singersong professor KMの日記

2007年09月30日(日) 相撲協会

 朝青龍問題に引き続き,時津風親方による暴行致死事件など,相撲協会での問題噴出が連日報じられている。確かにひどい話だと思う。世間から甘やかされ続けてきた結果だろう。力士として立派だったから,親方として協会のマネジメントができるわけではないだろう。協会にそう言う専門家は雇われているのだろうか。最近スポーツビジネスが論じられるようになってきている。全米アメリカンフットボール協会(NFL)がそのスポーツビジネスに先鞭とつけたと言われている。それまでは,どのスポーツもスポンサーや篤志家に頼ってきていたが,ようやくNFLがプロスポーツのビジネス化に先鞭をつけたようだ。

 そう言う経験から見ると,相撲協会は「タニマチ」に頼り,テレビ局などにちやほやされ,とてもプロスポーツビジネスの体をなしていない。こういう時代だからこそ,伝統もさることながら,近代化されなければならないだろうと思う。この点,日本ではプロ野球でもスポンサー頼みだ。近代スポーツビジネスとはほど遠いように思う。スポーツ界全体に改革の必要があるように思う。



2007年09月28日(金) 暑い日が続く

 今年の異常気象。暑い日が続く。報道によると北極海の氷がすごく溶けて,海面が高くなってきているという。地球温暖化傾向は閾値を超えたのかもしれない。こんなこと,1972年のローマクラブ「成長の限界」が発表された昔から言われていたのに,今になってあわてている始末。あわてていたらまだ良い方で,各国の利害が対立して調整もままならない。京都議定書の改定すらままならない。

 人類が滅亡しないことには,その頭は変わらないのだろうか。滅亡してからでは遅すぎるのだが。人間の理性はどこまで信用できるのだろうか。各自好きなようにしていたら,こうなる。自由主義は人類滅亡の自由を主張するところまで行くつもりなのだろうか。それが自然の摂理,神の摂理だと言わんばかりだ。自由主義にはそう言う危うさをはらんでいる。

 衆愚という言葉があるが,つくづく最近の報道などを見ていると,実感させられる。報道の自由は,一番低いところにあわせるところまで行き着くのだろうか。自由主義と権力主義が合成されると,とんでもないところに行きそうだ。理念なき権力がはびこっている。身近にそれを感じる。官僚統制にそれを感じる。そして官に近い産業でそれが感じられる。電力,銀行,大学,などという業種にそれを感じる。



2007年09月25日(火) 学会準備

 10月6,7日にBKCで主催する日本経営財務研究学会の準備に気を遣う毎日である。やはり,ナーバスになる。いろいろとアクシデントもおこる。そんなことも言っていられないが,とにかく,こなさなければならない。いよいよ臨戦態勢,と言うところか。これが終わるまでは落ち着かない。



2007年09月24日(月) 出張など

 20日(木)は野村プロジェクトが京都駅近くの「コンソーシアム京都」で夕刻からあった。終了後,急ぎ夕食をとろうというので,地下街「ポルタ」で洋麺屋「五右衛門」というのに,飛び込んだ。注文して落ち着いてから,周りを見て驚いた。すべて女性客。場違いも良いところだ。中を覗いてから入るなどと言うことをしなかったとはいえ,スパゲッティは男が食べるものではないかの風だった。確かにその足で東京へ行かなければならなかったので,急いでいた。だから中を覗く余裕もなかった。しかも,そういう事情に疎かった。

 21日(金)朝から,学生引率で,東証見学会,ブルームバーグ見学会,セミナー,そして夜はフォルティス・ジャパンへうかがい,学生諸君の有志とともにファンド・マネージャーの方との懇談となった。最後の懇談が,私には一番有益だった。こういう機会は滅多にもてないからだ。学生諸君とファンド・マネージャーとの懇親の場だったが,時間があったので,私も少し質問してみた。なにか,得をした気分だ。

 22日(土)研究会「津守先生を囲む会」だった。しかも終了後,祇園で懇親会となった。で,終了後,今度は京都校友大会から流れていた,会計研OB会メンバーと合流して,再び飲んだ。ま,飲み過ぎだろう。

 23日(日)は,さすがに疲れて,休養日となった。福田自民党総裁選出などをテレビで見てから,わが女房と自転車で少し「散策」した。嵯峨嵐山方面まで足を伸ばした。ただ,帰り際,雨が降り出してずぶぬれになりながらの帰宅となった。



2007年09月19日(水) 合宿も終わり

 17,18日のゼミ合宿も終わり,明後日の東証見学会引率で,夏期休暇中の仕事が一段落するわけだが,来週26日から後期開講となる。で,今日はレジュメの印刷依頼をした。第1回目の講義レジュメの印刷を依頼したわけだが,あわただしい。つまり,来週から講義が始まるわけで,この間にしておくべき原稿がまだ仕上がっていない。開講期間中,それに追われることになりそうだ。

閑話休題

 こんな記事を見つけた。これで捕まったと言うことは,よほど目に余ったのだろう。

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被害1円、盗電で中学生送検=コンビニで携帯無断充電−大阪
9月19日11時32分配信 時事通信

 コンビニのコンセントに無断で携帯電話をつないで充電したとして、大阪府警松原署が窃盗容疑で同府松原市の当時中学2年で14歳だった男子生徒ら2人を大阪地検堺支部に書類送検していたことが19日、分かった。被害額1円の事件の送検は、極めて異例という。
 調べでは、男子生徒と同級生の2人は3月15日未明、松原市上田のコンビニで、外壁にあるコンセントに携帯電話の充電器を約15分間つなぎ、1円相当の電気を盗んだ疑い。
 調べに対し、男子生徒は「携帯電話の電池が切れ、友達からのメールに返信できなくなったので軽い気持ちでやった」と話したという。 



2007年09月16日(日) あっという間

 あっという間に,今年の夏期休暇も終わりそうである。暑かった上に忙しかった。10月に予定している学会の準備,9月10日の学会発表,今秋に予定している共著の原稿作成,これはよいとして,研究会を含む出張で,今年はじっくりしている時間が少なかった。前期試験の採点もあった。

 来週,月・火とゼミ合宿,20.21日と東京出張となっているが,これまでも出張が多かった。来週の東京出張を含めると,夏期休暇中の出張は,九州・久留米2泊,北海道・札幌2泊をはじめ,東京3回,名古屋3回となり,2ヶ月足らずの間によくこれだけの出張があったと感心する。それよりも何よりも,今年の夏は暑かった。それだけによけい大変だった。

 今年の夏の総括は,とにかく暑くて,出張が多くて,様々な仕事があったと言うことにつきる。ただ,仕事ができるのは,それだけの健康も維持できているからでもあり,またそれだけの貢献をしていることでもある。最近は,それだけ働かせて頂いていることに感謝する気持ちも出てきている。歳のせいだろう。



2007年09月12日(水) 日本地図

 下記記事を読んで,そう言えば小学校の時,都道府県,県庁所在地,そしてその場所を暗記したのを思い出した。得意としていたもので,これは今でも言える。やはり,小学校の頃に記憶したことは一生忘れない。そう言う意味では暗記が如何に大事かと言うことだ。

 子供の頃にしつけられたことが未だに有用なわけで,立命館小学校の副校長になられた陰山先生の「百マス計算」なども同じ考え方だが,如何に基本が大事かと言うことでもある。改めてこういうことを言わなければならなくなった小学校の現場は一体どうなっているのかとも思ってしまう。

 「総合学習」などというのはその典型だろう。総合する前に,基礎・基本をきっちり覚えておくことが必要なのだと思う。

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小学校で全都道府県名と位置くらいは暗記を…中教審方針
9月12日6時9分配信 読売新聞


 今年度内にも改定する予定の学習指導要領について、中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の専門部会は、小学校社会で、47都道府県と世界の主な国々の名称と位置を覚えさせる方針を固めた。

 現行の指導要領で学習内容が3割削減されたことに伴い、弥生時代から教えることになっている日本の歴史も、縄文時代から教えることにする。

 詰め込み教育への批判から、授業時間が大幅に減る一方、自分で資料を探して発表するといった「調べ学習」の時間が増えたため、「学校が基本的な知識を教えない状況」(文部科学省)になり、学力低下の一因と指摘されていた。今回の方針は、脱ゆとり教育への転換を示す一例と言える。

最終更新:9月12日6時9分



2007年09月11日(火) 学会報告

 昨日10日は朝から学会報告。信用理論研究学会という学会なのだが,立命館大学の衣笠キャンパスでの大会だった。私は会員ではないけれど,発表してほしいとのことで,引き受けた次第。確かに,朝に報告して,午後みっちり討論というハードなスケジュールの学会であった。ま,議論は好きだから,緊張はしたが,さほど苦にはならなかった。

 こういう他流試合も緊張感があって悪くはない。しかもこの学会は私のような経営学畑の学会ではなく,経済学系の学会なので,私からすれば異質の学会ではある。テーマが株式会社論だから関係がなくはない。一日ほどよく疲れたと言うべきだろうか。準備などに時間もとられたが,頭の整理にはなった。こう言うところから報告を依頼されるというのは有り難いことだと思う。すべて自分の肥やしになるのだから。

 報告を終わって,ほっとしたのか,今日11日朝の会議をすっかり忘れていた。大学へ出てしばらくしてから電話が入って,忘れていたことに気づいた。大あわてで会議に出た。ま,支障はなかったけれど。

 気をつけないといけない。明日12日も朝の会議が入っている。夜は大阪でMBAの入試説明会があるので,これも忘れないようにしなければならない。13日は証券経済学会常務理事会というのがある。これは東京証券会館の中での会議である。日帰り出張となる。少し早めに終わりそうなので,本屋でも覗くか,というところだ。14日は名古屋出張。これも日帰りの予定だ。

 来週も17日(月),18日(火)とゼミ合宿。19日会議と大阪での講義,20日野村證券との共同プロジェクトがあり,21日の東京出張(前入りの予定だが),22日(土)T先生を囲む研究会並びに懇親会と,開講を前にして結構忙しい。ま,学会発表も終えたことなので,気は楽である。でも,今のうちに,原稿を書いておかないと,後がしんどくなる。わかっているのだが,はてさて,どうなることやら。



2007年09月09日(日) 何やかや

 10日の学会発表準備で追われているのだが,その間に雑用が入ってくる。また,よせばいいのに,とも言われそうだが,6日などは大阪でのケース・メソッド研究会。これは勉強になった。ただ,終わってから懇親会。それはそれでよいのだが,帰宅の新快速,京都駅まで居眠りをしてしまった。目を覚ますと京都駅発車直前。危うく降りたけれども,最終山陰線にはもう間に合わない。タクシーで帰宅となった。ま,これはよい。

 7日も,例えば経営学部校友会機関紙「アクロス」編集後記を書いて下さい。はい。と言った調子だ。8日(土)は経営管理研究科教授会,それに懇親会。その合間に学会発表準備,と言う始末。今日中にはパワーポイントのファイルを完成して,送る必要がある。ま,添付ファイルで送ればよいのだから便利だ。



2007年09月05日(水) 学会準備02

 学会準備,結構大変である。最近便利になって,メールのやりとりで連絡ができる。きわめて便利になった。とはいえ,落とし穴もある。ある報告者の報告希望のメールが迷惑メール扱いで,届かなかった。そんなことあるかと思ったが,あるらしい。で,急遽討論者1名,司会者1名を探さないといけない。バタバタである。



2007年09月04日(火) 祇園「萬両」

 昨日,花見小路新橋の祇園「萬両」へK先生をお連れして行った。女将が私のゼミ卒業生と言うこともあって,心やすくいける。板前さんの腕は一流だから,楽しめる。コースが一通り終わるのに,3時間はかかる。昨日はおまけに別室でカラオケまで唄ってしまった。長時間の「お楽しみ」となった。ご満足頂けただろうか。



2007年09月03日(月) 北海道

 9月1日,北海道の附属高校へ模擬講義で出張だった。やはり北海道だったので,京都の人間からは,魚介類がおいしい。時間に余裕もできたので,小樽まで足を伸ばして,食べてきた。札幌へ行って帰ってで仕事を済まそうと思っていたが,チケットの都合などで,ゆっくりできたのは,かえって幸いだった。結果的には2泊したわけで,何が幸いするかわからない。ただし,財布は軽くなった。


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