singersong professor KMの日記

2005年08月30日(火) 小さな政府?

 昨日,大学院のN君と話した。「小さな政府」が向かうべき方向だという風潮がある。根底に流れるものを否定はしないが,そのスローガンはミスリーディングだと話した。私見によれば,今すでに「大きな政府」で後戻りは出来ない。問題は,それが肥大化して非効率になっていることだと思う。効率化・合理化,そしてほとんど存在意義の無くなったものまで存続している。「小さな政府」一般で語りきれない問題だと思う。問題は政府・官僚組織の硬直化であって,その効率化が図られなければならない。民営化などはそのショック療法の一つでしかない。だから,「民営化」が本丸ではなく,「政府・官僚組織の効率化」こそが「本丸」だと思う。そこに切り込まずに,ましてや局部的な「郵政民営化」(それも極めて不完全なモノ)でお茶を濁すべきではないと思う。官や既得権益集団の抵抗は大きいだろうが。

 迂闊なことだが,上記を書いた後,新聞を読んでいて,自民党が「小さな政府」を標榜し,民主党は「効率的な政府」を主張しているのを知った。私の主張していたのは民主党の主張と同じだった。別に民主党の主張を読んでから私の意見が形成されたのではないから,この限りでむしろ,民主党の方がよいことを言っていると,私には思える。



2005年08月29日(月) 図書返却

 図書館から借りていた本を,一旦すべて返却した。150冊以上借りていたことになっている。それでもなお,行方不明のものもあった。何十年と勤めていると,借りっぱなしの本も結構多かった。要・不要にかかわらず,一旦返却して,必要なら借り直すことにした。職員の人に手伝って貰って,返却した。で,書棚がすっきりしたかというと,そうでもない。それだけ買った本で一杯だったということだ。

 私の研究室は,よくこれだけ散らかっているという有り様だ。整理整頓ができない「ダメな人」であるわけだ。どうも後ろ向きの仕事に思えてしまうからできない。それも,ある限度を超えると整理をあきらめてしまう。それと,部屋が広いようでそうでない。書架が一杯で,もう書架を置く場所がない。そうなると,整理がつかなくなる。よほど広い部屋でないとおさまらない。自宅の書斎も同様で,とにかく本に押しつぶされそうになりながら,仕事をしているといってよい。慚愧,慚愧。



2005年08月26日(金) 遅蒔きながら

 昨日「遅蒔きながら」女房の実家のある丹後へ墓参りに行ってきた。幸い台風がそれてくれたので,行くことが出来た。だから前日まで台風の動きが気になっていたわけだ。一番接近するとされていた夕方にかけて,かえって空は晴れてきて,どうなっているの,と思っていたら,台風はさらに東にそれたようだ。

 さて,10月1日(土)に経営学部校友会セミナーを下記のように今回ははじめて名古屋で開催することになった。これは経営学振興会時代からの念願だった。振興会の会長をお願いしていた,元カゴメ社長の蟹江会長のお膝元ということもあって,是非開きたかったのだが,ようやく今回開催の運びとなったわけだ。

 1998年の経営学部のBKC移転を前にした1997年に経営学振興会を設立し,会長にカゴメ元社長でOBの蟹江様にお願いしたわけだ。その後経営学部校友会に組織替えし今日に至っているが,当初より一度名古屋でセミナーを開きたいと思っていたのがようやく叶ったわけだ。そういう意味では,こちらも「遅蒔きながら」名古屋セミナー開催に至ったわけだ。

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      記

日 程:10月1日(土)

場 所:名古屋国際会議場2号館2階224会議室
    名古屋市熱田区熱田西町1−1
    TEL052−683−7711
    FAX052−683−7777
    アクセスはこちら

テーマ:「野菜と健康」(仮題)

講 師:カゴメ株式会社 総合研究所 技術開発部長
    早川喜郎 氏

タイムスケジュール:
    14:00       受付開始
    14:30〜16:30 セミナー
    17:00〜19:00 懇親会

参加費:セミナー 1,000円
    懇親会  3,000円

申込方法:参加申込用フォームに必要事項ご記入の
     上、事務局までファックスあるいはメー
     ルでお申込ください。
     「参加申込用フォーム」
     立命館大学経営学部校友会事務局
     FAX077−561−3957
     e-mail:baoffice@st.ritsumei.ac.jp



2005年08月24日(水) 台風

 昨年は台風が多かったが,今年はこれから台風の季節のようだ。台風11号接近中とのこと。関西は直撃を免れそうだ。東海から関東に向かうようだ。ま,関西の人間としては一安心と言うところだ。まだ安心するのは少し早いかも知れないが。

 子供の頃は,台風接近となると,妙にはしゃいだものだ。大人が台風接近に備えて準備をするのを嬉しがってみていたものだ。何かお祭り騒ぎのような感じがして,楽しくすらあった。もちろん最接近時は不安もあったが,京都と言うところは天然の要塞ともいうべきで,あまり強い台風は来なかった記憶がある。例外は伊勢湾台風,第二室戸台風など数個ある。それでも大きな被害はなかったように思う。

 例外的に被害が多かったのは第2次大戦前の話しで,私の通っていた小学校(西陣小学校という)は,昭和9年の室戸台風で校舎が倒壊し,多くの児童が死んだ。だからその後鉄筋コンクリートづくりに建て替えられ,私が通っていた頃は,近くの他の小学校がまだ木造であったのに,鉄筋コンクリートのがっしりした建物であったのを誇らしげに思ったものだ。

 閑話休題

 今日は一日何をしているのだろうか。メールの返信だけでも大変時間を要した。それに,来年度アクチュアリー講座開講に関連した相談を,雑談を交えてしていたら,結構時間がたった。経営学部校友会に関連した打ち合わせやメールのやりとりも結構時間を要した。とにかく,一体何をしていたのかわからない,という日もあるものだ。

 とにかく,今調べなおしてわかったことだが,スパム・メール以外で17通のメールが来て,9通のメールを返した。



2005年08月22日(月) ゼミOB会

 20日(土)はゼミOB会だった。大勢の参加者で,入りきれないくらいでした。でも,2次会はT君の計らいで,広い場所で十分楽しめました。ここで,来年2月11日(土)に次回OB会を大々的に開くことに決定。有り難いことだ。嬉しくなって,だいぶ飲んだように思う。その前の週の13日(土)にも大学院ゼミで飲み会だったが,N君によると私の飲むピッチは相当早かったとのこと。そんな記憶はないのだが。自戒しながら飲もうと思う。

 小山昇『「儲かる仕組み」をつくりなさい』河出書房新社,2005年,これは一読を薦めたいと思う。小山昇氏は,以前経営コンサルタントで社長でもあるA氏から薦められた本の著者でもあるので,注目していた人である。早速最新刊が出たので読んだ。案に違わず良い本だ。こういうのを読むと,これまでの自分の講義で,こんな「役に立つ」話をしていただろうかと思ってしまう。ま,講義では無理な部分もある。しかもこの本の内容はビジネス経験のない学生諸君にはピンとこないかも知れない。でも有用だと思う。

 大学院ビジネス・スクールの社会人学生の皆さんにこそ読んで欲しい本だ。この本は,来年度の自分の講義に役立てたいと思う。これを自分の体系の中にうまく入れ込んで講義に使いたいと思う。経営学は実用の学だと思う。だからこそ,自分の講義に取り入れたいと思う。



2005年08月19日(金) 高校野球

 京都外大西高校が鳴門工業に勝って決勝進出。京都代表の決勝進出は久しぶりだ。しかも優勝からは長らく遠ざかっている。相手は昨年の覇者,駒大苫小牧。ちょっと気になる試合となりそうだ。

 昔の京都は常勝平安が戦前戦後3回優勝し,京都は野球が強かったはずだが,最近は大阪が強い。そして全国的に力が平均化してきている。北海道のチームが優勝することなど昔は考えられなかった。東北も強い。かつては関西の高校や四国の高校,東海地方の高校などが強かった。東京,千葉,神奈川の高校もその後強くなった。そして今は全国的に力が平均化した。都道府県対抗という形で行われるので,地元チームを応援したくなる。人気の上がるうまい仕組みだ。

 最もかつては各都道府県から甲子園に出られるわけではなかった。2,3県に1校が出られるだけだった。だから,滋賀県は京滋大会でいつも京都に負けていて甲子園出場のチャンスがほとんどなかった。そんなこんなを思い出した。



2005年08月17日(水) 活字離れ?

 先日の新聞に,活字離れというがそんなことはない,問題は良い本を出していないだけだ,と書いてあった。その通りだと思う。出版社,とりわけ編集者の力量が落ちている。何が売れる本か,ニーズは何か,などを発見する力が落ちている。本の作り方もかつての職人芸がない。こだわりがない。中央の出版社は著者を捜す努力をしていない。もちろん著者の方にも問題はある。

 地方の出版社で頑張っているところもあるが,今度は販売力がない。販売力のある中央の出版社はその販売力の上にあぐらをかいて,勉強不足である。出版社に限らない。それは新聞社も同じである。記者の力量が落ちている。分析力がない。発表ネタだけを載せている。記者クラブ制の元では,全然努力しなくても記事が書ける。その代わりどの新聞も同じ事が書いてある。違うことが書いてあっても,思いこみで書いてしまう。

 全般に力量低下は出版社,新聞社だけではないだろう。日本全体に無力感などという言葉に甘えて,それでいて何とか食える,というところに安住している。国力は徐々に低下していくだろう。ゆでがえる状態で「安楽死」を待つのだろうか。これを打破するのは若者のはずである。多くの若者には,その覇気がない。普通の人間に覇気がなくても良い。エリートがノブレス・オブリージュ,高い地位の人間にはそれだけの義務がある,という気概さえ持っていればよいのだが,戦後日本はエリートを育ててこなかった。本来ノブレス・オブリージュを持つべき高級官僚や政治家が下卑てしまっているように見える。どこに高邁な議論をしている人間がいるのだろう。嗚呼。



2005年08月16日(火) 「郵政民営化」に思う

 何とかの一つ覚えのように「郵政民営化」が叫ばれて,これが選挙の争点になっているかのごとくだ。伊藤忠商事会長丹羽宇一郎氏が,これに関連してバランスの良い意見を述べられている。今日の日本経済新聞(2005/08/16号)5ページ「(どうする構造改革)識者に聞く(5)」で,次のように述べられている。全く正論だと思う。本当の改革の難しさを知ってか知らずか,争点をずらす「ええ格好しい」の政治家に,国民はいとも容易にだまされるもののようだ。

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郵政民営化、一度白紙に
 ――経済同友会の行政改革委員長として郵政民営化を支持してきた。
 「白紙に戻し、やり直したらいい。窓口サービス、郵便、郵便貯金、郵便保険の四事業体に分割する民営化にはリスクがある。貸し出しなどの銀行業務部門は素人ばかり。そもそも民間企業は借金を返しており借り入れ需要は少ない。潤沢な資金を官だけで使わず、民間にも流すことが郵政改革の根幹だったが、三百五十兆円の資金を民間に流すといっても今となってはありがたくない」
 「むしろ必要なのは郵貯と簡保の将来的な廃止だ。郵便事業は当面、必要なものを税金で運営すれば済む。郵貯と簡保が消えていけば三百五十兆円の資金は民間に自然な形で流れてくる」
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 ――企業のリストラに比べれば官は甘いか。
 「官は現状維持が美徳だが、民で現状維持は脱落だ。官は『五年間で五%の経費を削減する』という。民間でそんなことを言ったら『いいかげんにしろ』と怒られる。百本の鉛筆を一年間で一本節約するだけの話で、何もしないのと同じだ。少なくとも一年間で五―一〇%の経費削減が民では常識。官民の違いは歴然としている」
 ――公務員には意識改革が必要だと。
 「公務員法を改革するしかない。人事制度、評価制度を変えないと本当の改革はできない。公務員の身分保障をなくし、労働三権(団結権、団体交渉権、争議権)を与える。雇用保険にも入ればよい。成果をあげなければ意味がない」
 ――行政改革の道筋は見えてきたのか。
 「国の構造を改革する際に一番大事なのが行政改革。小さな政府、効率的な行政だけでなく、年金改革や少子化対策、議員数の削減、衆参両院のあり方の見直し、国と地方の役割分担など幅広い分野を含んでいる。これが国家構造改革の本丸になる」
 「財政改革はその中心にある。この本丸に迫ってほしい。小泉さんは道路公団改革や郵政民営化という入り口に足を踏み入れたにすぎない。やりたいことの十分の一もできなかったのではないか。意欲的な改革を進めてきたが、残りの任期一年では時間が足りない。ご自身も残念なはずだ」
□  ■
 ――政治に改革の旗手を期待できるか。
 「巨人軍元監督の川上哲治さんに『V9』の秘訣を聞いたことがある。川上さんは王や長嶋ら実力者がいたからだと言った。どんな名監督でもその思いを実行する実力者がいなければ、偉業は成し遂げられない。企業も国も一人では改革はできない。小泉政権の場合、小泉監督の下に実力者がいなかったのではないか」
 「王や長嶋がいないなら育てなければいけない。小泉さんが一人でスターになり、国民は小泉さんだけに拍手するから、ますます一人でやれるとの自覚をお持ちになったのではないか。それはごう慢でもある」=おわり
ポイント
○郵政民営化は一度白紙にして仕切り直し。郵貯と簡保はいずれ廃止する。
○政権の最大の課題は行政改革。民間と同レベルの経費削減目標を掲げよ。
○公務員の意識改革が必要。身分保障をなくし労働三権を与えるべきだ。




2005年08月15日(月) 商法改正

 土曜日,大学院ゼミで商法改正の学習会をした。90年代の諸改正の集大成,というところだろう。そして何よりも,規制緩和のかけ声とともに,自由化が進んだということだ。従来であれば,そういった自由化の対錘として歯止めを用意するのだが,今回は歯止めは後から考えようと言うことのようだ。90年代の日本経済が経験したように,大問題が起こってから,慌てて規制(それも官僚の権限強化と結果的になってしまうような規制)が行われるのだろう。それに伴う社会的コストは決して小さくないはずだ。日本経済の体力がますます弱められるのではないかと心配だ。

 ゼミ終了後の懇親会は深更に及んだ。翌朝の墓参りはつらかった。こちらの勝手で飲んだのだから,朝の墓参りに文句は言えない。午後も買い物,夜は阪神戦中継を見るなど,一日があっという間に過ぎてしまった。こういう日もあって良いか?



2005年08月12日(金) 大機小機

 いつも学生諸君に,日本経済新聞で「大機小機」というコラムを読むことを薦めている。その「大機小機」で,昨日下記のようなことが書いてあった。概要,大学改革,それも旧帝大経済系の改革をすべきだというテーマで論じられていた。そこでも書いてあったが理工系の改革は進んでいるが,経済系の改革が遅れているという。立命館大学の場合,かなり改革は進んでいると思う。でも「表面は現代的な科目名を掲げつつ、実際には教条主義的な評論ないし歴史に終始する」講義もあるかも知れない。

 「現在のように変化の大きい状況下で生き残るには、経済学が目に見えるかたちで社会生活に直接・間接に役立つことを示す必要があり、それには科目の改編なども不可欠である。例えば、ビジネス関連やファイナンス、公共部門の評価、都市政策や社会保障などであり、そうした分野に関する基礎的な理解力や応用力を備えた人材を送り出していくことが必須である。既に、首都圏の大学ではそうした動きが強まっている。
 しかし、地方の旧帝大などでは、新しい動きは一部にとどまっており依然、旧来型の学問へのこだわりが強いようである。そこでは、表面は現代的な科目名を掲げつつ、実際には教条主義的な評論ないし歴史に終始する授業も多く、学生や留学生から失望の声が聞かれる。
 背景として旧国立大学の多くではこれまで理論研究を偏重し、現実解明型の学問を軽くみる風潮が強かったことがある。身分が保障されているため、教員の自己変革努力が不足し、相互の関連が薄い授業ばかりになったことも挙げられよう。
 特に地方の旧帝大の場合、地域経済のなかでは存在感が大きい。競争相手がなく、学生も集まるというメカニズムに安住し、対応が遅れている感は否めない。」



2005年08月11日(木) 解散総選挙

 解散総選挙となった。ここのところ,7日同僚のI先生の奥様の葬儀告別式,8日−10日会計学サマーセミナーin九州で出張,などとじっくり落ち着く時間がなかったが,その間に世間は「騒がしく」なってきた。郵政民営化法案の参議院での否決を受けて,解散総選挙となった。当初自民党の分裂で民主有利,自民不利を予想する向きもあったが,私は必ずしもそうは思わなかった。サマーセミナーの最中,休憩時間などでも少し話題になったとき,私はそう言ったが,今日あたりの新聞での世論調査結果は,私の予想通りの展開となっている。投票日まで後1カ月あるから,これからどう展開していくかわからないが,私の直感は当たっていた。

 知識人などの思うようには世の中動かない。変な言い方だが,庶民はそんなに賢くない。小泉流の単純な論点に目を奪われて,本質など考えない。単純に考えるものだ。かつてヒトラーが登場したとき,ドイツ国民はどうしてあのファシズムに乗ってしまったのだろうと,よく言われるが,問題を単純化して,威勢良く突っ走る指導者に,庶民は陶酔してしまうものだ。危ないと言えばその通り。今回だって危ない。小泉氏が危ないと言うだけではない。こういう経験をした政治家が,これからどうすれば庶民を操れるかを学習してしまうことが怖い。



2005年08月06日(土) 猛暑

 猛暑が続いている。昨日は最高のようだった。大阪で37度,京都で36.9度だったから,今年最高だった。下記記事でも全国的に暑かったようだ。郵政法案で国会も熱いが,全国的に暑い。夕立があれば,夜が少しはしのぎやすくなる。それが頼りの昨日今日だが,今がピーク。明日7日は立秋だから,後は徐々に涼しくなっていく「はず」だ。ここ数日を乗り切ればよいわけだ。

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“汗ばむ”かげろう この夏一番の暑さ

 太平洋高気圧が日本列島を覆った五日は東京・練馬で三七・〇度、埼玉・熊谷で三七・二度を記録するなど各地でこの夏一番の暑さとなった。また、大阪・豊中で今年最高となる三八・四度を記録した。強い日差しが照りつけた東京・二重橋では、夕方になっても路面がかげろうで揺らいでいた。
 この日の熱中症による搬送者は都内で四十人、四日から五日にかけて埼玉では三人が死亡。今後も猛暑は続きそうで、気象庁では「運動後は水分だけでなく、塩分も補給して」と注意を呼びかけている。
(産経新聞) - 8月6日3時5分更新



2005年08月04日(木) 復活?

 1ギガのUSBメモリが壊れたと書いた。その後捨てずに歪んだ口にキャップを無理矢理はめたままおいていた。先日N君がUSBメモリをUSBケーブルでつないで使用していたので,それを真似ていたのだが,あの「壊れたUSBメモリをケーブルに差し込んだらどうだろうと,ふと思いついた。そこで無理矢理キャップをはめていたのを外し,あの「壊れた」USBメモリにケーブルを差し込んだらはまったので,そのケーブルをパソコン側のUSBポートに差し込んだら,読みとってくれた。メモリの復活だ。得をした気分だ。



2005年08月03日(水) そういうことだったのか

 昨夜の大学からの帰りは,いつも通り帰れたのだが,途中にはいろいろあった。第1に,近江鉄道バスが夏期休暇ダイヤになっていた。だからバス停で少し待った。でも結果的には予定の電車には間に合った。というのも,バスが南草津駅に到着したそのとき,南草津駅から電車が発車していった。なぜ?,と思ったが,その次の電車は時間通りに来た。で,今朝ネットでニュースを見ていると,下記記事を発見した。なるほどそういうことだったのかと思った次第。つまり,幸運にも時刻表通り運転されていた電車に乗れたわけだ。それでも,このダイヤの電車はいつも6両で運転しているのに,12両連結していた。ダイヤ混乱の結果そうなったのだろう。

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米原−野洲間の下り運転を見合わせ JRの送電線に枯れたマツ

 2日午後5時50分ごろ、滋賀県近江八幡市上野町のJR東海道線で、送電線(高さ約7メートル)に直径約15センチの枯れたマツが倒れかかっているのを近くの住人が見つけ、篠原駅に通報した。
 JR西日本は、撤去作業のため同6時45分から同8時10分まで、米原−野洲間の下り線の運転を見合わせた。上下14本が運休し、同17本が最大1時間45分遅れ、約1万3600人に影響が出た。
(京都新聞) - 8月2日23時20分更新



2005年08月02日(火) SCDR勉強会

 ここBKCにはSCDR(スチューデント・サイバー・ディーリング・ルーム)なるものがあって,ブルームバーグやアムサスの端末が入れてある。学生諸君が自由にそれに触れられるようになっている。といっても,専門性の高い端末であるので,一定の人数の学生諸君には十分知っていて貰い,他の学生諸君に教えられるようになって貰いたいわけだ。

 そういうグループの学生諸君のための勉強会を開いている。昨日はその勉強会と懇親会をもった。久しぶりにビヤガーデンに行ったが,結構楽しかった。2次会までいってちょっと飲み過ぎたようだ。


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