singersong professor KMの日記

2005年06月30日(木) 14回講義

 経済学部のI先生(皆さんご想像の先生ではありません)と話していて気付いたことだが,7月18日の月曜日「海の日」だが講義日となっている。大学のカレンダーでは前期セメスター試験開始と書いてある。でも,実際には試験は21日からだ。では,18日はどういう「講義日」なのだろう。I先生は講義をするという。私はすでに,11日までで14回の講義をし終わる予定なので,18日に講義をするつもりはない。というか,カレンダーによると試験開始だと思っていたので,そのつもりで,11日には講義を終わる計画で進めてきている。だから,11日を最終講義日にする予定だ。試験問題の出題傾向などはこの日に話す予定だ。そのあたり,間違って18日を最終講義日だと勘違いした学生の「泣き言」は聞きたくないものだ。



2005年06月29日(水) いつも書いていますが

 ここのところいつも書いていることだが,最近は大阪での社会人大学院講義を中心に1週間が回っている。その準備作業が大変だ。ここ2年講義を続けてきているが,昨年度のレジュメやBKC院生への講義レジュメを見直しても,いろいろ気になるところが多く,手直しの連続だ。それに,データを新しくすると言う作業も加わる。最近「会社四季報」夏号が出たので,これを元にデータを新しくする作業が加わるわけだ。

 その間にも,もちろん,その他の講義・ゼミ,そして,いろいろな会議等々が入るわけだ。今週末も学会出張が入っている。査読の依頼も来る。そんなこんなで,あっという間に1週間が過ぎる。充実しているともいえるのだが。



2005年06月26日(日) 立命館学園会計人会

 昨日土曜日は,立命館学園会計人会に寄せて貰った。今年は日程的に都合がよかったので,出席できた。それに立命館学園会計人会会長で,日税連会長でもある,森金次郎会長からお話を聞けた。今の中小企業会計が置かれている状況がよくわかった。また共感するお話しも多く,日頃自分の思っていることに確信を持つことも出来た。

 終了後の懇親会,そして,それから流れていった,税理士の友人Y氏らとの話しも楽しく,有意義であった。そして,いろいろと考えさせられた。これらの話は研究室で本を読んでいるだけでは触れる機会がない。経営だとか会計だとかという領域は,まさにプラクティカルでなければならないと思っているので,何でも吸収して,研究教育に活かしていかなければならないと思っている。



2005年06月24日(金) コンパ

 SCDR学習会メンバー諸君とのコンパ。ビアガーデンの予定が,少し時間が遅くなってしまったので,会場変更。あまりビアガーデンには行かないので,よく知らなかったが,9時までとか9時半までとかのようだ。昨日の飲み会スタートは8時をかなりすぎていたので,9時半まででは短すぎる,というので,京都駅「酔心」地下となった。ここなら,リーズナブルなお値段で,良質の食事ができる。

 いつも学生諸君に言っているのだが,南草津近辺の学生対象の「コンパ屋」は,お値打ちがない。というか「ぼられている」という実感がある。だから,YYなど止めなさいと言っている。いくらのみ放題かしらないが,1人3000円で,食べ物はほとんどない。それも質が悪い。昨日の「酔心」では,美味しく食べて1人あたりにすると,3000円程度で済んでいるのではなかったか。

 飲み助は,こういうのには結構うるさいのだ。お値打ち感が必要なのだ。多少高くてもそれなりの値打ちがあれば文句はない。もっとも,昨日は「大酒のみ」がいなかったから,といえばそれまでだが。それにしても,何度も言うが,リーズナブル,お値打ち感,が絶対必要だ。



2005年06月22日(水) 大学院

 前期の後半,淀屋橋のアカデメイアで夜間の社会人向け大学院講義を行っている。毎年のことだが,力が入る。その準備に追われている。前年のものが気に入らない。そこで内容の改訂に時間がかかる。そんななかでも頼まれ仕事が入る。「来るもの拒まず」は,仕事でもそうで,頼まれたら引き受けてしまう。立命館大学の財政分析に関わっても,なお少し残されたものがある。SCDR学生諸君に対しても何やかやしたいことがある。そんなこんなで,アップアップというところか?



2005年06月20日(月) ブレークしました

 前回書いたOB会。17日夜,慶應義塾視察の後,東京駅で盛り上がった。参加人数24名。大ブレークだった。「来るもの拒まず」で,だんだん人数が増えていく。名刺が不足するほどのブレークで,盛り上がり,2次会まで突入した。

 翌日18日,朝一番で証券経済学会自由論題司会が当たっていたが,何とかこなせた。さすが,18日の学会懇親会は2次会は遠慮して,それでも,APUの久原先生,院生のT君,N君と,ラーメンとビールとなった。ラーメンは東京「名物」つけ麺をはじめて食べた。

 19日の統一論題,中国の証券市場関連だったが,何本もの報告や討論を聞いて,かねて疑問であったA株,B株,流通株,非流通株の本質がやっとわかった。これは収穫だった。



2005年06月16日(木) 東京出張

 ここのところ,社会人大学院向け「経営財務」に,かなりの力を注いでいる。特に来年から「経営管理研究科」という専門職大学院が始まるが,そこでの教育を担っていく必要があるが,その講義内容を今の内に整備しておこうという気持ちがあるから,尚更力が入る。

 明日から東京出張だ。明日金曜日は慶應義塾大学に視察に行く。夜は,卒業生諸君と懇親会の予定だ。大勢集まりそうで楽しみだ。これはこれで大いに楽しみたい。18,19日の土日は,武蔵大学で証券経済学会だ。初日の司会,それから,役員会がある。例年この学会が6月にあるが,その前日がゼミの東京OB会というのが,長年続いている。ゼミOB会といっても,まさに「来るもの拒まず」というスタンスで,大勢集まる。ま,人が集まるのは,私は大好きだ。



2005年06月15日(水) 大学財政(その2)

 今週も月曜日の「経営財務論」そして,夜の大阪での大学院「経営財務」と,例によって忙しい月曜日だった。おまけに火曜日は午前中の4回生ゼミのあと,すぐに12時半から会議,そしてまた午後2時から教授会と立て続けに会議で疲れた。

 頼まれて,大学の財政分析をしていると書いた。立命館大学と大手他私大との比較分析をした。総じて,財政力量はついたけれど目指すべき方向が語られていない。昨日教授会終了後組合のいわゆる職場集会があって,今日水曜日に頼まれていた「大学財政分析」の話を組合で話すことになっていたこともあり,その集会でも少し話した。「理念なき拡張政策」ではいけない。「一流の大学」を目指すにはどうしたらよいか,そういった気宇壮大な話をしたいものだが,どうも「せせこましい」話ばかりが前面に出ているようだ。



2005年06月10日(金) 大学財政など

 前回も書いたが,社会人大学院向け講義レジュメ,パワーポイント作成に時間がとられた。すでにBKCでも講義したものの手直しだが,もっとよいものに仕上げたいという思いがあるから,今週に入ってからでも10時間以上は費やしている。

 昨日ようやく印刷を依頼した。まだ手直しすることになるだろう。それと,今頼まれてしている仕事に,立命館大学の財政分析がある。組合の学習会で話して欲しいとのことで,これもここ数年よく依頼されて分析し,話す。これにも時間がかかる。自分の勤める組織だけに,財政状態を知っておくことは,いろいろ役に立つと思う。そのついでに,他大学の財政も分析する。比較しないと分析できない。最近はHPでデータがダウンロードできるから便利だ。それだけに,ついつい力を入れてします。分析結果については,いずれここでも触れることになるかも知れない。



2005年06月07日(火) 月曜日

 前期の後半,6月6日からの週の月曜日はしばらくつらいことになりそうだ。2時間目,特殊講義3の講師紹介。これは大したことない。問題は,3時間目「経営財務論」でこれのQ&Aという宿題を抱えながら,大阪に移動。アカデメイア大阪で,午後6時半から3時間の,社会人向け大学院「経営財務」。昨日も帰ったら11時だったが,つらかったのは,立ちっぱなしだったこと。おまけに,作業用にパソコンを持ち歩いていたから,つまり,学部の「経営財務論」のQ&A作成用に,そしてレジュメ作成用に,持ち歩いていたので,重いだけでなく,仕事も重い。

 社会人大学院「経営財務」も昨日は,受講生の皆さんの,この講義への期待を書いて貰った。読んでみると,実にさまざま。これらすべてに答えるのはほとんど無理。しかも,昨日は学部のQ&Aを書くために,感想文・質問票を読んだが,こちらの質問の中には,「あーわかってないなー」と思わせるものがあって,これはこれで気分は最悪。全体に昨日今日は精神的に厳しい。



2005年06月05日(日) 校友会

 土曜日,経営学部校友会,日曜日全学の校友会と,校友会関係のウィークエンドであった。経営学部校友会は主催側だから,朝から,常任幹事会打ち合わせ,常任幹事会,幹事会,講演会,懇親交流会と,夜まで続いた。おまけに懇親会終了後,2次会,3次会とおつきあい。

 日曜日は朝11時から全学の校友会幹事会,そして,懇親懇談会,終わってから,お二人とコーヒーを飲んでしゃべったり,という具合で,土日は時間がたった。なお残された時間で少し作業。でないと,明日の大学院講義を乗り切れない。何ともせわしない。



2005年06月03日(金) かまやつ女?

 日経ビジネス誌に『「かまやつ女」の時代』という本の書評が出ていた。そこでの指摘「身分制社会到来の予兆」という言葉に,うなずいてしまった。残念ながらそういう時代に突入していそうだ。「服は全体的にだぼだぼ,スカートではなく色落ちしたジーンズをはいて重ね着している20歳前後の女の子」がそれだそうだ。「高学歴でそこそこの企業に入り,ブランドで身を固めたキャリア系の女性との階層分化が始まったのだ」という。

 「階層上昇自体が現実に期待できなくなった」ので,本人が自由に選択しているように見えるかも知れないが,「本人の属する階層がファッションを決める時代に戻っているのだ」という。アメリカもそういう階層社会だが,奨学金などの制度が整備されているが,日本はそうではないと指摘している。社会が固定化し活力を失うと,停滞から衰退へと向かう。T先生の言われるように,少子高齢化の時代「衰退はやむを得ないとしてもイギリスのように美しく衰退したいが,日本は醜く衰退していく」のだろうか。まさにその「予兆」があちこちにころがっているが,ここにも見られる。



2005年06月02日(木) 最近

 ここでも書いているように,日曜日,最終バスに乗り遅れるまで「院生指導」(ま,夢中になったのがいけなかったのですが,そして自分としてもそれだけ面白かったわけですが)。月曜日,「経営財務論」講義が終わってから,Q&Aづくりから次回のレジュメづくりまで,遅くまでかかった。この間にも大学院の講義のことで「企業価値」問題を整理。

 火曜日午前中,4回生ゼミ,そして彼らとランチタイム・ミーティング。要するに,エポック・ラウンジでのお食事会。だから(?)いつもより出席者が多い。午後,教授会。引き続き,別の委員会。終わったら20時。研究室へ戻って,また院生指導。水曜日午前中インス会議。午後大学院「経営財務」レジュメ,パワーポイント作成。その後もそのブラッシュアップで,一日が過ぎた。そんなこんなで,すぐに時間がたってしまう。その連続だ。



2005年06月01日(水) 教材としてのライブドア

 ライブドアによるニッポン放送乗っ取り騒動とフジテレビとの和解。すでにあれから1カ月余りたった。この問題はわれわれ財務論者にとってはよい教材となる。とはいえ,それをどう論ずるか。大学院の講義でそれを取り上げようと思うと,結構厄介だ。とはいえ,取り上げないわけには行かない。そこで,その取り上げ方に頭を悩ます。まさに,去年通りのレジュメでは話にならない。大幅改訂をしなければならない。それに頭を悩ましているところだ。


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