド」のすごさである。コンサルタントで株式会社武蔵野の社長である小山昇氏の場合も,同様のことを実行されているのを知っているが,そうでなければ「良い会社」は作れないと思う。どれほどの会社がこれを実行できているのだろう。



2008年02月23日(土) 強風・大荒れ

 春から一転改めて冬に戻る大荒れの天候だ。京都でも最大瞬間風速20メートルが吹き荒れ,嵯峨野線の電車も遅延(下記参照),大幅に遅れた。間引き運転もアナウンスされていた。湖西線も運転取りやめがあるなど,ダイヤも乱れ,京都・びわこ線も乱れていた。午後からちょっと研究室で片づけでもと思ってBKCに向かったら,2時間近くかかってしまった。

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午後1時25分頃、嵯峨野線:京都〜丹波口間の架線にビニールが付着したため、一時列車の運転を見合わせ確認を行ないました。一時列車の運転を見合わせた影響で、嵯峨野線の一部列車に運転取り止めや、遅れがでています。



2008年02月22日(金) 危機管理

 自衛隊のイージス艦が漁船と衝突。漁船はまっ二つに割れて沈没という痛ましい事故が報じられている。ここでの自衛隊の対応が問題視されている。本来危機に当たって活躍するはずの組織が自らの危機管理ができていないというお粗末さをさらしている。福田首相も閣議で防衛大臣に組織に問題ありと指摘するほどだ。

 こういう問題が起こると、その組織の問題点が一挙に表面化する。トップの資質も問われる。どれもこれもうまくいっていないように見える。事故に対する説明が二転三転して、信頼を失っている。こういう事故が起こったとき、企業でも社内調査委員会を立ち上げるし、列車事故などなら事故調査委員会を立ち上げるのがふつうだが、自衛隊はそういう対応がなぜできないのだろうか。組織が隠そう隠そうとするとますます深みにはまる。これまでもいやと言うほどそういう事例を見てきた。官僚とは別に防衛大臣がいるから、迅速に対応すべきはずだった。それができていないように見受ける。この防衛大臣石破氏も評論家としては「論客」ぶりを発揮していたが、いざ自分の問題になると、だめになるのだろうか。



2008年02月18日(月) 窓外は雪

 ここBKCキャンパスの研究室から窓の外を見ると,盛んに雪が降っている。今年は2月に入ってから寒くなったようで,昨日・今日と京都でも積雪。滋賀県は南部はちらついて少しつもる程度であるが,昨日あたり北部は大雪警報が出ていた。だから,米原から来る電車は遅れ気味だった。米原方面大雪のため遅れるとアナウンスしていた。今日は,峠を越えたはずなのに,京都でも草津でも雪がちらついている。第一,寒い。京都の今朝の最低気温はマイナス0.7度で,大津でもマイナス1度を下回っていたはずだ。今朝の京都は昨日より雪が少なかった分だけ寒い。いわゆる放射冷却だろう。

 そういうことで,今年の桜の開花予想が難しいと報じられている。昨年の開花は早かったが,今年はどうだろう。



2008年02月15日(金) 寒い中をホームで

 ここの所寒い。そこへもってきて,電車が遅れると,寒いホームで待たされることになる。今日は乗り継ぎを考えて,いつもの花園駅から一つ先の快速停車駅である円町から快速に乗ったのに,京都駅で乗るべき電車が20分あまり遅れた。だから,寒いホームで待たされることになった。そうなると,南草津で接続しているバスも1本遅れとなる。それやこれやで,家を出てから研究室に到着するまで2時間近くもかかってしまった。ま,ホームや車中でも本を読んでいたので,「収穫」はあったけれど。



2008年02月13日(水) またまた積雪,そして寒い

 今朝は,我が家近辺は一面の銀世界。気象台によると京都市は4センチの積雪だったそうだが,我が家の近くは山も近いので,それを遙かに超えていたと思う。その雪の中を,立命館宇治高校でのプロジェクトに出かけた。で,宇治高校近辺ではそれほどの積雪ではなかった。今年は2月に入って,雪も多いし,気温も低い。今朝の京都の最低気温がマイナス1.9度というから,久しぶりの寒さだった。午後,BKCびわこくさつキャンパスへ移動したが,その途中も寒かった。ココしばらくは寒さが続きそうだ。「暖冬」から一転寒さの厳しい冬になった。



2008年02月11日(月) 積雪

 2月に入って寒くなった。雪が多い。9日は京都二条・朱雀キャンパスで経営管理研究科の入試が行われたが,窓外では雪が降りしきっていた。京都でも積雪3センチと報じられていた。終了後,懇親会が行われたが,外へ出るとまだ雪が積もっていて,足下が悪かった。早々にタクシーで帰宅した。

 10日,同じく朱雀キャンパスで入試採点や教授会であったが,我が家のある花園では雪が残っていたが,二条近辺はそれほど雪も残っていなかった。

 ところが,今日11日BKCに来てみると,日陰にはまだまだ雪残っていた。こちらではかなり降った上に,寒さも厳しかったから,雪が残っているのだろう。

 そういえば,9日に東京から来ている先生に聞いたら,その段階でも日陰には雪が残っていたという。そこへ今回の雪だから,東京でも相当雪が残っているのでは無かろうか。

 とにかく,今年は雪が多い。ただ,今年の雪は本州南岸沿いに低気圧が東進することによる雪だから,厳冬型の雪ではない。北陸などの平地ではさほどつもっていない。東京や大阪で雪が積もるなどと言うのは厳冬型ならありえない。前にも書いたけれど,京都で最低気温がマイナスになることがほとんど無い。1月でも5日しかなかったと書いたが,2月に入って,寒くなったと言っても,この10日間で最低気温がマイナスの日は1日しかない。近年でも2006年など2月上旬の10日間で最低気温がマイナスの日が6日間あったのだから,今年が取り立てて寒いわけではないことがわかる。そういう類の雪であるわけだ。



2008年02月08日(金) 片づかない

 誰でも知っていることは,私の部屋が片づいていないことだ。先週末私の部屋でサークルのOB会常任幹事会,つまりOB会の会報作成,案内作成などの作業をしたわけだが,その前に室内を整理しておかなければ,足の踏み場もない。で,その前日あたりから少し整理を始めた。その後も,いろんな仕事の合間に,整理の続きをしている。それがなかなか片づかない。何年分も放置しておくからこうなるわけで,私も定年まで後,2年少しとなっている。今のうちに少しずつ片づけておかないと,大変なことになるという予感もある。この3月に定年を迎える先生が四苦八苦されているのを聞く。私の場合,それら先生の比ではなく,片づいていない。だからこそ,時間をかけて片づけておこうと思っている。

 元来整理が悪い。今に始まったことではない。片づける,というか,捨てるのが下手なものだから,いくらでもたまっていくわけだ。書類の類は捨てやすい。問題は書籍である。これは捨てられない。だから増えていく。書棚に収まりきらずに,床に直おきしてある。これが見苦しいことはわかっているが,収納の場所がない。これ以上書棚を置く場所もない。とすれば,後は捨てるよりほかないのだが,書類でも捨てきれない物もあって,たまる一方だ。ここらで踏ん切って捨て始めなければなるまいと思っている。



2008年02月05日(火) 採点

 後期試験の採点の真っ最中だ。いつも書くのだが,採点という後ろ向きの,いわば後始末とでも言うべき仕事はあまり楽しくない。また,自分に対する勤務評定でもある。すばらしい答案に出会うと,心が晴れる。

 若い頃,夜間(今はない2部)の講義を担当していた頃,社会人学生のすばらしい答案に巡り会ったときは,驚きもし,うれしくもあった。よくぞこんなつたない講義を聴いて,こんなすばらしい答案を書いて頂きました,そういう感じであった。講義では横道にそれたりするし,一通り話さなければならないので,必ずしも一貫して話すことが困難だ。ところが,その答案は,私が言いたかったことを手際よくまとめてくれていた。「感動」の答案だった。だが,そういう答案にお目にかかることはそう多くない。今回の場合も,もちろん良い答案もある。その答案が,ゼミ生のものであったりすると,やはりうれしい。今回もそんな答案があった。100点満点だ。

 採点していて,あれっと思うことがある。急にトーンが変わり,答案の質が落ちる。それは違う学科ないしコースの答案に順番がうつったときだ。今年もそうだ。私の科目「資金調達論」は「ファイナンス・情報・インスティテュート」の重要な科目だと認識している。また経営学部の科目としても重要な科目だと思っている。けれどもやはりインス学生の答案は一枚も二枚も上手だ。急にトーンが変わった,レベルが落ちたと思ったら,インス学生の答案が終わったからだった。当然といえば当然だが,これほどの違いを経験したのは,今年が初めてだ。

 採点は,そういう悲喜こもごもを感じながら行うものなのである。

 



2008年02月04日(月) 連ちゃん

 昨日は新ゼミ生への説明と縦コンパ。2次会にまでつきあって,帰りは嵯峨野線最終電車となった。一昨日も呑んだので,連ちゃんとなった。C先輩から「無理のきく限界にきていると思いますよ」というお言葉を頂戴した。確かに気をつけなければならないと思う。ついつい調子に乗ってしまう。まして,若い人が相手だと同じ調子でがんばってしまいそうになる。

 さて,下記サイトに,私の書いた書評がアップされた。この原稿を書いたのは昨年の年末だった。もっと早くアップされるものと思っていたが,意外と遅くなった。ご笑覧頂ければ幸いです。

http://www.creage.ne.jp/app/UsrInfo?p=mailmag184.jsp



2008年02月03日(日) 雪景色

 今朝,京都もうっすら雪化粧だったが,すぐに雨になって消えてしまった。ところが,ここ滋賀・草津へ来てみると,雪が積もっていた。雨に変わってきているが数センチの雪が積もっていた。まだ外は一面の銀世界。

 関東地方は「大雪注意報」が出ている。東京3センチ,横浜7センチなどとなっているが,まだ降り積もるのだろう。きっと大騒ぎに違いない。日曜日だから,あまり混乱はないだろうが,それでも下記記事に見るように話題になっている。この記事にもあるように,草津線も一時とまっていたようだ。今朝のテレビで草津線の運転再開がテロップで流れていたので,滋賀県は結構雪が降っているのだろうとは思っていたが,むしろ三重県の方が多いようだ。

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雪で交通機関に乱れ…中央道で通行止め、JRも一部運休
2月3日10時18分配信 読売新聞

 首都圏や中部地方では、雪の影響で高速道路の通行止めやJR線の一部で運休や遅れが出ている。

 首都圏では、警視庁高速隊は3日午前8時半から、中央道八王子料金所−相模湖インターチェンジ(IC)間と、圏央道八王子ジャンクション−青梅IC間を全面通行止めにした。東京都八王子市では午前9時に、9センチの積雪を観測している。

 埼玉県でも、関越道練馬IC−本庄児玉IC間のほか、東北道、常磐道、首都高、外環道、圏央道で、同県内のほぼ全区間が通行止めに。神奈川県では、首都高狩場線の狩場IC−石川町ジャンクション間と、横浜横須賀道路の全線が通行止めになっている。

 電車の運行にも影響が出ている。JR成田線は、沿線の竹が雪の重みで線路内に倒れかかったため、成田−我孫子駅間で運転を見合わせていたが、正午過ぎ、運転を再開した。JR中央線、八高線などでも、朝から運休や遅れが出ている。

 一方、積雪の影響で、三重県内の伊勢自動車道は3日午前2時半ごろから、松阪インターチェンジ(IC)〜伊勢IC間が通行止めとなり、同4時すぎには、全区間(亀山IC〜伊勢IC)に拡大した。

 また、JR紀勢線の下庄駅(三重県亀山市)−一身田駅(津市)間で、竹が雪の重みで線路上に倒れているのを普通列車の運転士が見つけ、緊急停車した。係員が撤去し、間もなく運転を再開した。伊勢市のJR参宮線でも、方向転換のためのポイントが積雪で固まって動かなくなり、一時運転を見合わせた。

 津地方気象台によると、三重県内の最大積雪量は、3日午前9時現在、名張市で8センチ、津市で5センチ。

最終更新:2月3日12時42分



2008年02月01日(金) 暖冬,それとも厳冬?

 昨日は,午前中から二条・朱雀キャンパスでお仕事,その後,立命館宇治高校でのプロジェクトで,初めて宇治高校へ行った。太陽が丘というか山城総合運動公園の一角にある。二条からは京都駅,そして近鉄大久保,そこからタクシーで行ったので,さほど遠くは感じなかった。むしろ近いという感じであった。生徒たちに大久保駅からバス,あるいは20分ほどかけて歩いている者もいるという。歩いたら遠いだろう。

 少し高台にあって,見晴らしは良かったが,少し寒かった。そこで,今年は厳冬なのか暖冬なのかという話になった。少し寒いという意見のようだった。私は今年そんな寒い年だとも思っていなかったのだが。今日など,ここBKCびわこくさつキャンパスでは雪がちらついている。その寒い中,受験生とおぼしき諸君が入学試験会場の下見に来ている風だ。

 で,厳冬なのか暖冬なのか,それはパースペクティブをどこまで広げるかによって違ってくる。調べてみたが,京都の今年1月の平均気温は4.6度だった。2001-07年の平均が4.6度だから,最近の平均と同じだということになる。確かに,1991-2000年の平均は5.2度と温かかった。しかし,私の子供の頃はもっと寒かったし,雪も多かった記憶がある。それと比べるとあたたかいと思えるわけだ。事実調べてみると, 1961-70年の平均は3.4度であった。つまり,その頃より平均気温が1度以上上がっているわけだ。明治時代1881-90年平均の1月の京都の平均気温は2.2度だったのだから,それと比べると2度以上上がっていることになる。

 最低気温となると,今年は1月元旦のマイナス0.6度が最低である。最低気温の平均となると,1.6度となっている。つまり,ほとんどマイナスとなる日がなかったわけだ。最低気温がマイナスとなった日は今年1月には5回しかなかった。私が若い頃,いわゆる北陸豪雪のあった年など,京都も寒かった。1月の平均気温が1.1度,最低気温の平均がマイナス3.1度,もっとも寒かった日の最低気温がマイナス8.1度で,最低気温が零度を超えた日は3日しかなく,その3日にしても,0.2度,0.3度,0.4度というものであった。この1963年という年の4月に立命館大学経営学部に入学したわけだから,その受験日がいかに寒かったかである。ある受験日に風邪を引いてしまい,失敗したことを思い出す。それもそのはず,戦後でももっとも寒い年だったわけだ。



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