singersong professor KMの日記

2007年08月30日(木) 学会準備

 この10月6,7日の両日「日本経営財務研究学会」を,ここ立命館大学びわこくさつキャンパスで開く。その準備作業で昨日今日は追われる(追われている)。明日から北海道札幌への出張もあるので,今日中に目処をつけておく必要がある。いやはや。



2007年08月27日(月) 残暑というより猛暑

 今年の残暑は,残暑というより猛暑である。この「残暑」のなか,23,24日と名古屋,25日大阪,26日こちらはプライベートで丹後。それでも,この暑い中をあちらこちらと動き回るのは大変である。スケジュールを埋めるときは気軽に埋めていくのだけれど,実際それを実行する段になると,いやはや大変,とくにこの「残暑」のなかでスケジュールをこなすわけで,それが大変である。

 25日の場合,大阪での経営学部校友会セミナーで,FPの有田敬三氏にお話願い,終了後懇親会であった。セミナーの講演内容の簡潔なまとめを「速報版」として毎回出すことになっている。セミナーの最中に話を聞きながら入力していくのだけれど,それをまとめ直す必要がある。で,今回の場合,昨日26日丹後を往復する中で,それをまとめたわけだ。もっとも,丹後への移動の車中では,25日セミナー直前に,大阪でK先生と会食し,そこで貰った本も読んだ。リッツ・カールトン・ホテルの日本支社長高野登氏による「リッツ・カールトンが大切にするサービスの瞬間」(かんき出版)という本がそれであった。サービスの基本について理解するのには最適だと思った。また,人に勧めたい本でもあった。第一読みやすい。



2007年08月22日(水) 気になる

 駅で近頃気になることがある。若者の歩く速度が遅いことだ。その後ろを歩いているとイライラする。駅構内をだらだら歩いているのを見ると,嫌になる。高齢者なら仕方ない。若者の足が遅い。みんながみんなというわけではないが,結構そう言うケースが多いのが,気になる。これでは日本の将来が思いやられる。そう思うのは私だけだろうか。



2007年08月20日(月) 気ぜわしい

 何か気ぜわしい。ようやく今日,前期科目の採点報告書を提出し終わった所だ。今秋の学会準備もさること永,そして,この秋に原稿締切の共著2冊と9月の学会発表の準備もあるし,8月23,24日名古屋出張,25日大阪での経営学部校友会セミナーと続き,9月1日の札幌の付属高校でのプレゼンテーションも控えている。で,チケットを手配したら,航空券と宿とのセットで調べたら,9月2日発しか残っていなかった。ま,もう1泊するか,仕事は8日の月曜日からだし,と言うことになった。

 9が3日からは例年通り,「ベンチャー・ビジネスとファイナンス」の特殊講義でのゲスト・スピーカーの皆様への対応などがある。その間にも大阪でのケースメソッド研究会などもある。その次の週も,学会発表,東京出張(学会常任理事会),さらにその次の週もゼミ合宿,東証見学会引率のための東京出張などなど何かと気ぜわしい。



2007年08月17日(金) 株価暴落

 下記記事に見るように,株価が続落している。きっかけはアメリカのサブプライムローンを組み込んだファンドへ投資した欧米金融機関への不安であった。最近の金融工学の発展により,リスクを回避できるというふれこみの商品開発が進んでいる。しかし,リスクの異常値を切り捨てて計算しただけで,その異常値が生じたらひとたまりもない。このことは,最近の財務管理学会での証券会社の人による報告で聞いた所だ。それが現実になったわけだ。そういう危険があることを肌で感じておられたからこその報告であったのだろう。こういう実務に携わっておられる人の話は,だから,聞き逃してはならないと思う。

 デリバティブズ(派生商品)は原資産から派生した,仕組まれた商品だから,原資産が全面的に問題化すれば,きわめて複雑な形でリスクが拡大する。リスク分散と言うことは,リスクをかぶる人の範囲が拡がっただけで,リスクそのものはなくならない。金融工学の発展に惑わされる「プロ」が多いようだ。先だっての証券会社の人の学会発表でも,紙と鉛筆で考えていた時代の「感性」が失われてはいないかとの警告がされていた。まさにその通りになっているよう思う。決して教科書からはそれはわからない。現場の人の話を聞かなければならないと思う。私の所属する学会は,そういう現場の人の話が聞ける。またそういう学会にこそ私は参加するようにしている。そうでない学会にも所属しているが,そういう学会からはどうしても足が遠のく。

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<東証>午前の終値は376円10銭安 9カ月ぶりの安値
8月17日12時11分配信 毎日新聞

 17日の東京株式市場は幅広い銘柄が売られた。日経平均株価の午前の終値は前日終値比376円10銭安の1万5772円39銭で9カ月ぶりの安値。一方、東京円相場は一時、前日午後5時比3円26銭円高・ドル安の1ドル=112円80銭前後と、1年2カ月ぶりの円高水準をつけた。円は対ユーロでも大幅続伸している。



2007年08月16日(木) 暑いはず

 暑いはずです。下記記事でわかるように,暑さの新記録がでたようです。今回の場合,フェーン現象でもないでしょうから,本当に暑かったと言うことでしょう。京都も暑く,午後3時までで最高気温38.6度という暑さだったようです。

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岐阜・多治見市で40・9度…74年ぶり国内最高気温
8月16日14時50分配信 読売新聞

 気象庁によると、岐阜県多治見市で16日午後2時20分、国内の観測史上で最高気温となる40・9度を観測した。

 1933年(昭和8年)7月25日に山形市で40・8度を記録して以来、74年ぶりに記録を更新した。



2007年08月15日(水) 学会準備

 ここのところ,今年の秋に主催する「日本経営財務研究学会全国大会」の準備に追われている。報告者が用意できない討論者の依頼,司会の依頼など結構大変だ。私が関係している別の学会,「証券経済学会」では今年から,プログラム委員会が立ち上がって,私もプログラム委員の一員だが,こういうプログラム委員会方式というのは,主催校にとっては心強いのではないかと思う。何かと相談できるからだ。経営財務研究学会の方はまだそういう仕組みを作っていない。それで,主催者が大変になると言うわけだ。

 これだけの大会を主催できるのも,門下生が手伝ってくれるからだ。心強い限りだ。それと,立命館大学は日頃忙しいから,こういう「雑用」に比較的なれている(あまり有り難いことではないが)と言うこともありそうに思う。

 実は今回,報告論題の締切を1ヶ月遅れてしまったのが,災いしている。もっとも,夏休みだから準備に集中できるというプラス面もある。ま,何とか進んでいると言うべきだろうが,まだてんやわんやの最中である。

閑話休題

 今日の暑さh尋常ではなかったようだ。気象庁のHPを見ると,群馬県の館林では,最高気温が40.2度と,同地での史上最高を記録したようだ。もっとも,京都の史上最高気温が 39.8度だから,それを超えている。ちなみに,今日の京都の最高気温は36.5度だった。これでも暑いと思うが,40度を超える暑さなど想像を絶する。



2007年08月13日(月) 墓参り

 お盆で例年通り,早朝に起きて墓参りに行った。幸い,昨日までと比べると,多少暑さが和らいでいるようだ。ちょうど墓参りの前後雲が出てきたので,暑さが和らいだという面もある。その後はかんかん照りだが。

 今,今秋に主催する学会の準備で,落ち着かない。方向が決まれば落ち着くのだが,まだプログラムが固まらない。それで気がもめる。

 閑話休題

 「2場所連続の出場停止などの厳罰で急性ストレス障害などと診断されている横綱・朝青龍」について,医者はモンゴル帰国による治療を進言し,親方はモンゴル帰国を認めないという対立が生じているようだ。話は簡単だ。医師の立場からはそう言わざるを得ないだろうが,親方の立場がそれを許さない。とすれば,破門して帰国を勧める,これしかないと思う。それが親心というものだろう。横綱は部屋にいてほしい(つまり自分の立場は維持したい),さりとてメンツもあって帰国を認められない。「泣いて馬謖を斬る」ということわざを知らないらしい。そういう人物ではないようだ。要は自分の利益からしか判断できないわけだ。



2007年08月12日(日) 暑い

 4日名古屋,5−7日九州・久留米,10日東京,と出張続きだったが,とにかく暑い。暑い中での移動は大変だ。おまけに昨日は京都の最高気温が37.7度と全国5位で,何せ体温より暑いのだからたまらない。一日ごろごろしていて,夕方から家族サービスもあって,食事に出た。それにしても,とにかく暑い。今日の最高気温も35.9度とかなり暑い。



2007年08月09日(木) 夏休み

 夏休みJRはよく混む。昨日は琵琶湖花火大会で,膳所駅,大津駅から大勢の乗客があり,積み残し状態だった。満員で暑かった。乗車に時間をとられて,電車は遅れた。その乗客がさらに山陰線にも向かったのであろう。いつもなら座れる電車が座れなかった。ま,本を読んでいたし,帰りなので気分的にも急いでいなかったから気にならなかったが。

 とにかく夏休み,子供や若者が多い。いつもは空いている電車が混んでいたりする。やや景気も持ち直しているのだろう。人出も,ここ数年より多いように感ずる。結構なことではある。明日の東京への日帰り出張でも新幹線予約が結構詰まっていた。早めにとって下さいと,事務局から言われていたので,早めにとったので座席は確保できた。東京までの立ち席などしゃれにならない。

 予約状況を見ていると,むしろ東京発の方が多い。それもそのはず,盆の帰省客が明日金曜夜あたりから増えるからであろう。それに,いつもならネットで確認できる新幹線空席案内が,今日あたり覗いてみると「ただいま大変混み合っております。しばらくしてからご利用ください。」などと出る。やっとつながった,その「サイト」の情報では,明日夜の新幹線はすべて満席だ。世間は夏休みモードだ。



2007年08月08日(水) 出張

 4日,名古屋出張,5日から7日まで九州出張と続いて,日記もお休みだった。4日は経営学部校友会機関紙「アクロス」の取材で,「カゴメ」元社長蟹江喜信様宅訪問だった。経営学振興会立ち上げ以来もう10年この方いろいろお世話になっている。振興会会長をして頂いて,現在は経営学部校友会の顧問をして頂いている。そこで今回取材を申し込んだ次第である。当日は,現在「カゴメ」ナンバー2高田様,広報部長村松様などそうそうたる顔ぶれをお相手に取材をすることになった。

 以前から蟹江様とは懇意にさせて頂き,「カゴメ」那須工場の見学もさせて頂いたり,いろいろお話もさせて頂いていて,「カゴメ」についてはわかっていたつもりだったけれど,今回取材をさせて頂いて,改めて,当社の雰囲気の良さを感じさせられた。皆様,飾らない人柄ばかりで,おまけに,健康によい食品を扱う会社と言うことで,当社希望の学生諸君がたくさん出てくるはずだと思った。こういう会社で働けると,ハッピーではないかとつくづく思った。

 九州出張は,「会計学サマーセミナー・イン・九州」で,もうこの研究会には20年以上参加していて,旧友が多い。それが楽しい。今回もご挨拶させて頂いたけれど,何せ年齢では3番目の古さとなってしまった。まさに「長老」。そんな歳ではないと,自分では思っているのだけれど,いつの間にか,若い研究者が続々と現れ,当初大学院生だった人が,今や学会の押しも押されもしない中軸研究者となられている。こちらも歳をとるはずだ。



2007年08月03日(金) 台風5号

 台風5号,幸い関西地方は大きな影響もなく終わりそうだ。今のところ,死者が出なかったのは幸いだった。今朝,兵庫県の播磨西部に暴風警報が発令されたと速報が出ていたが,果たして,JRは西明石−大久保間で飛来物があり,それを取り除いていたので,遅れたとアナウンスしていた。確かに,10分ほど遅れていた。別に休暇中で,講義や会議があるわけではないので,あわてることはなかったが。

 確かに,気象庁のサイトを覗いてみると,姫路や淡路島の洲本では強い風が吹いたようだ。姫路で瞬間最大風速26.3mとなっており,洲本では37.8mとなっている。ま,JRも遅れるわけだ。明日名古屋出張の予定だが,幸い明日にはすべて収まっていそうだ。明後日5日からの九州・久留米での研究会も,セーフというところだ。



2007年08月01日(水) 相変わらず

 とにかく,一夜漬けは学生名物のようだ。今日「経営財務」の試験があったが,昨夜だけで,ウェブページに100件以上のアクセスがあった。それまで,少なかったアクセスが急に増える。まさに,一夜漬け。

 試験はミスプリントなどもあって,大汗をかいた。そして,問題量も多かったので,そんなに早く提出する人は少なかった。ただ,これからの採点が怖い。あまり悪かったら困るし,かといって,平時の出席者がこれだけなのに受験者だけは多い。それで成績が良かったら,何のための講義だと言うことになる。痛し痒しだ。ただ,私の講義を聞いて役に立たないはずはない。だいたい,私の講義は社会人の皆さんに受けがよい。役に立つ講義を心がけているからだ。

 私は,空理空論はあまり好かない。経営学は実学だと心得ている。もちろん,哲学的志向が嫌いではない。だけれども,それは自分の趣味にとどめておこうと思う。講義の時にはそういう話を時にはする。これも社会人向きの「哲学」である。だいたい日本では「哲学」というとやたら難しく考える。フィロソフィーといっても,これを生き方・考え方とでも訳した方がよいと思う。私たちの師事した先生は,確かに難しかった。でも空理空論ではなかった。それら先学の研究を活かしているから,私の講義が実学として役に立つのだと思う。


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